映画:ペットセメタリー2

「ペットセメタリー2」のネタバレあらすじと結末

ペット・セメタリー2の紹介:1989年に公開された「ペット・セメタリー」の続編で、事故死した母親をいわくつきの墓地で甦らせようとする少年の葛藤と悲劇を描いた1992年公開のアメリカのホラー映画。監督は前作に続き女流監督メアリー・ランバート。主演は「ターミネーター2」のエドワード・ファーロング。

あらすじ動画

ペットセメタリー2の主な出演者

ジェフ・マシューズ(エドワード・ファーロング)、その父チェイス(アンソニー・エドワーズ)、その母ルネ・ハーロウ(ダーラン・フリューゲル)、ガス・ギルバート(クランシー・ブラウン)、その息子ドリュー(ジェイソン・マクガイア)、その妻アマンダ(リサ・ワルツ)、クライド(ジャレッド・ラシュトン)、マジョリー(サラ・トリガー)、ヨランダ(ジム・ペック)など。

ペットセメタリー2のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ペットセメタリー2のあらすじ1

ペットセメタリー2のシーン1 美貌の有名女優ルネ・ハーロウの息子ジェフ・マシューズは母親っ子で、その日も撮影現場に遊びに来ていました。
それは古城が舞台のゴチック・ホラーで現場は水浸し、撮影機器の配線の中をスタッフが行き交う危険な現場でしたが、ジェフは「パパが会いたがってた」と自宅のディナーに誘い、ルネは「ジェフ、愛してるわ」と微笑んで、撮影に戻ります。
しかしその直後、配線がショートし、鉄柵を掴んでいたルネは息子の目前で感電死、その美しい顔には鉄柵の火傷痕が無惨に残ってしまいます。
メイン州の田舎町で営まれた彼女の葬儀には、大勢の報道陣が詰めかけ、悲しみに暮れるジェフに無遠慮にカメラを向けますが、強面の保安官ガス・ギルバートが睨みを利かせ事無きを得ます。
その町はルネの出身地で夫妻の別荘もあり、彼女は地元出身のスターとして名を馳せていました。

ほどなくしてジェフの父で獣医のチェイスは、ロスからその町に引っ越すことを決意、古びた動物病院で開業し、ジェフも地元の中学校に転校する事に。
また引っ越しの日には、ハウスキーパーのマジョリーがやってきます。
彼女はルネ似でチェイスは思わず見とれますが、ジェフはルネのドレスに羨望のまなざしを向ける彼女をあからさまに嫌悪します。
また、チェイスが買った動物病院は廃屋同然で、住みついていた野良猫の子猫の1匹をジェフが引き取り、タイガーと名付けます。
その直後、ガス親子が愛犬の大型犬ゾーイがウサギに顔を引っ掛かれたとやってきます。ガスはゾーイを嫌っており、デブで気弱な息子ドリューに威張り散らし、チェイスには「ルネとは高校時代、仲が良かったんだぜ」と自慢します。

初登校の日、ジェフはタイガーを隠して連れて行きますが、早速不良のクライドたちに有名女優の息子だと因縁を付けられ、子猫を奪われ自転車で追いかける事に。
彼らは以前の事件で廃屋となっているクリード家の裏手でジェフを待ち伏せし、「子猫は自転車に巻き込まれて死んだから、あのペット墓地に埋めた」「あの墓地で死者が生き返った”クリード殺人事件”を知ってるか?お前の母親もあの墓地に埋めて生き返らせろよ!」とからかわれ、殴り合いになります。しかしジェフは叩きのめされ、ドリューも彼を庇いますが結局彼らに連れて行かれます。
彼らが去った後、ジェフは1人でペット墓地に子猫を探しに行き無事発見しますが、”立ち入り禁止”の立札がある瓦礫の奥が気になります。
そこにドリューが戻ってきて「親の死を考えた事があるか」という話になりますが、ドリューは「ガスは実は継父で、死ねばいいと思う」とこぼし「あの墓地で死者が生き返るってのもウソだ。ただの幽霊話さ」と話します。

