「ドクターエクソシスト」のネタバレあらすじと結末の感想

ドクター・エクソシストの紹介:2017年公開のアメリカ映画。「カリフォルニア・ダウン」のブラッド・ペイトンが手掛けたホラー。悪霊“マギー”に妻子を殺され、自らも車いす生活を送るようになった腕利きのエクソシスト、セス・エンバー。ある日、マギーに憑りつかれた少年と出会った彼は、戦いを決意するが…。

予告動画

ドクターエクソシストの主な出演者

セス・エンバー博士(アーロン・エッカート)、リンジー・スパロウ(カリス・ファン・ハウテン)、カミラ(カタリーナ・サンディノ・モレノ)、キャメロン・スパロウ(ダヴィード・マズーズ)、オリヴァー(キーア・オドネル)、ライリー(エミリー・ジャクソン)、ダン・スパロウ(マット・ネイブル)、アンナ・エンバー(カロリーナ・ヴィドラ)、ジェイク・エンバー(エムジェイ・アンソニー)、ヘンリー(ジョン・ピルチェロ)、マギー・グラント(マーク・スティガー)、フェリックス(トーマス・アラナ)、巨人(マーク・ヘンリー)

ドクターエクソシストのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①交通事故で妻子を亡くし、自らも半身不随の身となったエンバー博士は、悪魔祓いをしながら事故の原因である悪魔・マギーを探していた。エンバー博士の元へ、バチカンも見放した少年・キャメロンの悪魔祓いの依頼が来る。 ②キャメロンに憑いているのはマギーだった。エンバー博士はマギーと戦い、道連れにして死亡、キャメロンは助かった。

【起】- ドクターエクソシストのあらすじ1

(原題『INCARNATE』=『人間の姿をした』)

アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク。

11歳の少年、キャメロン・スパロウは、母のリンジーと夜の街を歩きます。
途中、道端のホームレスが自分を呼んでいるように感じ、キャメロンは恐れました。
キャメロンの両親は、現在、離婚問題で揉めています。
父・ダンは酒に溺れ、ある時、息子のキャメロンに暴力を振るい、キャメロンを骨折させたのでした。
それで母・リンジーはキャメロンを連れて家を出て、今は別居しています。

夜に何かの気配を感じたキャメロンは、家の中を見回りました。
物音の正体は、開いた窓のブラインドの紐が揺れる音でした。キャメロンは窓を閉めます。
ところが開いた窓からホームレスが入りこんでおり、黒い足跡を追ったキャメロンに、天井からホームレス(悪魔入り)が襲いかかりました。
悪魔はホームレスの身体から、キャメロンに移動します…。

…アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス。
ヘンリーという中年男性は、バーで女性たちに囲まれて、ちやほやされていました。
そこへひげ面の男性セス・エンバー博士が近づくと、時間を質問します。
エンバー博士は入店時からヘンリーの時間が経過していないことを指摘すると、「これは夢の中で、店も美女も存在しない」と言いました。
ヘンリーはエンバー博士の言う通りだと思い、耳を貸します。
エンバー博士は「君は仕事好きの弁護士で、女性とは縁がなかったはずだ。これは君の頭の中、妄想だ」と、ヘンリーにさらに現実的なことを言います。

ヘンリーが窓を見ると、ガラス越しに映った自分の顔は、目から血を流していました。
横にいた女性が黒眼ばかりだと気付き、ヘンリーはエンバー博士の言うことを信じます。
エンバー博士に連れられたヘンリーは、店の裏で好きな色を聞かれました。
「緑」とヘンリーが答えた瞬間、緑色のドアが出現します。
ドアを開けると上階でした。それでもエンバー博士は「飛び降りろ」と言います。
ヘンリーが信じて飛び降りると、現実世界に戻りました。
空中浮遊して天井に張りついていたヘンリーの身体が落下し、黒い液体を吐いてヘンリーは意識を取り戻します。

エンバー博士は部屋の隅で、車椅子に座ったまま、こめかみなどに脳波計測器のような器具をつけていました。エンバー博士も意識を取り戻します。
男性助手のオリバーが「何本指か」と意識を確かめるために聞くと、エンバー博士は「邪魔なその親指をどけろ」と言いました。

エンバー博士は、科学の力で悪魔祓いをしています。今回のヘンリーで、15人目でした。
エンバー博士がこんなことをしているのには、理由があります。
エンバー博士はかつて、自動車事故で妻子を亡くし、自らも車椅子の身となりました。
交通事故を起こした相手の女性には、マギーという悪魔が憑いていました。
以後、エンバー博士は妻子の復讐のために、マギーを探しています。

