「ハウンド」のネタバレあらすじと結末の感想

ハウンドの紹介:2015年製作のアメリカ映画。犬の群れが突如人間に襲い掛かるパニックスリラー。20XX年のある夜、隕石群が地球に接近。その隕石が発するパルスにより、あらゆる種類の犬が突然凶暴化してしまう。アメリカのある街では、デイヴたち家族4人が決死のサバイバルに挑んでいたが…。

予告動画

ハウンドの主な出演者

サラ(ケリー・ラザフォード)、デイブ(ロブ・モロー)、ロズリン(トリスティン・メイズ)、ダニエル(カルメン・トンリー)、リズ(ジル・ザリン)、アリス・ワイズ(メアリー・キャサリン・オドネル)、ビル(B・D・ボードレックス)

ハウンドのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①アメリカ、ある山奥の田舎町に緑色の隕石が落ちた。その際に発せられた高周波の音に反応して、犬たちが凶暴化する。 ②犬は町の人間を次々に襲い始めた。町はパニックになるが、なすすべなく全滅。ロズリン一家はセスナで別の町へ逃げるが、そこも犬に襲われて壊滅状態だった。ロズリンたちも逃げ場がなく絶望的。

【起】- ハウンドのあらすじ1

アメリカ。
ある夜、巨大な流星群が飛来し、アメリカの山奥にある田舎町に降り注ぎました。隕石は粉々になって町のあちこちに落ちると、緑色の光を放ちます。
それと共に、人間には聞こえない音域の高周波音を放ちはじめました。気づいたのは犬たちだけです。
音を聞いた犬たちは、凶暴化しました。
しかし人間はこの夜の変化を、何も気づかないままでした。音が聞こえないからです。
その夜、犬たちは一斉に吠えはじめたのですが、異変に気づいた人間はほとんどいませんでした。
夜に山へ狩猟に出かけていた男性2人は、飼い犬が急に興奮して唸り始めたので、落下物である緑の隕石に近づきます。それは1mほどの緑色の塊で、周囲に明るい光を放っていました。
石を見ていた男性2人を、いつのまにかたくさんの野犬が取り囲んでいました。
1人は犬に噛みつかれて倒れ、もう1人は近くにあった山小屋に逃げ込みますが、犬たちに襲われます。
2人の男性は野犬たちに食べられました…。
…アメリカの山奥の田舎町では、みな犬を飼っていました。ハウンド系の猟犬、ジャーマン・シェパードなどの軍用犬を飼っている人が多いですが、初老のご婦人などは愛玩犬を飼っています。
小さな町では数多くの犬を散歩させる風景が恒例でした。みな犬を友と思い、家族の一員として可愛がっています。
若い女性・ロズリンの家は、現在揉めていました。後妻のサラがロズリンの愛犬・シェップを安楽死させると言い出し、ロズリンがそれに反発しています。
・デイブ…父。ロズリンの実の父。中年男性で果樹園に勤務している。
・サラ…デイブの妻でロズリンの義母。義理の娘・ロズリンと揉めている最中で、ロズリンのことを快く思っていない。
・ロズリン…10代後半の女性。サラと犬のことで揉めているが、サラのことは嫌いではない。
・ダニエル…デイブとサラの娘。5~6歳くらいの少女。
事の発端は少し前に遡ります。
妹・ダニエルがマックスというメスのフレンチブルドッグを飼い始め、マックスが数匹の仔犬を生みました。1匹のみ家に残すことが決まったものの他の仔犬はすでに里親が決まっています。
血統書つきの犬なので高く売れます。
マックスはまだまだ仔犬を生めますし、仔犬の1匹は手元に残すことを決めました。
ロズリンの飼い犬のテリアのシェップはもう老齢で耳が聞こえません。但し耳が聞こえないだけで、ほかに病気などの異常があるわけではありませんでした。

