「パンデミックサイト(アンチソーシャル1)」のネタバレあらすじと結末の感想

パンデミック・サイトの紹介:2013年製作のカナダ映画。SNSを通じて感染する新型ウイルスの恐怖を描いたパンデミックスリラー。全世界で流行中のSNS・レッドルーム。誰もがサイトに動画や写真を投稿して繋がっていたが、大晦日の日、突然利用者が凶暴化。そのウイルスがレッドルームを通して蔓延していく。2015年に続編も作られた(邦題は『最/終/感/染 ~アンチ・ソーシャル』)。

予告動画

パンデミックサイト(アンチソーシャル1)の主な出演者

サマンサ・レズナー〔サム〕(ミッシェル・マイレット)、マーク・アーチボルト(コディ・レイ・トンプソン)、ジェド・エリクソン(アダム・クリスティ)、ケイトリン・コスグローブ(アナ・アリック)、スティーブ・マクドナルド(ロメイン・ウエイト)、チャド・ウィルソン(ロイ・バレット)、ブライアン(イータン・シャルロム)、タラ(ローレル・ブランデス)、ジュリア(ケイト・ヴォクラル)、ダン・ハミルトン(チャーリー・ハミルトン)、医者(コリン・マーフィー)

パンデミックサイト(アンチソーシャル1)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①大みそかの夜、全世界規模で暴動が起き始める。新年を祝うパーティーをしていた女子大学生・サムやマイクたちは、暴動発生の原因が分からない。しかし仲間たちも徐々に感染していく。 ②元凶は大人気のSNSサイト〝レッドルーム〟で、サブリミナル効果を施したプログラムが暴走したため。サムのみ脳からウイルスを摘出して生き残るが、感染者は死んだ後蘇る。

【起】- パンデミックサイト(アンチソーシャル1)のあらすじ1

世界中でSNS〝レッドルーム〟が大流行しています。誰もが登録し、近況を投稿していました。
しかしその不吉な予兆はすでに現れていました。
女子生徒のタラとジュリアの女友達2人が、〝レッドルーム〟に繋いだまま、購入してきた服でファッションショーをしようとしますが、ジュリアが凶暴になってタラを襲い、タラは返り討ちにします…(この映像は後にも出てくる)。

キンドレッド大学、大みそか。
大学はとっくに休みに入っているのですが、女子大生のサムは犯罪学の補講を受けるために登校します。
恋人のダンに電話をしても繋がらず、〝レッドルーム〟を見ると他の女性と昨日過ごしたようでした。「エリン、最高の夜だった」というコメントがダンのSNSに投稿されています。
電話をかけ直してきたダンは、サムに別れを告げました。その後、〝レッドルーム〟の交際ステータスを『シングル』に変更します。
〝レッドルーム〟は流行し、ほとんどの生徒が登録しているので、こうしてダンとサムが別れると、周囲の人はSNSで別れを知ります。現にサムが講義室に入ると、噂しているらしき女子生徒たちがいました。
なんでも情報が漏れてしまうこの状態に嫌気がさしたサムは、〝レッドルーム〟のアカウントを削除し、退会します。
犯罪学の講義を受け、事件現場の遺体の写真を見ていると気分が悪くなったサムは、途中退席しました。
男友達のマークから電話があり、大みそかの年越しパーティーをしようと言います。
祝う気になれないサムですが、マークに会って相談したいので、パーティーに行くと答えます。
通話を終えると、大学構内でもめている男子生徒2人がいました。

・サム…女子大生。浮気したダンと別れた。マークとは幼馴染み。
・マーク…医学生の男子大学生。サムとは幼馴染み。両親はスペインなど海外を転々としている。
・スティーブ…黒人男性。マークの友達。
・ケイトリン…金髪女性。スティーブと恋人同士。
・ジェド…金髪の男性。ブライアンという寮に住む男子学生と仲良し。〝レッドルーム〟は退会している。
・チャド…金髪の体格良い男性。パーティーを中座したので殆ど登場しない。

サムを迎え6人で年越し&新年パーティーを始めました。メンバーはサムに自己紹介しますが、〝レッドルーム〟をサムが退会したと言うと、ジェドも辞めたと言います。
6人はしばらくパーティーを楽しみました。チャドはマークの家を出て、どこかに行きます。
(あとで戻ってくるが入れないので、チャドの出番はほぼなし)