【承】- ドクターエクソシストのあらすじ2

悪魔は人間に憑依すると、人間の意識を夢…その人間の楽しい妄想の世界…に閉じ込めて、身体を乗っ取るということをします。
それを解明したエンバー博士は、悪魔に憑かれた人の夢に入り、現実世界を思い出させることで、悪魔から解放させていました。
しかし悪魔祓いをするごとに、エンバー博士自身も悪魔からダメージを受けています。
ヘンリーを祓った時、エンバー博士の手首には悪魔の手形の火傷ができていました。

エンバー博士の元へカミラ・マルケスという女性が訪ねてきます。
カミラはバチカンからの派遣の者で、エンバー博士が最も嫌う人種でした。エンバー博士は神様の存在を信じず、科学の力を使って悪魔祓いをしているからです。
カミラは「11際の少年に悪魔が憑いている。マギーという悪魔だ」と言いました。
マギーと聞いたエンバー博士は、受ける気になります。

エンバー博士の師匠にあたるフェリックスは、去年失踪したエクソシスト(悪魔祓い)のルカ・レジックという男性を拘束していました。
ルカ・レジックは悪魔に取りつかれていました。フェリックスは「悪魔を祓うだけでなく、悪魔と対抗できる」研究をしており、ルカ・レジックの血を使って血清を作っています。
その血清を打つと、10秒間だけ正気を保てるとフェリックスは言いました。
もし悪魔に乗り移られたら、その間に自殺しろと言ったフェリックスは、血清をエンバー博士に渡そうとしますが、エンバー博士は拒否します。

カミラと連絡を取ったエンバー博士は、悪魔に憑かれた少年・キャメロンに会いに行きました。
キャメロンは部屋に監禁され、監視カメラで監視されています。悪魔は宿主を見つけては身体を乗り換えるため、隔離しておくのが大事なのです。
エンバー博士は仮死状態になって、キャメロンの夢に入りこみます。
仮死状態は、長くても8分という時間制限があります。

キャメロンは真昼の公園で、父・ダンと仲良くキャッチボールしていました。
エンバー博士はキャメロンに話しかけますが、キャメロンはエンバー博士を見ると怖じ気づきます。エンバー博士が腹から血を流していたからです。
横にいた男性がそれに気づき、エンバー博士を取り押さえると救急を呼べと言いました。
キャメロンと父・ダンはその場を去り、エンバー博士は引き離されます。
悪魔・マギーは、エンバー博士が来ることを予期していました。エンバー博士は先手を打たれ、キャメロンと引き離されたのです。
介抱をする男性の目が黒眼になり、エンバー博士は腹に手を突き刺されます。

助手のオリバーは夢に入ったエンバー博士の異変に気づき、現実世界に戻しました。
洗面所で顔を洗ったエンバー博士は、自分の腹部に手形がついていることに気づきます。

【転】- ドクターエクソシストのあらすじ3

キャメロンの母・リンジーと話をしたエンバー博士は、「キャメロンは父親にあこがれている」と言いました。
リンジーは、夫のダンが息子に暴力を振るったため、現在は接近禁止令を出していると答えますが、ダンの居場所を教えます。
連れられたダンは、息子・キャメロンが悪魔に憑かれているのを見て、驚きました。
エンバー博士はダンに、息子のキャメロンと2人しか知らないことを話しかけろと指示します。絶対に息子に触れるなとも警告しました。

ダンはキャメロンの部屋に入り、キャッチボールの時のことを離します。
元のように親子3人で暮らしたいとキャメロンが希望していると知った父は、「もう酒は絶対に飲まない」と言います。
ダンが思わず息子に近づくと、天井にはりつけになりました。
それを見たエンバー博士が「お前の狙いは俺だろ!」と言い、ダンを天井から落とさせます。
父・ダンは救急車で運ばれますが、その後死亡します。

「お前の狙いは俺だろ!」という言葉を聞いた母・リンジーが、エンバー博士に何があったのか質問しました。エンバー博士はやむなく事情を話します。
もともとエンバー博士は、眠りながら人の心に入る能力を持っていました。それと気付いてからは、なるたけ隠して生きていました。
(注:エンバー博士がある種の能力者だったため、悪魔祓いができる。装置をつければだれでもできるというわけではない)
交通事故で妻子を失い、自分も下半身不随の身になったきっかけが、悪魔のマギーだと知り、エンバー博士は復讐してやろうと考えていました。
マギーのほうも、エンバー博士と対決するつもりでいます。

