「フォーエバー・パージ5」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

フォーエバー・パージの紹介:2021年製作のアメリカ映画。12時間だけ殺人を含むすべての犯罪が合法になる“パージ法”によって極限状態となった市民たちの姿を描く、大ヒットスリラーシリーズの第5作。『ゲット・アウト』のジェイソン・ブラムと、「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイが製作を務める。アデラ役を『アーミー・オブ・ザ・デッド』のアナ・デ・ラ・レゲラ、ホアン役を『闇の列車、光の旅』のテノッチ・ウエルタがそれぞれ演じる。

あらすじ動画

フォーエバー・パージ5の主な出演者

アデラ – アナ・デ・ラ・レゲラ(種市桃子) フアン – テノッチ・ウエルタ(英語版、スペイン語版)(最上嗣生) ディラン・タッカー – ジョシュ・ルーカス(桐本拓哉) ハーパー・タッカー – レヴェン・ランビン(松浦裕美子) トリニダード・トレド(T.T.)- アレハンドロ・エッダ(英語版、スペイン語版)(奈良徹) ケイレブ・タッカー – ウィル・パットン(野川雅史) キャシディ・タッカー – キャシディ・フリーマン(清水はる香) リディア – ベロニカ・ファルコン(英語版) ハーディン夫人 – スージー・アプロマイト ダリアス・ブライアント – サミー・ロティビ(英語版) 政党「アメリカ建国の父(NFFA)」の兵士 – マーク・クレニク(ノンクレジット) 卍の入れ墨を入れたナチ野郎 – エドワード・ゲルハウス リード・メルク – ブレット・エドワーズ サビエル – グレゴリー・サラゴサ ホアキン – ゲイリー・ノヒーリー チアゴ・ハージョ – ザーン・マクラーノン(上田燿司)

フォーエバー・パージ5のネタバレあらすじ

【起】– フォーエバー・パージ5のあらすじ1

フォーエバー・パージ5のシーン1

画像引用元:YouTube / フォーエバー・パージ5トレーラー映像

近未来のアメリカでは、パージ(浄化)法が制定されたことにより、犯罪率が著しく低下し、平和な世の中ができていました。パージ法とは、1年に1度、1夜だけ「殺人を含む、すべての犯罪が合法になる」という法律です。パージの間は武器の携帯や使用が可能で、どんな罪を犯しても不問とされます。その期間は警察、消防、救急(医療)のサービスは受けられません。

2015年にD・タルボットという人物がパージ法を制定しました。パージを行なうことで犯罪率が激減したため、現在では当然のように毎年行なわれています。タルボットは『建国の父』と呼ばれ、『新しい建国の父(NFFA)』という集団もできました。

しかしここには裏の狙いもありました。「パージで貧困層を殺すことにより、国の支出が減り、政府としては好都合」つまりパージは富裕層の者のための法律で、貧困層がいくら死んでも構わないという狙いもあったのです。

それに異を唱えたのは、チャーリー・ローンという上院議員でした。家族をパージで殺されたローンはパージ法の廃止を掲げて大統領選に立候補し、貧困層の支持を得ました。命の危険にさらされたローンでしたが大統領になり、ローンによってパージ廃止令が言い渡されました。

ところがその翌年、けっきょくパージは復活していました。貧困層の人々の安全はわずか1年でお預けとなりました。

メキシコの荒野を、フアンとアデラ(愛称:ローザ)の夫婦は歩いています。案内されたあばら家に入ると、家の中央には穴が開いていました。その穴を使ってアメリカ国境に入ることができるのです。

ニコという少年に案内された夫婦は、メキシコからアメリカへ不法入国しました。別れ際、ニコはアデラに赤いバラが描かれたカードをもらいます。「困ったらバラを追え」と言われて、アデラはお礼と別れを告げました。

(映画タイトル)

【10か月後】【テキサス州 ロス・フェリズ・ヴァレー】

【パージ1日前】

アメリカに不法滞在するフアンは、テキサス州の牧場主であるタッカー家で働いていました。タッカー家は父・ケイレブと息子・ディラン、ディランの妻・キャシディとディランの妹のハーパーが暮らしています。キャシディは身重です。

跡取りになる予定のディランが牧場の暴れ馬をなだめようとしますが、馬はちっともいうことをききません。そこへフアンがやってくると、暴れ馬をおとなしくさせました。ディランはプライドを刺激されて、渋面を作ります。

タッカー家でカウボーイとして雇われているのは、カークという白人系の男性と、メキシコ人のフアン、TTでした。TTはフアンと親しくしますが、カークは冷たく接します。

フアンの妻・アデラは、精肉工場で働いています。工場での上司のダリアス・ブライアントは親切で、アデラに目をかけてくれていました。アデラもそれに報いようと、同じようにメキシコから不法入国して2週目の女性のフォローをします。

夜、家で夕食を作りながら、アデラはフアンに英語を話せと注意します。郷に入れば郷に従えの精神で、英語習得をアデラは頑張っていました。

同じ頃、ディランはエミリー夫婦らとBBQをしながらパージの日について話し合います。エミリーたちはパージを共に過ごそうと誘いますが、ディランは他人と過ごすのは嫌だと答えました。メキシコ人が嫌いなようで、いい使用人を紹介すると言われても断ります。

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