映画:ベイビーキャッチャー

「ベイビーキャッチャー」のネタバレあらすじと結末

ベイビー・キャッチャーの紹介:2017年製作のカナダ映画。『グレイヴ・エンカウンターズ』のコリン・ミニハン製作・脚本によるホラースリラー。メアリーは双子を出産するが、ひとりは死産してしまう。メアリーは悲しみを忘れるため、残された息子・アダムに愛情を注ぐが、ある日を境に怪現象が起こり始める…。

あらすじ動画

ベイビーキャッチャーの主な出演者

メアリー(クリスティ・バーク)、ジャック(ジェス・モス)、ネルソン医師(マイケル・アイアンサイド)、シェイラ(シーラ・マッカーシー)、レイチェル(レベッカ・オルソン)、ジェーン・ヘンダーソン(ジェン・グリフィン)、ティム(ショーン・ロジャーソン)、ロビー(ディラン・プレイフェアー)

ベイビーキャッチャーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①双子を出産予定のメアリーは、アダムは出産したがもう片方の子を死産してしまう。失われた子への未練を残しつつアダムを育てるメアリーは、次第に幻覚や幻聴に悩まされるように。カウンセラーは産後鬱と診断。 ②アダムを盗まれると思ったメアリーは、代わりに隣人・レイチェルの子どもを殺そうとして近所の刑事に射殺された。ジャックは後日、メアリーの幻想が本物だと知り愕然とする。

【起】- ベイビーキャッチャーのあらすじ1

若い女性・メアリーが、夫のジャックの立ち会いのもと、分娩室で出産します。
片方の男児は無事に生まれてきましたが、もう1人の男児は死産でした…。

双子が生まれてくることは、分かっていました。
ジャックもメアリーも双子の赤ん坊が生まれてくるのを心待ちにしており、無事に産まれたら「アダム」「トーマス」と名付けるつもりでした(双子は共に男児の予定)。
ジャックは出世したこともあり、家族が増えるのに備えて無理してローンを組んで、広い家を購入しています。
子ども部屋には、2人分のベビーベッドも用意していました。
ところがトーマスが死産したことで、メアリーはショックを隠せません。


アダムを抱いて帰宅したメアリーは、その日から育児に奔走します。
アダムはお乳をあまり飲んでくれず、メアリーとジャックは粉ミルクを飲ませました。
メアリーは搾乳機を使い、飲んでくれない母乳を搾ります。

引っ越したばかりの家で、ジャックも育児や炊事を手伝ってくれます。
しかしジャックは出世したばかりで仕事が忙しく、買った家のローン返済のためにも、仕事を減らすわけにはいきませんでした。ジャックは出勤しなくてはなりません。

引っ越したばかりの家で育児の合間に、メアリーは荷物も片付けます。
家の近所を歩いていると、ベビーカーを押した若い女性と出会いました。
女性はレイチェルと言い、アダムより少し大きいくらいの乳児でした。
レイチェルはメアリーの隣家の女性で、メアリーとレイチェルはすぐに打ち解けます。

昼も夜も赤ん坊が泣くので、メアリーは熟睡できません。
ある日、ベビーモニターで聞いていた赤ん坊の声が、2人に聞こえました。
驚いたメアリーは死産ではなかったのかと見に行きますが、もう片方のトーマスのベッドは、当然のことながら空っぽです。
夕食の時、メアリーはジャックに「ベビーモニターが壊れた」と報告しました。
ジャックはすぐに買い替えると言い、トーマスのベッドを片付けたらどうかと言いますが、メアリーは嫌だと答えます。


新しく購入したベビーモニターは、カメラ付きでした。暗視カメラも対応しており、寝室にいながらにして、赤ん坊の様子が見られます。
モニターを見ていたメアリーは、アダムの右手から白い影がかぶさるように映り込んだのを見ました。白い影は、老女のように見えます。
急いで部屋へ駆け付けたメアリーですが、何もいませんでした。夫のジャックに「何かがいた」と言いますが、ジャックは信じません。

母とネット通話したメアリーは、異変について話しますが、母もメアリーが育児で疲れているのだと思います。


レイチェルの家に招かれたメアリーは、楽しいひとときを過ごしました。
レイチェルも同じモニターを使っているのを知り、話題がベビーモニターのことになります。
「たまに混線したり、映像が乱れたりするのよね」とレイチェルが言ったことで、メアリーは先日見た映像が、画面の不具合なのかもしれないと思います。
しかし得体のしれない何かが、わが子・アダムを連れ去りそうな不安は、メアリーからぬぐえませんでした。

夫のジャックが週末に、ピッツバーグへ出張になります。
メアリーはジャックに出かけてほしくないと訴えますが、ジャックは家のローンのために働かないとならないとメアリーをさとします。


