映画:パラノイアックPARANOIAC

「パラノイアックPARANOIAC」のネタバレあらすじと結末

パラノイアックの紹介:うり氏製作のフリーゲーム「PARANOIAC」の実写化作品で、とある廃墟を訪れた女流小説家らが謎の怪物に襲われるという2015年に公開されたホラー映画。監督/脚本/撮影は「ほんとにあった!呪いのビデオ」「心霊玉手匣」シリーズの岩澤宏樹、共同脚本は「家族のはなし」の青塚美穂。特殊造形/特殊メイクは「デスフォレスト 恐怖の森」の土肥良成など。主演は「身体を売ったらサヨウナラ」の小西キス。

あらすじ動画

パラノイアックPARANOIACの主な出演者

高村美紀(小西キス)、早川翔(札内幸太)、三浦信二(梶原翔)、美紀の母(永衣美貴)、美紀の叔母佐伯妙子(宇江山ゆみこ)、ユースケ(山田将太)、ナオト(坂功樹)、アサコ(朝見心)、エイタ(佐々木勝己)、イズミ(柳瀬はるひ)など。

パラノイアックPARANOIACのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- パラノイアックPARANOIACのあらすじ1

パラノイアックPARANOIACのシーン1 ―オープニング
ゲーム「PARANOIAC」のトップの『START』ボタンがプッシュされます。
・・・
とあるアパートの一室。小説家の高村美紀は、明るく振る舞う母親に合わせ憂鬱な気分で25歳の誕生祝いをしてもらいますが、母親はウツを患い引きこもっている彼女を案じながらも、近所のピアノの音にイラいています。
美紀は、叔母の妙子に、クマのぬいぐるみの足に”MIKI”と刺繍をしてもらった思い出を話しますが、「あのクマは、あなたがいらないと言ったから叔母さんの家に置いてきたじゃない」と言われます。
そこに担当編集者の早川翔から電話があり、美紀が「叔母さんの事を小説に書きたい」と言い出した事が気に障ったのか、母親は乱暴に洗い物を始めます。
2人はハンディカメラで映し合っていましたが、美紀は、母親の背後に浮かぶ暗い叔母の顔を見て発作を起し、動揺するだけの母親に掴み掛り「さっきからうるさい!あんたのせいなんだから!どうしてくれんの!死んでよ!」と狂ったように叫んでいました。

ほどなくして、美紀は早川と共に叔母の遺体が発見された老人ホームの廃墟へと取材に行きます。
そこは地方の山裾に佇む2階建のコンクリートの建物で、早川は記録と称してハンディカメラで撮影し、美紀は度々かかってくる母親からの電話にイラつきながら、玄関のガラス扉から中に入ります。
玄関ホールにはいくつかの枯れた鉢植えと、造花の白ユリの鉢が置いてありました。

◆第一楽章 「叔母の廃墟」
美紀の叔母(母親の妹)佐伯妙子は、10年ほど前、死産によって精神を病んで失踪し、その1年後、その廃墟で餓死遺体で発見され、そこでホームレスのように暮らしてたと言われたそうです。
美紀がそれを辛そうに話し終えた頃、玄関に管理者の息子だという青年三浦信二がやってきます。彼は軽いノリで美紀をからかい、彼らを2階に案内します。
2階廊下には背の高い扇風機があり、200番台の個室と、畳敷きと洋室が半々の大広間があります。
また畳敷きの部分には古いアップライトピアノがあり、その上にはメトロノーム、周囲にはモーツァルトの譜面が散らばっていました。
三浦は、そのピアノはもともと1階にあり叔母が2階に運んだのでは?と言い張りますが、女性一人で運べるとは到底思えませんでした。

美紀はピアノをたどたどしく弾いて「叔母さんに習った」と微笑みますが、再び母親からの電話が入ってブチ切れ、スマホを投げつけ壊してしまいます。
三浦は、彼女をなだめながらそれを拾って返しますが、部屋の隅に落ちていたロボットの玩具を見つけて目を輝かせます。
彼曰く、それは”アトミックロボットマン”というレアで高価なアンティーク玩具だそうで、三浦が持ち帰ることに。

