「フィースト2怪物復活」のネタバレあらすじと結末の感想

フィースト2 怪物復活の紹介:2008年製作のアメリカ映画。2006年の『The FEAST/ザ・フィースト』の続編。主演は前作にも出演したダイアン・ゴールドナーで、死亡したハーレー・ママの双子の姉妹という設定。増殖し、より脅威を増した怪物たちとの戦いがスプラッタ描写満載で展開する。

予告動画

フィースト2怪物復活の主な出演者

ハニーパイ(ジェニー・ウェイド)、バイクの女王(ダイアン・ゴールドナー)、バーテン(クルー・ギャラガー)、シークレット(ハンナ・パットナム)、グレッグ(トム・ギャラガー)、スラッシャー(カール・アンソニー・ペイン)、サンダー(マーティン・クレバ)、ライトニング(フアン・ロンゴリア・ガルシア)、やどなし〔ホボ〕(ウィリアム・プラエル)、保安官(マック・マコーレー)

フィースト2怪物復活のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①テキサスの片田舎のバーを怪物が襲った惨劇から一夜。店をハーレー・ママの妹・バイクの女王が訪れる。バイクの女王は姉の死を知り復讐を誓う。怪物なんか知ったこっちゃない、復讐が大事。 ②ハーレー・ママを殺した相手・マヌケ(厳密には違うんだけど…)を追って隣の小さな町へ行ったバイクの女王&バーテン&バイクの女王の手下の女性連。小さな町にはもっと多くの怪物がいた。 ③再び繰り広げられる死闘なのだが、特にこれといった進展もなく、物語は次作『フィースト3』へ続く形式になっている。(今回は死ぬ順番とか書くほどではなく、主要人物はあまり死んでない)

【起】- フィースト2怪物復活のあらすじ1

(オープニング)荒野を走る車トランザム。
ここから画面は小さくなり、画面中央に小さなコマ映像。アリを踏んだ足が映され、左手に銃を構えた「ハーレー・ママ」そっくりの女性が映しだされます。

アメリカ・テキサス州。
荒野に佇む1軒のバーが4体の怪物に襲われた惨劇(『ザ・フィースト』参照)から一夜明けた翌朝。
大きなバイクにまたがったハーレー・ママそっくりの女性がバーに来ると、人間の手首を咥えたジャーマンシェパードを射殺し、その手首を持ちあげます。
握手する形で手首を持ちあげると、死体の人差し指とその女性の人差指の横に彫られたタトゥーがひとつの文字「SISTER」を形成しました。ハーレー・ママそっくりの女性は、なんとハーレー・ママの妹・バイクの女王(クイーン)だったのです。
(残念ながら今回は文字による自己紹介コーナーはなく、代わりに途中でちらっとその人のエピソード映像が挿入される仕組み)
バイクの女王は車の下で気絶していたバーテンをひきずり出すと、なぜこの手首は丸焦げになっているのか説明を求めました。
バーテンは心臓発作が…とむにゃむにゃ言い訳した後、バイクの女王に「マヌケがやった」と言います。バイクの女王は姉ハーレー・ママの仇を討つと決め、バーテンにマヌケの居場所を詰問しました。
マヌケが橋の向こうにある小さな町に住んでいると知ったバイクの女王は、マヌケの面割り(バイクの女王自身はマヌケを知らないので、バーテンにマヌケがどいつか確認させたい)のためにバイクの後部座席にバーテンを乗せると、町に向かいました。
…その16時間前。
実は怪物はバーを襲った4体だけではなく、橋を渡った小さな町にも多数登場して、人々を襲っていました。
怪物は全身が肌色をしていますが、目と鼻は肌に埋没して見えず、口は大きくて牙がたくさん並んでいます。牙は大きく先が尖っています。
頭部には棘のような突起があり、これが毛髪の代わりのようです。身長は2~3mほどで、3本指の二足歩行する生き物でした。
但し動きはそう俊敏ではなく、人間と同じ程度です。
かつてはコンビを組んでプロレスをし、引退後は小さな鍵屋を経営している双子の兄弟は、バアちゃんを迎えに行こうと思っていました。
・サンダー…背丈はチビだが心意気は素敵(良心の塊)。スキンヘッドの白人男性。
・ライトニング…引退後もマスクをかぶり続ける男性でサンダーの双子の兄弟。もちろんチビだが心は今作品中最もピュアかも。スペイン語しか話さない。
ライトニングのベッドの相手をしていた金髪女性・マリアが、怪物に襲われて連れ去られました。サンダーとライトニングはバアちゃんを助け、怪物の襲来を避けるために板金工場に逃げます。
・バアちゃん…サンダーとライトニングの祖母。2人に大事にされているが…。
同じ頃、刑務所ではやどなしが留置所に入れられていました。保安官とその助手・ルークが「スクールバスでヤクやっている」という容疑で尋問していますが、6日間もやどなしは黙秘を続けています(余談だが『フィースト3』で、この容疑は事実だと判明する)。
保安官詰所にも怪物が襲ってきて、あっという間に保安官とルークは殺されました。やどなしは留置所の中にいたため、怪物の手が届かず生き残ります。
・やどなし…ぼさぼさ頭の中年男性。若い頃には科学者だった。後に明らかになるがマヌケの叔父。
さらに同じ頃。中古車店を営む黒人男性・スラッシャーは、薄利多売でなんとか店を回していますが、従業員よりも社長である自分の方が給料が安いのを嘆いています。
愛妻家なのですが、妻・シークレットの浮気を疑っています。

