映画:デッドウィッシュ

「デッドウィッシュ」のネタバレあらすじと結末

デッド・ウィッシュの紹介:2018年製作のアメリカ映画。「ファイナル・デスティネーション」の脚本家ジェフリー・レディックが製作・脚本・原案を担当したスリラー。父の葬儀で帰郷したアーロンは、亡き父が営んでいた骨董品店で、謎めいた壺を発見。これをきっかけに、彼の周囲に想像を絶する死が襲い掛かる……。

あらすじ動画

デッドウィッシュの主な出演者

ケイト・ハモンド(リン・シェイ)、アーロン・ハモンド(マイケル・ウェルチ)、リサ(メリッサ・ボローナ)、リネット(スペンサー・ロッキー)、コリン(トニー・トッド)、デレク(カイウィ・リマン)、ジェレミー(ジョナサン・ダニエル・ブラウン)、タイロン(ジーン・エリー)、イエーツ(クリストファー・モレイ)、チェスター・ハモンド(ラリー・プール)

デッドウィッシュのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①父の死で故郷に戻ったアーロンは、願いごとが叶うようになって驚く。金が手に入り顔が美しくなり、好きな女性・リサを口説いたアーロンは、父が生き返ったのを見ておかしいと思う。 ②父の持つ古い骨壺は、悪霊・ジンが取りついたものだった。ジンが願いを叶える代わりに力を増していた。アーロンは死亡、骨壺はリサに渡る。

【起】- デッドウィッシュのあらすじ1

デッドウィッシュのシーン1 …満月の夜。
デートから自宅へ戻ってきた若い女性・リネットは、洗面所で手を洗います。
時刻はもう深夜ですが、屋敷の中でかすかな物音が聞こえたので、音のほうへ移動します。
リネットは両親と暮らしていました。
両親が起きて来たのかと思ったリネットが、物音のほうへ行くと、とんでもない光景を目にします。
父・ウィリアムズが日本刀を持って立ち、かたわらには、ふたつに分断された母の遺体があったのです。
リネットは絶叫しました…。
(このシーンはあとで出てくる。その際に詳細が明かされる)


アメリカ・イリノイ州シカゴ。

アーロン・ハモンドはニューヨークで法科大学を出て、苦労して弁護士の資格を得ました。
就職活動にいそしみますが、残念ながら、弁護士資格を持っているだけでは就職がおぼつかない状態です。
その日、サックスという女性の事務所へ面談に行きますが、名門大学を出ていないということで、断られました。
アーロンは落胆します。

弁護士資格を持っているのに、アーロンはカフェで働いて生活費を得ていました。
暮らしぶりは楽ではありません。
帰宅したアーロンは、家主から「滞納した家賃3000ドルを払え」と迫られ、困ります。
その矢先に、父の死を親友の女性・リサからの着信で知り、アーロンは故郷へ行きます。


アメリカ・オハイオ州ジャクソン。

故郷へ一時帰省したアーロンは、滞納した家賃3000ドルを工面しようと考えていました。
実家の隣人・イエーツと会ったアーロンは、隣人の飼い犬、ジャーマンシェパードのパディントンを嫌います。

久しぶりに母・ケイトと会ったアーロンは、父・チェスターの死を嘆く母をなぐさめました。
アーロンはひとり息子でしたが、両親に寄りつかず、このところ疎遠にしていました。
父の死を知らせてくれた女友だち・リサが家に来たので、アーロンは話をします。


アーロンはリサのことが好きでした。
しかしリサは、アーロンが都会で弁護士の資格を取っているあいだに、この地元でデレクという保安官の同級生と結婚しており、アーロンは落胆します。
デレクは高校時代にアメフト選手をしており、いわばイケてる男性でした。
対照的にアーロンは冴えない男で、仕方がないのかと思います。

地元に残っている同級生の男・タイは、リサの相談を受けていました。
デレクは保安官であるものの、素行があまりよくなくて、アーロン同様、リサに思いを寄せるタイは、リサに親切にしています。


父の葬儀の後、アーロンは父の所持品をガレージセールで売ろうとしました。
ひとつには、たまった家賃を払うために現金を得たいからですが、ガレージセールをする理由に「父がたくさんの骨とう品を持っているから」というのもあります。
それらを一気に処分したほうがらくだと思ったのですが、母・ケイトは夫の私物を勝手に処分しようとする息子に怒りました。
アーロンはガレージセールを中止します。

父の骨とう品の中に、古めかしい壺がありました。
どうやら骨壺のようで、アーロンは売ろうと画策します。
画像を撮影してネットオークションに出品しようとしますが、画像をパソコンに取り込んだとたん、パソコンは不調になりました。
アーロンは金がないことをぼやきます。

