映画:バッド・バイオロジー 狂った性器ども

「バッド・バイオロジー 狂った性器ども」のネタバレあらすじと結末

バッド・バイオロジー 狂った性器どもの紹介:1980年代初頭にカルトホラーとして名高い「バスケット・ケース」を監督したフランク・ヘネンロッターが、約16年振りにメガホンを撮って製作した作品。生まれつき7つものクリトリスを持つという特異体質と、異常な性欲を持った女性が、怪物のような巨大なペニスを持つ青年と運命的な出会いをしたことから始まる騒動を描く。(DVDタイトルは「バッド・バイオロジー 狂った♂♀ヤツラども」)

あらすじ動画

バッド・バイオロジー 狂った性器どもの主な出演者

ジェニファー(チャーリー・ダニエルソン)、バッツ(アンソニー・スード)

バッド・バイオロジー 狂った性器どものネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- バッド・バイオロジー 狂った性器どものあらすじ1

バッド・バイオロジー 狂った性器どものシーン1 「私には、クリトリスが7つある。触ってわかるだけでも、7つ。隠れているのを入れれば、それ以上あるのは間違いないわ。」7つ(以上)ものクリトリスを持って生まれ、成長してきた女性・ジェニファー。彼女はその生まれつきの体質のせいか、性欲が非常に強く、今日もバーで夜を共にする男を求めていました。首尾よくバーでハントした男の家に行き、ベッドインするジェニファーでしたが、ジェニファーは興奮し過ぎて、男の頭を壁にガンガン打ち付けてしまいます。気が付いた時には、男は血まみれになって事切れていました。しかしジェニファーは「またやっちゃった」くらいの面持ちでさほど気にすることなく、しばらくするとバスルームへ向かいます。そこでジェニファーはなんと、たった今SEXしたばかりの男の子供を産み落とすのでした。ジェニファーは、胎児を産む時にもオルガスムスを感じており、いつも避妊をしていませんでした。そしてジェニファーはクリトリスが人より多いだけでなく、胎内の胎児の成長も異常に早く、受精後数時間で出産に至るという特異体質も持っていたのです。そしてこの産み落とした赤ん坊も「いつものこと」のようにそこへ置き去りにして、ジェニファーはバスルームを後にするのでした。そんな彼女は行きずりの関係だけでなく、本当に彼女を愛してくれる男性との出会いを求めていましたが、彼女の特異体質がその願いを妨げていたのでした。

【承】- バッド・バイオロジー 狂った性器どものあらすじ2

バッド・バイオロジー 狂った性器どものシーン2 生まれながらの特異体質に悩み続けるジェニファーの仕事は、プロのカメラマンでした。ジェニファーは、雑誌の撮影で使用する屋敷を訪れます。そこに住んでいたのは、バッツという青年でした。ジェニファーの助手がバッツと知り合いだったことで、バッツが住んでいる屋敷を撮影で借りることになったのですが、実はこのバッツという青年も、生まれながらの「特異体質」に悩んでいました。それは、生まれる際に、産婦人科医がへその緒と間違ってバッツのペニスを切り落としてしまったことから始まりました。急遽縫合されたものの、成長してから「性器」として機能しなくなってしまったのです。バッツは悩んだあげく、ステロイド剤をペニスに直接注射。見事に効き目はありましたが、その副作用で、ペニスそのものが異常に大きくなり、しかもペニスが独自で、「自分の意思」を持つようになってしまったのです。そしてバッツ自身もそれ以来、重度の麻薬の常習者になってしまっていました。やがて撮影が始まりますが、バッツは間違って、モデルの女性が着替えていた部屋の扉を開けてしまいます。これはバッツが屋敷の持ち主だということで事なきを得たのですが、女性の裸を目の当たりにしたバッツのペニスが、バッツの意思とは裏腹に暴れ出そうとしていました。「大人しくしろ、言うことを聞け!」と、部屋の中で一人叫ぶバッツに興味を引かれたジェニファーが、バッツがいた部屋を覗くと。バッツは、バッツ自身の背丈も越えそうなほどの、超巨大な自分のペニスと「議論」していたのでした。