【承】- フィースト2怪物復活のあらすじ2

店の外をふと見ると、怪物があちこちで人間を襲い始め、中古車の上にも裏口からも怪物が迫ってきたので、スラッシャーは中古車のひとつに乗り込んで逃げ始めました。
後退時に人間2人と怪物を轢いてしまいます。訴訟の心配をしますが、それ以上にショックな事態をスラッシャーは知りました。その車の後部座席で、なんと愛する妻・シークレットが従業員のグレッグ・スワンクと浮気中だったのです。
・スラッシャー…中古車店主の中年黒人男性。少しおデブ。妻の浮気を知って大ショック。それでも妻・シークレットを好き。
・シークレット…金髪の若い女性。スラッシャーの愛が少々鬱陶しい。
・グレッグ・スワンク…スラッシャーの店の従業員かつ7月の優秀社員。高給取り。細身で頭がかなり薄い(ハゲちらかってる感じ)。
この16時間そんな騒動が起きた町に、バイクの女王がバーテンを乗せ、さらに女性グループを率いて乗り込みました。バイクの女王は他に3台の大型バイクを率いており、いずれも女性です。
町の悲惨な状況を見ても、バイクの女王の気持ちは揺らぎません。「マヌケに復讐を」が第一義で、怪物なんかどうだっていいのです。
マヌケの家の建物をバーテンに聞き、バーテンが「トランザイムがないから留守だ」と何度も言うにもかかわらず、確認しに行きます。
そこでバイクの女王らは、隠れているスラッシャー、シークレット、グレッグの3人を見つけました。グレッグを殴り、これがマヌケではないかとバーテンに確認します。バーテンは否定しました。
バーテンは更に「復讐なんか忘れて逃げよう」と必死でバイクの女王に訴えますが、バイクの女王の耳には入りませんでした。
車が飛んで来て路上で爆発します。怪物が路上を走ってきたので、スラッシャー先導で一同は逃げ始めました。途中バイクの女王はバーテンを止め、マヌケの部屋に連れていきます。そこには3人の男女がいましたが、隠れているだけでした。
男はバイクの女王の手下の女性(『フィースト3』で刺青女と呼称がつく、赤い髪の女性)に両手に持ったハンマーで叩かれます。残った女性はなんと、ハニーパイでした。
・ハニーパイ…前作でみんなを忘れて1人で逃げた若い金髪女性。お色気係担当、バカなところもある。今作品でやっと銃の装填方法を覚えた。
ハニーパイを見つけたバーテンは、自分たちを見捨てた仇とばかりに、グーでハニーパイの顔を殴りつkます。さらに便器に頭をぶつけ(水の中に一本糞が浮いている)、肘鉄をかました後、最後に左耳を噛みちぎりました。
それを見たバイクの女王は「何が『復讐は忘れて逃げよう』だ」と言います。
ハニーパイが構えた銃にバイクの女王が注目します。銃のボディには「ハーレー・ママ」の刻印があったからです。どこで手に入れたとバイクの女王は詰問しますが、ハニーパイは答えずにひたすら罵りました。
スラッシャー&シークレット&グレッグ3人組は、逃亡途中に携帯電話に着信を受けます。スラッシャーを見つけたサンダーが「板金工場に来い」と声をかけました。サンダーはスラッシャーを観察しながら電話をかけているようで「クソの山に気をつけろ」と言います。そこには確かに、超巨大な怪物の糞がありました。
「後ろに気をつけろ!」とサンダーは言いますが遅く、スラッシャーはバイクの女王に追いつかれ、殴られます。バイクの女王はそのまま、一同を連れて板金工場へ行きました。
これで1人を除く全員が、板金工場に揃いました。ただ1人ハニーパイだけが単独行動を取るのですが、それはあとで触れます。
板金工場に入ったみんなは吃驚します。中に怪物の死体があったからです。

