映画:フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語

「フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語」のネタバレあらすじと結末

ホラー映画

フロム・ザ・ダークサイド・ザ・ムービー 3つの闇の物語の紹介:ホラーの巨匠ジョージ・A・ロメロ監督がプロデュースしたTVの人気番組「フロム・ザ・ダークサイド」の劇場版で1990年に公開された。同監督の「クリープショー」のセオリー通り3つの物語を少年が語るオムニバス形式。TVシリーズを手掛けたジョン・ハリソン監督の長編デビュー作。特殊メイクは「エクソシスト」「ハンガー」のディック・スミス。

あらすじ動画

フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語の主な出演者

「プロローグ」ベティ(デボラ・ハリー)、ティミー(マシュー・ローレンス)、「運命249」べリンガム(スティーブ・ブシェミ)、アンディ(クリスチャン・スレーター)、スーザン(ジュリアン・ムーア)、リー(ロバート・セジウィック)、「地獄から来た猫」ドローガン(ウィリアム・ヒッキー)、殺し屋(デビッド・ヨハンセン)、「恋人たちの誓い」プレストン(ジェームズ・レマー)、キャロラ(レイ・ドーン・チョン)など。

フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語のあらすじ1

フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語のシーン1 ◆「プロローグ」
脚本/マイケル・マクドウェル、出演/ベティ(デボラ・ハリー)、ティミー(マシュー・ローレンス)など。
平凡で明るい主婦ベティは、買い出しから戻り、晩餐会の準備に取り掛かります。
しかしキッチンには古びたホウキがあり、鉄格子付きの食糧庫には、元気な少年ティミーが鎖で繋がれ閉じ込められていて「助けて!出して!狂った女がいる!」と騒ぎ、彼女に「フロム・ザ・ダークサイド(Tales from the Darkside)」という分厚い本を投げつけます。
ベティは食べ散らかしたクッキーに眉を顰め「本はおもしろかった?子供の頃読んだけど忘れちゃった」と話してオーブンに点火、ティミーの調理時間を計算しています。実は彼女は魔女で、晩餐会のメインディッシュはティミーなのです。
ティミーは、「あなたのハラワタを掻き出して、ハーブを詰めて縫い合わせる」などと話す彼女を何とか食い止めようと、その本を読み聞かせる事に。

◆第1話「運命249」
原作/アーサー・コナン・ドイル「競売ナンバーニ四九(Lot 249)」、脚本/マイケル・マクドウェル、出演/べリンガム(スティーブ・ブシェミ)、アンディ(クリスチャン・スレーター)、スーザン(ジュリアン・ムーア)、リー(ロバート・セジウィック)など。
学生寮に住む貧乏学生べリンガムの元に”Lot 249”と打たれた大きな木箱が届きます。彼は友人のアンディと一緒にやってきたリーが、奨学生に選ばれた栄誉を皮肉交じりで讃えます。
べリンガムは優秀な考古学の学生ですが、貧乏なので奨学金が無いと退学するしか術がありません。
一方リーは大金持ちのスポーツマンでイケメンですが成績は最悪。そこで奨学生という栄誉を得ようと、第一候補のべリンガムを蹴落とすため一計を案じたのです。
彼はまず彼女であるアンディの妹スーザンに論文を代筆させてヨーロッパ研修を獲得、彼女は気のあるフリでべリンガムに接近し、彼が持っていた考古学の貴重な資料=古代の呪物を隠し「盗まれた!」と騒いだのです。
結果べリンガムは窃盗の疑いが掛けられ、選考期間中取り調べを受け、ようやく解放された時には、リーが奨学生に決まっていたのです。
アンディは2人の悪事に気づいてはいましたが、苦笑いしただけでした。

