映画:ヒューマンキャッチャーJEEPERSCREEPERS2

「ヒューマンキャッチャーJEEPERSCREEPERS2」のネタバレあらすじと結末

ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2の紹介:23年毎に現れ人間を喰う怪物クリーパーの恐怖を描いた「ジーパーズ・クリーパーズ」(2002年公開)の続編で、息子を奪われた牧場主や高校生らとの攻防を描いた2004年公開のホラー映画。前作同様製作総指揮にはフランシス・F・コッポラが参加、監督/脚本はヴィクター・サルヴァ、特殊メイク/造形はブライアン・ペニカス。農場主を「ツイン・ピークス」のレイ・ワイズが演じている。

あらすじ動画

ヒューマンキャッチャーJEEPERSCREEPERS2の主な出演者

ジャック・タガート(レイ・ワイズ)、その長男ジャッキー(ルーク・エドワーズ)、次男ビリー(ショウン・フレミング)、ザ・クリーパー(ジョナサン・ブレック)、ダリー(ジャスティン・ロング)、スコット(スコッティ/エリック・ネニンジャー)、D(ディアンドレ/ギャリカイ・ムタンバーワ)、チアリーダー:ロンダ(マリー・デルフィノ)、ミンクシー(ニッキー・エイコックス)、チェルシー(リナ・カードウェル)、バス運転手:ベティ(ダイアン・デラーノ)、コーチ:チャーリー・ハナ(トム・ゴッサム・Jr)、バーンズ(トム・タランティーニ)、イジー(トラビス・シフナー)、ジェイク(ジョシュ・ハモンド)、キンボール(カサン・ブッチャー)、ダンテ(アル・サントス)、バッキー(ビリー・アーロン・ブラウン)、ジョニー(ドリュー・タイラー・ベル)など。

ヒューマンキャッチャーJEEPERSCREEPERS2のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①前作の4日後、タガート親子の農場では次男のビリーがクリーパーにさらわれ、翌日キッスル郡東9号線では不可解な事故が多発し、高校のバスケチームとスタッフらを乗せたスクールバスがクリーパーに襲撃され草原で立ち往生する。②前作の事件は”ポホ郡のホラー”として報道され、タガートはクリーパーが残した奇怪なナイフと穿孔機で武器を自作し長男と共にクリーパーを追う。③バスではスタッフが次々とさらわれて消え、生徒だけとなるが、チアリーダーのミンクシーがダリーの警告を傍受しクリーパーの特性が明らかとなる。④生徒たちはバスに立てこもり抵抗するが、クリーパーはバスの車体をも易々と破壊し、一人また一人と喰らっていく…。

【起】- ヒューマンキャッチャーJEEPERSCREEPERS2のあらすじ1

ヒューマンキャッチャーJEEPERSCREEPERS2のシーン1 ―23年ごとの春、23日間に渡り、それは食べる―

22日目の黄昏時。
トウモロコシ畑でカカシを立てていた少年ビリーは、立てた覚えのないカカシの視線を感じて近づいていきます。逆光でカカシの顔は分らず、足には鋭い爪があり、動いていました。
彼はゾッとして逃げ出しますが、カカシは大きくジャンプして彼を捕まえ、畑の中を全速力で引きずっていきます。
その悲鳴を聞いた父親タガートと兄ジャッキーが懸命に追いますが、カカシは巨大な蝙蝠のような翼を出し、ビリーを掴んで飛び去ってしまいます。
2人は愕然としますが、父親は何か思うところがあるようでした。