【転】- フィースト2怪物復活のあらすじ3

町では現在電気が復旧したり停電したりの繰り返しですが、サンダーは「軍到着まで15時間だと停電前に言っていた」という情報と、町の中で応答があったのは、スラッシャーたち以外には留置所のやどなしのみだと言います。
留置所と板金工場は作りが頑丈なので、軍の到着まで待とうというのがサンダーの案でした。ただ気がかりなのは、とっくに軍が到着していてもいい時間なのに、それらしき影がないことです。
留置所にいるやどなしがマヌケの叔父だと知ったバイクの女王は、やどなしに会って甥・マヌケの行き先を聞きたいと思い、留置所のドアを壊して入ろうと言いました。ところがドアを壊すと怪物も入り放題になるので、「合い鍵を作ってドアを解錠して入ろう」という作戦に切り替わります。
鍵屋のサンダーとライトニングは早速、合鍵作りを始めました。望遠鏡で留置所のドアの鍵を見てシリンダーのあたりをつけ、自分の店に一度戻り、電気が復旧した僅かな時間を何度も利用して、少しずつ金属を削ります。
その間、他のメンバーはグレッグが主導で、怪物の身体の仕組みを調べて弱点を探そうとしました。怪物の死体を仰向けにし、グレッグがバーナーで身体をまっぷたつにして内臓をチェックします。
「答えが見つかった」と言ってグレッグが内臓のある部分を押すと、すごく臭いガスが出ました。一同は悪臭にのたうちまわります(答えは見つかってなかった)。
さらにグレッグが内臓をほじって様子を見ていると、中身がぶしゅぶしゅになってきて、怪物の口から緑の吐瀉物が飛び出しました。バアちゃん(サンダーとライトニングの祖母)がかぶります。
この緑の吐瀉物をかぶると、生きながら皮膚が腐っていくのです(『ザ・フィースト』参照)。バアちゃんは徐々に全身の肉が溶けていきながらも、顔がガイコツ状態になりながら、けっこうしぶとく生きます。
グレッグが怪物の内臓をいじるたびに、その後も脱糞や尿や精液が出てきたりします。グレッグをやめさせようとした矢先、身体の中央部に大きな目と、その下に縦方向の口ができました。皆思わず見入ります。
その大きな口が悲鳴をあげ、周囲に大音響がひびきわたります。これが怪物をおびき寄せてしまいました。合鍵を作ったサンダーとライトニングが戻ってきて、バアちゃんの様子を見て怒ります。
怪物襲来で皆は屋上へ避難しました。バアちゃんは孫2人が穀物袋に入れて運び、どさくさ紛れにスラッシャーがグレッグを蹴り落とします。
屋上にいると、人間の赤ん坊の声が聞こえました。少し前方に見える車中にいるようです。
グレッグが電線をロープ代わりに使って路上におり、車中の赤ん坊を保護しました。怪物2体に追われたグレッグは、赤ん坊を抱いたまま逃げます。怪物はそう速くないので追いつかれず、また屋上組は援護射撃します。
ところが距離が長いのでグレッグは息切れしてきました。グレッグは赤ん坊を宙に放り投げて落とし、逃げます。赤ん坊は地面に激突して潰れ、怪物の1体が食い付きました。
それを見た屋上組のグレッグの心証が極端に悪くなります。グレッグが戻ってきても、皆冷たい反応です。シークレットのみ少しの愛…程度でした。
屋上にも怪物がのぼってくるようになりました。一度は撃退したものの、早く留置所に移ろうと考えます。
大型バイクのエンジンをふかし、屋上から向かいの留置所近くまで物を投げるカタパルト(投石、 射出機)作戦が考えられます。バイクの女王のバイクを細工して、屋上組は器具を組み立てました。
「ゲロ男」なる一般人が登場しますが、勝手に死にます(ストーリー上何も関係なし)。
カタパルトが完成し、試運転しようと言います。絶賛腐敗中で死ぬのが明白なバアちゃんに、実験台になってもらおうとメンバーは言いますが、サンダーとライトニングは反対します。

