「パラノーマルエクスペリエンス」のネタバレあらすじと結末の感想

パラノーマル・エクスペリエンスの紹介:2011年製作のスペイン映画。未解決事件の起こった村に、6名の若者が単位を取得するためにやってきて、恐ろしい恐怖に襲われる様を描いている。逃れられない死の運命にさらされる若者たちの姿を映し出す。

予告動画

パラノーマルエクスペリエンスの主な出演者

アンヘラ(アマイア・サラマンカ)、ホセ(マキシ・イグレシアス)、カルロス(ルイス・フェルナンデス)、ベレン(アースラ・コーベロ)、トニ(オスカー・シネラ)、ディアナ(アルバ・リバス)、ドクター・マタルガ(マヌエル・デ・ブラス)

パラノーマルエクスペリエンスのネタバレあらすじ

【起】- パラノーマルエクスペリエンスのあらすじ1

5人の勇敢な学生が実験に参加します。これで評価は上がることになるでしょう。そう語るのは教授です。アンヘラ、ホセ、カルロス、トニ、ベレンの5人は椅子に拘束されます。
教授はメスを取り出し、ホセの手首を切ります。最初は冗談半分だった学生でしたが、トニの慌てようもあり、パニックになっていきます。
教授は血を止める力があるから、止めれると信じるのだと言います。動脈を切っているので、止血できなければ、ホセは死ぬことになります。いくらベレンが叫んでも、助けは来ません。
ホセが失神し、教授が指を鳴らします。するとホセの手首から血は出ていませんでした。学生たちは少し平常心を取り戻します。
精神科医を目指すなら冷静さを保たなければなりません。このままでは単位を落とすと、教授は5人に言います。
アンヘラは、参加するなら試験を通すと聞いていたので、教授に意見をしに行きます。教授は管理運営上の問題があるからと、そういう訳にはいかない様子です。
アンヘラが教授を追いかけていくと、ある記事を見せられます。記事には、鉱山作業員20人が拷問されて死亡したことが書かれていました。
この事件はススロという呪われた町で起こりました。63年に鉱山会社が町の岩塩坑を再開発していたのですが、数カ月後、作業員のバラバラ遺体が発見されて撤退しました。
これはドクター・マタルガの悪霊の仕業だと言い伝えられていました。ドクター・マタルガは町医者で、死後も殺人を犯していると言われています。
この件を信じないアンヘラに、マタルガがまだ町にいるとしたらと、教授は持ちかけます。アンヘラが証明すると申し出ると、できた後に成績の話しをしようと教授は言います。

【承】- パラノーマルエクスペリエンスのあらすじ2

アンヘラは妹のディアナに車を借りに交渉に行きます。超常現象が好きな妹に、一緒に行こうと誘います。ディアナは自殺した父のことを思い出します。父の形見の時計を外して、リストカットします。少し切った後、アンヘラに行くと電話します。
アンヘラたち5人の学生とディアナは車に乗り込みます。マタルガは患者に手をかけたと言われていました。町は彼を鉱山のトンネルに幽閉し、飢え死にさせようとしました。数カ月後、声が聞こえなくなり、町の人々が鉱山に行くとマタルガはいなかったそうです。
6人は町の教会を起点にして、鉱山に行くことにします。ススロに到着すると、妙な音が聞こえてきます。悲鳴のようであり、風なのかとも思えます。
二人一組となって、周辺を探しに行きます。トニとベレンは拷問器具のある建物に行きます。ホセはディアナに気があり、キスしようとすると、何かが動く音が聞こえて止めます。
アンヘラとカルロスが鉱山の入り口を発見して、皆に集合をかけます。6人は鉱山の中へと入っていきます。
扉を見つけて開けると、急に温度が5度下がります。霊の存在を感じる体質のディアナは、何かがいるのを感じ取ります。音が聞こえてきて、カメラに収めます。教会に帰ってパソコンで再生していると、悲鳴のような声が聞こえてきて、ベレンは帰ろうとします。
トニはトランス状態を誘発するプログラムを使うことを提案します。これは脳のプログラムを変えることができ、記号を見ていると、霊などが視えるようになります。
唯一、音が聞こえたディアナが挑戦します。ディアナは目の前にいるマタルガを視ます。マタルガはリストカットの傷を見て、彼女の手を握ります。ディアナの腕から血が吹き出ます。
次はマタルガがアンヘラの首を切り裂こうとします。我に戻ったディアナは取り乱し、アンヘラが心配します。

