映画:トラジディガールズ

「トラジディガールズ」のネタバレあらすじと結末

トラジディ・ガールズの紹介:2017年製作のアメリカ映画。ネットセレブになるために、次々と殺人を犯していく女子高生を映し出すホラー・コメディ。サディとマッケイラが住む町で、猟奇的連続殺人事件が発生。二人は、危険な殺人鬼がいるということを町の人に訴えかけるSNSを発信することで、瞬く間にメディアやネットの人気者になっていくが…。

あらすじ動画

トラジディガールズの主な出演者

サディ・カニンハム(ブリアナ・ヒルデブランド)、マッケイラ・フーパー(アレクサンドラ・シップ)、トビー・ミッチェル(ジョシュ・ハッチャーソン)、ジョーダン・ウェルシ(ジャック・クエイド)、ブレイン・ウェルシ保安官(ティモシー・V・マーフィー)、ケント先生(ニッキー・ウェラン)、クレイグ・トンプソン(オースティン・エイブラムス)、ローウェル・O・リーマン(ケヴィン・デュランド)

トラジディガールズのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ローズデールの町に4人を殺害した殺人鬼・ローウェルがいた。女子高校生サディとマッケイラは、彼を取り上げてSNSで注意喚起することでフォロワー数を増やそうと画策、ローウェルが逮捕されては困るので捕まえて監禁、代わりに殺害を重ねて行く。 ②アカウント「トラジディ・ガールズ」は注目されるがローウェルが逃亡、サディを襲う際にジョーダンが巻き込まれたことで、サディは「ジョーダンの救世主」としてひとり注目される。マッケイラはそれに怒りローウェルと手を組むがすぐにサディと仲直りし、すべてローウェルの犯行に見せかけて同級生を死に追いやった。

【起】- トラジディガールズのあらすじ1

アメリカ・オハイオ州ローズデール。

ローズデールの町では、ローウェル・O・リーマンという連続殺人鬼が、横行していました。
ローウェルは今までに4人を殺害し、現在もなお、逃亡中です。

2人の女子高校生サディ・カニンハムとマッケイラ・フーパーは、SNSで有名になろうという野望を持っていました。
2人は「トラジディ・ガールズ(惨劇ガールズ)」というSNSのアカウントを作成しており、プロム(卒業の前に行なう、生徒たちのパーティー)までにフォロワー数10万人を目指しています。

今までに4人が殺害されたローウェルの事件に目をつけた2人は、ローウェルの危険性を指摘し、警戒を呼び掛ける動画をアップロードしようとしました。
そしていっぽうで、ローウェルを捕まえようと考えます。


・サディ…金髪のショートカットに、頭頂部に紫色のメッシュを入れている(元の髪の色は黒らしい)女子高校生。小柄で頭脳派、頭がよく切れる。父親との2人暮らしで、生活ぶりはあまり豊かではない様子。
・マッケイラ…黒髪ロングの女子高校生。両親から溺愛されている。生活は豊か。

・ジョーダン…サディのことを好きな男子高校生。好きなサディの気を惹くために、トラジディ・ガールズの動画のレンダリングとアップロードをする役目をになう。父親が町の保安官。
・ローウェル…42歳、身長198cm、体重107kgの男性殺人鬼(太いわけではなく、マッチョ)。


赤いスポーツカーを持つ男子高校生・クレイグを誘ったサディは、夜中に人気のない場所に車を止め、イチャイチャし始めます。
物音がしたので、サディがクレイグに見に行くように告げました。
クレイグは車を降りて調べている時に、マスクをかぶった男にナタで殺されます。

それこそが、実はサディの狙っていたことでした。
クレイグを襲ったマスク男を、サディはスタンガンで気絶させます。
最初スタンガンの効きがよくなかったので、サディは「アマゾンめ」と舌打ちしました(どうやらアマゾンで購入した模様)。
マスク男を気絶させた後、サディは紐で拘束すると、相棒のマッケイラを呼びます。


捕まえた殺人鬼・ローウェルを結束バンドで椅子に拘束すると、2人はローウェルをしばらく監禁することにします。
ローウェルがすぐに逮捕されてしまっては、「@トラジディ・ガールズ」の活動が思うようにいかないからです。

トラジディ・ガールズの結成を呼びかけたのは、サディからでした。最初はしぶるマッケイラを説得し、ネットで有名になろうと説き伏せていました。
クレイグの遺体も、2人は納屋に運び込んでいます。