リーはとぼけて配達人に料金を払ってやり、アンディは「”249”の中味を見せてくれたら返金不要」と持ちかけます。
べリンガムもまた彼らの仕業だと気づいていましたが、「酷い目に遭った」とこぼしながらも快諾し、2人の前で荷解きを始めます。
”249”の中味は石の棺桶に入った3000年前のミイラで、べリンガムは「僕は育ちが悪くて貧乏だから、売って稼ごうと思った」と自嘲し、2人に手伝わせて棺桶を開け、ミイラの包帯を切り始めます。
リーはその悪臭と汚さに堪え切れず途中で逃げ出し、自宅の屋敷でエアロビしていたスーザンに事の次第を打ち明けます。
スーザンは平然と「悪事がバレても兄さんは大丈夫。べリンガムには何もできっこない」と言い捨てただけでした。
一方、べリンガムは怖いもの見たさのアンディにミイラの醜い干からびた顔を見せ、「ミイラを作る際、脳は鼻から棒を突っ込んで掻き出す」「腹を裂いてハラワタを抜き、花や香料を詰めるんだ」と話しながら、その腹を切り開いて手を突っ込み、体内にあった古文書を取り出し「フォーチュン・クッキーだ」と呟きます。
彼は早速その巻物を広げて読み始めますが、アンディには象形文字が読めるわけないとごまかします。

夜になり、スーザンは盗んだ呪物を返すため、べリンガムの部屋に向かいます。
一方、同じ学生寮にいるアンディは、通気口から漏れ聞こえるべリンガムの呪文を聞き、古文書を読んでいると気づきますが、間もなくミイラが動き出し、同時にブレーカーのヒューズが飛んで寮の灯りが消えます。
ミイラはブレーカーを見に来たアンディや訪ねてきたスーザンにぶつかりながら出て行きますが、2人はその正体には気づかずべリンガムの部屋に寄り、アンディは壁に立てかけられていた”249”の棺桶を見て「盗まれなくてなにより」といい、スーザンは呪物をまんまと元の場所に戻して帰ります。

一方、ミイラは屋敷で休んでいたリーを襲い、ハンガーの針金を鼻から突っ込み脳を掻き出して殺害、帰宅したスーザンに後姿を見られます。
彼女は至極冷静で、警察に殺人事件として通報し「犯人は見てない」と証言しますが、リーの葬儀を終えた後、アンディに「実は犯人を見た」と打ち明けその特徴を話します。
すぐに”249”の仕業だと気づいた彼は、べリンガムの部屋を訪ねますが、彼の元には考古学の教授らが来ていて、退学するべリンガムのコレクションの鑑定をしていました。
べリンガムは、教授らに「呪物はスーザンが盗んだ」と打ち明けますが状況は変わらず、”249”が消えている事に気づいたアンディはべリンガムを問い詰めますが、鼻で嗤われただけでした。

その夜、自室でリーの遺品を処分していたスーザンの元に、”249”が現れ襲い掛かります。彼女は菊の鉢を投げつけ、ハサミを突き刺すなどして抵抗しますが、逆にハサミで背中を切り裂かれて菊の花をねじ込まれ殺害されます。
彼女が電話に出ないのを不審に思ったアンディは、彼女の部屋に行き無惨な遺体に気づきます。
激怒したアンディはべリンガムを襲い、彼の部屋の暖炉の前の椅子に縛り付け、「お前が古文書で”249”を操り、2人を殺させたんだ!古文書を出さないとお前のタマを燃してやる!」と脅迫、彼の博士論文を目の前で引き裂き、下半身にオイルを振りかけます。
べリンガムは慌てて呪文を唱え始め、棺桶に戻っていたミイラも目覚めますが、途中でガムテープで口を塞がれます。
ミイラはアンディに襲い掛かろうとしますが、易々と組み敷かれて手足をもがれ、電動のこぎりで頭蓋骨を切り取られ、暖炉にくべられます。
”249”を失ったべリンガムは、改めて巻物のありかを聞かれてごまかそうとしますが、結局脅されて「机の引き出しに入ってる」と白状します。
アンディは彼の目の前で巻物に火を点け燃やします。