23日目の昼間、キッスル郡の東9号線を1台のスクールバスが走っていました。
乗っているのは、ハイスクールの州大会で優勝したバスケチームバンタムズの面々で、チームソングを合唱し、追い越して行ったデカいゴキブリの飾りがついた車にも垂れ幕を見せて盛り上がっていましたが、リーダーのスコットはなぜか最後尾の座席でむくれています。
チアリーダーのミンクシーは、彼の恋人ロンダに「慰めたら?」と言いますが「試合後は女はいらないんだって」と呆れていました。
その時、突然タイヤがパンクし、バスが急停車します。
ざわつく生徒を制して女性ドライバーのベティ、コーチのチャーリー・ハナとバーンズが見に行きますが、タイヤは不気味な手裏剣によって無惨に引き裂かれていました。それは鋭い牙が4本ハンダ付けされたような手裏剣で、中央には生々しい人間の奥歯が埋め込まれていました。
スコットは黒人のD(ディアンドレ)に絡みますが、ラジオに”ポホ郡のホラー”の続報が入り、聴き入ります。
それは4日前、火事で焼け落ちた教会の地下から、無惨な遺体がおよそ300体発見されたというニュースで(前作「ジーパーズ・クリーパーズ」参照)、「遺体は”恐怖の人間タペストリー”のようだった」「何体かは木製の義歯を嵌めていたことから200年前のモノと判明、遺体の様々な部分が欠けていた」と伝えていました。

一方、怪物が現れた場所を調べていたジャッキーは、愛犬マックが嗅いでいた不気味な投げナイフを見つけ、険しい顔で考え事をしていたタガートに見せます。
それは不気味な彫刻が施された投げナイフで、タガートが手にして間もなく勝手に飛んでスタンドに突き刺さります。
彼は、ジャッキーにトラックの荷台に頑丈な土台を作らせ、農機具を熱して叩き、鋭い武器を作っていました。

一方バスではベティとコーチらが手を尽くしていましたが、無線も携帯も繋がらず、生徒たちは思い思いに暇をつぶしていました。
女子たちは木陰で喫煙してハナ・コーチに注意され、連れションに行ったイジーはジェイクに「ダンテの記事が多すぎる。惚れてるんだろ?」と絡まれます。イジーにはゲイの噂があるのです。
また別のグループにいたキンボールは、何かが空を過ぎった事に気づきますが、鳥の群れに驚いて笑われます。

夜になり、バスは東9号線をゆっくり進んでいましたが、ほとんどの生徒がうたた寝する中、ロンダは「俺の出番が少なかった。ハナ・コーチに差別されてる」と怒るスコットをなだめ、スコットは再びDに因縁をつけます。
またミンクシーは、明るいトウモロコシ畑立つ、ヘソにバラのタトゥがある少年(前作の犠牲者ダリー)がいて、何か叫んでいる夢を見ます。
その姿は時折血まみれのビリーに変わり、畑の中からは黒い帽子とコートの不気味な男が走り出し、バスに向かって何かを投げつける夢でしたが、その瞬間、再びバスのタイヤがパンクし急停車します。
生徒たちはざわつきますが、ベティは「発煙筒をたくから生徒たちを外に出して」と指示して無線を入れ、バーンズは生徒らを外へと誘導、ハナ・コーチは発煙筒を持って外に出て、通りがかった老夫婦の車に「ハイウェイ・パトロールに通報してくれ」と頼みます。その車には”俺はバカじゃない、足りないだけさ”のプレートが付いていました。

ベティはタイヤを見に行き、バラのタトゥのヘソがついた手裏剣を見つけて事態の異様さに気づき、生徒をバスに戻しますが、ミンクシーはバラのタトゥの手裏剣を見ずに終わります。
ハナ・コーチは発煙筒を道に並べ始めますが、間もなく悲鳴を上げて空中にさらわれ、発煙筒だけが落ちてきます。
生徒たちは不安に思いながらもバスに戻り、マネージャーのバッキーは無線に張りついていましたが、続けてベティがさらわれます。
外にいたバーンズはドアを開けさせ「何が起こった?!」と聞き、唯一目撃したジェイクに「…飛んでった」と言われます。
スコットはその証言をバカにして揉め、仲裁に入ったバーンズにも文句をつけますが、バーンズはスコットの目の前で黒い鉤爪の足に捕まれ、空へと連れ去られます。
スコットの返り血を見た生徒たちは、慌ててバスの窓を閉め、彼は怯えてキレながら「デカい翼があった…」と話します。