本来であれば、クレイグはローウェルの5人目の被害者のはず、でした。
ところがクレイグは虫の息ではあるものの、生きていました。
クレイグが生きていては邪魔なので、サディがクレイグの鼻と口を塞ぎ、殺します。

ローウェルのいる横で、サディとマッケイラはクレイグの遺体を机の上に置き、無造作に刻み始めました。
2人は薬品で死体を溶かして、処分するつもりです。飼い猫ですでに実証済みです。
…そう、実はサディとマッケイラも女子高校生でありながら、すでに何人か人を殺したことのある殺人鬼だったのでした。


サディとマッケイラは、トラジディ・ガールズのアカウントでSNSにローウェルの危険性を指摘し、クレイグが失踪したのもローウェルの仕業ではないかと訴えます。
ローズデール高校で触れまわるのですが、無用の混乱を恐れたウェルシ保安官が、学校へやってきました。
ウェルシ保安官は、担任のケント先生から時間をもらい、生徒たちの前で「クレイグは家出だから、あまり騒ぎ立てないように」とみんなに言います。

せっかくクレイグを失踪させ殺害したのに、世間的にはあまり騒ぎにならなかったことで、サディとマッケイラは不満に思います。
マッケイラの元カレ・トビーのほうがはるかにフォロワー数が多く、1万5千人も書かれていると知ったサディは、トビー殺害を考えました。
フォロワー数1万5千人のトビーがいなくなれば、みんなの注目を集めると考えたのです。

【承】- トラジディガールズのあらすじ2

サディとマッケイラは、トビーが好きなバイクのツーリングを利用します。
バイクに乗るトビーを後ろから車で煽って注意をよそにむけ、車線の下に敷き詰めたパンク用のスパイクストリップ(車線に敷くことで、踏ませてパンクさせられる)で事故を起こさせました。
それでもトビーが死んでいないので、サディとマッケイラはナイフで刺して殺します。
トビーの遺体は、わざと目につくよう放置しました。


ナイフで刺したにもかかわらず、トビーの死は交通事故死扱いになります。
事故死扱いにされると、せっかくトラジディ・ガールズがローウェルの危険性を訴えているのに、注目されません。
テレビの報道局の女性がそう言っているのを聞いた2人は、「殺人の隠蔽だ」とSNSで騒ぎますが、相手にされません。

クラスでもサディとマッケイラは、相次ぐ高校生の失踪を話題にしますが、水を差したのは優等生風の女子高校生シルヴィア・スタントンです。
サディとマッケイラはシルヴィアに腹を立てて、シルヴィアの工作を壊しました。シルヴィアが奨学金欲しさに、出展予定だと知ってのことです。
シルヴィアは居残りをして、工作を直そうとしました。
そこへ白いマスクをつけたサディとマッケイラが現れ、シルヴィアを襲います。
偶然が重なってシルヴィアの足に工作室の鎖が絡まり、円ノコでシルヴィアは脳を真っ二つに切って死にました。
サディとマッケイラは、明らかに他殺だと分かるよう、シルヴィアの身体を切断します。

翌朝、登校した女子生徒がシルヴィアの死体を見つけ、気絶しました。
学校内で起きた、目に見える他殺体なので、警察も捜査を始めます。


殺人事件が起きたので、今まで注意喚起していたトラジディ・ガールズは注目されました。
人よりも先に警鐘を鳴らしていた存在として、一躍有名になります。
ジョーダンの父であるウェルシ保安官に、事件当夜のアリバイを聞かれた2人は、「ジョーダンと映画を見ていた」と答えました。
ジョーダンはサディを疑っていないので、父に同じように答えます。

ケント先生と交際中の消防士ビッグ・アルが、「子どもを狙う奴がいる。犯人を探そう」と急に陣頭指揮をとりはじめました。
みんなの前で演説を始めて注目を集めたので、サディもマッケイラも面白くありません。
次のターゲットとして、ビッグ・アルを狙うことを決めました。

最終的に罪をなすりつけるために監禁している、連続殺人鬼・ローウェルに、サディとマッケイラはドッグフードを食べさせています。
ローウェルは2人の関係を観察し、マッケイラが1人の時に囁きます。
サディが指揮をとり、マッケイラはこき使われていることを指摘したローウェルは、「いずれ手柄をすべて、サディに持って行かれるぞ。そうならないように俺を解放しろ」と言いました。
マッケイラは一笑に付しますが、ローウェルの言葉が頭の隅に残ります。


