映画:ペイシェントセブン7人の患者

「ペイシェントセブン7人の患者」のネタバレあらすじと結末

ペイシェント・セブン 7人の患者の紹介:2016年製作のアメリカ映画。精神科医のマーカス博士は、自身の新しい著書執筆の為、「スプリングバレー精神病院」に入院している”6人”の非常に危険な精神病患者にインタビューを敢行する。マーカス博士がそれぞれの患者にインタビューするにつれて、患者たちの過去を知るうちにある一人の患者に行き着く…彼らの証言に裏に潜む、7人目の患者とは一体!?

あらすじ動画

ペイシェントセブン7人の患者の主な出演者

ダニエル・マーカス(マイケル・アイアンサイド)、ポール・ビクター(ジャック・プロトニック)、ジェッサ(グレース・ヴァン・ディーン)、シェーン(ドリュー・フォンテイロ)、カイル(レーン・ジェームソン)、サラ(アマンダ・グラエフ)、ジル(アナ・ローズ・モーレ)、JD(ダニエル・レンチ)、デーモン(ウィリアム・マーク・マコロヒー)、キッラ(アルフィー・アレン)

ペイシェントセブン7人の患者のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①新刊を書くために重症の精神病患者の話を聞こうと、ダニエル医師は6人の患者の話を聞く。 ②ダニエルも患者のひとり。ビクター医師を殺したダニエルは他の房を襲って殺害していく。

【起】- ペイシェントセブン7人の患者のあらすじ1

ペイシェントセブン7人の患者のシーン1 (この映画は7つのオムニバス式の短編をつなぎ合わせたような内容。
患者の回想シーンがメインの内容になる)

〔スプリングバレー精神科病院〕

精神科病院の一角に、外部の者が立ち入り禁止の隔離病棟があります。
その管理棟に、新任の医師ダニエル・マーカスがやってきました。
新任とはいっても、初老の男性です。

ダニエルはこのたび新刊を書くために、6人の患者に聞き取りを行なうつもりです。
病院に勤めている医者ポール・ビクターに命じて、重度の患者ばかり集めていました。
ビクター医師は、カイル、シェーンという用務員がいると教えます。

新作がヒットして予算が増えたら、この病棟の設備がよくなるとダニエルは言いました。
ビクター医師は回診に出かけ、ダニエルは1人ずつ、患者の聞き取りを行おうとします。

重度の患者なので、用務員のカイルとシェーンは同席しようとしますが、ダニエルは「その心配はない」と言います。


【1人目:ジル(女性)】

27歳のジルですが、施設に入所して17年が経過します。
ジルは母親に命を狙われたと訴えていますが、実際は母親を殺していました。

部屋に通されたジルは、ダニエルが録画しているのを見て怒り、拘束を外せと言います。
死にたいとジルは言いますが、ダニエルはそれが本気ではないと見抜きます。
ダニエルはジルの首に包丁を当てると「正当防衛で殺したということにしてやる」と言いました。
するとジルは命乞いをしました。
ダニエルは、何があったか正直に話せと言います。


(以後、各患者の回想シーンがオムニバス形式のショートストーリー)
…幼少期のジルが血を流しながらベッドに立っているのを見て、ジルの母は驚きます。
別の部屋から、ジルの妹・ケイティの悲鳴が聞こえたので、母は急いで移動しました。
途中の廊下には、血で残された大人の足跡があります。

包丁を持って行った母は、子ども部屋に何もいないのでほっとし、包丁を置いてケイティの元へ行きます。
すると部屋に、長い爪の黒い怪物が現れます。
細い人間のような、悪魔のようなその黒い怪物は、母親を襲いました。

…という幻想を見ていた母は、廊下を歩いてやってきたジルに、襲い掛かります。
ジルは逆襲して、母を殺しました…。


これがジルの話した内容でした。
しかしダニエルは、わざわざ父と妹が留守にしたときに母親を殺したことを指摘し、「母を排除したかった」反社会的(ソシオパス)殺人者だろうと言います。
ジルは取り乱して、カイルに連れられて行きます…。


【2人目:JD(男性)】

JDとは「名前のない人」という意味です(ジョン・ドゥ)。
50代後半のJDは、5年前から施設に収容されており、常に薬物を投薬され朦朧としていました。
JDは食品用ラップが大嫌いで、恐怖を覚えています。

