「プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星の紹介:2019年製作のカザフスタン&ブルガリア合作映画。豚と人間が融合した生物兵器に人間たちが戦いを挑むアクション。人間を食らう生物兵器「マズル」の巣窟となっているニューヨーク・マンハッタンで、マズルのリーダーを倒すべく賞金稼ぎの主人公たちが奮闘する。本作の基となった短編映画を制作したティムール・トゥリスベコフが主演を務め、『マチェーテ』シリーズなどのダニー・トレホなどが共演。監督を『クライモリ デッド・ホテル』などのヴァレリー・ミレフが務める。

あらすじ動画

プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星の主な出演者

ティムール・トゥリスベコフ(ロブ・ジャスティス) ダニー・トレホ(ロブの父) ドロテア・トレヴァ(ラクシャ) ヤナ・マリノヴァ(ニーナ) ネリ・アドノヴァ(リュドミラ) サミール・アルカディ(ラファエル)

プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星のネタバレあらすじ

【起】– プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星のあらすじ1

プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星のシーン1

画像引用元:YouTube / プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星トレーラー映像

近未来のアメリカ。

すっかり廃墟と化した街並みが、ずっと広がっています。隔離区域の一画で、武装した若者ロブ・ジャスティスは銃を構えていました。銃を向けている相手は、豚の顔をした人間でした。

ロブの助手をしている女性・ニーナがロブに「この人物が指名手配の『ユーリ』だ」と言います。ニーナは手配書を豚人間の顔の横に並べて示しますが、豚の顔が同じに見えるので同一人物かどうかは判りません。豚人間は怯えて尻から大便を洩らしますが、怯えていなくても洩らすみたいです。ニーナが撃つようにと迫ったので、ロブは豚人間を射殺しました。豚人間は後ろに吹き飛びます。(映画タイトル)

ロブは賞金稼ぎの仕事をしていました。自分が殺したことを証明するために「耳を切り取れ」とニーナに指示します。そこへ突如として上空に、ガトリング砲を持ってジェットパックで飛ぶ豚人間・タラツが飛来しました。タラツは横取りしようとしてガトリング砲をぶっぱなします。

タラツの背中側の金属の扉が開くと、タラツの相棒である小さい男・ブルバも銃撃してきます。ロブとニーナはタラツとブルバと、廃墟のなかで戦います。戦いながらロブは「どうしてこんな世界になったか教えてやろう」と話し始めます。

第三次世界大戦により世界は荒廃し、70%の人類が死亡しました。ロブは物心ついたとき、姉のラクシャと暮らしていました。ロブとラクシャの側には墓を掘って生きる「父」もいました。父親かどうかは判らないのですが、わが子のように育ててくれているのでロブもラクシャも父親と呼んでいます。父は善人でしたが、ロブに「神さまはいない」と繰り返し言い聞かせました。姉・ラクシャは勇ましい少女です。

ある日ロブは父とラクシャと3人で町に行きました。訪れた雑貨店の店員・ナステイヤは殺されて、食い散らかされていました。店の奥に豚人間(マズル)がおり、ロブはこの日生まれて初めてマズルを見ました。マズルは父親を襲います。

そこへ軍隊が現れると面倒を回避しようと、兵士はマズルといっしょに父親も射殺しました。そのあと遺体を焼いて証拠隠滅を図りました。ロブとラクシャは隠れて助かります。

マズルは人間と豚を交配させてできた生き物でした。超人兵計画の一環で作られたようですが、どこの国が最初に行なったのかは不明です。アメリカもロシアも相手のしわざだと非難しあいました。マズルは戦地に派遣されますが、反乱を起こして人間を支配しようとしました。慌ててアメリカとロシアは協力し、マズルに立ち向かいます。

ロシアとアメリカはマズルを滅ぼすための生物兵器を散布しました。ところがこの薬物が、すべての動物の勢力能力を失わせてしまいました。人類に子どもができなくなります。

マズル側には「マザー(聖母)」と呼ばれる豚人間が、子どもを産むことができました。マザーは繁殖するために、1日半トンの人間を食べるそうです。

そんなわけで、人間とマズルの戦いが続いているのでした…。

ロブの説明は終了し、ロブ&ニーナとタラツ&ブルバはまだ戦っています。ジェットパックで飛び回るタラツをロブは捕縛し、ニーナが殺しました。ロブは手榴弾も投げてとどめを刺します。

手ごわい敵をやっつけたニーナは、「ご褒美が欲しい」と言い出しました。ニーナはロブを誘ってベッドに入ります。2人で身体を重ねているとき、ロブは考えごとをしていました。

ロブにはずっと気になっている宿敵の男性がいました。ラファエルというマッチョな男性で、ロングヘアをいつも風になびかせているイケメンでした。(なぜか髪がなびくのです)

ニーナは、自分を抱きながらロブが心ここにあらずなので、ラファエルのことをまた考えているとすぐに気づきました。ニーナに叱られてロブは謝ります。

ロブはニーナに、いつも脳裏に現れると言いました。ニーナは「ただの夢で現実ではない」と答えると、自分は妊娠したかもしれないと話します。人間みんなの生殖能力がなくなっている世のなかなので、ロブは驚きます。

そこへ突如としてマズルが襲ってきました。ロブは撃退しますが、ニーナは殺されていました。ロブは車で戻りながら、無線で上官のリュドミラに「罠だった」と報告します。

ニーナを失い肩を落として運転するロブに、助手席の父が「女のことで泣くな」と声をかけました。そんな幻想をロブは見ます。

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