三浦は2人を案内しながら「元は老人ホームだったため、トイレや休憩室、厨房、食堂などを含めて部屋数は50以上。中には開かずの部屋が3室あり、1階の『倉庫4』と『2階の突き当りの部屋』と地下の『ボイラー室』だ」と説明し、「当初引っ越しのため全ての扉が開けられていたが、彼の父親が鍵束を紛失し、その後美紀の叔母が何らかの理由で閉めた(封印した)のでは?」と言うのです。
また『倉庫4』と『2階の突き当りの部屋』はドアの錠前の鍵が紛失しているだけですが、『ボイラー室』には入口が2ヶ所あり、1つはシリンダー錠の鍵のかかったアルミドア、1つは上半分がひび割れたガラスのアルミドアで、鍵はかかっていませんがノブが中側から荒縄で括られていて入れません。

【承】- パラノイアックPARANOIACのあらすじ2

パラノイアックPARANOIACのシーン2 ◆第二楽章「夜の曲」
夜間、同じ廃墟に3人の若者が肝試しにやって来ます。小太りの男ユースケがハンディカメラで撮影し、ナオトがレポーター風の解説をし、アサコははしゃぎながら玄関から侵入します。
一方、美紀たちは2階の広間にいましたが、三浦がふざけてロボットを壊してしまい、修理しに帰ってしまいます。早川も便乗しようとしますが、残ると言い張る美紀にしぶしぶ付き合うことに。
間もなく美紀が「美紀ちゃん来訪」「妙子 経過観察①」「妙子 経過観察② 文樹1歳誕生日」とラベルが付いた古いビデオカセットを見つけます。
早川はバックから旧型のビデオカメラを取り出してカセットを入れますが、背後で物音がして振り返ります。
その音は、1階にいる肝試しの連中にも聞こえ、3人はますます面白がって笑いながら奥へと進み、2階の広間に向かいます。
一方、美紀は早川が止めるのも聞かず、音の出所を探しに廊下の奥へと向かい、奥の階段から降り、1階玄関に辿り着きます。
その時、三浦がふざけてブザーを鳴らしながら帰ってきて、小さな鍵を見せ「ロボットを修理してたら中から鍵が出て来た。開かずの部屋の鍵じゃないか?」と言い、3人で調べに行きます。
その鍵は『2階の突き当りの部屋』の鍵で、中には造花に埋もれたベビーベッドがあり、壁には妙子の物と思しき家族写真も貼ってあり、明らかに妙子の居室だと思われました。

また肝試しの連中は2階の広間に上がり、ピアノの上にあった古いデジカメに気づき、ワクワクしながら再生し始めます。
それは彼らがその部屋に入って来る様子をピアノの上から撮影したような映像で、たどたどしいピアノ曲がかぶり、ナオトがデジカメを手に取る所で終わっていました。
彼らが動揺するうちメトロノームがひとりでに動きだし、カメラには暗い顔の妙子の亡霊が映り、悲鳴を上げて逃げ出します。

その悲鳴は美紀たちがいる部屋にも妙な具合に響いて、突然ライトが消えます。
早川は異常に怯え、美紀がライトを点けますが、後ろ向きに立っていた三浦の首には太い何かが巻きついていて、その首が千切れ飛んで転がります。
美紀と早川は悲鳴を上げて逃げ出しますが、早川は混乱して一旦地下に降りてから玄関に戻り、扉が開かず叫んでいた美紀を突き飛ばします。彼女は転んだ拍子にユリの鉢を倒し、隠されていた鍵に気づきますが、早川に言っても無視されたためポケットに入れます。早川は、鍵の事などお構いなしで彼女も見捨てて逃げ出します。