【承】- デッドウィッシュのあらすじ2

デッドウィッシュのシーン2 そこへ昔からの親友・ジェレミーがやってくると、飲みに誘いました。
ジェレミーは骨壺を見て「気味の悪い骨壺だな」と言います。
バーへ行ったジェレミーは、リサが幸福な暮らしをしていないと言い、アーロンをけしかけました。
リサの化粧が濃くなったことを指摘したジェレミーは、デレクがリサに暴力を振るっている可能性を指摘します。
そして一足先にジェレミーは帰宅します。

直後、バーにデレクがやってきました。
アーロンは先ほどジェレミーから聞いたDVのことが頭にあったので、デレクに注意します。
しかしデレクはアーロンに、口出し無用だと返しました。
言い返せずにいたアーロンは、帰り、ガソリンスタンドの雑貨店でふとクジを引きます。
1回目は外れますが、なんとなくもう1回引くと、なんと5000ドルが当たりました。
これで家賃3000ドルの工面がつきます。


帰宅したアーロンに、母・ケイトが「あと数日そばにいてくれ」と頼みました。
昼間ガレージセールで当たり散らしたことを母が詫び、アーロンも和解します。

夜中、隣人の犬・パディントンが騒がしく鳴きました。
もとからパディントンを好ましく思っていないアーロンは、鳴き声で目覚めたこともあり、毒づきます。

翌朝。
隣家のイエーツがやってくると、アーロンに怒ります。
パディントンが惨殺されたのです。
イエーツはアーロンのしわざだと思っていました。


昼間にリサと会ったアーロンは、デレクのことで揉めます。
アーロンはリサに、デレクがイケてたから結婚したのだろうと毒づきました。
リサが去ったあと、アーロンは自分の顔がイケてたらよかったのにと、ぼやきます。
直後、アーロンは友人・タイの車に轢かれました。
(※)

高速で轢かれたので、アーロンの顔は大ケガを負います。
顔の再建手術を行なったと医者が言いました。本当ならば死んでもおかしくない事故だったとのことです。
包帯で顔をぐるぐる巻きのアーロンは、自分を轢いた相手・タイに謝罪されました。
タイは、リサの相談に乗って何度か会っているうちに、デレクに目をつけられたと言います。

同じ頃。
アーロンから注意されたデレクは、「リサが暴力をタイに告げ、それをアーロンが聞いた」と受け取っていました。
デレクとリサは口論します。ふたりの結婚生活はうまくいっていませんでした。


アーロンの退院の日。
包帯を取ると、アーロンのケガは完治していました。
傷がないどころか、アーロンは完璧に美しい顔になっています。
自分の顔を見たアーロンは、うれしくなりました。

【転】- デッドウィッシュのあらすじ3

デッドウィッシュのシーン3 帰宅したアーロンは母が落ち込んでいるのを見て励まします。
母が元気になってほしいと願ったアーロンは、翌朝、母が異様なまでにハイテンションなのを見て、不安になりました。
母は情緒不安定なようで、その明るさは病的な感じです。
リサがやってきて、母のことを心配しました。

リサを連れて町へ行ったアーロンは、リサをくどきます。
顔に自信が持てたアーロンは、デレクはふさわしくないと言い、リサも心を動かされました。
直後、ジェレミーと会ったアーロンは、ジェレミーが骨壺を買いたいというのを聞きます。


帰宅したアーロンは、母が納屋で死んだはずの父と踊っているのを見て、大いにショックを受けました。
父親は死者の姿のままです(土葬なのでそのまま墓から出て来たらしい)。

アーロンはここへきてようやく、いままでのできごとがおかしいと気づきました。
金が欲しいと思うと大金が手に入り、犬がうるさいと思うと死に、顔がイケてないと思うと事故で美しくなり、母に元気を取り戻してほしいと思うと、父が蘇ってきた…これらはすべて、あの妙な骨壺のせいなのだと、アーロンは気づきます。

骨壺を欲しがっていたジェレミーが手掛かりを知っていると思ったアーロンは、ジェレミーの家に行きます。
するとジェレミーの母・マッキーが出てくると、ジェレミーは去年、車の事故で他界したと言いました。
ジェレミーの死を聞かされたアーロンは、墓地へ行って本当にジェレミーの墓があると知ります。
墓地にジェレミーが現れると「死というのは転移に過ぎない」とアーロンに言いました。

アーロンはリサに、すべてを打ち明けます。
リサは協力を誓い、アーロンを図書館司書・コリンのところへ連れていきました。

コリンは骨董帳簿をつけており、アーロンの父・チェスターの取引名簿一覧を作っています。
父の葬儀の時、コリンはロンドンへ骨董の買い付けに行っており、顔を出せませんでした。
それを詫びたコリンは、問題の骨壺は、父が病気になる直前に買っていると言います。
(裏を返せば、骨壺を手に入れたから父は病気になった)


