映画:デッドフライト

「デッドフライト」のネタバレあらすじと結末

デッド・フライトの紹介:2007年に製作された、日本では劇場未公開のゾンビ映画。旅客機の中を舞台にゾンビが暴れまわるコメディホラーで、航空機パニックとゾンビパニックをこれ1本で楽しめる、1粒で2度美味しい作品。日本で「スネーク・フライト」が公開された時期に本作のDVDがリリースされたので、どっちがヘビでどっちがゾンビか、ごっちゃになってしまう人も多かった。

あらすじ動画

デッドフライトの主な出演者

トルーマン・バロウズ(デヴィッド・チザム)、メーガン(クリステン・カー)、フランク(ケヴィン・J・オコナー)、ロングショット(デレク・ウェブスター)、バショア機長(レイモンド・バリー)、カーラ(サーラ・レイン)

デッドフライトのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- デッドフライトのあらすじ1

ロサンゼルスを出発し、パリへと向かう国際便、コンコード239号。ベテラン機長の最後のフライトとなるこの旅客機には、貨物室に「特別貨物」が積み込まれていました。それは何でも国家レベルの重要貨物だそうで、武装した護衛も一緒に貨物室に乗っているとのこと。もし荷物に何かあったら乗客のベネットかセバスチャンに知らせるようにという指示書が機長に渡されていました。
旅客機はやがて、前方に発生した暴風域を発見します。機長は暴風域を避けるようにコースを取りますが、それでも機内は大きく揺れ始めます。すると、貨物室に積んであった荷物が崩れ、大事な貨物に当たってしまいます。精密機器らしいその貨物は衝撃でシステムエラーを起こし、密閉していたフタが開いてしまいました。
フタが開いたのを見て、護衛が銃を構えます。貨物には、1人の女性が入っていました。なぜ自分がここにいるのかわからない様子の女性は護衛に助けを求めますが、護衛はその女性を問答無用で銃撃します。すると、撃たれたはずの女性は一瞬にして姿を消していました。護衛が女性を探そうとすると、ゾンビ化した女性が護衛に襲いかかるのでした。
この女性は、死者を生き返らせるという実験をしていた科学者の1人で、実験中に誤って蘇生用の薬品を浴びてしまい、緊急措置として冷凍催眠されていたのでした。そして、万が一のために、同じく研究者であるベネットとセバスチャンも飛行機に同乗いていたのです。

【承】- デッドフライトのあらすじ2

そうとは知らない機内では、貨物に入っていた女性の夫が、激しい揺れを心配して貨物の様子を見に行こうとします。研究のリーダーであるベネットは、夫とセバスチャンの2人で貨物室を見に行くよう指示を出します。密閉されている貨物室を開けるため、副機長が2人と一緒に貨物室へ向かいます。3人が貨物室へ入ると、貨物のフタが開いているのを見て、セバスチャンが「ここから出ろ!」と叫びます。しかしその瞬間、ゾンビになった女性と、感染してこちらもゾンビ化した護衛が夫とセバスチャンに襲いかかります。副機長はかろうじて難を逃れ、操縦席へと逃げ帰ります。
副機長は機長に、貨物室に得体の知れない怪物がいる、すぐ着陸して下さいと懇願しますが、現場を見ていない機長は副機長に落ち着けというばかりで、まとも相手にしません。それでも、機内にいるはずのテロ対策員=運輸保安局員を探して、現場を見てもらうように指示を出します。そしてたまたまこの飛行機には、詐欺罪で捕まった男が手錠をはめられ、刑事に連行されていました。その男が、乱気流の揺れで刑事が頭を打ち機を失った隙に、逃げ出していたのです。副機長が言う貨物室で暴れている何かというのはその男ではないかと、保安局員と刑事が2人で貨物室に向かいます。