ビッグ・アルは巨漢の体格の良い男性なので、今回はサディもマッケイラも、2人がかりでも苦戦すると思われました。そこで2人は、策を練ります。
ビッグ・アルはトレーニングジムに残り、筋トレをしていました。
そこへマッケイラが現われて、ジムの会員の振りをして、ビッグ・アルに親しげに話しかけます。
わざとビッグ・アルの持っている水をこぼし、汲んでくると言って薬を盛ります。

【転】- トラジディガールズのあらすじ3

マッケイラが水を渡し、自分も持っている水を飲むことでビッグ・アルに飲ませようとしますが、ビッグ・アルは飲みませんでした。
待つことに飽きたサディが入ってきて、ビッグ・アルを襲います。
戦法を変更して2人がかりで襲いかかり、ナイフを刺し、頭にバーベルを落として殺害しました。
その後2人はアリバイ作りのために、急いでサディの家に帰宅します。
アリバイ作りに利用されていることを知らないジョーダンが、訪問しました。

ジョーダンは好きなサディのために、父のパソコンから捜査資料を抜いてきていました。
データの入ったUSBを、サディとマッケイラに渡します。


ビッグ・アルの死体が発見されたことで、逃亡中の殺人鬼・ローウェルの事件だとみなされ、大騒ぎになります。
ローウェルのことについて、以前から警鐘を鳴らしていたサディとマッケイラのSNSも注目されました。一気にフォロワーが10万5000に到達します。

学校でも続く殺人事件を問題視し、学校は休校にして夜8時以降の外出禁止令を出そうという動きが出ました。
サディとマッケイラは「問題のすりかえだ」と指摘します。
それと同時にマッケイラが、スマホの送信ボタンを押しました。生徒たちに一斉送信のメールが届きます。
届いたものは、ビッグ・アルの死体の映像でした。
それを見た生徒たちは、町でなんらかの対策を練らねばと危機感を強めます。

発言力のある2人の言葉に反応し、生徒たちも声を張り上げました。
生徒たちはデモ行進を始めます。それだけ、2人の存在は大きくなっていました。


同じ頃。
監禁されたローウェルは、結束バンドを解くのに成功しました。
逃げたローウェルは、女性市長をつかまえ、串刺しにして殺害します。
デモ行進の先頭に立っていたサディとマッケイラは、これを目撃しました。
ローウェルが逃亡したのを知り、2人はまずいと思います。

監禁されたローウェルが恨みに思っていて、サディとマッケイラを狙うのは火を見るよりも明らかでした。
しかし真実を言うわけにもいかないので、2人は「ローウェルの分析をして有名になったから、ローウェルに逆恨みされていると思う。尾行されているような気がする」と言い、ウェルシ保安官に助けを乞います。
保安官は「SNSのGPS機能を切っておけば、いいではないか」と指摘しますが、2人は「それだけは嫌!」と答えました。


町で続く連続殺人に対し、疑問に思い始めたのはジョーダンです。
シルヴィアが殺害された翌朝、ジョーダンはマッケイラの靴に血がついていたのを見ていました。マッケイラはごまかしたのですが、ここへきてジョーダンは、「マッケイラが怪しい」と思い始めます。
渡した捜査資料の写真が送信された直前に、マッケイラがスマホをいじっていたのを目撃したジョーダンは、真の殺人犯はマッケイラだと思います。
ジョーダンは証拠をつかむため、マッケイラのスマホを盗みました。


ジョーダンはサディとマッケイラの動画作成に、もう協力できないと言い始めました。
マッケイラは怒り、口論になった時に、ジョーダンの母が殺害されたことを言います。
表向きは事故死なので、ジョーダンはその発言にも違和感を覚えました。
スマホがないと騒いだマッケイラは、ジョーダンの仕業だと思います。

マッケイラはサディに、次はジョーダンを殺そうと提案しました。
しかしサディは、まだジョーダンは利用価値があると考えて、しぶります。
それをマッケイラは「サディはジョーダンに気がある」と思い、そのために殺害を嫌っていると勘違いしました。

【結】- トラジディガールズのあらすじ4

サディはマッケイラに、とりあえずジョーダンを探ってみると言って、サディひとりでジョーダン宅に行きます。
隠しマイクを持ちこんだので、外で待っているマッケイラは、サディとジョーダンの会話が聞こえます。