ほどなくしてべリンガムは大学を去りますが、アンディに「安心しろ、二度と会わない」と言って分かれた後、「だが挨拶はするぜ」と呟き、タクシーの中では大笑いしながら呪文を唱えていました。
アンディが燃やしたのは古代のポルノで、本物の巻物はべリンガムが持っていたのです。
その夜、アンディの部屋には、べリンガムの呪文で動き出したリーとスーザンの無惨な死体が、脳を掻き出す針金やナイフを持って”挨拶”にやってきます。
・・・

【承】- フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語のあらすじ2

フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語のシーン2 オーブンの予熱が終わり、ベティは熱い人型のオーブン皿を取り出し「話しは面白かったけど、もう焼き始めなきゃ」とナイフを手に取ります。
ティミーは焦ってページをめくり「次の話も怖くて読めないくらい面白いよ!」といい、読み始めます。

◆第2話「地獄から来た猫」
原作/スティーヴン・キング「魔性の猫(Cat from Hell)」、脚本/ジョージ・A・ロメロ、出演/ドローガン(ウィリアム・ヒッキー)、殺し屋ハルストン(デビッド・ヨハンセン)など。
大邸宅で独り暮らしている老人ドローガンは、アメリカ最大手ドローガン製薬の創立者で大金持ちですが、ある事に怯え凄腕の殺し屋ハルストンを雇います。
ハルストンは老人が雇ったタクシーで屋敷にやってきて、出迎えたドローガンは車椅子の上から「運転手を待たせておくように」と怒鳴っていました。
既に法外な料金を受け取っていた運転手は素直に応じます。

ドローガンは大きな暖炉の部屋にハルストンを呼び、早速ターゲットを聞く彼に「相手は君の後ろにいる」と言います。
ハルストンは咄嗟にナイフを構えて振り向きますが、背後には黒猫がいて一声鳴いただけでした。彼はムッとして向き直り「あんたを殺すぞ。冗談はキライだ」と凄みます。
ドローガンは「あいにく冗談じゃない」といい、5万ドル入りの封筒をテーブルに投げ出し、彼を座らせます。
「それは前金で、あの猫を見事に葬り去ったらもう5万。もともとこの家には4人の人間がいたが、3人がそいつに殺され、今はわしがつけ狙われている」と言うのです。
黒猫は、目を離した隙に消えていました。
ドローガンは彼に車椅子を押させて屋敷の中を見せながら、事情を話し始めます。

その屋敷にはドローガンの欲しい物の全てが揃っており、かつては彼と妹のアマンダ、彼女の親友で喘息持ちのキャロライン、そして20年間執事を勤めたゲージが住んでいました。
その黒猫を初めに見たゲージは、何とか追い払おうとしましたが、アマンダが気に入って餌をやりその家に居つく事に。
ドローガンは「猫は喘息にも悪い!追い出せ!さもなくば殺す!」と何度も強く言ったのですが、アマンダは「兄さんは猫嫌いだから」と反対し飼い続けたのです。
「わしが猫嫌いなわけではない!猫がわしを嫌っておるのだ!猫がいるとロクなことにならん!」…ドローガンはそうわめいて発作を起しかけ、自社で販売しているファノバルビンを口に含み一息つきます。
それは幻覚剤を含む心臓の薬で、大変高額でしたが習慣性が高いため大ヒットとなり、彼の会社を一躍トップにのし上げた看板商品でした。
「その悪徳商品でどれだけ稼いだんだ」とニヤつくハルストンに、ドローガンは「お前もこれまで20人以上葬ったそうじゃないか」と言い返し、話を続けます。

