映画:デスフロア

「デスフロア」のネタバレあらすじと結末

デス・フロアの紹介:2017年製作のイタリア映画。エレベーターという密室を舞台にしたゾンビ映画。クラウディオはクライアントとのミーティング直前に、エレベーターに閉じ込められてしまう。閉所恐怖症の彼は一刻も早く脱出しようと試みるが、エレベーターの外では謎の致死ウィルスが蔓延していて…。

あらすじ動画

デスフロアの主な出演者

クラウディオ・ヴォローナ(アレッサンドロ・ロヤ)、マルチェッロ(クラウディオ・カミッリ)、マルタ(エウリディーチェ・アクセン)、シルヴィア(ベネデッタ・チマッティ)、サラ(ビアンカ・フリスセッリ)、リカルド(ロベルト・スコット・パグリアーラ)、ロレーナ(カロリーナ・クレセンティリ・声のみ)

デスフロアのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①クラウディオは仕事相手との会議へ向かう途中、エレベーター内に閉じ込められてしまう。閉所恐怖症のクラウディオは早く出たいとエレベーター内のボタンを押し、管理会社と話をするが、外部の世界ではゾンビの感染、発症が起きていた。 ②大量に発生したゾンビが人を襲い、街が混乱に陥るのを知りながら、クラウディオはどうすることもできない。翌日妻の無事を知ったクラウディオはなんとか脱出し、軍に保護された。

【起】- デスフロアのあらすじ1

(原題『In un giorno la fine』=『終わりの日』、世界の終わりを意味する)

イタリア・ローマ。

クラウディオ・ヴォローナは、有能なビジネスマンでした。
妻・ロレーナと結婚して5年経過するクラウディオは、あちこちで浮気しています。

専属の運転手の若者・リカルドがクラウディオを車に乗せ、会社まで行くまでの間、権力を持つクラウディオに媚を売ります。
昨年大学を卒業したリカルドは、クラウディオにいい仕事がないかと聞きますが、クラウディオはスルーしました。
リカルドがラジオのニュースを流そうとしますが、書類に目を通しておきたいクラウディオは、ラジオを止めるよう言います。


その時。
つけかけたラジオニュースでは、暴動の話が出ていました。
市内の各地で一斉に襲撃事件が発生し、少人数のグループが複数個所を襲い始め、多くの行方不明者が出ているという報道です。
テロか何か分からない…というこのニュースは、ゾンビ発生の知らせだったのですが、クラウディオは耳を貸さないままでした。


パノプティコム社に到着したクラウディオは、これから大事な会議を行なう予定です。
エレベーターの中で一緒になった女性と、ヨリを戻したがったクラウディオは、振られました。浮気ばかりしていることに、女性はうんざりしていました。
女性は途中でエレベーターを降り、クラウディオは10階へ行く予定です。

エレベーターの中で、電話が鳴りました。妻のロレーナからです。
昨夜から起きている襲撃事件についてロレーナが不安を訴え、「牛乳を買ってきてほしい」と頼みますが、クラウディオは怒りました。これから大事な会議なのに、そんな用件で電話をかけてくるなと切ります。
直後、エレベーターが6階と7階のあいだで停止しました。
閉所恐怖症のクラウディオは、不安になります。


エレベーター内のボタンを押し、管理会社に問い合わせをすると「屋上にある発電機に問題があるようだ。今から向かわせる」という言葉が返ってきました。
発電機に関しては、つい2か月前にも同じトラブルが発生し、発電機を交換したばかりなのですが、管理会社に聞くと「別の発電機に問題が起きた」そうです。

クラウディオは秘書のサラに電話をし、これから会う相手・サンティに待っておいてくれと頼みました。
空調に不具合はないので、クラウディオはエレベーター内でタバコを吸います。

狭い場所で閉じ込められたクラウディオは、一刻も早く出たいと思い、再び管理会社に問い合わせます。
見えないのですが、エレベーターの外で何か騒ぎが起きていると知ったクラウディオは、管理会社に聞いて、屋上の作業員の携帯電話の番号を教わり、せかします。
作業員との通話の最中、「アントニオ、ヤバイ、逃げろ」という声をあとに、電話が切れました。
何が起きているのか分からず、クラウディオは不安になります。


状況を把握したいクラウディオは、また管理会社に連絡を取ろうとしますが、もう誰も応答しませんでした。
閉じ込められた状態でイライラしたクラウディオは、扉を開けようとします。
内扉は簡単に開きましたが、問題は外の扉でした。
なんとか力任せでこじあけ、上半分、7階部分が上部に見えるようになります。

開けられたのは、幅20cmほどでした。顔は入りますが、身体は抜けません。
脱出を果たせないクラウディオは、せめてものつもりで声を挙げ、助けを呼びます。

【承】- デスフロアのあらすじ2

携帯電話に着信がありました。妻のロレーナからです。
ロレーナは、誰かが玄関を叩いていると言い、電話線が切られていると告げました。
その際にロレーナが、「テレビニュースでおかしな人たちが、女性記者を襲っていた」と言います。
電話を一旦切ったクラウディオは、気になってスマホで襲撃事件について調べてみました。
するとすぐそばのフロアで、バタバタと人が走る音が聞こえます。


