「ビヨンド」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

【承】– ビヨンドのあらすじ2

ビヨンドのシーン2

画像引用元:YouTube / ビヨンドトレーラー映像

その頃リザは、町へと買い出しに出かけていました。長い橋を車で渡っている途中で、車の前に1人の女性が立っているのを見つけます。その女性は盲導犬を連れていて、瞳が両目とも白く変色しており、目が見えないのだと気付きます。しかしリザが車を降りて近付くと、女性は「あなたがリザね」と話しかけてきます。

エミリーというその女性は、彼女が住んでいるらしい古い屋敷へとリザを連れていきます。そこでエミリーはリザに、「詳しく事情は話せないが、あなたは町を離れるべきだ」と謎の忠告をします。

マーサが発見したジョーの遺体と古い死体は、マッケーブが務める病院の遺体安置所に運び込まれていました。そこでマッケーブの同僚のハリスが、ものは試しと古い死体の脳波を調べてみることにします。その後ハリスが、病院内で呼び出しを受け安置所を離れると、死体に繋いだ脳波探知機が密かに反応を示し始めます。

ジョーには妻と幼い娘・ジルがいて、夫の訃報を聞いて娘と共に病院に駆け付けた妻は、ジルを廊下に残し、安置所でジョーの遺体に葬式用の衣装を着せ始めます。すると廊下にいたジルは、安置所から母親の悲鳴を聞きつけます。ジルが安置所に入ると、母親は棚のある壁際に倒れこんでいました。

その衝動のためか、棚の上にあった硫酸を入れた瓶が傾き、床に倒れていた母親の顔面に中身が降り注ぎます。ジルは硫酸を浴びて溶けていく母親の顔と、この時初めて見た父親の遺体、そして機械を繋がれた古い死体に囲まれ、パニック状態に陥ります。

エミリーと別れたリザは、ホテルに帰る途中、マッケーブと出会います。意気投合した2人はバーに入り、リザが相続した廃ホテルでの苦労を語ると、マッケーブは「ホテルが再オープンしたら、1人目の客としてお邪魔するよ」と笑います。そこでマッケーブに呼び出しがかかり、安置所での惨劇を知ります。

まだ少女のジルは、父親と母親を一気に失うという悲劇に見舞われ、両親の葬儀にも多くの参列者が詰めかけていました。人々がジルを慰め、墓地を立ち去ったあと。改めて見開いたジルの目は、白く変色していました。

リザがホテルへ戻ると、中でエミリーが待っていて、「なぜ町を出なかったの?」とリザを問い詰めます。そしてエミリーは、50年前にこのホテルで大勢が死んだことを打ち明けます。そこで突然、誰もいないはずの客室からの呼び出しベルが鳴ります。そのベルは、「36号室」からの呼び出しでした。

ベルの音を聞いたエミリーは、壁際に置いてある大きな絵に気付きます。エミリーは、画家のシュワイクという男が、50年前に36号室で殺され、そこから惨劇が始まったのだと語ります。リザは「私は幽霊なんか信じない」と主張しますが、絵に触れたエミリーの手のひらが、血で真っ赤に染まっているのを見てしまいます。エミリーも自分の手が血で濡れているのに気付き、悲鳴を上げてホテルから逃げ去って行きます。

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