その頃からメアリーは次第に、何もかもが疑わしく感じられるようになりました。
赤ん坊が泣くので熟睡できず、メアリーは天井にある通風口を見つめます。
夫のジャックが隣人のレイチェルと話をしているのも、なんとなく親しげに見えて、仲を疑いました。

【承】- ベイビーキャッチャーのあらすじ2

ジャックがオムツを交換する際に、アダムの左足に赤いアザを見つけます。
ジャックはアザを見て、虐待を疑いました。さりげなく、メアリーにカウンセリングを勧めます。


夫婦でネルソン医師のカウンセリングを受けに行くと、ネルソン医師は「出産後にお母さんが情緒不安定になることは、よくあります」と話しました。
「産後鬱」という症状で、非常によくあるのだと、ネルソン医師はメアリーに「幻覚や幻聴はないか」と質問します。メアリーは否定しました。
ネルソン医師は抗鬱剤を処方し、薬を服用しながら様子を見ようと言います。
また、死産した子どもへの未練は捨てて、残った方(無事に生まれたアダム)へその分、愛情を注げと言いました。
トーマスのベッドを処分することに、メアリーも同意します。

ジャックが業者に頼み、家の中に監視カメラを設置しました。メアリーは憤慨しますが、ジャックはなだめます。
夜に起きるとジャックがおらず、別の部屋で誰かと携帯で会話しているように思ったメアリーは、より一層ジャックの浮気を疑います。


週末、ジャックが出張に出かけました。
出張先でジャックがネット通話をしますが、メアリーは女性と一緒ではないかという疑いを払拭できません。

夜、子ども部屋の窓ガラスが割れました。メアリーは警察を呼びます。
やってきたティム刑事は現場を見て、「近所の若者の仕業」と言いました。
不安そうなメアリーの様子を見て、ティムは「私も近所に住んでいるから、気軽に声をかけてくれ」と告げます。

窓ガラスが割れた時の映像を再生したメアリーは、カーテンのそばに白い霊のようなものが映り込んでいるように見えました。
メアリーが「何かに赤ん坊をとられる」ということばでネット検索をすると、「悪魔に赤ん坊をとられた」と主張する女性の記事を見つけます。
それを読んでいる最中に、家に停電が起きました。
驚いたメアリーはジャックに電話をしますが、携帯は留守電でした。

赤ん坊をかごに入れて、ガレージに移動したメアリーはブレーカーを上げにいきますが、上げても電気は復旧しません。また、ガレージとの扉が閉じてしまい、赤ん坊とメアリーは引き離されます。
ガレージから外へ出て、玄関の窓ガラスを割って入ると、赤ん坊は無事でした。
しかしメアリーは、悪魔や魔女のようなものが、自分の赤ん坊を狙っているように感じ始めます。


すっかり情緒不安定になったメアリーに代わり、レイチェルが夫のジャックと電話で話しました。
その間に赤ん坊のアザを見ていたメアリーは、そのアザの形が、昨晩ネットで見た記事の赤ん坊のものとそっくりだと気付きます。
メアリーは思い切って、その記事の女性を訪問することにしました。
赤ん坊を乗せて車を運転し、出かけていきます。

【転】- ベイビーキャッチャーのあらすじ3

記事の女性はジェーン・ヘンダーソンという人で、もう初老の域にさしかかっていました。
ジェーンはメアリーに、録音した音声を聞かせます。
ジェーンの赤ん坊を狙っていたのは魔女で、「お前の娘は、私のだ」という声が入っていました。
赤ん坊はいなくなり、ジェーンは警察にその音声を聞かせたのですが、聞き入れられなかったそうです。
ジェーンはメアリーに「自分の息子を渡すか、他の誰かを差し出すか、それしか方法はない」と言われました。
魔女は狙った赤ん坊の出生時に、アザをつけるのだそうです。

帰ったメアリーは本で調べ、「ラマシュトゥ」という魔女がアダムを狙っていると確信しました。
天井にある通風口から目が覗いているように見え、メアリーは恐ろしく感じました。
棚にしまった昔のベビーモニターから、メアリーを呼ぶ声「こんにちは、メアリー」という声が聞こえます。
メアリーは録音を開始し、「なぜアダムなの?」と質問してみました…。
(この先があるのだが、映画ではシーンはここで切れる。先の会話はラストシーンで)


メアリーは通風口をふさぎ、人の気配がしたので包丁を持って移動します。
老女かと思った姿は、夫のジャックでした。電話に出ないので、早めに帰宅したそうです。
その頃には、メアリーはいつも放心状態でした。
ジャックはメアリーの気を盛り立たせるため、来週に近所のみんなでハロウィンパーティーをすることを告げますが、メアリーはぼうっとして聞いていません。

子どもがいないと夜中に泣くメアリーを見たジャックは、アダムが寝室にいたと告げます。
ジャックは、メアリーが産後鬱にかかっていると思いました。

翌日、メアリーはおめかししてハイテンションです。
ジャックは妻のメアリーの様子に不安を覚え、そばに付き添っておきたかったのですが、会社から呼び出しの電話がかかります。
2時間で帰って来ると言い、ジャックは出かけました。

