「ブレアウィッチ」のネタバレあらすじと結末の感想

ブレア・ウィッチの紹介:2016年製作のアメリカ映画。低予算ながら世界中で大ブームを巻き起こした1999年のホラー映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の正統な続編。“ブレアの魔女”の謎を解こうと森に入り、行方不明となったヒロインの弟が、姉を救うため、森へ足を踏み入れていく様がつづられる。

予告動画

ブレアウィッチの主な出演者

ジェームス(ジェームズ・アレン・マキューン)、リサ(キャリー・ヘルナンデス)、アシュリー(コービン・リード)、ピーター(ブランドン・スコット)、レーン(ウェス・ロビンソン)、タリア(ヴァロリー・カリー)

ブレアウィッチのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ジェームスは20年前に失踪した姉・ヘザーを気にかけていた。YouTubeに投稿された動画にヘザーが映っているのを見たジェームスは、恋人・リサ、友人のピーター&アシュリーカップルと一緒に森がある村へ行き、投稿者のレーン&タリアと会い、森へ案内してもらう。 ②森へ入った時から怪奇現象に襲われ、ジェームスらはレーンとタリアと別行動に。ピーター、アシュリー、タリア、レーン、ジェームス、リサの順番で全滅。

【起】- ブレアウィッチのあらすじ1

〝この映像は2014年5月15日
ブラック・ヒルズの森で
発見されたメモリーカードと
ビデオを編集したものである。〟

アメリカ・メリーランド州バーキッツヴィルのブラック・ヒルズ。
かつてこの森に、ヘザーという女性と撮影担当・ジョッシュ、録音担当・マイクの3人は、伝説の魔女ブレア・ウィッチについてのドキュメンタリー映画を撮影しようとして、森へ向かいました。
その後、3人は行方不明になり、後日、彼らが撮影したとされるビデオテープだけが発見されます(映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』参照)…。

…それから20年後。
姉・ヘザーと弟・ジェームスは年の離れたきょうだいでした。
ヘザーが行方不明だった時、まだジェームスは4歳でした。
今もなお姉・ヘザーが行方不明であることを、ずっとジェームスは気にかけています。
その頃、ある動画がYouTubeに投稿されていました。森の中を走り回るカメラの木造の家の鏡に、一瞬だけ女性が映っているのです。
その鏡の女性が姉のヘザーに似ていると思ったジェームスは、姉が失踪した森へ行こうと思います。

・ジェームス…20年前にブラック・ヒルズの森で消息を絶った姉・ヘザーを探す弟。金髪の若者。
・リサ…黒髪ロングの白人女性。ジェームスと少しいい仲。
・ピーター…ジェームスとは幼馴染みの黒人男性。親同士が友達だったので、ジェームスと腐れ縁。
・アシュリー…黒髪ロングの黒人女性。ピーターの恋人。
・レーン…もじゃもじゃ頭の若い男性。YouTubeの投稿者。
・タリア…金髪を一部、紫に染めているミドルショートの女性。レーンと恋人同士。

当初こそFBI(連邦捜査局)や警察が動いてくれたものの、20年が経過してすでに事件そのものが忘れ去られていることを不満に思ったジェームスは、自分たちが解決するのだと思います。
恋人のリサ、幼友達のピーターとアシュリーのカップルを連れ、車で『ブレアの魔女(ウィッチ)伝説』が残る森へ移動します。
モーテルで一泊した後、いよいよ翌日、森のあるバーキッツヴィルへ行きました。この地域は旧名がブレアといい、1700年代にブレアという町が存在したそうです。
しかしその後廃墟になったので、新しい町・バーキッツヴィルという町を作ったとのことでした。

ジェームスはまず、動画を投稿した本人・レーンとタリアに会いにいきます。
レーンとタリアは森の中で、その動画を見つけたそうです。
ジェームスたちが森へ行くと告げると、レーンとタリアも同行したいと言い出しました。彼らもカメラを持ち、行動を共にします。
こうして6人の男女がキャンプ用具一式を持ち、森へ入ります。

移動の車中で地元民のレーンとタリアは森にまつわる話を4人に聞かせました。
いわく、その森は昔から誰も話したがらない、不思議な事件が多いそうです。
『ラスティン・パー事件』『ひつぎ岩(コフィン・ロック)事件』などと、数えあげます。
ラスティン・パー事件とは、1940年ごろの話です。
ラスティン・パーという男が8人の子どもを森の自宅へ住まわせていました。