【承】- ハウンドのあらすじ2

何匹も犬を飼いたくないし、シェップに愛着のないサラとしては、この際シェップを安楽死させようと考えます。
しかしロズリンからしたら、実の母が生きていた頃から飼っている大事な家族です。病気もないシェップを殺すなんてもってのほかでした。
このことで最近サラとロズリンの仲はぎくしゃくしています。
隕石が飛来した翌日。朝からマックスが吠えています。
マックスだけでなく隣家のロビンソンの飼い犬の、ヨークシャーテリアのココナツも吠えていました。
実はもう町の犬たちはみな凶暴化しているのですが、変化はゆっくりだったので、住人は気づくのが遅れました。
そして大事なのは「シェップだけは、変化していない犬」です。老齢で耳が聞こえなかったため、シェップだけは隕石の影響を受けませんでした。
その日の朝も、サラとロズリンの間でシェップを安楽死させるか否かで揉めた後、ロズリンはシェップを連れて女友だちと出かけます。
ロズリンの女友達は、茶色の髪のアリスと化粧の濃い金髪女性・ピアでした。3人で車に乗り、山奥にピクニックに行きます。
父・デイブは勤務先である果樹園に行きました。雇用主・ナットサンに「明日は農薬の散布日なので、セスナを操縦してほしい」と頼まれます。
母・サラは手放す仔犬に未練を残す娘・ダニエルをいさめました。1匹だけ手元に残すと言い、他の仔犬たちを連れだします。
町では動物管理局の男が、野犬を捕まえるのに苦労していました。今日はいつもに比べて犬が暴れるので、捕まえにくいとセスに話します。
セスは牛を飼う牧場主でした。昨晩が満月だったので、それが犬に影響しているのではないかと指摘します。
セスと別れた動物管理局の男は、野犬を捕まえようとして逆襲されました。野犬に襲いかかられて首を噛まれ、絶命します。
その頃、町でも影響が出始めていました。
盲導犬を連れた男が盲導犬に襲われ、車に轢かれます。警察が出動して事情聴取をしている間にも、盲導犬が暴れて噛みつきます。
往来をゆく犬が次々に飼い主に牙を剥きはじめ、町の中は大混乱に陥りました。
山にピクニックに出かけていたロズリン、アリス、ピアの3人組は、山中で1匹の大きな野犬に襲われます。ピアが右手首と腹を噛まれました。
アリスはピアを見捨てて逃げますが、集まって来た野犬2匹に襲われて噛まれ、息絶えます。
ロズリンは負傷したピアをかばい、廃車が捨てられているエリアに行きました。

【転】- ハウンドのあらすじ3

廃車の1台に入って野犬の襲撃をかわそうとしますが、後部座席の窓が開いています。
後部座席から入りこもうとする野犬を、木製バットを何度も振りかざしてロズリンは撃退しました。しかしその間にピアは出血多量で死にます。
ピアの死にショックを受けたロズリンですが、シェップとナイフを手に逃げようとします。野犬はぞくぞくと集まり始めたので、ロズリンは木の上に隠れてやりすごします。
ふもとに降りようとしたロズリンは、アリスの死体を見つけて落胆しました。
車のところまで辿り着いたロズリンは、町の警察に電話しますが、通じません。警察署も襲われて、警察官は死んでいました。
考えたロズリンは、次に父・デイブに電話しますが留守電です。
電話を切ったロズリンは義母・サラの携帯の留守電に「犬の様子が変だから、マックスを近づけないで」と吹き込みました。さらに「パパと合流してそっちに行くから、元気でいて」と付け足します。
サラは携帯の近くにいたのですが、出ませんでした(揉めててロズリンのことを快く思っていないので、わざと出なかったと思われる)。
家の電話には父・デイブが「今夜は仕事で遅くなりそう」と吹き込んでいました。
時刻は夕方になりました。町で犬が暴れ始めているニュースが報道されます。
女性キャスターは、野良犬でも飼い犬でもとにかく近づかぬようニュースで呼びかけました。
ロズリンは車を走らせながら、何度も父・デイブに連絡を取ろうとします。
ところで父・デイブが働いている果樹園は、たまたま犬が周囲にあまりいなかったので、犬の変化にも町の異変にも気づきませんでした。夕方になって雇用主・ナットサンの飼い犬が暴れ始めて、初めて驚きます。
雇われたデイブたちは樹木の上で犬をやりすごしました。そこへ娘・ロズリンの電話を受けた父・デイブは、町で犬が暴れていることをやっと知ります。
それでもにわかにぴんとこない父・デイブに、娘・ロズリンは友人のアリスもピアも犬に殺されたのだと言いました。これから果樹園に車で向かうと告げると、ロズリンは電話を切ります。
セスの牧場の近くを通りかかったロズリンは、セスを頼ろうと思いました。
ところが牧場へ行くと、牛が全滅しています。反対側には大量の犬の死体がありました。
猟銃を持ったセスがよろよろと出てくると「牛の鳴き声が聞こえたんだ。牛の声が聞きたくなかったんだ」と言います。