2人は友だちになりますが、それぞれ家族に問題を抱えていました。
ジェフの家では、チェイスがまだ母親の死から立ち直れないでいるジェフを気遣う反面、マジョリーといいムードになり、ジェフはちゃっかり母親ぶりをする彼女をあからさまに嫌悪していました。
またドリューの家では、ガスは玄関先に設えた檻にたくさんのウサギを飼っており、(ゾーイのいたずら防止に)カウベルを下げて電気を流し、母親アマンダと露骨にいちゃつく反面、ドリューにはつらくあたり、やれダイエットをしろだの男らしくないなどいちいち難癖をつけていました。彼がウサギを飼っているのも、愛情からではなくドリューとゾーイへのあからさまな嫌がらせのようでした。
その夜、ゾーイがウサギの檻にじゃれついて騒ぎになり、アマンダとのセックスをジャマされたガスはブチ切れ、ドリューが止めるのも聞かずゾーイを射殺、ドリューは森の中で泣きながらゾーイを抱いて看取ります。

翌朝、ジェフが迎えに行くと、ドリューは血だらけのジャケット姿のままで「ゾーイが死んだから埋めに行こう」と言われます。
彼が埋葬を希望したのは、ペット墓地の奥のあの立ち入り禁止の場所でした。
ドリューは重いゾーイの亡骸を抱え、なんとか瓦礫の山を登り切り、その場所にたどり着きます。そこは固い岩盤の岩山の頂上で、骨で囲まれたまじないの跡がいくつもある不気味な場所で、彼は「実は生き返るというのは本当で、この先住民の墓地にゾーイを埋めれば生き返るかもしれない」と言うのです。
ジェフは「愛犬を思う気持ちは分かるがバカげてる!」と怒りますが、ドリューは「それでも試してみたい」と言って聞きません。
ドリューは「失敗しても誰にも言わないで」と前置きして、掟に則り彼一人で穴を掘りゾーイを埋葬します。
彼はそれを黙って見届けてくれたジェフに「死に立ち会うのは初めてだけど、きっといつか立ち直れるよね」と言いますが、「忘れる事はできないよ」と言われます。
彼らは遅くになって帰途につきますが、ドリューはパトカーで迎えに来たガスに「ママが心配してる。人生にはいろいろ学ぶべきことがある」と諭され、しぶしぶ乗って帰ります。

深夜、ドリューの家の庭では不気味な唸り声がしてウサギの檻が襲われます。
様子を見に行ったアマンダは、ゾーイの異様な姿に悲鳴を上げ、ガスはドリューを叩き起して「葬ったなんて嘘つきやがって!」と怒鳴ります。
ゾーイは薄汚れた姿で、撃ち抜かれた腹から内臓をぶら下げ、赤い眼で睨んで唸っていました。
その後アマンダに呼ばれてチェイスとジェフが診療車で駆けつけ、ドリューは「誰かに撃たれたみたいだから、傷が治るまで預かって欲しい」と頼みます。
またジェフに「埋めた時死んでなかったのかな」とも言われますが、平然と「死んでたよ。君も見たろ?」と言ってのけます。
その後、ジェフはゾーイの頭をしたルネに「ママよ。待ってるわ」言われる悪夢を見て飛び起きます。
また3日経ってもゾーイの傷は治らず、心音も聞こえません。チョイスはそれを弱ってると解釈し採血しますが、ドリューは全ての事情を知っているかのように冷静でした。

【承】- ペットセメタリー2のあらすじ2

ペットセメタリー2のシーン2 ハロウィーンの夜。
ドリューはガスに内緒で、アマンダにドラキュラコスにしてもらい、ジェイソンコスのジェフと一緒にペット墓地での怪談会に参加します。
怪談の語り手はクライドで、クリード家の事件をホラー映画のように面白おかしく語ります。
しかし彼が「一家を殺害し残った妻は隔離病棟に入れられ、呟く言葉はただ一言”ペット・セメタリー”…その彼女が病院を脱走し、このあたりをうろついてるかも!」と脅かしたあたりで激怒したガスが現れ、怪談会は中止になり皆散り散りに逃げ出します。
しかし逃げ遅れたドリューはガスに捕まり、ジェフは彼を見捨てられずに居残る事に。そこに檻を脱走したゾーイが現れ、ガスに飛び掛かって喉笛を噛み切り殺害します。
2人はガスが本当に死んでいる事を確かめて「自分たちの責任だ…」と青くなり、あの禁断の墓地に埋めて、生き返らせる事を決意します。
2人は深夜までかかって遺体を埋め、疲れ切って自宅に戻りますが、ドリューは怒る母親に「ガスをまいて来たんだ」と言い訳し、ジェフは「今まで見逃してきたがもう許さん!」とブチ切れる父親に「疲れてるんだ。お願いだから休ませて」と頼んで解放されます。
その夜は嵐になり、ガスは生き返って帰宅しますが、なぜかドリューには優しく、いつものようにアマンダを抱こうとしていました。
翌朝、ドリューはジェフに「(生き返った)ガスは笑顔で朝食を食べ、パンケーキのお代りも自由、外出もOK、まるで本当の家族みたいだ」と話しますが、複雑そうでした。

