映画:ブラッドインフェルノ

「ブラッドインフェルノ」のネタバレあらすじと結末

ブラッド・インフェルノの紹介:2017年製作のアルゼンチン&ニュージーランド合作映画。1985年に洪水により水没、約25年の時を経て再び出現したアルゼンチンのエピクエンを舞台にしたホラー。廃墟となった町にやってきた6人の若者たち。車が立ち往生し分かれ分かれになった彼らの前に、人の顔の皮で作った仮面をつけた怪しげな者が現れる…。

あらすじ動画

ブラッドインフェルノの主な出演者

ディエゴ(アグスティン・パデッラ)、カーラ(ヴィクトリア・モレッツ)、ヴァスコ(ダミアン・ドレイジク)、ナチョ(ヴィクトリオ・ダレッサンドロ)、エリカ(ポーラ・ブラスカ)、ミカエラ・レイヴァ(タマラ・ガルソン)、ヴィッキー(ポーラ・サルトール)

ブラッドインフェルノのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①1985年に起きた水害で25年以上も水没したアルゼンチンの観光地・エペクリン。廃墟と化した町でドキュメンタリーを作るため、6人のスタッフは町へ行く。うち1人のカーラは洪水経験者。 ②エペクリンへ行った若者たちは、奇妙なマスクをつけた者たちに襲われる。巨人症の障害を持つため見捨てられた家族が生き残り、人を殺しては食べていた。カーラは若者らを手引きしていた。5人全滅。

【起】- ブラッドインフェルノのあらすじ1

アルゼンチン。

アルゼンチンにあるエペクリンという湖畔の観光地は、1985年の洪水によって水位が約30~38cm上昇し、浸水してしまいます。
エペクリンは、かつて湖の塩分が病気の治療に効果があるとされ、人気を博していました。
観光客や湯治の客でにぎわっていたのですが、1985年に堤防が決壊し、町全体が水没してしまったことで、壊滅的な打撃を受けます。

その後、水位は少しずつ下降したのですが、再び姿を現わしたエペクリンの町は、以前のものとは全く違った様相を呈していました。
一度水につかった家屋などは全く役に立たず、現在も交通手段は、ヒッチハイクか徒歩のみです。
水位下降で町は戻ったものの、避難者たちは元の町に住みたがりませんでした。

アルゼンチン市場最悪の洪水被害により、エペクリンは捨てられた町となります。
そして現在もなお、このエペクリンはゴーストタウンのままです。
樹木も枯れて泥に埋もれた町は、かつては多くの人々が住んでいたとは思えないほど、荒れた町になっています…。


6人の若者は、ゴーストタウンと化したエペクリンの町へ車で移動していました。
彼らの目的は、ドキュメンタリー番組を制作することです。


・ヴァスコ…黒ぶち眼鏡をかけた天然パーマの男性。ドキュメンタリー撮影の監督。ヴィッキーの恋人。
・ヴィッキー…少し茶がかったロングストレートの女性。フェロモン系。白いトイプードルを連れている。ヴァスコの恋人なのは、デビューしたいから。
・ナチョ…運転手の若い男性。ヴィッキーに気がある。
・カーラ…助手席に乗った黒髪の少し年長の女性。洪水経験者であり、撮影現場でその話をするつもり。
・ディエゴ…若い男性。音声担当。スケッチが得意。
・エリカ…カーリーヘアの若い女性。カメラ担当。


6人を乗せたバンは、気楽な感じでおしゃべりをしながら移動をします。
助手席に乗ったカーラは、自分が幼少期に母とその洪水被害に遭遇したことを話します。
その様子を、エリカが撮影しました。
「寝ていたらサイレンが響き渡り、気付けばひざ下まで水につかっていた」と話すカーラは、それでも一族が避難できたことを話します。
カーラ自身が経験者ということもあり、そのコメントは非常に現実味を帯びて聞こえました。