一方、逃げ出した肝試しの3人は玄関へと向かいますが扉が開かず、やむなく食堂から厨房を通り食糧庫へと逃げ込みます。けれど悲鳴はいつからか不気味な咆哮へと変わり、彼らを追って来たため、息を潜めて隠れる事に。
やがて唸り声は止み、ナオトは再びデジカメを見始め、別の映像に気づきます。
それは2009年の日付で、若いカップルエイタとイズミが、深夜その廃墟で肝試しをしている映像で、2人が食堂にたどり着いた時、床の上に人型に盛り上がった何かを発見して話し込むうち、イズミがナニモノかに惨殺され、直後にエイタも襲われ首を切断されるというショッキングな映像でした。
アサコは悲鳴を上げて泣き出し、男性2人も殺人鬼だ!と怯えますが、直後に映像がモノクロに切り替わり、今の3人の様子が上から見下ろすアングルで映しだされます。
3人が恐る恐る上を見ると、そこにはエイタの亡霊が浮いていて、再び悲鳴を上げて逃げ出します。

一方、美紀と早川は病室のような部屋に迷い込み、美紀がガラス窓に付着した血の手形を見つけますが、その部屋の窓も開かず出られません。
その時美紀が、妙子の居室となっていた『突き当りの部屋』の窓が開いてた事を思い出し、早川もやむなく彼女を追う事に。
けれど、部屋の前にはなぜか元気な三浦がいて、あの出来事を再現するかのように同じ事を喋り、ふざけながら中に入っていきます。
早川は「お前なんで生きてんだ!死んどけよ!」と叫んでいましたが、間もなく中から苦しげな呻き声がして、彼の腕だけが千切れて廊下に投げ出されます。
美紀は腰を抜かして絶叫し、早川はカメラを持ったまま玄関へと逃げますが、怖ろしい唸り声をあげるナニモノかに追われ、玄関ホールで襲われ殺害されます。
彼が息絶える寸前、カメラは鋭い牙が無数に生えた怪物の口を捉えていました。

一方、肝試しの3人はロッカーのある個室に逃げ込みますが、「コーラが飲みたい!」と駄々をこねはじめたユースケがアサコにひっぱたかれ、「みんなは1人のために、1人はみんなのためにやろ!」と叱られて正気に戻り、皆と一緒に逃げ出します。
3人は必死に走って病室にたどり着きますが、ユースケは弱音を吐き続け、アサコは転んだ拍子に手の平を切り出血していました。
ナオトは狂ったように窓を開けようとしますが、アサコが奥の窓に手を当てて外を見て「なんだか変な気がして…」と呟き、再び逃げ出します。窓には彼女の血の手形が残ります。

【転】- パラノイアックPARANOIACのあらすじ3

パラノイアックPARANOIACのシーン3 一方、美紀はふらふらと玄関に戻り、血塗れで倒れている早川の遺体を見つけて愕然とします。
その時、玄関のブザーがしつこく押され、元気な三浦と早川が入って来ます。美紀は一瞬呆気にとられ、彼らが開けた玄関扉から出ようとしますが間に合いませんでした。
2人は玄関の取っ手にしがみついて座り込んだ美紀を心配しますが、そこでも三浦はロボットの中から鍵が出て来た話を繰り返し、その早川はロボットの存在そのものを知らないようでした。
美紀は2人を広間に連れて行き、これまで三浦が2回殺害されて甦り、早川が1回殺害されて甦った事、そして建物内に得体の知れない怪物がいる事を打ち明けますが、2人は彼女の叔母妙子が精神を病んでいた事を含め、彼女がそうなりかかっているのでは?と言い、彼女の正気を疑うだけでした。
その時、建物内に不気味な物音が響き、地震が起こります。

また肝試しの3人は出口を探すうち『2階の突き当りの部屋』にたどり着きますが、鍵が掛かっていて入れません。
そこでアサコが侵入前に建物を映した時、開いていた窓があった事を思い出しその部屋を探しますが、見つからないままトレーニングルームのような場所で言い争いを始めます。
アサコは警察に連絡しようと言い出しスマホを見ますが、不気味な物音が響いて建物が揺れ、積み上がっていた機材が崩れ始めます。