ダニエルはラップでJDを脅すと、話すようにと言いました。
JDは「休暇でイギリスにいて、私は殺された。それを見ている」と言います。


…殺し屋の若い男性・キッラが、JDを殺害しました。
殺害されたJDは、ラップにくるまれ、さらに布で覆われます。
キッラはJDの遺体を、堂々と持ち歩きました。
今日はハロウィンの日で、みんな仮装をしているから目立たないのです。

【承】- ペイシェントセブン7人の患者のあらすじ2

ペイシェントセブン7人の患者のシーン2 (注:本当は男の名前は分からないまま。
パーティーの最中に居合わせた女性が、「殺し屋さん」という意味で「キッラ」と呼ぶ。
よってここでは「キッラ」に統一させていただく)

キッラの元同級生のアランが見つけ、声をかけてきます。
殺人犯のコスチュームをしているのだと思ったアランは、ホラーマニアのジャックに見せたいと言い、男をパーティーに連れていきました。

ジャックもキッラを絶賛します。
マギーという女性が、キッラに言い寄りました。

午前3時までに遺体を埋めないと懸賞金がもらえない…というキッラの言い分を聞いて、みんなは「手伝う」と言い出します。
キッラはアラン、ジャックらに手伝ってもらうと、男3人を殺害し、ついでに埋めます。

マギーとともにキッラが立ち去ろうとすると、警察官が声をかけます。
しかしその警察官も、ハロウィンでコスプレした一般人でした…。


こういう夢を「遺体」役として繰り返し見るため、JDはラップが嫌いになるのです。
ダニエルはJDにラップを巻くと、そのままにしておけと言います。


【3人目:ガブリエル(女性)】

アイスランド生まれのガブリエルは、双極性障害になって10年が経過しようとしていました。
ガブリエルは、自分がゾンビに襲われたと思っています。

英語をしゃべれないそうなのですが、ガブリエルの話す北欧語を聞いたダニエルが英語で返答すると、ガブリエルは英語を理解していました。
「救済の道を探ろう」とダニエルに言われ、ガブリエルは事件を振り返ります…。


…ガブリエルは、ある男性と恋に落ちていました。
ゾンビが闊歩する世界では、男性はゾンビの目を盗み、食料を集めて回っています。

あるとき、女性がゾンビに襲われそうになっているのを見つけた男性は、女性を助けました。
女性を地下へ連れていくと、そこに監禁しているゾンビに、女性を提供します。
男性は愛する女性が感染したのを嘆き、発症してからも地下にかくまっていました。
そうして、感染していない人を見つけると、提供していたのです…。


ゾンビの話をするガブリエルに対し、ダニエルは「婚約者の浮気を疑って男性を殺し、それをゾンビのせいにしている」と一蹴します。


【4人目:サラ(女性)】

ニュージーランドで生まれ、12歳のときにアメリカへ渡ってきたサラは、シャベルをずっと探し求めるのだそうです。

【転】- ペイシェントセブン7人の患者のあらすじ3

ペイシェントセブン7人の患者のシーン3 親友の少女を殺したサラは、その少女の遺体を隠した理由を聞かれて「自殺すると言っていたから」と答えました。
本当のことを話してくれと、ダニエルはサラに促します…。


…サラは女ともだちのヴィクと、仲良くしていました。
ヴィクのために、サラはお金を稼ぎたいと思います。

サラが気に入ったのは、37ドルのシャベルでした。
お金が足らないので、サラは稼ごうとします。

まずはアイスを買い、大人が通りかかるとわざと落とします。
大人はかわいそうと思って、アイスを買う金を渡します。
小銭をもらったサラは、また次のターゲットを見つけると、拾って持ったアイスをまた落とすのです。

サラの家では、「シット」というと1ドル支払うという罰金制度がありました。
サラは両親に失敗をしかけ、「シット」と言わせては小銭を稼ぎます。
そうしてシャベルを購入したサラは、ヴィクを埋めたのでした。
ヴィクの遺体はそれまで、クローゼットに置かれていました…。
(なぜヴィクの遺体がクローゼットにあったのかは、明かされず)


死にたいと連呼するサラに、ダニエルは「親友の願いをかなえてあげたのに、なぜ死にたいのだ」と聞きました。
思ってもみなかったことなので、サラは驚きます。


【5人目:ジェッサ(女性)】

ジェッサは7年もの間、一言もしゃべっていない女性でした。
悪霊に取りつかれて、母と姉を殺されたそうです。
用務員たちによると「イエスは1回、ノーは2回」というのが合図だそうです。