【承】- パンデミックサイト(アンチソーシャル1)のあらすじ2

年越しまであと1時間。
スティーブとケイトリンの恋人同士は個室にこもり、カメラで撮影、実況中継しながら、下着姿のケイトリンが踊ります。
ジェドは〝レッドルーム〟のニュースを見て、マークを呼びました。キンドレッド大学で2人の男子大学生が亡くなったそうです。
そればかりではなく、全国で暴動が起きていました。ロサンゼルスでは27名の死者、バンコクで大火災が起きており、世界的な規模で何か異変が起きているようです。
ジェドに寮生の男性・ブライアンからビデオ通話がかかり、寮の中でも異変が起きていると言います。
物音がしたのでサム、マーク、ジェドが見に行くと、ドアの窓ガラスを割って侵入しようとする者がありました。慌ててガラスを塞いで回ります。
その頃、スティーブとケイトリンの部屋にも侵入者があり、スティーブが窓から突き落とすと、相手の男性は頭を打って死にました。
ジェドが通報しますが、警察は自動音声になっており「屋外には出ないように。侵入者に気をつけろ」というメッセージが流れています。

テレビニュースでは「感染者は激増しており、次第に暴力的になる」と報道していました。
しかし具体的に何が起きており、どう感染するのかというのが分からないままなので、対処の練りようがありません。
寮生のブライアンから聞いた動画を見たジェドは、タラとジュリアの2人の女子学生が争う動画を見ました。その後もタラはひとりでカメラの前にいます。
この動画が投稿されたのは、騒動が起きるよりも前のことで、ブライアンは「騒動に関係があるかもしれない」と指摘しました。

異変が最初に起きたのはスティーブでした。鼻血が出ます。
その頃ジェドが「感染の最初の症状は、耳と鼻から血が出る」と聞いてきました。
チャドが帰ってきてドアをノックしますが、鼻血が出ているのでジェドが拒否します。マークは部屋に入れたいのですが、チャドに断りました。
チャドを見捨てたことをマークは悔い、慰めていたサムが吐き気を催します。
異変かと聞くマークに、サムは妊娠を告げました。妊娠のことを相談するために、今日はパーティーにやってきたのだとマークに言います。
〝レッドルーム〟を閲覧していたケイトリンは、友人の半分が死んだり、残りの人も投稿したりしているものの、内容が意味不明なものだと言います。
ケイトリンは自分の口の中から、黒くて長い虫が出て来た幻影を見ました。取り出すとうねうねしており、思わず悲鳴をあげます。

【転】- パンデミックサイト(アンチソーシャル1)のあらすじ3

スティーブも幻影を見ました。部屋の片隅に、多数の人間が一方向をむいて座っているというものです。

スティーブは感染していることを、みんなに告白しました。
その直後、スティーブが暴れ始め、マークに襲いかかります。咄嗟にマークが瓶で殴り、スティーブは死にました。
マークの手にスティーブの血がつき、ジェドが「感染するかもしれないから洗え」と言います。ジェドに勧められるまま、マークは漂白剤で手を洗いました。その後、ゴム手袋とマスクをつけて、ジェドとマークはスティーブの遺体を空き室に移動させます。
ケイトリンも鼻血を出しましたが、サムが殴ったと嘘をつきます。嘘はすぐばれます。
ひとりにされたくないケイトリンは「縛ってくれ」と頼みました。マークとジェドが電飾で縛り、2階の寝室に移動させます。
ところが途中でケイトリンが暴れ始め、階段から落ちました。電飾がひっかかり、首吊り状態でケイトリンは死にます。
ケイトリンの遺体は2階の寝室に置きました。

テレビニュースでは、相変わらず死者があとを絶たないと報道されています。
そんななか、〝レッドルーム〟を閲覧していたマークは、細長くて黒い虫が自分の目の中に入っていき、自分の目をハサミで刺す幻影を見ました。感染しているとマークは自覚します。
寮生のブライアンが知らせてくれたタラの動画は、部屋に誰もいなくなっていました。
ジェドとサムが早戻しして見てみると、タラの頭がバーンと破裂して死ぬ映像が映っていました。2人は驚きます。
その頃、テレビニュースでは元従業員が発砲し、〝レッドルーム〟のCEO(最高経営責任者)のジェームズ・トレヴァー氏が死亡するというニュースが流れました。
しかし騒動の元凶が何かは、依然として不明のままです。

