「デッドノートデスノート」のネタバレあらすじと結末の感想

ホラー映画

デッド・ノートの紹介:2014年製作のイギリス映画。公開時のタイトルは『デス・ノート』。謎の男を拘留したことで、地獄と化していく様子を残虐描写たっぷりに描くサバイバルホラー。物語の中心人物となる女性警官を『ザ・ウーマン』などのポリアンナ・マッキントッシュ、謎の男をテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズなどのリーアム・カニンガムが演じる。

予告動画

デッドノートデスノートの主な出演者

アレクサンダー・モンロー(リーアム・カニンガム)、レイチェル・ヘギー巡査(ポリアンナ・マッキントッシュ)、マクレディ巡査部長(ダグラス・ラッセル)、ジャック・ワーノック巡査(ブライアン・ラーキン)、ジェニファー・マンディ巡査(ハンナ・スタンブリッジ)、ダンカン・ヒューム医師(ニーアル・グレイグ・フルトン)、ラルフ・ベズウィック(ジョナサン・ワトソン)、フランシス・サーギソン〔シーザー〕(ブライアン・ベルネル)、マルヴェイ(ジェームズ・マクレディ)

デッドノートデスノートのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①田舎町に配属になった新人警官レイチェル。配属の挨拶より先に男性を轢いた青年シーザーを逮捕し拘留。牢には妻に暴力を働くラルフ先生がおい、男性・アレクサンダーとヒューム医師が呼ばれた。 ②レイチェル以外は何らかの罪を犯しており、全員死亡。アレクサンダーは死神。レイチェルは乞われてアレクサンダーの相棒となることを決意。

【起】- デッドノートデスノートのあらすじ1

イギリス。田舎町、インヴェリー(注:実在しない)。
19:00。
新任の女性警官レイチェル・ヘギー巡査は、配属されて初めての出社日でした。初出社で、初の夜勤仕事です。
夜に歩いて刑務所まで出勤する最中、レイチェルは若い青年・シーザーが黒いコートの男を轢く現場を目撃しました。
ところがレイチェルが確認すると、轢いた男性の姿はありません。ただ、シーザーの乗る車のヘッドライトには血痕が残っていました。レイチェルはシーザーを逮捕して警察署に連行します。
配属のあいさつをするレイチェルに応対したのは、中年男性のマクレディ巡査部長でした。勤務歴25年のベテラン刑事です。
ほかに警察署では、妻子持ちの男性・ワーノックと若い女性・マンディがいました。ワーノックは妻帯者ですが、マンディと勤務中にカーセックスする仲です。
レイチェルは配属早々、ワーノックとマンディに捜索願を無線で依頼しました。身長180cmのヒゲを生やした白人を探してくれと言います(シーザーが轢いた相手)。
シーザーは聴取を受けますが反抗的な態度を取ったため、ひと晩留置所に入れられます。
留置所には妻に暴力を振るっては逮捕され、翌朝、妻に迎えに来てもらう、いわば常連のラルフ先生が収監されていました。
ラルフ先生とシーザーは斜め向かいの房に入れられます。
該当する人物を連れてマンディとワーノックが戻ってきて、レイチェルと初めて会います。その男性は頭部に軽いけがを負っていました。
レイチェルは男性に話しかけ、マクレディ巡査部長も問いかけますが、男性は答えません。医者が呼ばれます。
21:05。
ヒューム医師が手当てをし、男性はシラフで、けがも軽傷と診断しました。異常はありません。
アレクサンダーの所持品検査が行なわれますが、持っているのは1冊の手帳だけで、携帯電話も身分証明もありませんでした。マクレディ巡査部長は精神病院へ連絡しろと言います。
ヒューム医師がこの町は田舎だと言うと、男性が「それに陰気だな」と初めて言葉を発しました。精神が錯乱しているわけでもなさそうです。
その男性が言葉を発すると、幻影を見たヒューム医師は何かを知っていると察知して、男性にハサミを向けて襲いかかりました。
周囲が制止し、ヒューム医師も留置所に入れられます。
男性の指紋を採取したマクレディ巡査部長が調べ、ポート・グラスゴー在住のアレクサンダー・モンローと判明しました。ただしアレクサンダーは1993年に火事で79歳で死亡しています。