ウェルシ保安官がソファーで仮眠している時、サディがジョーダンの元を訪ねました。
サディが来たのを知ると、ジョーダンは喜んで自室に通します。
やはりジョーダンはマッケイラを疑っていました。
自分が好きなサディは潔白で、「マッケイラが殺人鬼のローウェルと通じている」と思っています。
事故死のジョーダンの母のことを殺害された風に言っていたことや、一斉送信のこと、靴についた血痕のことをサディに告げたジョーダンは、本当にマッケイラのスマートフォンを盗んでいました。
(先にネタバレ。ジョーダンの母は幼少期に亡くなっているのだが、少女時代のサディとマッケイラが策を講じて殺害していた)

ジョーダンはマッケイラの学校の心理テストの結果を見て、危険な兆候が出ていると指摘します。
それをすべて盗み聞きしたマッケイラは、外で怒っていました。

その時、ローウェルが部屋に突入すると、ナタでジョーダンを襲います。
サディはローウェルと戦い始めました。
(ローウェルの本当の狙いはサディで、ジョーダンが邪魔だったから襲っただけ)
音を聞きつけて起きたウェルシ保安官が銃で攻撃し、ローウェルは逃げました。
サディはジョーダンのために救急車を呼ぶ振りをして、わざとマッケイラのスマホを踏み、証拠隠匿を図ります。


…2週間後。
状況は大きく変化していました。
サディは「ジョーダンを救った英雄」として称えられ、トラジディ・ガールズは「トラジディ・ガール(単数形)」に間違えられて、報じられています。
サディはそれを否定するわけでもなく、誇らしげにインタビューに答えました。
それを見たマッケイラは、サディに怒りを覚えます。今までずっと組んで活動していたのに、手柄をひとりじめされてしまい、腹を立てたのです。


プロムの日。
ジョーダンはサディを迎えに行きました。
ジョーダンとサディは、プロムのキングとクイーンに選ばれます。
選ばれた2人は、会場の真ん中で踊り始めました。

マッケイラは…ローウェルと組んでいました。
サディが手柄をひとりじめにすることや、解放すれば組んでやるというローウェルの言葉に乗り、マッケイラはローウェルを学校に招き入れます。

サディは踊りながらも、心の片隅ではケンカ別れしたマッケイラのことが気にかかっていました。
会場にマッケイラの後ろ姿を見つけたサディは、ジョーダンを置いて追っていきます。
ジョーダンはサディのあとをつけ、舞台裏で2人の会話を聞きました。

マッケイラはサディに、2人で少女時代にジョーダンの母を殺害したことを話し、そのくらい仲がよかったのに「あなたは私(マッケイラ)よりも、彼(ジョーダン)を選んだ」と責めていました。
マッケイラは、プロムの会場にローウェルを引き入れており、サディ殺害を考えていました。
ところが…ローウェルは「サディもマッケイラも両方殺す」つもりでいました。
ローウェルとマッケイラは決裂します。

ローウェルがマッケイラを襲おうとするのを、サディがかばいました。
マッケイラがローウェルを射殺し、サディとマッケイラは仲直りします。
喧嘩の発端となったジョーダンを、サディは首にひもを巻いて吊るしました。ジョーダンは死にます。
さらに2人は白いマスクをつけ、プロムの会場にカギをかけると、火を放って立ち去りました。


…ローズデール高校の火災は死者124名にのぼり、ローウェルがみんなを道連れにした事件として報道されています。
(犯行はすべて、ローウェルの仕業ということになった)
息子のジョーダンを亡くした父は、落胆のあまり保安官を辞職しました。
貴重な生還者として注目されたサディとマッケイラは、インタビューに答えます。
同級生たちが死んだトラウマを克服したというふうを装った2人は、今後は手記や映画製作の道に進むと言いました。
(相変わらず、踏み台にして注目される気まんまん)

みんなの感想

ライターの感想

すっごくコメディ色が濃い内容。しかもいまどきの女子高校生な感じで「スマホないなんて、ありえない」的なムード醸し出しも成功。
コメディは強いものの、スプラッタも強い。かなり濃厚。
グロに耐性がある人ならば、「面白い!」と思うだろう。
2人の女子高校生がのっけから、殺人鬼を捕まえるところから始まるトンデモ映画。
しかも警察に突き出すのではなく、自分たちを有名にするために、SNSでネタにするという。
すごい展開だし、しかも人殺しをいとわない(というか、喜んで人を殺している)2人。
ラストも「ああ、こんなオチになるよね」と判って、つっこみどころは多いけど面白い。

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