「ディープブルー2」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（3件）

画像引用元：YouTube / ディープブルー2トレーラー映像

〔南アフリカ沖　15キロ

フカヒレ密漁船〝ネヴ〟〕

ルーとクワミという男性2人が、大海原で漁船を操舵しています。

彼らの目的は、サメのヒレ、フカヒレでした。

サメを捕まえては、ヒレ部分を取るのです。

やがて2人の耳に、無線の警告メッセージが入りました。危険区域なので、立ち入るなという内容のものです。

2人はその警告を、さほど深刻に捉えませんでした。「他の密漁船への、いやがらせだろう」と思います。

しかし、そうではありませんでした。

ルーとクワミの船に、振動が伝わります。大きなサメが体当たりしたのです。

2人の目に、隊列を組んで近づいてくる5つのサメのヒレが目に入りました。

サメがチームを組んで行動することなど、本来ならありえないので、2人は驚きます。

再び船に体当たりを食らった2人は、海へ落ちました。

クワミがサメのえじきになり、ルーも襲われます。

ルーは両手足を食われ、海へ沈んでいきました。

しばらくして、警告を発した主トレント・スレーターが海域へやってきて、もぬけの殻の漁船を見つけます。

誤って脱走してしまった、被験体のサメ、ベラをトレントは探しに来ていました。

ベラが密漁船の人たちを襲ったことは、明らかでした。

トレントはリモコンボタンを押すと、ベラたち5頭を誘導し、現場を去ります…。

〝ファイブ・オーシャン・インスティテュート〟

7歳の頃からサメに親しみ、サメの生態に詳しい若い女性ミスティ・カルフーン博士が、大学の講義で生徒たちに話をします。

映画でよくサメが人間を襲うシーンがありますが、本来サメがねらうのは、魚やアザラシです。

サメが人を襲う場合は、大抵「魚やアザラシと人間を、間違えた場合」なのです。

それを話したミスティは、昨今サメはヒレを取るために乱獲されている現実も告げました。

ミスティは乱獲されるサメを、保護する立場…サメ保護協会に所属しています。

映画によく出てくるサメで知られるのはホホジロザメですが、最も危険なサメはオオメジロザメだと、ミスティは指摘します。

オオメジロザメはサメの中で最も危険な生き物で、頭突きして獲物を失神させ、容赦なく食らいつくのです。

そのアゴの力は、ホホジロザメの10倍だと、ミスティは生徒たちに言いました。

講義の後、ミスティを訪ねる男がいました。

男はクレイグ・バーンズと名乗り、名刺を渡します。

デュラント製薬の者と分かると、ミスティは何の用事かといぶかしみました。自分の研究と製薬会社に、関連性を見いだせないからです。

バーンズは「デシュラント製薬の社長が話を聞きたがっている」とミスティに告げ、話を聞く代金として5万ドルの前金を払い、さらに依頼を引き受けてくれた場合、向こう5年間、サメ保護協会に資金を融通することを約束しました。

半信半疑ながら、スポンサーになってもらうのは悪くない条件なので、ミスティは行くことにします。

同じ頃。

サメを回収したトレントは施設に戻ると、施設の管理担当の男性・アーロンに、サメが脱走していたことを告げました。

施設の周囲には電気柵を張り巡らせており、脱走できないようにしています。

アーロンが海中カメラをチェックすると、電気柵の下に、トンネルが掘られていました。

修理が完了するのは1週間ほどかかりそうだと、アーロンは言います。

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