一方動物病院にはゾーイの血が死んだ動物の血だという妙な結果が届き、残りの子猫を貰いに来た親子連れが、食い殺された子猫を見て騒ぎになります。
チェイスは「その犬は生きてる」と言いますが、血液を検査した獣医のラドマンは「リンパ球は0、細胞が死んでるのに生きてるはずがない。以前ヨランダも死んだ動物の血を送ってきた」と言い張るのです。
しかし親子の悲鳴で駆けつけたチェイスは、ゾーイが子猫を食い殺し、頑丈な檻を噛み破って逃げた事を知り、学校が終わったばかりのジェフとドリューに「ゾーイの治療は続けるが脱走した、見かけたら連絡してくれ」と言い、ヨランダの元に向かいます。
ヨランダは、チェイスの動物病院の前の持ち主で、クリード家のチャーチが生き返った時診察した元獣医ですが、今は町外れの小屋でペットのはく製を作っている変人です。
チェイスが事情を話すと「傷は治らんし、瞳孔が開いてて心音が聴こえない、それは血液や病気のせいでもない。その犬は死んでる」「チャーチもそうだった。あの晩の彼女(妻)もな。彼女は2度殺されたんだ!」「君に忠告しておこう!さっさとあの町から出ていく事だ!」と怒鳴り、はく製だと思っていたカラスに物を投げつけて脅かし、嗤っていました。
チェイスはわけもわからずほうほうの体で逃げ出します。

【転】- ペットセメタリー2のあらすじ3

ペットセメタリー2のシーン3 その晩、ジェフはドリューの家に泊まりますが、ガスは飼っていたウサギを片っ端から〆て捌き、夕食ではボイルしたウサギを手づかみで食べ、豆のボウルを落としてはニヤついていました。
けれどその異常さにイラついているのはアマンダだけで、ドリューはある意味、そうなった彼を受け入れているようでもありました。
一方チェイスは厳重に戸締りをし、銃を準備して就寝しますが、亡きルネとのセックスを夢想するうち、その頭がゾーイに変わって襲われる悪夢で飛び起きます。
しかしそれは現実で、知らぬ間に忍び込んだゾーイに襲われ発砲しますが、逃げられます。

翌日、ジェフとドリューは自転車で川辺に行き、分かれますが、バイクでやってきたクライドがジェフに絡んで崖から突き落とし、回っている自転車の車輪に顔を押し付けようとします。
しかしそこにガスが現れてジェフを救出、クライドの顔をバイクの車輪に押し当てようと脅すうち、マフラーが巻き込まれ、顔面を破壊され死亡します。
ジェフは逃げた後でしたが、心配して追ってきたドリューは、ガスの犯行を目撃した事を気づかれ自宅に逃げ帰ります。

家にはアマンダはいませんでしたが、ゾーイがいて彼に牙を剥き、ガスとゾーイに追いつめられた彼は2階の窓を壊して脱出、車で帰宅したアマンダと共に逃げ出します。
ドリューはついにアマンダに事態を白状しますが、ガスはその車を笑いながらパトカーで追いかけて幅寄せし、ついにはジャガイモを運んでいたトラックに正面衝突させ、2人を殺害します。
その後、ガスはクライド殺しの現場に戻り、遺体を死体袋に詰め「インディアンの墓に埋めてやるよ」と言い、引きずって行きました。

ドリューとアマンダの死亡事故はニュースとなり、葬儀にはガスも出席していたそうですが、その日以来ジェフは屋根裏にこもりきりで、チェイスとマジョリーはある重要な決意を言えずにいました。
チェイスが屋根裏に様子を見に行くと、そこには彼女のメイク道具や衣装が生前と同じく華やかに並べてあり、黒のスーツを着たジェフに「ママを迎えるんだ」と言われます。
チェイスは「バカなことを!ママは死んだんだ!」と怒鳴りますが、ジェフは「ゾーイもガスも森の奥のあの場所に埋めたら生き返った。ママもきっと生き返る!信じないならいいよ!」と怒鳴り返します。
そこにマジョリーが「墓地の管理人から、奥様のお墓の事で電話です」と呼びに来ます。
チェイスは動揺し、マジョリーに「戻るまでジェフといてくれ、絶対家から出すな」と頼んで出掛けますが、ジェフは奇妙な笑みを浮かべていました。
墓地の管理人はひどく動揺していて「ガスが家族の葬儀の後、突然ルネの墓の発掘許可証を持ってきて、彼女の遺体をトラックで持ち去った。こんなことはクリード事件以来だ」と話していました。