【承】- ヒューマンキャッチャーJEEPERSCREEPERS2のあらすじ2

ヒューマンキャッチャーJEEPERSCREEPERS2のシーン2 その頃、家で警察無線を聞いていたタガートは、「キッスル郡で2件の突飛な誘拐事件の報告があった。ポホ郡の大量虐殺と関連してるかもしれん」と聞いて立ち上がり、ジャッキーと共に現場に向かいます。
バスの中ではバッキーが必死に無線に叫んでいましたが応答はありません。
また武器になりそうな金属の杭と信号銃が見つかったため、スコットは「近くに柵が見えるからその先に農場があるはずだ、そこに逃げよう」と言い出しますが、ロンダに反対され、味方をしたイジーをオカマと罵り掴み掛ります。
また止めに入ったDに「ボスになりたいのか?兄弟」と因縁をつけますが、「兄弟だと?お前が言うと差別用語に聞こえる」と言い返され睨み合いになります。
その時、ミンクシーがドアの向こうでニヤつく怪物=クリーパーに気づいて後ずさり、皆が一斉にシートの影に隠れます。
クリーパーはバスの窓に貼りついて、窓の隙間から彼らの臭いを嗅ぎ、次に非常口に現れて、一人一人を吟味するように眺め、窓をベロリと舐め上げ、車体を揺らします。
皆はクリーパーに嗅がれていると気づいて逃げ回りますが、揺らされるうち非常口のボルトがはじけ飛び、皆が外に逃げようとざわつき始める頃、クリーパーが飛び去ります。

皆はホッとしますが、ミンクシーが失神して白目を剥き、ある光景を見始めます。
彼女は事件前のタガートの農場にいて、目の前にはクリーパーのカカシがあり、どこからともなく「あいつは貪り食う…あいつは血も涙もない…」という囁き声が聞こえます。
それは背後にいたダリーの声で、「23年ごとに23日間 食べる」という彼に「何を?」と聞いて振り返った時、彼の眼は白くえぐれ「人間を」と答えた瞬間、正気に返ります。
皆が心配そうに見つめる中、正気に返ったミンクシーは「あいつは恐怖の臭いを放つ人間を選んでた」「死んだ少年(ダリー)から聞いた。警告したんだわ」と話し始めます。
彼女は「あいつは何千年も生き続け、誰も殺す事が出来なかった」と話してチャチャを入れるスコットを怒鳴り飛ばし、「朝になったら大地に戻るとも言ってた。次の23年間地下に潜って戻って来る」「どこに隠れようとあいつは見つけるわ。必ず。選び出した人間をね」と言うのです。
そして震えて涙ぐみ「少年はこうも言ってた。あいつは恐怖の臭いで相手を選び、その臭いで食べる箇所を決める、と」と話し終えます。
バッキーは皆を押しのけ再び無線に怒鳴り始めますが、夜明けは遠く、頼れる大人は全て消え、バスは隠れる場所すらない草原にポツンと取り残されていました。

一方、東9号線を走っていたタガート親子は、道端の木に衝突し屋根がめくれあがった”俺たちはバカじゃない”の老夫婦の車を見つけて見に行きますが、中には誰もいませんでした。
その時、トラックの無線がバスの無線を傍受し、タガートはようやく涙声で救援を訴えるバッキーと話します。けれどバッキーは居場所や目印も分らず、ひたすら救援を訴えるばかりで話しになりません。
タガートは「警察に通報して応援も頼むが、かなり離れているから辿り着くのに時間が掛かる。なんとかがんばれ」と言って無線を切り、ジャッキーに「東に向かう」と指示したきり押し黙ってしまいます。