猫の最初の犠牲者はアマンダでした。
ある夜、猫の餌を取りにキッチンに行こうとした彼女の足元に黒猫がまとわりついて転び、長い螺旋階段から転落し、死亡したのです。
彼はその時も「猫を始末しろ!」と追いかけ回したのですが、キャロラインは猫を自室に匿い、就寝中、猫に顔を塞がれ窒息して死亡。
激怒したドローガンは、ゲージに猫を獣医に連れて行き安楽死させるよう命じたのです。ゲージは1日がかりで猫を捕まえ、深夜、獣医に連れて行こうとしたのですが、途中で猫が暴れ、交通事故を起こし死亡したのです。
どの事件も自然死や事故死と判断され、当然「猫がやった」という目撃者も無かったのですが、ドローガンはそれが復讐だという事を知っていました。
彼は「新薬トライ・ドーマルGの研究の際、実験に適していた猫だけを、4年間で5000匹殺したためだ」と打ち明けます。

その時ふいに黒猫が現れハルストンに懐きます。彼は、「ナメたらいかん!」とわめくドローガンに「10万ドルの仕事をナメたりはしない。お望みならば今すぐこの首を一捻りに」というや、猫の首を絞め始めますが、反撃されて手の平を引っ掛かれ酷いケガを負います。
ハルストンは猫を罵り必ず仕留めると約束し、ドローガンは「それはけっこう!殺して尻尾を切ってやれ!火にくべて燃やしてやる!」「屋敷には君の欲しいモノが揃ってる!なんでも使え!わしは街に行く」と言い残し、待たせてあったタクシーに乗り出掛けていきます。

ハルストンは「ジジィ、狂ってやがる」とこぼしながらも仕事に取り掛かりますが、屋敷にあったのは安酒と空っぽの冷蔵庫だけで、黒猫を至近距離から撃ってもなぜか弾が通過してしまい、なす術がありません。
方や黒猫は、隙を見ては彼に襲い掛かり、彼は、高級シャツを血まみれにされ、タマをかじられ、ついには顔にまとわりつかれ、その口から体内に潜り込まれ息絶えます。
翌朝戻ったドローガンは、ハルストンの無惨な死体を見てため息をつきます。すると死体の胸が盛り上がり猫の唸り声がして、その口からあの黒猫が這い出してきます。
怯えたドローガンは必死にファノバルビンを飲もうとしますが、血にまみれの黒猫が彼の膝に飛び乗り唸り声を上げた瞬間、発作を起こし死亡します。
・・・

【転】- フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語のあらすじ3

フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語のシーン3 ベティに「とても怖いお話ね。でも私はラブストーリーの方がいいわ」と言われたティミーは「とっても怖いラブストーリーがあるんだ!」と言い、読み始めます。

◆第3話「恋人たちの誓い」(Lover's Vow)
脚本/マイケル・マクドウェル、出演/プレストン(ジェームズ・レマー)、キャロラ(レイ・ドーン・チョン)、ワイアット(ロバート・クライン)など。
10年前の冬のニューヨーク。
食い詰めた芸術家プレストンは、馴染みのバーから「男が待ってる」と知らせを受け、慌てて部屋を駆け出します。
待っていたのは彼のエージェントのワイアットでしたが、一縷の望みだった作品がクズ同然の扱いを受けていると知らされた上に「君の作品は金にならん」と言われます。
プレストンは、飲み代を置いて出て行ったワイアットを罵り、バーテンのジェアーと飲んべのマドックスは、根気よく彼の愚痴に付き合いますが、閉店時間となり、酔いつぶれたマドックスを置き去りにして、2人揃って店を出る事に。

ジェアーが店のドアに鍵を掛ける間、プレストンは辺りで立ちションをしていました。その時、路地の奥で物音がして、近づいたジェアーが怪物に襲われ、銃ごと手首を千切られ、顔面を切り裂かれ、頭部を刎ね飛ばされます。
プレストンは店に逃げ込もうとしますが、必死に叫んでもマドックスは起きる気配もありません。
すると怪物は醜い顔を寄せ「約束を守るなら命は助けてやる。私を見たことを一生誰にも言うな。私と話した事も、どんな姿をしているかも」と言います。
プレストンは必死で「約束する!」と誓い、怪物はその誓いの印として、鋭い鉤爪で彼の胸を切り裂き飛び去ります。
プレストンはなんとかその場から逃げ出しますが、白いコートの若い黒人女性が通りかかり、思わず建物の影に引き込み事情を聞きます。
彼は「迷子になったからタクシーをつかまえようと思った」という女性に「ここは危険だから、タクシーなら僕の家から呼べ」と説得して連れて帰ります。
女性は半信半疑のようでしたが、やむなく彼についていくことに。