【承】- デッドノートデスノートのあらすじ2

マクレディ巡査部長は、アレクサンダーに「なぜ医者に襲われたのか」と質問しました。アレクサンダーは「真夜中が迫っているから」と答えます。
「罪は血で償われる」と言ったアレクサンダーの言葉を引き継ぎ「そして我々は、我を探せし者、我を殺せん…キリスト教の旧約聖書だな」と言いました。
マクレディ巡査部長もアレクサンダーと接すると幻覚が見えて、地下の留置所に入れろと指示します。
アレクサンダーと会話を交わしたり、アレクサンダーの私物に触れたりした者は、過去に犯した自分の罪が脳内にフラッシュバックしました。
留置所に入れられたアレクサンダーは、房に入っている人たちに「誰から始める?」と聞きます。
ワーノック巡査はヒューム医師の家に電話しますが、もう1時間以上通話中でした。ワーノックとマンディはヒューム夫人のところへ事情聴取に行きます。
ついでマクレディ巡査部長が、アレクサンダーのことを調べに出かけました。新人のレイチェルはいきなり1人で4人の容疑者の面倒を見ます。
22:10。
レイチェルはアレクサンダーが所持していた手帳を調べます。そこには、人物の名前が列挙されていました。
人物を検索すると、全員今までに死亡している人ばかりでした。
レイチェルは気づきませんが、ページの後ろの方には、ヒュームやワーノックやマンディの名が連なっています。
アレクサンダーはまず、妻に暴力を振るうラルフ先生に話しかけます。ラルフ先生はいつも翌日には妻に許されて帰りますが「しかし代償は払わねばならない」とアレクサンダーに言われました。
ラルフ先生はアレクサンダーに罪を問われているうちに歯が抜け、「私は誰を憎んでいるのか」と自問します。
異変を感じたシーザーが呼び出しボタンでレイチェルを呼びました。レイチェルが駆け付けると、ラルフ先生は自分で自分の頭を檻にぶつけており、レイチェルが檻を開けると倒れます。
ヒューム医師が「診察するから檻から出せ」と言い、レイチェルは出しましたが、ラルフ先生は頭部の損傷で死にました。レイチェルとヒューム医師は、ラルフ先生の遺体を1階に運びます。
死体を置いた後にヒューム医師が逃げようとしたので、レイチェルはヒューム医師を殴って後ろ手に手錠をつけ、再び牢に入れました。
ヒューム夫人の家に行ったマンディとワーノックは、妻子がヒューム医師に惨殺された現場を発見します。妻は血だらけで天井からぶら下がっており、子どもの刺殺死体とバラバラ死体がありました。

【転】- デッドノートデスノートのあらすじ3

ヒューム医師は「患者が毎日死ぬ」ことに不満で、死ぬくらいなら殺してしまえと思って凶行に及んでいました。
…便宜上、先に種明かしをします(その方が分かりやすいので)。
アレクサンダーと接した人は、自分が犯した過去の罪が脳内にフラッシュバックします。そして過去の罪が一定の重さ以上に達した時に、罰が下されるのです。
この日、インヴェリーの警察署に集まった人たちは、1人を除いて皆いろんな罪を背負っていました。
ラルフ先生は妻への度重なる暴力という罪で死にました。ヒューム医師は、妻子を惨殺した罪です。
シーザーはアレクサンダーを轢いた罪で留置されていますが、本当はその直前に別の同級生の少女を轢いています。
草むらでまだ息がある少女をシーザーは見たのですが、罪の露見が怖くて、見捨てて立ち去っています。
マンディとワーノックは、過去にマルヴェイという男性の尋問の際に、拷問して殺した過去がありました。
マクレディ巡査部長は隠していますが実はホモでSMプレイが好きで、複数の男性を拘束して痛めつけていました。うち1人は確実に殺し、風呂場に死体を隠しています。
マクレディはアレクサンダーと会って脳内にフラッシュバックしたのを、男性たちが告げ口したのかと思って、拘束した部屋に詰問しに行っていました。
唯一罪がないのはレイチェル巡査でした。彼女は過去に連続少女監禁殺人犯に監禁されていた被害者で、恐怖を克服して逃げた過去があります。
トラウマを克服したレイチェルは、正義感から警官になったのでした。
アレクサンダーはかつて天国の住人でした(天使のようなもの)が、罪を犯した人間は裁かれるべきと考えており、そのために天国を追われた身でした。
現在は死神のような存在で、人の罪が分かるため、人間界におりてからは罪の深さによって人に裁きを与える仕事をしています。
レイチェルは無罪で、この段階ではまだシーザーは死に値する身ではありませんでした。草むらに放置した少女はまだ死んでいないからです。アレクサンダーはそれをほのめかし、「今なら救えるぞ」とシーザーに言いますが、面倒は嫌だとシーザーは告白を躊躇します。
…さて、ヒューム夫人たちの遺体を見つけたマンディとワーノックは、警察署に戻って来るとヒューム医師を引き立て事情を聞きました。事情聴取の名目で、ワーノックはヒューム医師に暴力を働き、マンディはレイチェルに銃をつきつけられています。