【転】- パラノーマルエクスペリエンスのあらすじ3

次に6人はマタルガの家を調べることにします。そこには拷問器具が多数ありました。ディアナが一人で調べていると、カルロスがやってきます。カルロスはアンヘラと恋人関係でした。
カルロスはディアナにキスをしようとしてきます。さらに拷問器具で遊ぼうとしてきて、ディアナは最低だと思います。
するとカルロスの背後からマタルガが現れます。口を縛られたカルロスは、台の上で拘束され、拷問されていきます。ディアナはマタルガに突き飛ばされ、気を失います。すると幼い頃に父が食事を用意してくれて、さっさと食べるようにと、怒鳴る時のことを思い出します。
4人が駆けつけると、カルロスはいなくなっていました。カルロスの血の跡が残っていて、ディアナはマタルガが連れていったのだと説明します。
血の跡は扉の向こうにつながっていました。この扉は岩塩坑へと続いています。5人は別行動はなしで、道を進んでいきます。
その先で、カルロスを見つけます。カルロスは血まみれとなり、鎖が身体に巻きついていました。片目には、ロボトミー手術の器具で、アイスピックのような尖った物が刺さっています。アンヘラはディアナに助けを呼ぶように頼んだ後、カルロスの目から尖った物を抜きます。
ディアナとベレンは車に乗りますが、パンクしてしまいます。さらにエンジンもかからなくなります。ベレンが見ると言って、ボンネットを開けます。ベレンは兄弟が現役のレーサーで、彼女自身も元ジュニアチャンピオンでした。
ディアナは誰かがいると言って逃げ出します。ベレンには視えませんでした。ベレンはディアナが変だと、教会に戻った皆に知らせます。ホセがディアナを探しに向かいます。
拷問器具のある建物で、ディアナはマタルガが来て怯えます。そこへホセが駆けつけて、ディアナを抱きしめます。背後からマタルガが現れて、ホセの顎下から刃物を突き刺します。
これで少しは黙ったらどうだと、マタルガが言って、さらにホセの顔を上下にちぎります。悲鳴を上げるディアナは、父が姉に体罰をしていたことを思い出します。

【結】- パラノーマルエクスペリエンスのあらすじ4

ディアナの声を聞いて、アンヘラとトニは向かいます。そこにはホセが吊るされていて、上下に割れた顔をつなぎ合わされていました。
ベレンは、車を修理して助けに戻ると、喋れない瀕死のカルロスに告げます。車を修理して向かっていると、道に誰かがいて急ハンドルをとります。木にぶつかって突き刺さり、ベレンは車の中に閉じ込められます。
そこへマタルガが現れて、ベレンを外に引きずり出します。そして車の窓ガラスに顔を打ち付けて、彼女を殺します。その近くには、怯えるディアナの姿がありました。
トニはホセが撮っていたビデオカメラを発見していました。そこに映っていたのは、ディアナがホセを殺す内容でした。
悪霊が自分の存在を示すには、ホスト役が必要でした。心に傷のあるディアナは、マタルガに憑依されたのだと、トニは主張します。アンヘラは信用しませんでした。
ディアナはマタルガに会いに、奴の家へとやってきます。真実を知りたいと言うと、マタルガは特別な拷問を褒美としてあげると言います。
トニが駆けつけると、マタルガに憑依されたディアナが刃物で切りつけてきます。トニは指を切断された後、首を切られて死にます。
刃物を持ったディアナは落胆し、駆けつけたアンヘラが抱きしめます。ディアナは父を銃で殺した過去を思い出します。その時もアンヘラがこれは夢だと、抱きしめてくれました。
真実を知ったディアナは、なぜ隠していたのかとアンヘラに問いかけます。ディアナは悲しみ続けます。
そこへマタルガが現れて、アンヘラを殺そうとします。ディアナは殺させないために、自らの首に刃物を刺して死にます。
警察はディアナが犯人だと判断します。アンヘラはそれは違うのだと、病院の庭で教授に説明します。側には車椅子に座っているカルロスの姿がありました。
アンヘラが教授から遺品を渡されて見ると、父の形見の時計が入っていました。それを見てるアンヘラの肩をマタルガが触ってきて語りかけてきます。彼は幽霊ではなく、実体を持っていました。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は設定が細かく、物語の背景を良く考えているのが印象的でした。マタルガの言い伝えや、ディアナの過去なども上手く合わせていて、丹念に製作されているのがよく分かります。
今作のタイトルには、パラノーマルというのがついていますが、あのシリーズとは別の作品になっています。
この作品はそこまで多くはないのですが、拷問シーンはグロテスクになっています。特にロボトミー手術の器具を目から取り出す時は痛々しくて、足がモゾモゾしてしまいます。
あと、音で怖がらせるのが特徴的な映画でもありました。突然、音がドンッと来るので、ついビクッとなってしまいます。
最後まで見終わって、惨劇があった場所に行くのは、いくら単位のためとはいえ、気をつけなければならないと思いました。また、トランス状態を誘発するプログラムも、霊などを感じ取りやすい人には気をつけなければなりません。もしかすると、目の前にドクター・マタルガが現れるかもしれないからです。

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