助けてもらおうと声をあげかけたクラウディオは、目の前で人が、凶暴化した人物に襲われるのを見てあぜんとします。
どうやらそれは、ゾンビ化した人たちのようでした。クラウディオは動転します。

妻のロレーナ宅へ向かわせた部下・ステファノから電話があり、「道路が封鎖されている」ということばを最後に、連絡が途絶えました。
管理会社とも、秘書のサラとも、妻のロレーナとも連絡が取れないので、クラウディオは別の意味で焦り始めます。
今までは「エレベーターに閉じ込められて怖かった」のですが、今度は「何が起きているのか分からなくて怖い」のです。
しかし、ゾンビのような者がいることは、この目で見て理解していました。


浮気相手の女性がエレベーターの扉から顔を突っ込みますが、女性が感染しているのを見たクラウディオは、手すりをはがしてその棒で撃退します。
棒で遺体をエレベーターの外に押しやり、カバンの中に入れてあった水を出して、クラウディオは飲むと顔についた血をふきました。
エレベーター内部の血が気になるので、資料をばらまき、血を紙に吸わせます。
そうしておいて、スマホを再び手に取りました。

警戒していると、シルヴィアという女性がエレベーターの前にやってきます。
シルヴィアは感染していませんでした。
隠れたいシルヴィアは、エレベーターの中に入りたがりますが、隙間からは入れません。
クラウディオはシルヴィアに、大声をあげるとゾンビを呼んでしまうから、静かにしていろと言うと、手すりを使って隙間の幅を広げようとしました。
しかし隙間の幅は広がらず、シルヴィアを入れるのは無理でした。
そうしているうちにゾンビがやってきて、シルヴィアは逃げます。

男のゾンビがやってくると、エレベーターの隙間からクラウディオを襲おうとします。
クラウディオは慌てますが、シルヴィアがゴルフクラブを持ってきて逆襲しました。ゾンビは倒れます。
ほっとしたのも束の間、シルヴィアは背後から別のゾンビに襲われ、ひきずられていきました。


スマホを手にしたクラウディオは、外の様子を調べます。
ゾンビに対し軍隊が出動しているというニュースが、報道されていました。
妻のロレーナに電話すると、繋がります。安心したクラウディオは、ロレーナが話題にしていた、報道の女性記者が襲われる動画を見たと話します。
通話の途中にロレーナのところへ人が来たらしく、ロレーナの悲鳴を最後に、通話は終了しました。
クラウディオは頭を抱えます。

【転】- デスフロアのあらすじ3

眼鏡をかけた中年男性がエレベーターのところへやってくると、入れてくれとクラウディオに頼みました。
正常な人間に見え、入れたいのはやまやまですが、隙間が開かないのだとクラウディオは答えます。
男性は、ゾンビに追われて逃げました。
秘書の女性・サラが追われているのを見たクラウディオは、音を立ててゾンビたちをひきつけようとしますが、ゾンビたちはサラを追っていきました。

エレベーター内でスマホ片手に、襲撃の動画を見たクラウディオは、すさまじい形相の人たちに市民が襲われている様子を見ます。
それは、今まさしくクラウディオがビル内で見た人たちと、全く同じでした。
外の世界ではゾンビが大量発生していると、クラウディオは知ります。


エレベーター内に停電が起き、クラウディオは驚きます。
外にゾンビが立ち、クラウディオはピンチかと感じましたが、ゾンビに発砲した者がいました。
発砲した人は、警官のマルチェッロという男性です。
マルチェッロは「警察は俺だけだ。本部とは連絡が取れない」とクラウディオに答えます。

マルチェッロはクラウディオを、エレベーターから救出しようと考えました。
クラウディオに発電機の場所を聞いたマルチェッロは、無線機と拳銃を渡すと、無線で誘導してくれと言います。
停電を復旧させるのが、マルチェッロの第一の作戦です。

マルチェッロはクラウディオの指示に従って9階まで上りますが、そこから先にゾンビがいるので進めないと言います。
クラウディオは記憶を頼りに、9階の外に作業用の足場が組まれていたことを告げました。
マルチェッロは足場を使って上階へ行き、エレベーターの電力を復旧させます。


マルチェッロが戻ってくるのを待つあいだ、クラウディオは外扉がなぜ開かないのかチェックします。
見ると、扉の奥に何かストッパーのような障害物があり、それが邪魔をしているのだと判明しました。
ゾンビが襲ってきたので、クラウディオは勇気を振るって拳銃を発砲し、ゾンビを撃退します。

その後もエレベーターの外を通過する者がいますが、誰もクラウディオに気を払う者がいません。
通る正常な人はみな、自分たちを追ってくるゾンビに気を取られていました。
外界から隔てられたクラウディオは、疎外感を抱きます。