地震が収まった時、202号室の前の扇風機が倒れていて、三浦がその台座の裏に貼り付けられていた鍵を見つけます。
それは『倉庫4』の錠前の鍵で、機械室となっている内部の壁は無惨に千切られた写真で埋め尽くされ、ゴミと古い服が掛けてありました。
その写真は全て、美紀にとっては叔母との楽しい思い出であるクマのぬいぐるみの写真でしたが、妙子の失った子供と思われる「ふみき」という殴り書きもありました。
また物入れの上には生きた女郎蜘蛛がガラス瓶に閉じ込められていました。
美紀はそこで広間にあった古いビデオカセットの事を思い出して取りに行き、早川の古いビデオカメラで見る事に。

「美紀ちゃん来訪」は2000年に撮影されたもので、妙子は明るい笑顔で、幼い美紀へのプレゼントのクマのぬいぐるみに名前を刺繍してやり、エレクトーンでモーツァルトの”アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第2楽章”を弾いてやっていました。
「妙子 経過観察①」では、その刺繍の”MIKI”の前に”HU”が縫い足され”HUMUKI”に直されたクマのぬいぐるみを抱いて、本物の赤ん坊のようにあやし「なんでそんなに泣くの!」とキレています。
「妙子 経過観察② 文樹1歳誕生日」では、妙子が楽しげに1人でクマの文樹の誕生祝いをしていますが、帰宅した夫は彼女をいきなり怒鳴りつけて止めさせ、クマのぬいぐるみを奪ってコンロの火で焼き始めます。
妙子は半狂乱でぬいぐるみを奪い返し「なんでこんな事するの!人殺し!!こんなとこ出てってやる!」と叫んで部屋から出て行きます。

一方、トレーニングルームでは地震が収まると同時に、アサコが後ろ向きで立ったまま動かなくなります。
ユースケは恐る恐る声を掛けながらその肩を叩きますが、その瞬間、アサコは後ろ向きに倒れ、陶器のように粉々に砕け散ってしまいます。
ナオトはそのかけらにすがりついて泣き出しユースケを責めますが、再び不気味な唸り声がして、天井から巨大な蜘蛛の怪物が現れます。
そこでナオトはカバンから日本刀を取り出して切り掛かりますが、ユースケは「今までありがとう!」と叫んで2人を見捨て、カメラを持って逃げ出します。

また蜘蛛の怪物は、妙子の映像を見ていた美紀たちの前にも現れます。早川は早々に逃げ出そうとしますが、美紀と三浦は怪物の前に立ちはだかり動こうとはしませんでした。
それに気づいた早川は美紀に「俺、この前(死んだ時には)にはどうした?」と聞き、「逃げました」と言われた瞬間、美紀にカメラを渡して怪物に掴み掛ります。
三浦は怪物に捕まって頭を齧られながらも「ぶっ殺してやる!ぶっ殺してやる!」と殴り続け、早川は「高村さん!逃げてー!知らせるんだ!こいつの正体を!それが俺の武器だぁ!!逃げてぇ!走ってッ!!」と叫びながら怪物と揉みあっていました。
美紀は、カメラで撮影し、叫びながらその場を逃げ出します。

【結】- パラノイアックPARANOIACのあらすじ4

パラノイアックPARANOIACのシーン2 ◆第三楽章「怪物」
玄関に逃げた美紀は、ガラス扉の向こうにいた母親の姿を見て大声で叫びますが、次の瞬間母親は彼女の背後に現れ、優しい声で「携帯に何度かけても繋がらないから、心配して見に来たんだよ」と言います。
美紀は彼女に泣いてすがり、これまでの事を訴え「早くここから出ようよ!」と泣き叫びますが、母親は微動だにせず「甘い!甘すぎる!私はあんたをそんな弱い子に育てたつもりはない!」と恫喝、「父母を亡くして苦労した揚句、お前を生んでからというもの全てを犠牲にして仕事ばかりの毎日だった!!不幸不幸不幸不幸!!全部お前のせいだ!」とまくし立てて彼女を蹴り、追いかけてきます。