【転】- デッドフライトのあらすじ3

2人が貨物室に入ると、床に大量の血の跡を見つけます。ここで何かあったのは間違いない、そしてその「犯人」は貨物室のダクトから逃げたのだと睨み、2人で別々のダクトへと入っていきます。すると保安局員が潜りこんだダクトの中にゾンビが出現、保安局員は驚いて発砲しますが、そのうちの1発がダクトの天井を貫き、乗客のいる床まで撃ち抜いてしまいました。その銃弾がスチュワーデスの1人に当たり、スチュワーデスは乗客の目の前で血まみれになって倒れ、客席は大騒ぎになります。
スチュワーデスの血を浴びた若い女性客はたまらずトイレに駆け込みます。すると、トイレの鏡を突き破ってゾンビが出現、女性客を壁の中へ引きずりこもうとします。女性客の友人やそこに居合わせたスチュワーデスが必死に女性客を引っ張りますが、その友人とスチュワーデスもゾンビに噛まれてしまいます。こうして機内はたちまちのうちに、ゾンビパニックに陥るのでした。

【結】- デッドフライトのあらすじ4

襲われた乗客も次々とゾンビ化して、生き残った人々は窮地に追い込まれます。騒ぎの張本人とも言えるベネットは、機内のダクトを通って逃げようとしますが、ゾンビに追いつかれてしまいます。数少ない生き残りであるスチュワーデスと、見つからないよう隠れていたため結果的にゾンビに襲われずに済んでいた詐欺師、黒人のゴルファー夫妻。最後の生き残りである彼らが、貨物室から上がってきた刑事と保安局員と共に、バリケードを張って必死に応戦します。
すると、窓の外に戦闘機が飛んでくるのが見えました。ベネットの違法な研究を追っていた政府が、危険物質が旅客機に積み込まれたと判断、旅客機と連絡がつかない場合は撃墜せよという命令が出ていたのです。
戦闘機が旅客機から離れていかないのは、操縦席からの応答がないからだ=機長と副操縦士もゾンビにやられたのだと生き残りたちは考え、操縦の心得があるらしい詐欺師と刑事の2人が戦闘機へサインを出すべく、操縦席へ向かいます。ゴルファー夫妻が必死にゾンビを食い止めますが、壁際に追い詰められます。ゴルファーはそこで覚悟を決め、旅客機の扉を開けます。ゴルファー夫妻とゾンビたちは、たちまち旅客機の外へと放出されていくのでした。
なんとか操縦席にたどり着いた詐欺師と刑事でしたが、戦闘機への合図が間に合わず、戦闘機はミサイルを発射。詐欺師の操縦でなんとか直撃は避け、旅客機はそのままどこかの平原に不時着します。危機を乗り切った生き残り数名は、遠くに見える町を目指して歩き始めるのでした。そして、旅客機の中でしぶとく生き残っていたゾンビたちもまた、町に向かって歩き始めていたのでした。

みんなの感想

ライターの感想

いやあ、大バカゾンビ映画って、ほんとにいいもんですね!と、故・水野晴郎さんのような幸せいっぱいの笑顔で微笑みたくなる、とにかく笑えて楽しいゾンビコメディの快作です。
序盤でじっくりと登場人物たちの「人となり」を描いておいて、中盤以降はまさに畳み掛けるような、矢継ぎ早のゾンビ猛攻撃!このメリハリの効いた素晴らしさ、そしてあちこちに挿入される、「なんでやねん!」とツッコまずにいられない大バカシーン。
サブキャラにしておくのは勿体無いくらいの活躍を見せてくれる詐欺師さんとか、トイレの便器を意味ありげに映しておいて「そこからゾンビが?」と見る者が思い始めると、その背後の鏡をガッシャーン!と割ってゾンビが出てくるという、ツボを心得たハズし方なんかは、「お見事!」と言いたくなります。
シートベルトをしたまま動けないゾンビや、必死にお祈りを捧げるシスターなど、サブキャラというより「モブキャラ」と言ってもいい存在がいい味を出してるのもまた素敵。やっぱりこういう低予算B級映画はアイデアが命だよなあと、改めて認識させてくれる1作でございます。B級映画で「知ってる顔」の俳優がいない分、誰が生き残るかわかりませんからね、実は結構サバイバルな展開もスリリングだったりします!
飛行機の壁や床があんなにモロくていいのかとか、米軍のミサイルに狙われて無事で済むのかとか、大したケガもなくあんなに見事に不時着出来るものかとか、ツッコみどころは満載ですけども、それも含めて「楽しむ」のがこういった映画の正しい楽しみ方でありましょう。ゾンビ好きな方には、オススメの1本です!

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