夕方。
呆然としていたクラウディオのエレベーターの天板から、マルチェッロが入ってきました。
連絡がふっつりと途絶えた、マルチェッロが無事だったこと安堵したクラウディオですが、マルチェッロは無事ではありませんでした。
ゾンビと格闘し、ふとももを噛まれていました。発症も時間の問題です。

クラウディオは幾度もタバコを吸おうとしていましたが、ライターのオイルが切れて点火しません。
それを見たマルチェッロは、「2年前に禁煙したんだが」と言いながら、持ち歩いていたライターを差し出します。
クラウディオがタバコを吸うのを見て、マルチェッロも欲しがりました。クラウディオは火を付けたタバコを渡すと、自分用に新たなタバコを出します。

【結】- デスフロアのあらすじ4

警官マルチェッロは「感染源は動物で、変異したウイルスが、一気に人間のあいだで広まった情報くらいしか知らない」と言います。その情報すら、事実かどうか分からないと付け足しました。
マルチェッロはいつも通り朝8時に出勤して、パトロールの任務に就いたのですが、午前10時にはすでに、仲間と連絡が取れなくなっていたと言います。
マルチェッロには結婚して2年の妻・キアラがおり、妻は警察用の避難シェルターに逃げ込んだことを確認したと告げました。


マルチェッロは拳銃に弾を込めると、クラウディオに渡して「俺が眠りについたら、頭を2発撃て」と指示します。ゾンビになりたくないから、代わりに殺してくれという意味でした。
クラウディオが拒否すると、マルチェッロは「化け物になるのは嫌だ、ダメなら自分でやる」と言い、すぐさま拳銃自殺をしようとします。
それを制止したクラウディオは、マルチェッロに殴られました。


夜になりました。
マルチェッロの傷口から白い汁が湧きだし、耳から血を出しているのを見たクラウディオは、マルチェッロに話しかけます。
マルチェッロにすでに理性がないと分かったクラウディオは、発砲して殺しました。言われたとおり、頭に2発撃ちこみます。
しかしその際に、クラウディオもふとももにけがをしました。

銃声を聞きつけたゾンビが、エレベーターの外に集まります。
クラウディオはやけになり、銃撃して撃退しました。エレベーターの前には、ゾンビの死体の山ができます。


早朝。何かの物音がします。
クラウディオは救助が来たのかと思いますが、単にスマホに登録した、朝7時のアラーム音でした。落胆します。
するとまたスマホが鳴りました。今度は着信で、未登録番号からのものです。
いぶかしげに電話を取ったクラウディオは、妻・ロレーナの声を聞きました。驚きます。

ロレーナは襲撃に遭遇した直後、外へ逃げて軍隊に保護されていました。妻も無事で、軍隊も健在だとクラウディオは知ります。
クラウディオはまだエレベーターに閉じ込められていることを告げますが、通話の途中で携帯の電池が切れました。がっかりします。

マルチェッロの遺体を踏み台にし、クラウディオは外扉の上部についている、ストッパーを外しました。
外扉が開きます。
覚悟を決めて這い出したクラウディオは、エレベーターの外にできた死体の山を踏みながら歩きます。
腕時計を拾ってはめたクラウディオは、ショットガンを持ち、上着を羽織りました。


1階まで階段でおりたクラウディオは、そこで両膝のないゾンビと遭遇します。
ゾンビを撃とうとしますが、弾切れでした。歩けないゾンビは這っており、クラウディオは頭部を踏んで殺します。

外へ出て歩いたクラウディオは、運転手のリカルドも死んでいるのを確認しました。
街にはあちこちに死体が転がっており、しかし静かな様相を呈していました。
飲み物を手に入れたクラウディオは、直後に女性ゾンビに襲われます。
絶体絶命かと思われた瞬間、女性ゾンビが目の前で銃弾を受け、倒れました。

音がした方を見ると、建物の屋上に狙撃兵がおり、軍隊が正常な人物とそうでないものを見極めようとしています。
クラウディオは両手を振り、軍に助けを呼びました。
上空から見た首都ローマは、あちこちから火の手と炎があがり、壊滅状態に陥っています…。

みんなの感想

ライターの感想

イタリア発のゾンビ映画。そしてどうやら、首都ローマはほぼ壊滅状態に陥っている。
しかしそれが判るのはラストシーン。建物から煙があがっている、そのシーンでかろうじて理解可能。
あとはひたすら「主人公・クラウディオがエレベーター内部に閉じ込められて、ああでもないこうでもない」としている様子を、えんえん見せられる。
発想は奇抜というか、想像のななめ上でした。外ではゾンビが襲う阿鼻叫喚の景色なのに、エレベーター内に閉じ込められているおかげで、襲われもせず無事。
その設定はむしろ斬新ではあった。あったけど…主人公は基本、なにもしない。活躍しない。
たまたま閉じ込められたから助かったというもので、ちと退屈だった。

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