ダニエルは催眠療法を試したいというと、ジェッサに催眠をかけます。
手元から取り出したクリスタルに、意識を集中しろと言いました…。


…ジェッサは飼い犬のノーマンを殺したとして、姉・カーラに責められています。
しかしジェッサ自身は「やらされた」と答え、腕にできた痣を見せました。
ジェッサは、自分が悪霊に取りつかれていることを、カーラに言います。

妹の痣を見たカーラがネットで調べると、悪霊憑きの事例が山ほど出てきました。
カーラは、ジェッサの言うことを信じ、悪霊祓いの準備を始めます。

【結】- ペイシェントセブン7人の患者のあらすじ4

ペイシェントセブン7人の患者のシーン2 母がいないときにカーラは、ジェッサと悪霊祓いの儀式を始めました。
守護者を召喚して、悪霊を退治してもらおうとします。
儀式はうまくいったように思えました。
母が帰宅し、みんな眠ります。

深夜。
悪霊は追い払えていませんでした。
母が殺され、姉も悪霊に憑かれたジェッサに殺されます…。


ダニエルに回帰殺人鬼呼ばわりされ、ジェッサは取り乱しました。
用務員のカイルとシェーンは、ジェッサがしゃべることに驚きます。


【6人目:デーモン(男性)】

拘束衣に身を包んだデーモンは、自分が吸血鬼を退治する男なのだと言います。
デーモンは自分から語り始めました。


…ノーフォーク州のリントマウス警察署に、ある男が捕まりました。
ジョンという男にコリンズ警部補が質問をしています。

ジャネット、レジー、ある夫婦をジョンが殺したことを、コリンズ警部補は指摘します。
しかし…ジョンは言い返します。

ジャネットは4人、レジーは7人の人間を殺害していました。
ある夫婦に至っては、長年にわたって子どもを殺しては、庭に埋めていたのです。
ジャネットたちが吸血鬼だと明かしたジョンは、自分を捕まえて聴取をするコリンズ警部補も、吸血鬼だと指摘しました。
写真を十字架の形にすると、ひるむコリンズ警部補に向かいます…。
(ジョン=デーモン)


もう1匹吸血鬼が残っていると言いながら、デーモンはダニエルをにらみつけて去りました。

6人の患者の資料を見返したダニエルは、帰ろうとして廊下の電気が点滅しているのを不審に思います。
用務員2人が殺されているのを見たダニエルは、今日会った患者たちが自分を殺そうとしているのを見て、大声を上げました。


【7人目:ダニエル・マーカス(男性)】

悪夢にうなされて大声を上げたダニエルは、独房で鎮静剤を打たれます。
実はダニエルも、患者の一人だったのです。

ビクター医師が来ると、ダニエルにそろそろ罪を認めろと言います。
ダニエルは母、おば夫婦、いとこを殺したのですが、心神喪失で病院の管理病棟に収容されていました。


…10代の少年のダニエルは、母とともに移動していました。
ダニエルと母がいる世界は、ゾンビのいる世界です。
母と共に逃避行を続けますが、母は尾曽割れて噛まれました。
ダニエルは感染、発症した母を、嘆きながら殺します…。


全部本当なのだとダニエルはビクター医師に訴えますが、ビクター医師はその妄想に耳を貸しません。
ビクター医師が背中を向けた隙に、ダニエルは檻ごしに羽交い絞めにすると、ビクター医師の首を折って殺害します。
鍵を手に入れると脱獄し、ダニエルはビクター医師の眼鏡をかけて「回診の時間だ」と言いながら、他の独房の患者たちを殺していきます…。

(1~6の患者の話を聞く、ダニエルも患者だったというどんでん返し)

みんなの感想

ライターの感想

7つのショートストーリーがあり、それを1つの大きな作品にまとめた形式。
ショートストーリーはゾンビものがかぶっていたり、オカルト、悪霊、悪魔いろいろあるのだけれど、内容的にはいずれも「まあよくある話」。
そのため、ダニエルが患者だというオチは、なんとなくすぐに想像がつく。予想しやすいどんでん返しかも。
回想シーンのショートムービーを楽しむ映画。

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