【結】- ハウンドのあらすじ4

セスは、牛が犬に襲われるのを見て錯乱し、猟銃で犬だけでなく自分の牛たちも殺していました。
驚いたロズリンはそのまま去り、セスは猟銃を口に咥えて自殺します。
果樹園にも犬が集まり始めました。父・デイブは斧を持って応戦しますが、仕事仲間の新人男性・ヘクトルが襲われて死にます。
そこへロズリンが車で駆け付けましたが、パニックになった果樹園仲間のサンドバルたちがロズリンの車を奪って逃げました。彼らはその後、犬に襲われて事故をした車が道を塞いでいる場所で立ち往生し、犬に襲撃されます。
ロズリンは父・デイブの車に乗りました。
町を通った2人は、繁華街で大騒動が起きているのを目撃します。
ピアの母・リズに声をかけて助けますが、リズは飼い犬のマルチーズ2匹の元に戻って襲われました。
…時間を少し巻き戻して、妻・サラと娘・ダニエルの方はというと。
ロズリンの電話を受けた後、娘・ダニエルは飼い犬・マックスがケージの中にいないので外に探しに出ます。そこで野犬に襲われ、マックスのケージに入りました。母・サラが気づいて3匹の犬に襲われながらも、家の中に入ります。
戸締まりを確認しましたが、窓ガラスを破って2匹の野犬が襲ってきました。2階へ逃げたサラとダニエルは、窓から1階に降りて隣家に避難します。
ところが隣家のロビンソン氏は、野犬に襲撃された後、飼い犬のココナツに顔を食われていました。サラはロズリンに電話をかけると、隣家に避難していると告げます。
ロズリンは電話を父・デイブに代わり、デイブは妻・サラに「町を避けて飛行場へ行け」と言いました。サラはロビンソン氏の車を使って飛行場に行こうとしますが、ダニエルが「家族一緒がいい」と言うので、行き先を町に変更します。
夜になり、野犬の数がますます増えました。犠牲者もあちこちで倒れています。
父・デイブとロズリンは錯乱したリズを助けようとして車外に出ますが、リズは襲われて駄目でした。車の下に隠れて野犬の群れをかわした2人ですが、事故を起こした車に挟まれて父・デイブが抜け出せません。
そこへ母・サラと娘・ダニエルが車で来ました。ロズリンと3人で協力し、父・デイブを助け出し、飼い犬・シェップを連れて飛行場に行きます。
飛行場には農薬散布用のセスナがありました。その周囲に寝ている大量の犬を起こさないよう移動すると、父・デイブが操縦して離陸します。
デイブたちはレッドストーン(注:架空の町、アイオワ州あたり)に到着し、セスナを着陸させました。なんとか燃料はもちました。明け方で、町は静かです。
これで安心だと思ったのもつかの間、町には大量の小さな緑色の隕石が落ちて、光っています。そしてレッドストーンには犬しか生き残っていませんでした。
セスナの燃料は残りわずかで、大量の犬に囲まれたロズリンたちは逃げ場がありません…(全滅したと思われる)。

みんなの感想

ライターの感想

犬好きが見ても、まあ不愉快にならない程度の映画。
主人公・ロズリンの飼い犬だけが隕石の影響を受けなかったから、この飼い犬・シェップが何かしら解決策を持っているのかと期待していた。しかし、なにもない(笑)。
凶暴化して人を襲い、あまつさえ人を食べているらしいのだが、犬サイズが捕食目的で人を狩るとしても限度があるだろう。
むしろ狩猟本能を目覚めさせたみたいな展開にすればよかったのになあ。
思い出したように(その程度の頻度)食われた人間、人間のパーツが出てくるので興ざめしちゃう。
人間を襲う…というだけあって、出てくるのは圧倒的に中型犬と大型犬です。愛玩犬のチワワが人を襲うの見たかったわ~(ヨークシャーが限度だった。しかもヨークシャーは倒れた人の横に「いるだけ」)。

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