【承】- ブレアウィッチのあらすじ2

ある日「子どもを殺せ」という老女の声を聞いたパーは、屋根裏へ子どもたちを連れていくと、7人を殺しました。1人だけ証言者として残したそうです。
パーは家の近くで絞首刑になりましたが、彼の家は絞首刑の後に焼失したとのことです。
この事件は「子どもたちを殺した場所が『屋根裏』説と『地下道』説」とがあるそうです。

…ということを話しているうちに、車はブラック・ヒルズの土地に入りました。
そこは私有地ではなく、州の土地になっているそうです。
レーンとタリアは必死で、この土地がとにかくいわくある場所なのだと車中で訴えてきたのですが、ジェームス、リサ、ピーター、アシュリーに緊迫感はありません。
むしろピーターが茶化してくることに、レーンは露骨に不快感を表しました。
雷で折れた木の根元まで案内すると、その樹木の根元に半分テープが埋もれていたとレーンが言いました。
すぐ横には、少女が消えた川という噂つきの川が流れています。洗濯をしていた母が、少女をひきずりこむ手だけを見たとのことです。
レーンとタリアはこの土地が怖いことを繰り返し訴えますが、残りの4人はレジャー気分で森を見回りました。

川を渡っている最中に、アシュリーが足の裏をケガします。右足の、土踏まずの場所を縦に6cmほど深く切ってしまいました。
川を渡った後、くつ下を干してテントを設営します。アシュリーは傷口を手当しました。
リサはドローンを飛ばしてみて、ピーターは薪を拾い集めます。

夜、焚火を囲んで食事をした時に、伝説の魔女の話になりました。
魔女の名はエリー・ゲトワードという名で、タリアと呼ばれているそうです。
この女性が当時この土地で子どもの血を抜く魔術を使い、有罪となりました。
森で木に縛り付けられて放置されたのですが、春になっても死体がありませんでした。
ケモノに食われたのだろうと噂されていましたが、そのうち、タリアを告発した家族と子どもたちがいなくなり、徐々に被害が拡大するにつれ、残った人たちはタリアを恐れて村を去ったそうです。

怖い話を2人が繰り返すので、ジェームスが「では、なぜ森に入ったレーンとタリアは無事なのか」と指摘しました。レーンは虚を突かれて、しばし黙り込んだ後「いけにえ調達役なのかも」と言います。
夜、外で物音がしたので、慌ててジェームスとリサはテントの中でカメラを用意しました。
その直後、バシーンという大きな音が聞こえます。

翌朝。
テントの周辺に「文」に似た木の枝(注:DVDのパッケージなどにも利用されているかと思われる、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』ではおなじみのマーク)がつりさげられていました。
それを撮影したジェームスは「これを見せれば警察も動くかもしれない」と喜びますが、他の人たちは気持ち悪がります。

【転】- ブレアウィッチのあらすじ3

リサがふと、レーンが使っているカメラがビデオテープ時代のものだと気付きました。しかもロープを持っています。
リサは、投稿した動画も、木の枝も「レーンがヤラセで作ったのではないか」と疑いました。
気分を害したレーンとタリアは帰ろうとしますが、GPSがないのでやはり一緒にいようとします。ピーターが怒って2人を追い払いました。レーンとタリアは別行動になります。

ジェームスは一瞬ですが、姉がまだ生きている可能性があると思って喜んだだけに、レーンのヤラセと知って落胆しました。
そのいっぽうで、レーンのヤラセと思うことで、森の怖さが半減しました。4人でまた行動します。(レーンのヤラセではないのだが4人はそう思いこんだ)
GPSをチェックしながら森を動きますが、いつの間にか元の場所へ戻ってしまいました。
アシュリーの足のケガもあるので、一泊することにします。

テントの中でアシュリーの足の裏を見たピーターは、アシュリーには「大丈夫」と言いつつ、ジェームスとリサに「悪化している」と言いました。傷口の中に何かがあり、しかも熱を帯びています。
ジェームスとリサはドローンを飛ばしますが、上手にいかず、木の枝に絡まってしまいました。
薪を探しに行ったピーターは、謎の物音を聞き、走って逃げます。
木が倒れる音がしました。その音を聞きつけてジェームスが行きますが、ピーターの懐中電灯があるだけで、ピーターの姿がありません。
無線で呼びかけても応答がありませんでした。

ジェームスはいったん戻り、焚火を目印にしてピーターが戻ってくるのを期待することにしました。暗くなっているので、二次遭難を恐れたのです。
テントを張って3人で焚火を囲んでいると、小枝を踏む音がして、泥まみれになったレーンとタリアが現れました。
2人は「日がのぼらない」とか「にせもののジェームスかも」と言っています。そんな2人は、たった何時間か前に別れたばかりとは思えないほど、泥まみれで憔悴していました。
レーンは走って去って行き、残されたタリアはジェームスたちと合流します。

