映画:フッテージ惨劇までの13日間

「フッテージ惨劇までの13日間」のネタバレあらすじと結末

フッテージ~惨劇までの13日間~の紹介:2016年製作のアメリカ映画。各国の映画祭でホラーファンの支持を集めたホラー。世界初の3Dファウンドフッテージ・ホラー映画「スペクター・オブ・デス」の製作陣が謎の失踪を遂げてから、彼らが撮影したと思われる映像が発見された。そこには衝撃的な内容が記録されていて…。

あらすじ動画

フッテージ惨劇までの13日間の主な出演者

デレク・ジェームズ(カーター・ロイ)、エイミー(アレナ・ボン・シュトロハイム)、マーク(クリス・オブライエン)、カール(スコット・アレン・ペリー)、アンドリュー(トム・サポリート)、リリー(ジェシカ・ペリン)

フッテージ惨劇までの13日間のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①3Dのファウンド・フッテージのホラー映画を作ろうとデレクたち5人は山小屋へ。監督はアンドリューなのだが、主演男優のデレクが注文をつけすぎ、妻役のエイミーとデレクは別れていた。デレクがわがままを通すので、スタッフたちはげんなりする。 ②デレクのわがままに怒った音声担当のカールは去り、後に遺体で発見。ホラー映画の巨匠・スコット監督が視察に来た13日目、クライマックスのシーンで黒い影に襲われ、スタッフは全滅した。

【起】- フッテージ惨劇までの13日間のあらすじ1

〝2014年5月、休暇中のデレクとエイミー夫妻が
テキサス州ゴンザレスの山小屋で、行方不明になった。
2人の遺体は発見されていない。

この映像は6か月後に発見された映像(ファウンド・フッテージ)を
編集したものである〟

アメリカ。

上記の〝 〟の説明書きを作った若い男性・デレクは、映画監督のアンドリューに「こういう文章を冒頭に入れたら、映画としてよりいいんじゃないか」と提示していました。
アンドリューはテロップを見て「遺体が発見されていないって、非現実的じゃないか」と注文をつけます。
そう、実は今回の映画は、ファウンド・フッテージもののホラー映画を作るために撮影部隊が組まれているのです。

・デレク…若い男性。主演男優。妻のエイミーとは本当に結婚しているが、現在はもう離婚している。撮影のために結婚指輪をつけている。
・エイミー…若い女性。主演女優。デレクの横柄っぷりが大嫌い(客観的にみてもデレクは横暴)だが、デレクに対してはまだ少し愛情が残っていそう。
・アンドリュー…めがねをかけた若い男性。映画監督。しかしデレクがいろいろ注文つけるのでおされぎみで、映画監督としての立場は弱い。
・マーク…わかい男性。カメラマン。デレクの実の弟。本当はエイミーが好き。
・リリー…金髪ロングの若い女性。小道具などのスタッフ。
・カール…若いひげ面の男性。音声担当。

デレクとアンドリューがいかに低予算で売れるホラーを作るかと、話し合います。
デレクが「ファウンド・フッテージもので、3Dの映画はいまだかつてない」と、3Dでの撮影を決めます。
2人が討論している間にも、スタッフたちは集まっていました。
これから本当に冒頭のテキサス州ゴンザレスへ行き、映画撮影をするのです。
タイトルだけは決まっていました。『死の悪霊(スペクター・オブ・デス)』です。

移動の車中でも、どんなホラー映画にすればいいかという議論が、集まった面々から寄せられます。

途中、立ち寄った雑貨店で「いかにもな感じの老人2人」を見つけたメンバーは、撮影協力の依頼をしました。
これからビュフォード農場への行き方を質問するから、それに対して「そこへは近寄るな」という警告をしてくれと頼みます。
左側の老人が話すのですが、テイク1ではビュフォード農場への道を問われて、本当に道案内を始めました。撮影を止め、「近づくなと言ってくれ」と重ねて頼みます。
するとテイク2では、質問しようと近づいた途端に「近づくな」というセリフを発したので、NGでした。
右側の男性が理解してくれ、それらしいセリフを言ってくれます。

撮影協力の謝礼を渡して去ろうとした時に、右側の老人が「ところで、本当に行こうとしているのか」と聞いてきました。
そこへは行っても構わないが「湖のそばの、うつ病のルーファスの山小屋だけは、本当にやめておけよ」と老人が言います。

車中では、その老人の言葉でしばらく論議になりました。
「本当に呪われている小屋があるのならば、やめたほうがいい」という意見と、「あんなのマユツバ」という意見とです。
暗くなった頃に山に辿り着き、山小屋を見つけました。
老人たちの言葉を軽んじた一同は、小屋に入ります。

