映画:トラウマゲーム恐怖体験アトラクション

「トラウマゲーム恐怖体験アトラクション」のネタバレあらすじと結末

トラウマ・ゲーム 恐怖体験アトラクションの紹介:2018年製作のカナダ映画。究極の恐怖を体験するアトラクション施設を舞台にしたホラー。精神的・身体的苦痛によって恐怖を味わう施設・パーディション。ルールは途中棄権禁止、時間制限無し。父親から虐待を受けたアリソンは、そのトラウマを克服するためにパーディションに参加する…。

あらすじ動画

トラウマゲーム恐怖体験アトラクションの主な出演者

ボブ〔レッド・スカル〕(チャド・ルック)、シルヴィア・ニコルズ博士(シャンタル・ペロン)、アリソン(ダナ・クリスティーナ)、ネル〔ホワイト・スカル〕(アシュリー・スミス)、カメラマン(西村喜廣)、小西(冨手麻妙)、フィル(J・ラローズ)、ザカリー(ディラン・スローン)、マックス・ベル(マーク・カンドバーグ)

トラウマゲーム恐怖体験アトラクションのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①その人にとってトラウマとなっているものを突き止め、恐怖を味わわせるという「パーディション」という企画。動画が配信され人気に。アリソンとザッカリーは同意書にサインをして参加する。 ②「パーディション」のスタッフはまっとうな人たちで、目の前で行われる殺人などはすべて、芝居だった。アリソンのトラウマは父、父と会ったアリソンは父を殺害し、スタッフたちも殺して去った。

【起】- トラウマゲーム恐怖体験アトラクションのあらすじ1

トラウマゲーム恐怖体験アトラクションのシーン1 〝恐怖体験アトラクションは
全世界で人気です
究極の恐怖を求め
限界に挑戦する人もいます
究極の恐怖を求める方は
犠牲者の疑似体験が可能です
承諾書に署名をすれば
精神的・身体的な苦痛を受けられます
ゲームは棄権できず
時間制限はありません
参加者はすべての権利を
主催者に委ねるのです〟


「パーディション」という動画サイトと施設が、有名になっていました。
参加者の最も嫌うものを提供し、その一部始終を配信するサービスです。
本人の承諾書があるために、警察なども介入することができません。
人気のサイト、施設であるために希望者もあとを断たず、運営側は参加者をふるいにかけます。

若い女性アリソン・ベルは、そのふるいに残った者でした。
指示されたとおりの道を車でひとり走行し、会場に向かいます。
同じくもうひとり、若い男性・ザッカリーも会場に向かいました。

アリソンとザッカリーが着いたのは、雪が積もるさいはての地です。
れんがでできた、倉庫のような1階建ての建物でした。
そこのトイレに置かれてある参加承諾書に2人がサインをすると、便器の中に何かが入っていました。
ビニールに包まれた中身は枕カバーで、それを顔にかぶった途端、2人は拉致されます。


車で連れられた2人は、謎の屋敷へ連れられました。
ゲストはアリソンとザッカリーだけではなく、ほかに「日本人の男女」もいました。

日本人の男女は、「パーディション」を取材に来た人たちです。
男性がプロデューサー兼カメラマンで、女性はインタビュアーでした。
日本人の男女は、うわさを聞きつけて「パーディション」に突撃取材をしていました。
(注:映画で、日本人男女はずっと日本語で話をしている。
「少し乱暴すぎやしませんかね」「どこ行くんですか」などと、外国人相手に徹頭徹尾、日本語)
彼らも事情を知らない者だということは、すぐに分かります。

アリソンとザッカリーは地下室の一室へ連れて行かれると、施設でのルールを説明されました。
「パーディション」でアリソンとザッカリーの行動はすべて、YouTube配信されるということや、日本人の男女は無関係だけれども、敬意を持って接しろということ…。
それを聞いたうえで、アリソンとザッカリーは着替えを要求されます。

【承】- トラウマゲーム恐怖体験アトラクションのあらすじ2

トラウマゲーム恐怖体験アトラクションのシーン2 アリソンが残した車には、携帯がありました。
そこへ、アリソンとレズビアンのカップル・エリカから着信があります。

…アリソンはエリカと愛し合っていましたが、エリカと肌を重ねることを、拒否していました。
エリカはそれを不満に思い、アリソンとぎくしゃくしていました。
エリカは、アリソンの抱えるトラウマをある程度、理解はしています。
しかし恋人同士である以上、それを乗り越えられればと思っていました…。


アリソンとザッカリーは、スカルのマスクをつけた者たちに囲まれると、苦手なものを質問されました。
アリソンは「冬」と答えますが、主催者側は、それがちがうことを見抜いています。

アリソンのいる部屋の仕切りが外れ、女性が見えます。
女性は少しだけ、エリカに似ています。
女性は自慰をすると、アリソンにもそれを強要しました。

アリソンがしないでいると、ザッカリーに拷問が加えられます。
仕方なくアリソンは女性のマネをしました。
すると女性は自分で首を切って、アリソンの目の前で死にます。
アリソンはショックを受けました。