【承】- ブラッドインフェルノのあらすじ2

廃墟となった町へ行った6人は、手前にかろうじてある雑貨店に入ります。
ヴィッキーはトイレを借りますが、あまりに汚いので嫌がりながら用を足しました。
ヴァスコはその店のガレージを覗きこんでいて、店の住人である男性に、物盗りと勘違いされます。
急いで否定したヴァスコは、「ガソリンが欲しい」と告げました。
男性は車に給油します。

雑貨店にいた老女に勧められて、カーラはミートパイを人数分購入しました。
買ったものの、店が不潔なので食べる気がしません。
給油後、ガソリン代の精算の段になって、店の男性が高い金額を吹っ掛けました。
ヴァスコたちは怒り、ミートパイを投げて返すと、その場を去ります。


廃墟となった町を走り、『食肉解体工場』の前を通って、6人はさらに奥地へ進みました。
町全体が廃墟と化しており、壮絶な光景です。

ディエゴはカーラから祖母の家があった場所を聞いて、そこでロケを開始しました。
救出の時の様子を再現させ、カーラはそれを語ります。
ディエゴはカーラの熱弁を褒め称えますが、カーラは当時のことを思い出して、その後落ち込みました。
それに気づいたディエゴが、カーラを慰めます。
スケッチが得意なディエゴは、廃墟のはずの家に、描いたばかりとおぼしき幼稚な絵があるのを見ました。

続いて一同は、ヴィッキーの撮影に入ります。水着姿のヴィッキーと、廃墟とのコンボです。
今回のロケのあいだ、ヴィッキーと運転手のナチョがいいムードになりかけているのを、ヴァスコは嫉妬していました。


一同が撮影に夢中になっているあいだ、ガソリンのホースが切られてガソリンが漏れていたのですが、撮影をしていたので誰も知りません。

撮影を終えて次の場所へ移動しようとすると、途中で車が止まりました。
監督のヴァスコはイライラし、運転手のナチョが車を調べます。
見ると、ガソリンへ繋がっているホースが切れており、ガソリンが漏れていたことが判明しました。
そこへ車が通りかかります。


通りかかったトラックの運転手は、事情を聞くと「雑貨店まで乗せて行ってやろう」と、ヴァスコを車に乗せ、雑貨店へ引き返しました。
ヴァスコが雑貨店で、ホースを買って戻ってくるという作戦です。
そのあいだ、他のメンバーは次の目的地である墓地へ行き、先に撮影をしておくことになりました。

【転】- ブラッドインフェルノのあらすじ3

ディエゴ、カーラ、エリカが墓地へ行き、ナチョとヴィッキーが車に残ります。
ヴィッキーはナチョを誘惑し、2人は車で関係を持ちました。
その後、ナチョはヴィッキーに「なぜヴァスコと付き合っているのか」と別れるよう促しますが、ヴィッキーはヴァスコと別れるつもりはありません。

犬のキキがいないのを探したヴィッキーは、シカの顔をしたマスクをつけた人物に襲われ、拉致されました。
ナチョもガスマスクを顔につけた人物に、拉致されます。


ディエゴ、カーラ、エリカの3人は、墓地のところで撮影しました。
カーラは、「災害の後、墓にある故人の骨を取り返したいという遺族が多くいて、偽の骨を取ってきて渡す商売が横行した」と話します。

撮影の後、墓を見に行ったカーラが、毒ヘビに噛まれました。
弱ったカーラを両脇からエリカとディエゴが支え、車に戻ります。

戻ったものの、ナチョとヴィッキーはいませんでした。
カーラを車に横たえ、ディエゴとエリカはナチョとヴィッキーを探します。
それでも車の周辺に、2人はいませんでした。
夜も更けてきたので、仕方なくディエゴとエリカは車に戻ります。

いぶかしんだエリカが、撮影したテープを再生していると、撮影時にあやしい人影が映り込んでいたことが判明しました。
それと同時に、車外で何かの気配を感じます。
車の前照灯に照らされ、エリカとディエゴは驚きました。カーラは車で横になったままです。
ディエゴが車の方に近づきます。
エリカは車の外に角を生やした影を見て怯え、出たところ、トラバサミの罠にかかりました。
エリカは足を切断され、連れて行かれます。