キャメロンから悪魔を引きはがすのは厄介だと気付いたエンバー博士は、死を覚悟しました。自分の命と引き換えに、マギーも退治しようと考えます。
フェリックスのところへ血清をもらいに行くと、部屋が荒れフェリックスが倒れていました。
ルカ・レジックを探すと、木箱の中で死体になっていました。
フェリックスは乗り移られていましたが、エンバー博士を見た悪魔は「お前はマギーの獲物だから、マギーにやられろ」と言い、エンバー博士にナイフを握らせると、フェリックスを殺させます。

部屋に戻ったエンバー博士は、母・リンジーにキャメロンの宝物を聞きました。父親からもらった指輪が、宝物です。
それを受け取ったエンバー博士は、再びキャメロンの夢に入る準備をしました。
蘇生薬を壊し、助手のオリバーに代わりに血清を渡し、「意識が戻らなければ、これを打ってくれ」と頼みます。
オリバーは女性助手のライリーに渡し、セッティングします。

再びキャメロンの夢に入ると、今度はキャメロンと父・ダンは夜の遊園地にいました。
エンバー博士は迷わず2人のところへ直進すると、父親を突き飛ばしてキャメロンに「この父親は偽物だ」と言います。

【結】- ドクターエクソシストのあらすじ4

父・ダンは立ち上がるとキャメロンに「お前を愛している」とささやきました。
エンバー博士が「君の父親は、そんなことを言う人物か?」と聞きます。
事実は異なりました。父のダンはあらたまって息子に「愛している」と言わない人物だったので(愛情はあったのだが照れくさくて言えないタイプだった)、キャメロンはおかしいと思います。
父親を見ると、目が黒眼でした。エンバー博士が「これはすべて、幻想なのだ」とキャメロンに言います。

キャメロンと逃げ始めたエンバー博士は、サーカスのテントの中で「これは夢の中。好きな色は?」と聞きました。キャメロンは青と答えます。
青のドアができましたが、扉が重く、開きません。
父親の姿をした悪魔・マギーと戦ったエンバー博士は、妻が死ぬ時に身に着けていた十字架をダンの口に入れました。マギーは青い炎に包まれます。
追われながらもエンバー博士とキャメロンは逃亡を果たし、現実世界に戻りました。
母・リンジーはキャメロンを抱き締め、エンバー博士に感謝を告げます。

エンバー博士は交通事故を起こして3日間意識不明で、目覚めると妻子が覗きこんでいたという幻想を見ました。まだ幻想という自覚はありません。
足も無事で、歩けました。
すごくリアルな夢を見ていたと思ったエンバー博士は、妻子と共に病院を退院しますが、時計が少年・キャメロンの意識に入った時間の午前2時13分のままだと気付き、これは妄想の世界だと気付きます。

エンバー博士が気づいたとおりでした。
実際のところは、エンバー博士もキャメロンもまだ脱出していません。
エンバー博士もキャメロンも空中浮遊し、天井に張り憑いていました。
エンバー博士は、キャメロンを持ちあげている巨人(マギー)に対し「降ろせ。でないと、私がここ(高層階)から飛び降りる」と脅します。
マギーは言うことを聞いて、キャメロンを解放しました。現実世界でキャメロンが天井から落ち、助けられます。

マギーはキャメロンから出て、エンバー博士に乗り移っていました。
助手のライリーとオリバーは、血清を注入します。
正気に戻ったエンバー博士は、車椅子の身でありながら這って移動し、高層階の窓ガラスから投身自殺をしました。自殺をする前、自分の体内にいるマギーに「お前の勝ちだ(エンバー博士を道連れにするから)」と呟きます。

エンバー博士の投身自殺を見た通行人が、救急車やパトカーを呼びました。
助手の2人は駆け寄りながら、通行人たちへ、エンバー博士に触れるなと言います。
救急車の中で、エンバー博士に蘇生措置がおこなわれます。
一度蘇生が成功しました。エンバー博士はカミラの手を握ります。
その後、エンバー博士はまた亡くなりました…。

(自分の命と引き換えに、エンバー博士はキャメロンを救った)

みんなの感想

ライターの感想

悪くはない。悪くはないのだが…「ありきたり」な感じから抜け切れていない。
タイトルも、なぜこんなふうにしたんだろう。『ドクター・ストレンジ』にのっかったか?
あ、そうそう。夢の中ではちゃんと博士が、走ったり歩けたりするのは好印象。
夢で悪魔と拳のバトル…これは、新鮮な感じだった。現実世界では空中浮遊してるんだけど、という対比もよい。
なんかもうひとひねり、ほしかったのよねえ。
ラストがちょっと切ない。

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