【結】- デッドノートデスノートのあらすじ4

23:30。
ヒューム医師は机の足に右目を貫かれ、息絶えました。同じ頃、留置所にいるシーザーの指の爪が折れます。
ワーノックとマンディは口裏を合わせようと言いますが、レイチェルは拒否します。この先職場でうまくやっていきたければ協力しろと言われたレイチェルは、シーザーの呼び出しボタンに呼ばれて地下へ行きました。
シーザーはレイチェルに、少女を轢いたことを告白します。ライトの血痕はその少女のものだとも告げました。シーザーは告白しましたが、少女は2分前に死んだとアレクサンダーは言います。
アレクサンダーは「ワーノックとマンディが、君の殺害を計画している」と告げ、1階に戻るとレイチェルは襲われて戦い始めました。
23:41。
ワーノックとマンディに襲われたレイチェルが戦っていると、そこへ上半身裸で有刺鉄線を巻いたマクレディ巡査部長(磔にされたイエス・キリストを意識していると思われる)が、ショットガンを持って乱入します。
マクレディ巡査部長はワーノックの股間を撃って殺しました。レイチェルとマンディはさっきまで戦っていましたが、今度は協力して女性2人で物置に逃げます。
マクレディ巡査部長は破壊槌でドアを壊し始め、レイチェルとマンディは「突入の瞬間を狙って脱出しよう」と話しあいます。ドアが開いた瞬間、マンディは左腕を、レイチェルは右腹を撃たれますが、2人とも地下牢に逃げました。
23:52。
マクレディ巡査部長は外に出て警察署の電気を落とし、外にガソリンを撒いて火をつけます。
レイチェルは水道管を壊し、小窓のガラスを割って脱出の準備をします。マンディが急いで抜け出そうとし、首をガラス片に刺して死にました。
待ちかまえていたマクレディ巡査部長は、逃げて来たシーザーの頭部をごみ粉砕機につけてミンチ状にします。
レイチェルはガソリンの缶を投げ、反射的に撃ったマクレディ巡査部長は炎に巻かれました。倒れた巡査部長に、レイチェルは破壊槌で止めを刺します。
0:00。
悠々と炎の中から出てきたアレクサンダーは、レイチェルに「私は魂を集める役だ」と言います。黒いコールタールのようなものが死体を包みました。
アレクサンダーはレイチェルに協力を頼みます。アレクサンダー1人では魂の回収がしにくいため、相棒としてレイチェルを必要としました。
レイチェルが幼少期に監禁された時、逃亡を幇助したのはアレクサンダーです(アレクサンダーが加害者宅を訪問し、その隙にレイチェルは逃げた)。
「君抜きでは凍えそうだ」と言ったアレクサンダーに、レイチェルは協力を誓いました。

みんなの感想

ライターの感想

なんというか…地味で規模は小さいのだが、満足度は割に高い作品。
前半は、はっきりいって退屈。背景を描くためなのだろうが、もたもたした話の運びで正直退屈でうんざりする。
が、それを吹き飛ばしてくれるのが終盤のマクレディ巡査部長のいでたち。
映画『ランボー』をほうふつとさせる格好なのだ。ひとことでいえば「クレージー」。正直、吹いた(笑)。
みんなそれぞれ罪を持っているというのは、フラッシュバック映像でカットインされるので早期の段階から把握。
死神アレクサンダー…このアレクサンダーというのも「仮の名」。
ただ便宜上、名前があったほうが説明しやすいので、劇中に出て来た1993年に火事で死亡した指紋照会で一致した人の名を使わせてもらっている。
(公式HPでも、名は明らかにされていないどころか、ノンクレジットなのだ)
この男性がおちゃめというか、幼少期のレイチェルにひとめぼれ&レイチェルが成長するまで待ってた…などという「萌え」設定まであるという。
旧約聖書からの引用などがなされて、ちょっと鬱陶しいかもしれないが、見ると案外面白いかも。

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