【転】- バッド・バイオロジー 狂った性器どものあらすじ3

バッド・バイオロジー 狂った性器どものシーン3 バッツの巨大なペニスを見たジェニファーは、彼こそ私が出会うべき、運命の人だ!と思い込みます。そして彼女は撮影終了後にバッツの部屋の鍵を盗み、その後、バッツの留守中に屋敷に忍び込みます。すると、バッツが娼婦を連れて戻ってきます。ジェニファーが盗み見る中、ベッドの上でバッツと娼婦は早速「事を始め」ます。そして、バッツが「もう終わったよ」と娼婦に告げるのですが、娼婦は全身をガクガクと痙攣させたまま、オルガスムスをずっと感じ続けているのでした。娼婦の痙攣は数十分経っても治まらず、バッツは仕方なく痙攣する娼婦をそのまま街角に置き去りにしてしまいます。その様子をずっと見ていたジェニファーは、人並みはずれたセックスをするこの人に相応しいのは、人並み外れた特異体質を持った自分しかいない!と確信します。そしてジェニファーは数日後、「今夜、全てが解決するわ。絶対にやってみせる!」と決意し、ドレスアップしてバッツの家へと向かいます。しかしその頃、バッツの体に異変が起きていました。ベッドで薬の禁断症状のためうなされながら寝ているバッツを他所に、バッツのペニスだけが勝手に動き出し、しかもバッツの「体から離れて」部屋を出て行ってしまったのです。バッツ自身と別の意識を持っていたバッツのペニスは、遂に肉体的にもバッツから「独立」してしまったのでした。

【結】- バッド・バイオロジー 狂った性器どものあらすじ4

バッド・バイオロジー 狂った性器どものシーン2 決意を胸にバッツの家を訪れたジェニファーでしたが、憔悴しきったバッツを見て、そしてその理由が「ペニスがなくなってしまった」ことだと知り、愕然とします。その頃バッツのペニスは本能の赴くまま、町の一人暮らしの女性の部屋に忍び込んでは、次々と犯していたのでした。肉体的にはペニスと「離れて」しまったバッツでしたが、なぜかペニスが感じている快感だけは脳に伝わってきていました。それは、途方もなく虚しい快感でした。呆然と立ち尽くす2人の元に、突然巨大なペニスが戻って来ます。ペニスは女性たちを犯しまくったあげく、クスリが切れて禁断症状を起こしていたのでした。ジェニファーは「早くクスリを打って!」と言いますが、バッツは「もう充分に打っている」と拒みます。ジェニファーはたまらずバッツが持っていた注射器を奪い取り、強引にペニスにクスリを注入します。その効果あって、再び元気を取り戻したペニスは、これまで以上に巨大化し、ジェニファーの股間に突進していきます。いまだかつて味わったことのない、至上の快感に震えるジェニファー。しかしその時、ペニスの本体であるバッツは、クスリの打ち過ぎで泡を吹いて倒れ、息を引き取っていました。巨代なペニスも本体のバッツ同様、ジェニファーの股間からしおれたようにポトリと落ちて動かなくなります。また、巨大ペニスとのセックスを終えたジェニファーも、特異体質である「セックスの後すぐ妊娠する」症状が発生、巨大ペニスとの子を身ごもったままことが悪かったのか、そのまま息絶えてしまいます。バッツもジェニファーも、誰も動くものがいなくなった、その直後。ジェニファーの股間から、赤ん坊が生まれます。それは、巨大なペニスの両側に小さな手足がついただけの、怪物のような赤ん坊でした。異形の赤ん坊は死んだ2人を後にして、家の外へスタスタと駆け出して行くのでした。

みんなの感想

ライターの感想

映画の冒頭、オープニングタイトルが終わって画面が暗転すると、画面が暗いまま始まる、ヒロインのモノローグ。「私には、クリトリスが7つある。」今だかつて、こんな始まり方をする映画があったでしょうか?この衝撃的なヒロインの「独白」から始まり、更にそのヒロインがセックスしたばかりの相手を殺しといてケロっとしてるし、オマケにその相手の子供をあっという間に身ごもって、あっという間に産み落としてその場に捨て去っていっちゃう!・・・ヘネンロッターが16年振りに監督をするということで、もちろん大いに期待はしていましたが、果たしてどうなんだろう、往年の狂気に満ちた作風は薄れちゃってるかもしれない・・・などと心配していたのが全くの杞憂に終わりました。それどころか、ヘネンロッター21世紀も顕在なり!を強烈にアピールする、常識を覆すというより、世間一般の、そして映画としての常識を一切無視したような、悪趣味映画としてこれ以上ない完成度に感動するばかりです!しかし、出世作「バスケット・ケース」の頃から変わらぬ、「異形の者、普通とは違う体を持って生まれてきてしまった者」への愛情、彼らの抱く疎外感への熱く切ない視線と想いも、また健在なのです。これぞ、ヘネンロッターの真骨頂。とかしみじみ感動していると、映画館で見た時に思わず座席からズリ落ちそうになった、「こんな終わり方あるかよ!」という「笑撃のオチ」が待っている!いやはや、21世紀に突入しても、ヘネンロッターにはかないません!!

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