一方、逃げ出したユースケは、地下の『ボイラー室』に逃げ込みますが、間もなく片腕を失い日本刀を持ったナオトが入ってきて、いきなり殴りつけられます。
地下の『ボイラー室』に辿り着いた美紀は、ユリの鉢の中から見つけた鍵で扉を開けて中に入りますが、そこには腐乱して朽ち果てた2体の死体があり、その傍には汚れたビデオカメラが落ちていました。

カメラに残っていた映像は、2011年10月30日、ナオト、アサコ、ユースケの3人がその廃墟を訪れた際の映像で、その冒頭ではレポーター気取りのナオトが「3年くらい前、ここで女の死体が発見されたそうです。今日はなぜそうなったのか真実を求めていきたいと思います!」と笑顔で話していました。
そしてその映像の最後には、ユースケを殴ってよろけたナオトがそのまま立ち上がれなくなり、ユースケは彼を押しのけて扉を閉め、ナオトの勇ましい戦いぶりを誉めながら荒縄でノブを縛る姿が映っていました。
ナオトは弱りきっていましたが「お前のせいでアサコが死んだんだ!!なんとかしてくれよぉ!」と叫んでユースケに掴み掛りますが、その背後に怪物が現れて殺害され、途切れていました。
つまり美紀が今、目にしている『ボイラー室』の遺体はナオトとユースケで、内側からノブを固定したのはユースケだったのです。

美紀は愕然として「3年前…」と呟きますが、その時殺害された早川の首無し死体のそばにあったビデオのスイッチが入り、ナニモノかがそれを持ってボイラー室へと近づいてきます。
ソレは、ボイラー室でうずくまって泣いていた彼女を不気味な声で「美紀 ちゃ…ん」呼び、美紀は怯えて泣き出しますが、そばにあのクマのぬいぐるみが落ちている事に気づいて、カメラをソレに向け「叔母さん!叔母さんなの?!」と聞きます。
そこにいたのはまさしくあの蜘蛛の怪物で、獣のように咆哮し美紀に襲い掛かります。

その後、彼女は玄関ホールで目覚めますが、すでに夜が明けており、ガラス扉も普通に開いて外に出られます。
彼女は脱出できた喜びを暫し噛みしめますが、建物の中に向って満面の笑みを浮かべ「さ、帰ろ?お母さん」と声を掛けます。
怪物は建物内の暗い部屋に死体を集め、その生首を愛おしそうに撫でていました。

赤い夕陽の中、少女と母親がその美しさに感動し、母親が暫しカメラを回した後、一緒に帰っていきます。

みんなの感想

ライターの感想

「青鬼」「デスフォレスト 恐怖の森」シリーズに続き、大人気フリー逃げゲー「PARANOIAC」の実写化作品で、同じ廃墟に3組が侵入してリンクする何とも複雑な構造の作品です。
予備知識なしで鑑賞したので、ゲームオーバー後の復活には混乱しましたが、時系列やアイテム、事象に関しては、かなりきちんと整備されていて、後半でスッキリ腑に落ちました。
ちなみに唯一年代が出ない美紀たちがいるのが2014年(本作の制作年)、美紀が11歳だった2000年には正気だった妙子が、狂気に陥り失踪したのが11年前の2003年、2004年には廃墟で遺体が見つかったモノの魂は悪霊と化し、2009年にカップル、2011年に肝試しの3人、そして2014年には三浦と早川が殺害されるという時系列かと。混乱しやすい(むしろこれが意図だと思いますがw)美紀組と肝試し組は、使用しているカメラの機種が違うので、ナイトモードの色に着目すると区別しやすいかも。
怪物のビジュアルも不気味で、本作では制作/美術補助など様々な活躍をしているエイタ役の佐々木勝己が演じているようです。ラストシーンで生首を愛でる姿はある意味崇高な余韻すら残します。
ただ疑問符だらけで深夜の暗い画面に集中させられる中、激しく画面が揺れるので、POV耐性の無い方はご注意を(POV好きなんですが、後半のパニックシーンはさすがに堪えました)。

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