その山小屋は、誰かが暮らしてい痕跡がそのまま残っており、撮影にはうってつけだと思われました。
デレクがずかずかと奥へ行き、ブレーカーを上げたので電気がつきます。
ここを撮影場所にし、山小屋で寝起きすることにしました。

夜中、小屋の外で不気味な音が聞こえたので、マークが音声担当のカールを起こし、録音させます。
その音は最初小さなものでしたが、動物の悲鳴みたいな大きな声が響いたので、全員が起き出しました。
外へ出てシカだよと話していたところ、アンドリューの持っていた懐中電灯が消えます。
あせったアンドリューが何かにぶつかりました。
電気がつくと、そこにはデレクがいました。アンドリューは隠れていたデレクとぶつかったのです。
ラジカセを持ったデレクのいたずらと分かり、一同は怒りながらもほっとしました。

〔撮影初日〕
前日に入った時に、倒れた椅子の横にあった不気味な染みは、メープルシロップと判明しました。
スタッフ総出で掃除をし、デレクとエイミーが書いたという脚本を配布します。
映画のストーリーが明らかになりました。
夫・デレクは映画オタクで、3D映像を撮るのが好きな男性という設定です。

【承】- フッテージ惨劇までの13日間のあらすじ2

このたび、妻・エイミーが大叔父から山小屋を遺産相続し、それを見に山小屋へやってきたというストーリーでした。
この大叔父が過去に妻を殺し、裏の湖に遺体を捨てたという設定で、最終的には山小屋で追いつめられた夫が、妻を殺すという内容になるそうです。

ファウンド・フッテージものでありがちな、「逃げるシーンになっても、いつまでも撮影を強行する」理由を考えなければならないのと、ラストシーンはまだきっちりと決めていないそうです。
早速、撮影を開始しました。台所で夫妻が会話をするシーンから撮り始めます。
ところがセリフのことで、デレクとエイミーが揉め始めました。エイミーが泣き出したため、エイミーの案で撮影をします。

休憩中、カールがぼやきました。
本当はベン・アフレックの仕事依頼が来ていたのですが、数年前にデレクに経済的に援助してもらったため、ベン・アフレックの仕事を蹴って、こちらの撮影現場に来たそうです。
撮影合間にスタッフにインタビューするマークに対し、カールは「こんな調子で大丈夫かな」とぼやきます。

撮影後もマークはカメラを回していました。
疲れたカールとリリーが横たわっており(あやしい関係ではない)、その横でアンドリューがマークに話しかけますが、マークの気持ちは隣の部屋で話しこんでいる、デレクとエイミーの方にありました。

さらに夜。
編集作業をしていたマークは、昼間の撮影現場に妙なものが映り込んでいるのを知り、自撮りに切り替えて報告します。これは山を降りてから、動画サイトに宣伝代わりに流すつもりのものです。
昼間の台所のシーンで、窓の外に人影があったのです。
スタッフは全員その場に揃っていたので、ありえないものでした。
その説明をしている最中、またもや夜に鳴き声が聞こえました。
マークはデレクのいたずらだと思って中座しますが、どうやら今回は本物の動物の鳴き声のようです。

〔撮影5日目〕
悪霊を登場させねばならないという話になりますが、着ぐるみにするそうです。
しかしその肝心の着ぐるみは川に落としてしまったそうで、どうしようかと相談します。

〔撮影7日目〕
撮影は進んでおり、映画の中では夫妻の周辺で異様な現象が起きているとされました。
監視カメラを山小屋に設置する、ということになるわけなのですが、設置しながら映画監督のアンドリューは「監視カメラって、3Dで撮れないぞ」と指摘します。
しかしデレクは、気に留めませんでした。「撮ればいい」と、なんの疑問も抱いていないようです。
「3Dの監視カメラなんて聞いたことがない」とアンドリューが必死で説明するのですが、デレクからすれば些細な問題で「細かすぎるんだよ。撮ればいいじゃん」で押し切りました。
デレクの注文が通り、アンドリューは首をひねりながらもカメラを2台設置し、3Dで撮ることにします。

〔撮影8日目〕
納屋に移動したスタッフたちは、「デレクとエイミーが大叔父の話題をしていると、上からシャベルが落ちてくる」という撮影をしようとします。
ところがエイミーが「くだらない」と言い始め、デレクと口論になりました。
口論を止めようとしたリリーの頭の上にシャベルが落ち、リリーは意識を失います。

一同はリリーを病院に連れて行こうと考えますが、小屋のソファに寝かせるとリリーは意識を取り戻し、「大丈夫」と言いました。(確かに軽傷っぽい)
デレクは撮影続行を言い渡します。