雑貨店に赴いたトラックの運転手とヴァスコは、途中で何かの生き物のマスクをかぶった人物に襲われます。
角が生えたマスクをつけた者に、ヴァスコは殴り殺されました。
トラックの運転手はかろうじて襲撃を逃れ、戻ります。

ディエゴは前方の車へ見に行く途中で、戻ってきたトラックの運転手と合流しました。
トラックの運転手と共に車へ戻ったディエゴは、エリカの足を見て危険を感じます。
雑貨店の一家があやしいと踏んだディエゴは、トラックの運転手とともに、雑貨店へ引き返しました。

【結】- ブラッドインフェルノのあらすじ4

雑貨店では、エリカが机の上にあおむけに拘束されています。
チマンゴという男が、ワイヤーでエリカのもう1本の足も切断します。
別室では、ナチョが小さなオリに入れられ、ヴィッキーはイスに拘束されていました。
レコードをかけたティトという男性は、ナチョを出すとナイフで腹を刺し、殺します。

雑貨店に潜入したトラック運転手とディエゴは、事の次第を知ります。
そこには「巨人症の子 救助されず」という新聞記事がありました。
雑貨店の家族たちは、障害を持っていたために洪水の被害の際に救助されず、そのままこの廃墟と化した町に、住みついていました。
そしてやってくる人を見つけては殺害し、人肉を食べていたのです。

トラックの運転手は、行方不明になった妻を探して、この町へ来ていました。
自分の妻が生きている可能性が薄いと知り、トラックの運転手は自殺しようとしますが、他の女性の悲鳴を聞いて、やめます。

ワイヤーでエリカの足を切断した後、チマンゴはその足の切断面をかじると、ミンチの機械にかけました。料理をするつもりです。
ティノがトラック運転手を見つけ、殺害します。
その後、ティノはヴィッキーをレイプしかけますが、それを見つけたディエゴが殴りました。
しかしチマンゴがヴィッキーを人質に取り、ディエゴは殴られて気絶します。


目覚めたディエゴは、食卓の席につかされていました。
老女たち一家が机を囲み、ディエゴは同じテーブルに同席している形です。
車椅子に乗せられたエリカが、連れられてきました。

老女は、人肉で作ったミートパイを振る舞おうとします。
ヴィッキーが、テーブルの上のナイフを取ると、自分の首を切って自殺しました。
その隙にディエゴは縄を解いて逃げ、ティトが追いかけます。

追いかけられたディエゴは、自分のスケッチをわざと置きました。
(廃墟にあった絵が、彼らのしわざと見抜いたディエゴは、絵を置けば気を引けると考えた)
ティトがディエゴの絵に見とれているあいだに、ディエゴは背後に回って戦います。
しかしディエゴも殺されました。


…車で弱ったはずのカーラですが、カーラは実はこの一族のひとりでした。
今回、カーラは取材という名目で、5人を町へ連れてきたのでした。

後日。
カーラはギターを持った派手な格好に着替えると、男性2人の車をヒッチハイクし、エペクリンまで連れて行ってくれと言います…。

(エンドロール)1992年当時のVTR。
浸水したエペクリンの町を、ボートに乗った取材陣がレポートしている。

みんなの感想

ライターの感想

ざっと検索しただけでは出てこないのですが、アルゼンチンでエペクリンという町が水没したというのは、どうやら本当の話らしい。
その災害自体は実話なのですが…途中から、まんま『悪魔のいけにえ』だよね、これ。
廃墟となっているはずなのに、なぜか雑貨店がある…というあたりから、あやしいと思ったけど。
食卓を囲むシーンなど、まさしく『悪魔のいけにえ』。うーん。
グロさは正直なところ、あまりない。ガスマスクとか、ヤギ系ヤク系、草食動物の骨を使ったマスクは確かに不気味ではある。
しかしそれ以外は目新しさがなく、むしろ落胆するレベル。
「あなたは何分耐えられるか」という煽り文句があるのだが、退屈さに耐えられるかという意味かと思ってしまう。

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