【結】- フィースト2怪物復活のあらすじ4

でも誰かがやらねばならず、サンダーはしぶしぶ納得しました。ライトニングが最後まで反対し、サンダーとライトニングはプロレスし、サンダー勝利でバアちゃんが実験台になります。
バアちゃんのいない人生なんて…とライトニングはマスクを外し(けっこう髭と髪の毛がもさもさだった)、皆はバアちゃんを投石機の上に乗せました。腐敗途中なので右腕が取れ、軽量化も兼ねてついでに左腕も取ります。それでも重いので、バアちゃんの入った穀物袋の中身を軽くしろと傾けたところ、溶けた肉が大量に流れ出しました。
軽くなったバアちゃん(それでも生きてる)を投げると、地面に打ちつけられて、べちゃっとなりました(当然といえば当然)。
…さて、話を少し戻して、1人で行動するハニーパイのことを。
ハニーパイはバーテンに恨まれているので、1人で行動しようと思いました。板金工場へ行く人たちから離れて、行動します。
何も考えていないからか、意外にもハニーパイは怪物に襲われることもなく、通りを歩けました。むしろほふく前進している人たちが襲われます。
ある雑貨店に電話を見つけたハニーパイは、扉が施錠されていたので、天井から侵入します。天井を移動中穴が開いて、落ちながらも店内に入れました。
レジに隠れて電話をかけようとした瞬間に電気が復旧し、後ろに男性の遺体を見つけて、ハニーパイは吃驚します。
電話は繋がらず、仕方ないから店を出ようとしたハニーパイですが、雑貨店のガラスは防弾仕様になっており、割れません。いろんな武器で試してみますがダメでした。
怪物が店の前で猫を捕まえ、猫相手に性行為をします。すぐに怪物の子どもが生まれました。
落ちて来た天井から逃げようと考えたハニーパイは脚立を持ってきますが、棚の上に乗ったところで転げ落ちます(単に運動神経がにぶいだけ)。
その天井部分の穴から、先ほど生まれた猫型の怪物が襲ってきました。可愛らしい猫の尻尾つきです。でも本体は可愛くないです。
銃と鉄の棒を持ったハニーパイですが、怪物にのしかかられて噛まれました。それでも怪物の頭を抱えて、雑貨店の防弾ガラス扉に何度もぶつけました。何度もぶつけたので怪物は死にます。
しかもラッキーなことに、防弾仕様のガラスに2mmほどの穴が開きました。ハニーパイは怪物の爪を使って地道にこすり、穴を10cmほどに広げます。
さらに拡張作業を進め、通れるほどの大きさにした後、ガラスの破片で身体を切らないようガラスに着ていた服をかぶせて、店から脱出しました。
そのままハニーパイはまた無心で通りを歩きます。無心だからか怪物に襲われません。
そのまま列車が通る踏切の遮断機が上がるまで待ち、ハニーパイは踏切を越えました…(後に続く)。
さて屋上組の話に戻します。
体重の軽い(チビだから)サンダーが挑戦します。サンダーも道路に叩きつけられ、鍵は路上に落ち、痛みに顔をしかめている間に怪物に襲われ始めました。
エンジンを止めずに皆が見入っていたところ、カタパルト機の鉄パイプがグレッグの頭を貫通します。スラッシャーは気づきましたがスルーします。
サンダーの危機に立ちあがったライトニングは、鉄のゴミ箱をかぶってゆっくり移動し、鍵をゲットしました。サンダーは怪物に食いちぎられて上半身のみになっていますが、まだ生きてライトニングを応援します。
ふと振り返ったシークレットが、グレッグの頭に刺さった鉄パイプに気づいて悲鳴をあげ、他の人も気づきますが、だからどうということはありませんし、グレッグも生きています(グレッグは生きたまま『フィースト3』にも登場予定)。
ライトニングが留置所の入り口に辿り着きますが、ここでやどなしがダイナマイトを持って入り口に現れると、鍵を開けたライトニングのごみ箱の中に入れます。
ダイナマイトは爆発してゴミ箱の蓋が吹き飛びました。蓋は遠くまで飛び、踏切を越えたハニーパイの首に刺さりました。
屋上組にも、大量の怪物が襲ってきました。
(エンド途中)ハニーパイ、首を負傷したものの、生きてる。

みんなの感想

ライターの感想

『フィースト』3部作の中では最も「ストーリーの進行がない」映画。だって、何も物語、進んでないんだもん。
いちおう、いちおう次作『フィースト3』で完結になるんだが、今作品はそれまでの間つなぎ的な感覚? これはさすがに失礼かな。
今作品での見どころは「怪物を解剖しちゃいました」。下ネタ多し。下ネタきらいな人は、だから見ちゃダメ。
ブラックコメディが多い。シリーズ中、最も笑いに走った作品。
しかも…意外な人が『フィースト3』で生きてたりなんかする。

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