夜に編集作業をしているマークを、エイミーが撮影します。
撮影しながらエイミーは「また短編を撮ったら?」と言いました。
編集していたマークは、集合場所のシーンで再生をためらい、エイミーに見せてくれと押し切られます。
集合場所にはエイミーが遅れてやってきたのですが、その時にデレクが「あの女に頼んだのが間違いだった。別れる前に契約を結んだから、撮影しないと契約違反にあたる。もうあんな女、二度とごめんだ。悪魔の化身の登場だ」としゃべっていたのです。
デレクが自分を悪しざまにののしっていたのを知り、エイミーはショックを受けて席を立ちました。

【転】- フッテージ惨劇までの13日間のあらすじ3

〔撮影9日目〕
喧嘩のシーンでエイミーが思いきり、デレクに平手打ちします。
勢いが強かったので撮影は一時中断したものの、撮影は再開しました。
エイミーが喧嘩で悲鳴をあげると、食器棚から皿が飛び出して落ち、割れます。

その食器棚には仕込みはしてあったのですが、その操作はしていませんし、そもそもコンセントが入っていませんでした。
おかしいなといいながら、カール、アンドリュー、デレク、リリーの4人で片付けます。

その夜。
外で叫び声が聞こえると気付いたマークとアンドリューが、おそるおそる外へ出てみました。
するとデレクとエイミーが仲直りのセックスをしているだけでした。
見なかったことにして、マークとアンドリューは戻ります。

〔撮影10日目〕
エイミーに夢遊病の症状が出た…というシーンの撮影を済ませた後、デレクがふもとまで降りて、久しぶりにみんなで呑もうと言い出しました。
スタッフは賛成し、居酒屋に行って飲みます。
その席でデレクが「明日、映画監督スコット・ワインバーグが現場に視察に現れる」と発表しました。
スコット監督はホラー映画界では有名な監督なので、みんな喜びます。

山小屋に戻ると、部屋が荒らされていました。機材も壊されています。
デレクのものだけ荒らされていなかったことから、カールはデレクのいたずらだろうと言いました。デレクも居酒屋に移動したのでそんなわけはないと主張しますが、カールは聞き入れません。
怒ったカールは出て行くと宣言しました。

〔撮影11日目〕
カールは夜のうちに、徒歩で小屋を出ていました。他のメンバーは片付けをします。

撮影を再開したスタッフたちは、エイミーが森を逃げながら撮影するシーンを再生し、「揺れ過ぎたら3Dだと観客が酔って吐く」と言います。
エイミーに、できるかぎり揺らさないようにして走れと指示しました。

〔撮影12日目〕
朝起きると、エイミーの左腕に大きなひっかき傷ができており、傷は浅いものの血が出ていました。
アンドリューが車に乗せ、エイミーを病院へ連れていきます。
小屋に残ったデレクは、「ああやってあいつは気を惹くんだ」と、傷はエイミーがつけたものと思っていました。

編集作業をしているマークに、エイミーが話しかけます。
録画した内容に、みんなの寝顔を撮影したものがあり、マークはチェックしているのです。
それはマークが撮影したものではありませんでした。寝ているマークが映っているのが、その証明です。
誰が撮ったのかと、マークとエイミー2人が動画を見ました。アンドリューの寝顔も映り、エイミーも映り込みます。
その眠っているエイミーの腕に、わずか一瞬で傷ができました。それを見た2人は驚きます。
さらにパソコンの映像に今のライブ映像が映り、鏡に黒い影のようなもやが映りました。
鏡の黒いもやが自分たちに襲いかかるので、思わずマークもエイミーも悲鳴をあげます。

悲鳴を聞きつけて、アンドリュー、リリー、デレクが駆け付けました。
マークとエイミーは身に起きたことを説明しますが、データとして残っていないので信じてもらえません。

黒いもやを見たマークは、本当にこの山小屋は呪われていると思い、兄のデレクに小屋を去ろうと言います。
ところがデレクは嫌いました。明日はスコット監督が視察に来る日だからです。
エイミー側にもマークが説得しますが、エイミーも残ると言いました。
マークも残ることを決意します。

〔撮影13日目〕
スコット監督の乗る車がやってきました。スコット監督は「4人で撮っているのかい?」と質問し、デレクはスタッフを極力減らしたと話します。
改編後のストーリーでは「妻が悪魔に変異して、夫を襲う」という筋書きにしようと考えていましたが、「全員死ぬのが、ファウンド・フッテージの決まりじゃないか」と話題になります。

【結】- フッテージ惨劇までの13日間のあらすじ4

それでもデレクは「自分だけは生き残る」と言い出し、周囲のみんなをげんなりさせました。
デレクは今回、我を通し過ぎなのです。カールが途中で去ったのも、デレクと口論になったからでした。
裏で映画監督のアンドリューが「もうデレクのわがままにはうんざりだ」と怒ります。