彼は部屋に着くなり警察に電話をしますが、結局何も言えないまま切られてしまいます。
女性は落ち着いた様子でキャロラと名乗り、「コロラドから来たが、男と別れた」などと話しながら興味深げに部屋を見て回り「芸術家って初めて」と微笑みます。
その間プレストンは洗面所で、胸にできた3本の鉤裂きの具合を見ていましたが、キャロラがふいに近づき「ケガしたの?」と声を掛け、優しく手当をしてくれます。プレストンは彼女の瞳を見つめながら「ビンで殴られた」と話し、その夜2人は結ばれます。

翌朝、プレストンは怪物のスケッチを描いていましたが、起き出してきた彼女には見せずに丸めます。そして「夕べの事は忘れないわ…」と囁く彼女に思わず「悪夢だった」と返してしまい、慌てて「素晴らしかった」と言い直して抱こうとしますが、外からパトカーのサイレンとマドックスの「助けてくれ!」という叫びが聞こえ、手を止めます。
彼は一瞬考えて「行かなくちゃ」と言い、彼女に「待っててくれ」と言って出て行きます。
バーでは騒ぎになっており、まだ酒が抜けないマドックスが警官に連れ出され「誰かが俺の友だちの首を!チキショウ!」と叫んでいました。
彼は結局それを遠目に見ただけで何もできず、キャロラも消えていました。

彼はその後も怪物の画を描き続けていましたが、夜になってキャロラが戻り慌てて隠します。
「同居の友人が彼氏を連れ込んでて…」プレストンはみなまで聞かずに彼女を歓迎し、キャロラは「ヒューストン通りで画廊をやってる友だちの友だちのビクトリーンに、あなたの作品の事を話したら『見てみたい』って」と話します。
プレストンは「ハウストン通りだろ?」と笑って真顔になり、「ビクトリーン・ロジェ?友だちの友だち?たまげたな!」とこぼします。
それは有名な画廊のオーナーで、彼の個展は大成功しますが、会場にマドックスが現れ「事件の事をなにか知ってるんだろ?」と聞かれ、冷たく追い返します。
プレストンの意識から怪物が消える事はありませんでしたが、ある晩キャロラは「私と出会ってよかった?」と笑って妊娠を打ち明け、プレストンは改めてプロポーズし、2人は結婚する事に。

10年後。2人は相変わらずニューヨークにいて、2人の子供にも恵まれ、ワイアットもエージェントに戻り、豊かに暮らしていました。
その晩は2人が出会った記念日で、子供たちをワイアットに預け、2人きりのディナーを楽しむ予定です。
キャロラは相変わらず若く美しく、その生活に満足しているようでしたが、プレストンが描いた怪物のスケッチを見つけて眉を顰めます。

デートの帰り道、プレストンは「10年か…いろいろ変わった。あの晩、僕は死にかけてた。新しい人生の始まりだった」と呟き、家では子供たちの寝顔に微笑み、キャロラに「君は私のような人間から彼を救った。ここにいると私が悪人みたいな気になる」とこぼすワイアットに「僕自身から救ったんだ」と見送ります。
改めて2人きりになった時、プレストンは「田舎に大きい家を買おう!引っ越すんだ!」と言い出しますが、キャロラは「田舎はイヤ。今のままで満足よ」と断ります。
しかしプレストンは「違う…」と呟き、それまで密かに制作していた怪物のフィギュアを取り出して彼女に見せ、あの晩あった事、そして怪物に言われた事を打ち明けます。
キャロラは困惑し「なぜ私に話すの?」と聞き、プレストンは「君が何より大切だからだ。この10年間の幸せと成功は君のおかげだ。君を愛してる。君には何も隠せない。僕はあの晩の事だけを話してなかった」と答えます。