…骨壺は、考古学者のウィリアムズが、イラクで発掘したものでした。
古代メソポタミア時代のもので、悪霊・ジンを追い払う儀式に使われる壺でした。
そして、この壺こそが力を持っているのです。
壺を手に入れたウィリアムズは、それ以後、願うことがすべて叶いました。
ある日、ウィリアムズは妻を殺し、自分も舌を噛みます。
そこへ娘のリネットが帰宅し、父を救いました。
リネットが救急を呼ばなければ、父は死んでいただろうと、コリンは言います…。

(これがオープニングの詳細。さらに背後の事情はリネットから)

【結】- デッドウィッシュのあらすじ4

デッドウィッシュのシーン2 コリンからリネットの連絡先を聞いたアーロンは、会いに行くつもりです。

夜。
急にアーロンの家の一帯だけ、急な風と嵐が襲いました。
隣人のイエーツが転び、石で後頭部を打ちます。
イエーツは生きていましたが、落ちて来た枝に串刺しになり絶命しました。
警察がやってきて、捜査します。


アーロンとリサは翌日、リネットのところへ行きます。
リネットも、父・ウィリアムズも生きています。
ウィリアムズは車いすに乗った状態で、精神病院に収容されていました。

ウィリアムズは舌を切ったので、しゃべることができません。
代わりにリネットが筆談で、父とアーロンの橋渡しをします。


…壺は、持ち主の願いを叶えるものでした。
しかし、7つ願いを叶えたあとは、持ち主の命を奪うのです。
願いを叶えるたびに壺は魔力を増します。
アーロンについている悪霊・ジンは、死んだジェレミーの姿を借りていました。
アーロンの願いを叶えるたびに、ジェレミー(ジン)は力を得ているのです。
考古学者のウィリアムズは、これ以上願いごとをしないようにと思って、それで自分の舌を切ったのでした。

それを聞いたアーロンは、自分がいま、4つ願いごとをしたと思っています。
(クジ、犬、顔、母の元気)


リネットとウィリアムズの話を聞いたあと、ダイナーでリサはアーロンに、もうこれ以上願いごとをしないようにと言いました。
アーロンも頷きますが、無意識で願うことは、なかなかできません。
ダイナーで、ジュークボックスの曲が勝手に流れます。
アーロンは、自分がその曲を聞きたいと願ったからだと思うと、どうしようもありませんでした。
そばではジェレミーが、自分を見てほほえんでいます。

帰宅すると、母が納屋で首つり自殺をしていました。
アーロンはリサを帰し、警察へ通報します。
(保安官のデレクが夫なので、さきにリサを帰した)
悲しむアーロンの前にジェレミーが現れると、いろんな人の姿に変身できると告げます。
ジンはアーロンに、願い事はないのかと誘惑します。
アーロンが本当の姿を見せろと言うと、ジンは姿を見せました。
木のうろのような顔をしています。


拳銃自殺をしようとしたアーロンに、来客があります。
デレクがやってくると「リサに近寄るな」と言いました。
アーロンは反射的に、デレクがいなくなるよう願ってしまいます。
これこそが、ジンの狙いでした。

同じ頃。
ニセのリサ(正体はジン)がタイのところへ行き、話をします。
アーロンとの交通事故を起こしたタイは保釈されていますが、デレクがうその証拠を作り、保釈を取り消そうとしている…と言いました。
それを信じたタイは、デレクのところへ行き、射殺します。

本物のリサはその時自宅でお風呂に入っていました。
タイはリサを反射的に撃ってしまい(致命傷ではない)、その後、拳銃自殺します。


そこへアーロンがやってきました。
すべて自分のせいだと思ったアーロンは、「あの日に死にたい」と思います。
タイに撥ねられた日に戻って死にたいと考えたアーロンは、本当にその日に戻り、死にました。
(つまり※以後のことは、なかったことになる)


…後日。

ケイトはガレージセールをして、家のものを処分しています。
そこへリサがやってくると、デレクと別れてシカゴへ行くと言いました。
ケイトもニューメキシコ州のサンタフェへ移り住むそうです。
ケイトはリサに、骨壺を渡しました。
(骨壺は健在なので、惨劇は続きそう)

みんなの感想

ライターの感想

…ムードは買う。けれども、細部の詰めが甘い作品。
悪霊の露出もあり、まずまずの出来ではある。
しかしたとえば「願い事を叶える」…どの程度叶えたらカウントされるのかが判らない。
クライマックスでアーロンが「正体を見せろ」とジンに言い、ジンが姿を現すのだが、…厳密にはそれも願い事にならないのだろうかと、つい突っ込んでしまった(笑)。
考古学者のウィリアムズは、願い事を言わないように舌を切ったのに、アーロンは思うだけでかなってる?(ノーカウントのところもあるっぽいけれど)
雰囲気はホラーとしてよい。インシディアスのリン・シェイさんが出てくるので、それだけでも得した気分。

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