方やバスの連中はホッとして歓声を上げますが、クリーパーが戻って屋根を突き破り、バッキーの頭を掴んでさらおうとします。
彼は必死にしがみつき、Dとキンボールが引っ張り、ミンクシーが鉄の杭で下から3度突き刺し、3度目がクリーパーの眼窩に命中し、バッキーを放して杭を抜こうともがきます。
杭は完全にその頭部を貫通していたため、クリーパーは頭部ごと横に引きちぎって投げ捨てふらつきながら飛び去りますが、間もなく轟音と共に屋根に墜落し、その衝撃でバスの窓が砕け散ります。
そのマントは屋根を突き破って中にはみだし、イジーが穴から顔を出してクリーパーが動かなくなっている事を確認します。

皆はドアや非常口から逃げようとしますが開かず、じたばたするうちクリーパーの巨大な蝙蝠のような翼が車内に落ち込み、生徒は怯えて前後に分かれてしまいます。
クリーパーはそれでも動かず、後部にいた生徒たちは翼を押しのけて前部に移動し始めますが、ダンテが翼を持ち上げて「トイレットペーパーみたいだ」と笑った瞬間、翼が動いて包まれます。
皆一斉にしがみついて食い止めようとしますが、翼は間もなく屋根に引っ込み、首無しのダンテの身体だけが残されます。彼は暫しもがいて絶命し、屋根の上からはおぞましい咀嚼音が聞こえてきます。
恐怖に堪え切れなくなったロンダは恐る恐る穴から顔を出し、クリーパーが自らもぎ取った首を投げつけられ、悲鳴を上げて戻ります。
次にクリーパーの体内からダンテの頭部がせり上がってきますが、次の瞬間には怪物の顔に戻ってニヤつき、飛び去っていきます。

その直後、スコットはようやくバールでドアをこじ開け「行こう」と言い、反対するバッキーやジェイクに「この中には2種類の人間がいる」と言い出します。
彼によれば、ダンテとバッキーとジェイクはクリーパーに見つめられ、Dの時は窓をベロリと舐めた、つまりそれはクリーパーの選別で、”喰われる人間”と”喰われない人間”がいると。
そして激怒する皆の前でミンクシーに「夜明けまで隠れてれば助かるのか?選ばれたら助かる見込みは無いのか?」と聞きます。
それはあたかもミンクシーに罪を着せるかのような物言いで、彼女は目を潤ませ、辛そうに「そうよ」と答えます。
激怒したDは「仲間をバスから追い出すつもりか!」と食って掛かり、ロンダも加勢しますが、彼は「僕らはもう食物連鎖の捕食者じゃない!生きるか死ぬかの瀬戸際だ!(喰われると決まった)連中とバスに乗ってて安全と言えるか?!」と言い捨て、「バッキーとジェイクとDにバスを降りてもらいたい」と言い、賛同者の挙手を求めます。
ブチ切れたDはスコットに掴み掛ってシートに押し付け、「ヤツはお前も見てた!知ってるはずだ!ジッと見つめてニタッと笑った!お前もリストにある!お前が奴の餌食になってる時、俺ははるかかなたに逃げ延びてるさ!」と怒鳴り、「バスを降りて農場を探す。バスがいいならお前はここにいろ!デカい穴の下でせいぜいがんばれ」と言い捨て出て行きます。

皆はDに賛同してバスを降り、残るはスコットとロンダとジョニーだけになりますが、ロンダは止めようとするスコットを振り払って降りていき、彼はやむなくロンダを追いかけ、ジョニーはおずおずとドアを閉めます。
最後尾を歩いていたロンダは「あなたは自分だけが大事なのよ!恐怖のどん底にいると人は本性を表すって今日発見したわ!」とスコットを罵ります。
2人が揉めるうち、空にクリーパーが現れ、皆一斉にバスに駆け戻りますが、ジョニーは頑としてドアを開けず、やむなく草原に逃げ出します。
まずクリーパーが投げた手裏剣でジェイクが倒されて死亡、次にDめがけて滑空しますが、彼はすんでのところで転倒し、難を逃れます。
先頭を走っていたスコットは、クリーパーのナイフが腕を貫通して立ち木に張りつけになり、イジーとロンダとDが必死にナイフを抜いた次の瞬間、クリーパーにさらわれます。ロンダは半狂乱で泣き叫んでいました。