するとキャロラは、怪物のフィギュアを手に取り彼に背を向け、肩を震わせます。
プレストンはその背中に「どうした?全て真実だ!」と言いますが、振り返ったキャロラは「言わないと約束したのに!」と怒鳴ります。
事態を悟って泣き出したプレストンの眼の前で、キャロラは悲痛な叫び声を上げ、身体がめりめりと変形し、あの夜の怪物へと変わっていきます。
子供部屋では子供たちが怯えていましたが、部屋から出て来た時にはあの怪物の子へと変わっていました。
怪物となったキャロラは、その不気味な羽でプレストンを抱き、それでも「キャロラ、愛していたよ」と呟く彼に「私も愛してた。だが誓いを破った。全ては終わりだ」と言ってその喉笛を噛み千切り、2匹の子を抱えて飛び立ちます。
路地でまだタクシーを探していたワイアットは、ようやくタクシーをつかまえて乗り込みますが、彼女の咆哮を聞き、興味無さ気に去って行きます。
怪物は建物の屋根にあるガーゴイルの像になりますが、その腕にはしっかりと2匹の子が抱かれていました。
・・・

【結】- フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語のあらすじ4

フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語のシーン2 痺れを切らしたベティは、まだ話を続けようとするティミーを止め、ハラワタを抉る道具を乗せた台を食糧庫の前に運び、鉄格子のカギを開け始めます。
ティミーは焦って「今度はハッピー・エンドだ!ティミーって子の話だよ!」と喚きます。
それは新聞配達をしていた兄が病気になり、ティミーが代わって集金に行った先のおばさん=ベティに捕まり、食糧庫でクッキーを与えられ、太らされ食べられそうになる話でしたが、ベティは「あなたの話ね?結末は分ってるわ」と口を挟みます。
しかし話は、ティミーがポケットに入っていたビー玉を床に投げ、ベティを転ばせるという意外な展開に。
彼女は台の上に立っていたたくさんの鋭い縫い針の上に仰向けに倒れ込み、台ごとキッチンへと転がり、背中に刺さった縫い針を抜こうともがきます。
その隙にティミーは、彼女が落とした鍵束を拾って枷の鍵を開け、キッチンでもがいていた彼女の背中を思いっきり突き飛ばします。
ベティは、人型のオーブン皿に倒れ込み、皿ごと火が燃え盛るオーブンの中へと転がり込み、オーブンの扉が閉まります。
ティミーは彼女の末期の叫びを無視してクッキーを手に取り「ハッピー・エンドはいいね」と言い、かじります。

みんなの感想

ライターの感想

ジョージ・A・ロメロ監督の「クリープショー」のTV版として人気を博した「フロム・ザ・ダークサイド」の劇場版で、「エクソシスト」「ハンガー」の巨匠ディック・スミスによる特殊メイクは少々エグめですが、どこかメルヘンチックなお気楽コメディです。
第1話「運命249」のスティーブ・ブシェミ、クリスチャン・スレーターが若~い!嬉々としてブシェミを弄るスレーターはやなヤツ度マックスなんですが、ブシェミの性格のエグさも負けちゃいないところが最高でした。
第2話「地獄から来た猫」は、言うほど猫が虐待されてるわけではないし、まんまと復讐を果たすのでご安心を。
第3話「恋人たちの誓い」は、日本民話「雪女」が元ネタのようですが(wiki)、出典は明らかではないので念のため。
2019年現在、「クリープショー」(1982年)で別名で少年役を演じたキングの子息(”親の七光り”を嫌ったため。小説家として大成した後に情報公開された)=小説家ジョー・ヒルによるリブート企画もあるそうで、今後が楽しみな作品です。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「フロムザダークサイドザムービー3つの闇の物語」の商品はこちら