翌朝。
朝の7時になったにもかかわらず、日がのぼりません。暗いままです。
しかもテントの周囲に、おびただしい数の「文」に似た木の枝がつり下がっていました。
足の傷が痛むアシュリーが出てきたので、ジェームスはピーターがいない&タリアがいる事情を説明します。
「文」に似た枝のひとつに、タリアの髪の毛が使われたものがありました。
それを見たジェームスは、またヤラセだと思い、腹立ちまぎれにその枝を折ります。
するとアシュリーが腰のところでボキッと折れました。と同時に、彼らのテントも浮き上がります。
驚いたリサとジェームス、アシュリーは逃げ出し、ちりぢりになりました。
アシュリーは1人で暗い森の中を歩いていると、違和感を覚えます。

【結】- ブレアウィッチのあらすじ4

見ると、足の裏のケガの毒が、右足のひざ下まで回っていました。ふくらはぎから、うじのようなものが出てきます。アシュリーはそれを気味悪く思いながら、取り除きました。
直後また黄色いテントが動き、アシュリーは驚いて走ります。
しばらくすると、木の上にドローンを見つけました。暗闇の中、光っています。
遠隔操作では動かないので(枝に絡まっている)、アシュリーはドローンを取りに木に登りました。
あともう少しのところで、バランスを崩したアシュリーは、地上に落ちます。その後、何かに引きずられました…。

リサとジェームスもはぐれましたが、互いの声を聞いて合流します。
リサが無線を起動させると、ピーターの声が入りました。パニックになるリサをなだめたジェームスは、2人で森の中を進みます。
人の声が聞こえた場所へ行くと、雨が降るエリアがあり、そこへ唐突に人家が現れました。木造の家です。
中から聞こえる声は姉・ヘザーのものに違いないと、ジェームスは迷うことなく飛び込みました。中は廃屋です。
奥に男性の後ろ姿がありました。(これ、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のマイケルだと思われる)ピーターだと思ってジェームスは呼びかけますが、次の瞬間、男はいません。
2階へ移動してみると、奥に女性の影が見えました。ずっと夜なので暗いのですが、時折、雷が照らすので明るくなり、見えるのです。
壁にてのひらの跡があります。
ベッドを発見したジェームスが覗きこんでいると、ドアが閉まりました…。

ジェームスを家の外で待っていたリサですが、ぐおーっという音が森から聞こえたので、家の中に入ります。
地下室へ入りこんだリサは、どろどろになったレーンと会いました。どうやら時系列がずれているようで、レーンはヒゲがボサボサです。
「パー(車中で話したラスティン・パーという男)は分かっていた」と言うと、レーンはリサを殴りました。そして地下室にある縦の穴に閉じ込めます。
その穴は地下道のようで、深さ2m、縦横1mくらいの大きさですが、調べると下に横穴があいていました。リサは這って進みます。
やがて穴はリサの大きさぎりぎりになりますが、リサはほふく前進で進みました。
背後からケモノのような声がするので、夢中で全身します。
外に出た瞬間、再びレーンが襲ってきました。リサはナイフで首を刺して殺します。

階段をのぼったリサは、屋根裏でジェームスと会いました。そこで背後に気配を感じます。
ジェームスは「部屋の隅を向いて振り向くな」と言いました。リサは言う通りにします。
しかしジェームスはヘザーに呼びかけられたらしく、振りむいてしまいました。襲われたジェームスはいなくなります。
リサはジェームスの言いつけどおり、必死で耐えていました。彼女の姿さえ見なければ助かるようです。
「リサ、ごめんよ」というジェームスの声が聞こえました。その声に振り返ってしまったリサも、襲われました。
(終盤でリサたちが森の中を走る様子の映像が、冒頭で投稿されたという、YouTube映像でもある)

みんなの感想

ライターの感想

いまではすっかりメジャーとなったPOV、その草分け的ホラー『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の正式な続編。
しかし20年後の、さらに姉弟という設定は、やっぱり少々きついなあ。
主人公が4歳の時に姉ちゃんが行方不明になったんでしょ。4歳の頃の姉って覚えてるかなあ。
ジェームスくんが、こんなに必死になって探す理由が判らない…。
倍の人数になって森へ行き、レジャー気分でうろつき回った結果。仕方ないか。
ところで今回新たに加わった「夜が明けません、朝になりません」というのは、なかなかに目新しくてよかった。
おなじみのマークも、前作品を見ている者からすると、にやっとする。

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