【転】- ヒューマンキャッチャーJEEPERSCREEPERS2のあらすじ3

ヒューマンキャッチャーJEEPERSCREEPERS2のシーン3 その頃、タガート親子の車では、愛犬のマックが空に向かって激しく吠え始めたため車を停め、1人で逃げてきたミンクシーを発見します。
タガートは闘いの準備をしながら「バスから来たのか?!バスはどこだ!」と聞きますが、「もういいの!バスは空っぽだしムダよ!」「何をしようと終わりはないわ!あいつは23年ごとに必ず戻って来るの!」と言われます。
それでも彼は準備を進めてジャッキーに指示を出し、彼女に「終わるまで車に乗ってろ!」「案内してくれ」と言います。

その頃バスでは、シートに隠れていたチェルシーが小声でジョニーを呼んでいましたが、屋根の穴からバッキーが戻って来たため怯えて「あなたは狙われてるから出てって!」と頼みます。
そこにクリーパーが戻って、屋根の穴からバッキーの頭を掴みますが、タガートのトラックのライトに照らされて彼を放し、翼を広げて睨みつけます。
トラックの車内にはジャッキーとミンクシーとマックがいて、荷台ではタガートがデカい改造穿孔機(杭を立てる穴を開ける機械)を構えていたのです。
その弾丸は、先端にクリーパーの投げナイフが取り付けられたワイヤーロープ付きの鉄杭で、クリーパーに命中し、吹き飛ばしますが、クリーパーはロープの限界の空中で止まり、もがき始めます。

トラックはクリーパーの怪力に振り回されてバスにつっかえ、何とか回り込んでクリーパーを引き寄せようとしたところで逃げられます。
また、鉄杭がトラックのフロントガラスに飛んできて、ジャッキーをかすめてその上着を貫きます。
ミンクシーはすんでのところで脱出し、木陰に隠れます。
クリーパーが飛行しながらトラックに狙いを定める中、タガートは鉄線をまきつけた特製の銛をセットし、バスの窓越しに、地面すれすれに突っ込んで来るクリーパーめがけて発射します。
バスの3人は咄嗟に身を伏せ、銛は見事に命中、クリーパーはもんどりうって草原に落下しますが、銛がバスの横腹を貫通したため、ロープがバスに掛かった状態でした。
クリーパーはそれでも飛翔し、ロープで引っ張られたバスがトラック側に倒れ込んで真っ二つになり、トラックはジャッキーがギリギリで逃がします。
クリーパーはトラックを跳ね上げて逃げ、トラックは横転、穿孔機は故障し、タガートは振り落とされ、草原にはジャッキーがタガートを呼ぶ声が響きます。

【結】- ヒューマンキャッチャーJEEPERSCREEPERS2のあらすじ4

ヒューマンキャッチャーJEEPERSCREEPERS2のシーン2 草原でうずくまっていたDとロンダはその声を聞いて顔を上げ、そこにイジーが「デカいゴキブリが付いたトラックがあった」と呼びに来ます。
けれどチームの面々は各々逃げ出してその場におらず、Dとロンダは絶望して疲れ果て、何をしてもムダだと言うのです。
イジーは「みんな必ず逃げ延びてる!希望を捨てるな!ミンクシーの夢なんてデタラメだ!」と励まし、2人はようやく重い腰を上げます。
それは事件前、彼らのバスとすれ違ったゴキブリ付のトラックで、運転手はおらず、キーが残っていたためイジーが運転、ロンダが助手席に乗り、Dが荷台に乗ったところでクリーパーが現れ、追いかけられます。