夜を迎え、クライマックスの撮影を開始します。スコット監督も現場を見学しています。
台所の監視カメラをいじっているデレクのところへエイミーが来て謝罪し、仲直りをするシーンなのですが、そこでいきなりエイミーがデレクを殴りました。
カメラは切られ、台所へ通じる扉が閉まり、山小屋全体が大きく揺れます。
椅子が宙に浮き、ものが散乱しました。

騒動がやんだとき、スコット監督は「これは冗談だろ?」と質問しますが、仕込みではありません。マークたちも驚いています。
台所の床から血だまりが出てきて、一同はびっくりしました。
次の瞬間、台所の扉が開くと、アンドリューの胸が裂けました。スコット監督も黒い影に襲われます。
それをカメラ越しに撮影していたマークには、黒い影がアンドリューを襲うのを見ました。ところがカメラ越しでない場合には、その黒い影は見えないのです。
マークは山小屋から逃げ始めました。リリーも逃げ出します。

マークとリリーは暗がりのなか、逃げるために車を得ようとしました。
真っ暗で見えないので、リリーはマークにカメラのライトをつけるように言いますが、マークは「ライトをつけると黒い影に居場所が知られる」と言います。
それでもライトをつけると、目の前にカールの遺体がありました。森の中で死んでいたのです。
それを見て騒いだリリーは、森の奥から襲ってきた黒い影にひきずられました。
しばらくして、上からリリーの遺体が降ってきます。

マークは車の中に避難しました。怯えます。
するとカメラから「誰か私を助けて」というエイミーの声が聞こえました。
エイミーもカメラを持参しており、それでマイクを通じてエイミーの声が聞こえるのです。
しかしマークの声は、エイミーには届きません。
「山小屋のマイクがあれば、私も音声が聞こえる」
エイミーが言うので、マークは意を決して山小屋に戻り、マイクを取りに行きます。

マークが移動するあいだも、エイミーは事情を説明しました。
黒い影がエイミーに襲いかかり、エイミーは気絶したそうです。目覚めると森の中におり、なぜか血が身体についていたそうです。
それを説明しながらエイミーも移動しており、やがて目印になる湖を発見しました。
小屋の位置が分かったので、そちらへ戻ると言います。

マークは兄・デレクのいる台所に入りますが、デレクはおらず、原型を留めない肉の塊が散らばっていました。
そのなかからマイクを探しだしたマークは、血を拭き取って使えるかどうか試そうとします。
そこへスコット監督がやってきて、マークの前で絶命しました。
マークがマイクを起動したので、エイミーにもマークの声が聞こえるようになります。

エイミーは山小屋を目指していました。マークはエイミーに「車へ行くように」と指示します。
車に乗り込んだマークは発進させ、エイミーを見つけますが、エイミーの背後に黒い影が近づいているのを見て、急いで車中へ引き込むと、脱出しました。
車内に乗り込んだエイミーが暴れ始め、マークは気絶します。

マークが気絶から目を覚ますと、助手席でエイミーは瀕死状態でした。
エイミーはマークに「嬉しかった。でも逃げてほしかった」と言います。
「君を置いて?」とマークが問うと、エイミーはうなずきます。
「ルールを忘れたの? ファウンド・フッテージのルールを」
(ファウンド・フッテージでは、誰も生き残らないという暗黙のルールがある)
「ごめんなさい」と謝ったエイミーは赤い光る目になり、マークを襲いました。

(全滅。黒い影の正体は謎のままだが、悪霊かなにかだと思われる)

みんなの感想

ライターの感想

あらすじを読むと判る通り、実はずうっと退屈な映画。
ファウンド・フッテージものを3Dで撮ろうとやってきた撮影クルーが、実際に悪霊に襲われる。
…序盤からずっと、「ホラーあるある」みたいな会話を続けてて、ホラー映画を知っていると「そうだよね」と思う内容。
ただ、はっきりいって、ずっと怖くない。妙な現象も起こらないし。せいぜい、夜中に鳴き声が聞こえる程度。
終盤で一気に畳みかけてきた。デレクが原型とどめないくらいにぐちゃぐちゃになるんだけど、直接描写はなし。
最後の10分くらいに怒涛の展開を見せるくらいで、それまでがずっと退屈。
本家本元の『フッテージ』とは、まるきりの別物。
  • てんちょさんの感想

    冒頭のシーンでファウンドフッテージにはクソ映画がいっぱいある、と主人公たちが語っていたがまさしくその通りの作品になってしまっている。
    脚本もありきたりだし、怪異の正体も投げっぱなしだし、黒いもやなどのCGもいかにも安っぽく映像に溶け込んでおらず、B級C級映画の見本のような作品だった。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「フッテージ惨劇までの13日間」の商品はこちら