マークとサムが2階寝室のパソコンを見ていると、死んだはずのスティーブとケイトリンの動画が投稿されており、それが今まさしく死んだ2人のいる部屋の映像だと気付きました。
特にケイトリンは、すぐ後ろにいます。
サムがあおむけになったケイトリンの目の上に手をかざすと、それが〝レッドルーム〟の映像に映り込みました。
不気味に思ったマークとサムは、パソコンを持って部屋を立ち去ります。
マークは自分が感染したらしいことを告げ、家から出て行こうとしました。それを制止したサムは、今までずっと自覚がなかったけれども、マークが好きだったと告白します。
それでも去るとマークは言いました。

【結】- パンデミックサイト(アンチソーシャル1)のあらすじ4

そこへナイフを持ったジェドがやってきて、元凶が分かったと言います。

元凶は〝レッドルーム〟でした。〝レッドルーム〟内部の告発者が動画の中で語ります。
〝レッドルーム〟では3年前からユーザーの利用を促すため、サブリミナル・プログラムを流していたのです。
閲覧した数十億人のユーザーは、サブリミナル効果で投稿や更新をせっせと行なうようになっていました。
ところが今朝行なったアップデートで強化が増し、本当の意味での副作用が現れ始めました。
プログラムは暴走を始め、動画を見た者の脳内に腫瘍が発生するウイルス生物に変異していました。削除は無理だったそうです。

ジェドはマークも感染すると思い、〝レッドルーム〟を退会しているサムを連れて一緒に逃げようと考えました(ジェドも退会済み)。
サムは「私も2階で閲覧した」と言いますが、ジェドはそれを、マークのための嘘だと思います(実際に2階でサムも閲覧していた)。
かりに感染していても、症状が出る前ならば治療が可能だとジェドが言いました。下にドリルがあるから実演すると言います。
寮生のブライアンからビデオ通話がありました。ジェドが電話を取ると、寮内はメチャメチャになっており、ブライアンは嘆いて屋上から身を投げ、投身自殺をします。
ジェドはバリケードの外の男を1人倒しますが、外の他の男たちに引きずり出されました。マークとサムは逃げ、地下室にこもります。

2人はジェドが残した治療法というのを閲覧しました。
それは医師が教える動画で、脳内に発生した腫瘍を摘出するというものです。
右眉の上あたりに脳にドリルで小さな穴を開け、そこにある動脈をひきずり出せば、摘出完了でした。出したものは黒くて細長い虫に見えます。
マークに鼻血が出始めたので、サムが施そうとしました。
しかし感染したチャドが部屋に入ってきて「みんな、つながっている」と言うと、マークを殺します。
チャドを殴って殺したサムは、自分で鏡を見ながら摘出しました。額に小さな穴を開け、細長い虫を出すのに成功します。
傷跡を包帯でしばり、冷蔵庫の横にあった斧を手に入れたサムは、侵入者を殺すと倒れました。

翌朝。外は明るくなっています。
外に出たサムは、カーラジオからとぎれとぎれに「〝レッドルーム〟は閉鎖」「感染者はよみがえる」「死者同士はテレパシーでつながっている」という単語を耳にしました。
外は荒れているだけでなく、死者が倒れているのですが、それらがぞくぞくと蘇り始めます。
一旦感染した者は、死んだあと蘇り、襲ってくるのです。
本当の意味での地獄はこれからでした。背後に立ちあがってくる感染者の気配を感じながら、サムはぎゅっと強く斧を握りしめます。

(『最/終/感/染 ~アンチ・ソーシャル』に続く)

みんなの感想

ライターの感想

ネットで感染し、繋がっていくといえば…『インバージョン 転移』もだったよな。
共有することの恐ろしさって、なにがあるんだろう。
製作年は2013年で、2015年には続編も作られている。タイトルがまるで異なるので、視聴の際は気をつけてください。
単純に原題の『アンチソーシャル』でよかったのに…。
ちなみに続編のほうはいまひとつ。3部作にする可能性があると私は踏んでいるが…。

映画の感想を投稿する

映画「パンデミックサイト(アンチソーシャル1)」の商品はこちら