ザッカリーと部屋を一緒に出されたアリソンは、今度は犬に追われます。
ザッカリーは必死で逃げました。
アリソンは逃げ遅れ、襲われそうになります。
その直前に骸骨のマスクをした男性がやってきて、犬をマシンガンで射殺しました。

怯えるアリソンは、過去のことを思い出します。

【転】- トラウマゲーム恐怖体験アトラクションのあらすじ3

トラウマゲーム恐怖体験アトラクションのシーン3 …アリソンは幼少期から、父親に虐待を受けていました。
あるときは、棺に入れられて土の中に埋められることもありました…。

父から受けたトラウマを克服したいアリソンは、「パーディション」の存在を知り、あるとき、精神科のニコラス先生に相談しました。
トラウマを克服するためにも、「パーディション」に参加したいとアリソンは言いますが、ニコラス先生は「(中途半端に刺激すると)症状が悪化するだけだ」として、首を縦に振りませんでした。
それでもトラウマ克服したいアリソンは、個別にアタックして、「パーディション」に参加していたのです。
冒頭で記したとおり、参加者をふるいにかける運営側の質問事項をクリアしたアリソンは、みごと「パーディション」に参加できていました。


さてそのパーディションですが、一見すると残虐非道なもののように見えますが、すべて「大がかりな芝居」でした。
ショットガンで死んだと思われた犬も死んでおらず、首を切って死んだはずの女性も生きています。

「パーディション」の主催者・ボブは、アングラ映画の映画監督でした。
参加承諾書などにも記載されているとおり、この施設の目的は本当に「その者にとって苦手なものを克服するために、設けられた場、機会」なのです。
スタッフたちもすべて、主催者の意図を知り、それに沿う形で動いていました。
日本人の男女が、インタビューで明らかにします。


そのあいだにも、真の意図を知らないアリソンとザッカリーは、ひどい目に遭わされています。
2人とも後ろ手に縛られて拘束され、タオルを顔に巻いたまま、水をかけられていました。
そうされると呼吸がしにくいのです。

なぜ参加したのかと聞かれ、ザッカリーは「両親に弱いと言われていたから、怖がりを克服したい」と答えました。

【結】- トラウマゲーム恐怖体験アトラクションのあらすじ4

トラウマゲーム恐怖体験アトラクションのシーン2 ザッカリーは自分が弱虫のせいで自分の兄を死なせた過去があり、それがトラウマになっていました。
この施設はセラピーのようなものなので、ザッカリーがそれを告白したことで、一種、治療は完了したようなものです。

アリソンのトラウマは、父親でした。しかしアリソンはそれを言いません。
アリソンの父はアリソンに性的虐待をしていました。
アリソンが10歳の時に、母がガンにかかりました。
母は自殺をしたのですが、母の自殺に、自分と父親のことが関係していると、アリソンは思っています。


やりすぎなのではないかと、スタッフのひとり、フィルが言いますが、主催者のボブはアリソンを執拗に責め、告白させようとします。
アリソンとザッカリーを雪原に連れて行ったスタッフは、先に捕まったほうを殺すと言いました。

捕まったのはザッカリーでした。
姉弟のスタッフの命令により、アリソンが発砲すると、本当は偽物の銃のはずなのですが、ザッカリーが死んでしまい、驚きます。
それを見ながらアリソンは、思い出していました。


…母の死後もつづく性的虐待にいやけがさしたアリソンは、ある日、父を殺害しました。
皿が足りないと指摘し、ねちねち言う父に、アリソンは割れたボウルの破片を武器にして、父を殺していました…。


手違いでザッカリーが死んでしまったから、アリソンも始末せねばならないと、主催者は言います。
アリソンの前に、トラウマである父親がさしむけられました。
本当は、この動画のクライマックスは、アリソンのトラウマである父親と対決させる…というものでした。

父を見たアリソンは、父にナイフを向けて殺害します。
父を殺し、スタッフにも暴行を加えようとしたアリソンは、先ほど死んだはずのザッカリーが生きていると知りました。
「ザッカリーが手違いで死んだ」というのも、演出のひとつだったのです。

どこまでもバカにした演出にいきどおりを覚えたアリソンは、ザッカリーに殴りかかり、主催者のボブを殺しました。
ボブに対しては、殺したあと、顔の皮を剥ぎます。

暴れ回ったアリソンは、トラウマを克服しました。
事情を知らずに、のんきに買い物に出かけていたスタッフと、屋外で鉢合わせたアリソンは、車で思い切りその2人のスタッフを撥ねて立ち去ります…。
(「パーディション」は残酷な施設ではなく、一定程度良識のある番組制作であった。
しかしやりすぎたためにアリソンの反感を買い、ブチギレたアリソンが暴れまくった)

みんなの感想

ライターの感想

カナダ映画。景色が寒々しいし、周囲になんーにもない。
作品内容は、「途中から徐々に判ってくる」というパターン。しかも、しごくまっとうなもの。
最初はホラー系かと思うわけですが、日本人の男女が取材を重ねるにつれ、主催者はまっとうであるということが明らかにされます。
日本人男女が、日本語で話すのがなぜか笑えます。しかもネイティブな日本語。
真実が判ってからも、話は主催者の思惑とはちがった方向に進んでいくわけだけれど、その展開はよかった。

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