母とネット通話しているメアリーは、通話の最中に泣き出したアダムを叱りつけ、母もメアリーがおかしいと感じます。
アダムを風呂に入れている最中、メアリーは夫のジャックの声が聞こえたような気がして、部屋の外へ出ました。すると浴室へのドアが閉まり、水道の蛇口からの水量が増します。
メアリーは外へ出て近所中に「助けて!」と大声で呼びかけますが、誰も出てきません。
斧を見つけたメアリーは、ドアを破壊しようとします。
鏡に魔女が映りました。爪が長い黒髪の老女で、メアリーに廊下の奥から近づいてきます。
驚いたメアリーは2階の手すりから転落しました。


病室で目覚めたメアリーは、拘束されていることに驚きます。
夫のジャックが「子どもを殺すところだった」とメアリーを責めました。そして、監視カメラの映像を見せます。

【結】- ベイビーキャッチャーのあらすじ4

メアリーにとっては、扉は開かず、魔女が襲ってくるように感じていたのですが、カメラの映像では、メアリーが自主的に浴室から出て、勝手に斧で扉を破壊し、その後にイスを手すりまで引き寄せて、自分から椅子に乗って手すり越しに落ちる様子が映っていました。
メアリーは違うと主張しますが、ジャックは信じません。

病室を訪れたネルソン医師は、メアリーに「君は産後鬱なんだ」と言います。
メアリーはアダムと会いたがりますが、ジャックが許しませんでした。
その代わりにタブレットを渡し、家の中の様子が見られるようにします。

夜。
カメラの映像を見ていたメアリーは、ジャックとレイチェルが浮気している現場を見ました。
そのあいだに、魔女が子ども部屋に入ってアダムを盗み出そうとしているのを見たメアリーは、点滴の管を抜いて病院を抜け出し、家にかけつけます。

近所では、ハロウィーンのパーティーが開かれていました。
メアリーは包丁を持ってレイチェルに詰め寄りますが、レイチェルは「ジャックは赤ん坊と一緒に空港へ行った」と告げます。
レイチェルはメアリーを説得し、メアリーは泣き出しました。レイチェルは人を呼びに行きます。
そのあいだにメアリーは、レイチェルの赤ん坊の泣き声を聞きました。
アダムの代わりに生贄をささげれば、アダムが狙われないと思い詰めたメアリーは、レイチェルの子どもを連れて部屋にたてこもり、包丁を振りかざします。

窓越しに近所の人たちが押しかけて、外からメアリーに説得を始めました。
レイチェルが携帯でジャックに連絡を取り、ジャックの声を聞かせます。
ジャックは「ここにアダムがいる。君のママを空港まで迎えにきた。もうすぐ家に着く」と言いました。
メアリーはそれを聞いて、持っていた包丁を降ろそうとします。
ところが通話の最中に「あの子は私のもの、メアリー」という魔女の声が聞こえました。
魔女に盗まれると思ったメアリーは、包丁を振りおろそうとして、ティム刑事に撃たれます…。

発砲直後にジャックが帰宅し、瀕死のメアリーに駆け寄って「救急車を呼んでくれ」とみんなに訴えました。


後日。
メアリーは亡くなりました。
これからは、ジャックがひとりで育てねばなりません。
赤ん坊を寝かせてソファへ戻ったジャックは、ふと見つけたテープレコーダーを再生してみます。

そこには、メアリーと魔女の声が録音されていました。
「なぜアダムなの?(なぜアダムを狙っているの?)」というメアリーの問いに対し、魔女・ラマシュトゥは「お前のもう1人の子がおいしかったから」と答えていました。
もう1人の子、とは、トーマスのことです。
「どうすればいい?」というメアリーの問いに、魔女は「いけにえを」と要求していました。

今までずっとジャックは、メアリーの訴えをすべて産後鬱による妄想だと思っていました。
ところがこうして本当に、メアリーが魔女と会話をしているテープを聞いたジャックは、アダムが魔女に狙われていると知りました。
子ども部屋におそるおそる行ったジャックが見たものは…。

(ラスト、なんと明かされない!!
だけどたぶん、アダムは魔女に連れ去られてしまった&食べられてしまったのではないかと思う)

みんなの感想

ライターの感想

ホラー、オカルト、サスペンスすべての要素が絡んだ作品。
主人公のメアリーのやつれ具合がすごい。真に迫った演技もグッド。
「これって本当に魔女がいるのか」「それとも主人公が幻覚を見ているだけなのか」
このへんのさじ加減もうまい。
よくあるネタだとは思うんだけど、なかなかの良作。
DVDのパッケージのような魔女が出てくるんだが、きちんと描写されているのはワンシーンのみ。

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