トラックは全速力で逃げますが、クリーパーは明らかにDを狙っているようで、Dはバスから持って出た信号銃で応戦しますがダメージは少なく、ついにはDめがけて突っ込んできます。
イジーはロンダを無理やり助手席から突き落として急ブレーキをかけ、全力で突っ込んできたクリーパーは運転席を貫通して手前に墜落、トラックは何度も前転して裏返り大破します。
イジーはなんとか運転席から這い出しますが、Dはその少し手前で足を骨折し、動けなくなっていました。
またそのすぐそばにはクリーパーの巨大な翼が落ちて蠢いていましたが、その身体は片腕と片足がもげた状態でトラックとDの中間点にあり、トラックが爆発した衝撃で飛び起きます。
クリーパーはDを臭いで察知し、バッタのように跳ねてDに近づき襲い掛かります。

Dは上から伸し掛かってくるクリーパーの首を必死で締め上げますが、間もなくクリーパーは顔の周囲から鋭い鉤爪のついた被膜を出して迫ります。
その時マックの吠え声がして、クリーパーが顔を上げた瞬間、その額を太い銛が貫き倒れます。
それは崩壊寸前のトラックで駆けつけたタガートが撃った銛で、ジャッキーとミンクシーとマックに加え、バスの3人も一緒でした。

クリーパーの額を貫いた銛は地面に深く突き刺さり、それを抜こうともがくクリーパーの胸を、タガートがあの特製の銛で何度も何度も突き刺します。
クリーパーは最期に一声鳴いて目を閉じ動かなくなりますが、直後にカッと目を見開いてタガートを睨みつけ、頭部を皮膜で包んで固まります。
「死んでない。時間切れなだけ」…そう言ったのはミンクシーでした。
タガートは頭部に刺さった銛を抜いて再び突き刺し「死んださ」といってようやくその場を離れます。
生徒たちはみな、不安そうな顔でクリーパーの死骸を覗きこんでいました。

23年後。タガートの農場に3人の若者がやって来ます。
出迎えたのは中年になったジャッキーで、大きな納屋には『地獄のコウモリ 見学料5ドル 写真1枚10ドル』という看板があり、カラスがたかっています。
若者たちは「本物?偽物って噂もあるけど」「どこにあるの?」「どこにいた?」と聞きますが、ジャッキーは「オヤジが殺した。1人5ドルだ」といって金を取り、「聞いてみろ」といって中に入れます。
納屋の中は荒れて蜘蛛の巣だらけでしたが、クリーパーは顔を皮膜で覆ったままミイラ化し、醜悪なキリスト像のように壁の上部に磔にされ、その背後には『地獄のコウモリ』という看板があり、カラスがたかっていました。
若者の一人は「アホくさ!金を取り戻そう」と鼻で笑いますが、もう1人が手を延ばそうとしたところで「むやみに触るな!」という老人の声がします。

それは年老いたタガートで、クリーパーの真正面に蜘蛛の巣だらけのあの改造穿孔機を置き、特製の銛を握って座っていたのです。
彼はまだ本物かどうかにこだわる若者に「別に(信じなくていい)」といい「23年前、デカい手製の銛を心臓に撃ち込んだんだ」と話します。穿孔機に仕掛けられているのは、クリーパーのナイフが付いた特製の銛でした。
また「何かを待ってるの?」と聞かれたタガートは、銛を握り直してクリーパーを見上げ「あと3日だ。もっと早いかもしれん」と呟きます。

みんなの感想

ライターの感想

クリーパーの正体が明かされながらもアンハッピーエンドだった1作目に続き、不気味な怪物クリーパーと、それを抹殺すべく立ち上がった犠牲者ビリーの父タガートとの対決や、バスケチームの面々との攻防を描いたホラー・アクション映画です。
残念ながら前作のテーマ曲”Jeepers Creepers”は無く、クリーパーも少々こなれた感じになっていますが、バスの面々は余すとこなく個性的だし、なにより寡黙で老練な漢タガート親父のカッコよさには惚れ惚れさせられます。
前作の犠牲者ダリーも当時の姿で登場するので、第3作の「リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ」(2018年公開)をご覧になる前に、まずは前作、本作の順で鑑賞するのがおススメかと思います。

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