しかし深夜、ジェフはマジョリーがうたた寝している隙に家を抜け出し、あの墓地に向かいます。
そこで待っていたのはガスで、ジェフにルネの遺体とスコップを渡し「お前が葬るんだ」と言い、彼は微笑んでそれを受け取り埋葬します。
ほどなくしてマジョリーは物音で目を覚まし、屋根裏を見に行きますが、ルネのきらびやかなドレスに目を奪われます。

一方ドリューの家に行ったチェイスは、いきなり襲いかかってきたゾーイに肩口を噛み千切られて銃で撃ち、ゾーイはか細い声で啼きながら家の中に入って行きます。
家の中は無数のウサギの死骸が吊るされていて血塗れで、ゾーイは血まみれで死んでいましたが、ガスが「犬用の出入口を作ってるんだ」と笑いながらドリルを使っていました。
彼はチェイスから銃を奪い、ドリルでチェイスに襲いかかり傷を抉りますが、チェイスが奪われた銃を取り戻し、「ルネの最初の男は俺だったんだ!」と迫るガスの頭に撃ち込み倒します。

【結】- ペットセメタリー2のあらすじ4

ペットセメタリー2のシーン2 その頃ジェフの家の屋根裏では、マジョリーがルネの衣装を着こんでメイクをしていましたが、何者かに呼ばれて振り向き「私を真似る気?」と言われ、ナイフで殺害されます。
1階でその声を聞いたジェフはほくそ笑んで屋根裏に行き、美しいままのルネと再会、「お前のために戻ったの。また一緒に暮らそうね」と言われ、不気味な笑みを浮かべます。

そこにチェイスが戻り、屋根裏のベットにルネのドレスで倒れていたマジョリーを起こそうとしますが、彼女は顔をナイフで抉られ死亡していました。
奥のソファには生前のままの美貌のルネがいて、ジェフを抱きしめ「やり直さない?今度は上手くいくわ」と囁きかけます。
チェイスは恐怖と憎悪が入り混じった眼で彼女を見つめ「お前はルネじゃない。ルネは死んだ。ジェフ、女から離れろ」と言い、ルネは怪しく微笑んでジェフに「パパと話があるから下に行ってなさい」と言い、生前同様「愛してるわ」と微笑みます。
ジェフは微笑んで「僕もだよ」と返しドアを開けますが、廊下にはバイクのタイヤで顔を粉砕されたクライドがいて「ヘイジュニア、遊ぼうぜ(Wanna play?)」と言うなり、斧で襲い掛かってきます。

止めに入ったチェイスは、クライドの斧に当たって昏倒、ルネは笑ってドアに鍵を掛け、ノブを引きちぎります。
2人はバトルになりますが、ルネは化粧道具をぶちまけて香水に火を点け、炎は衣装箱へと燃え広がります。
その炎の中、クライドは斧を振り回すうち配電盤に当たって感電して弾き飛ばされ、通電したままのコードの先端が床に落ちます。
クライドはそれでもジェフに馬乗りになり殺そうとしますが、コードの先端を口に突っ込まれ、頭部が吹き飛び死亡します。

ようやく正気に戻ったジェフは、チェイスを助けようとしますが、ルネはベッドの上に仁王立ちになり「こっちに来なさい!」と叫んでいました。その顔はエンバーミングが溶けだし、腐乱した肉と血膿が流れ出していました。
彼女はその崩れた顔で嗤い続け、ジェフはクライドの斧でドアを破壊します。
「ママを置いてかないで、ジェフ!パパとママは今度こそ仲良くするから!ママを独りにしないで!」…彼女はチェイスと逃げ出すジェフの背中に「愛してるわ」と言い、狂ったように「ママといて!楽しいわよ!」と嗤い叫ぶうち、燃え尽きます。

ほどなくして、ジェスはチェイスと共に病院に鍵を掛け、子猫のタイガーを連れて町を出て行きます。
「死に立ち会うのは初めてだ…でもいつかは立ち直れるね…」「忘れる事はできないよ」ドリューとジェフの会話が流れ、死んだ人たちの生前の顔が浮かびます。
2人が乗った検診車が走り抜けていく森のずっと奥には、あの先住民の墓地が広がっていました。

みんなの感想

ライターの感想

前作があまりに好き過ぎて、本作は初見でアイドル映画だと決めつけたきりだったと記憶しています。
しかしながら、監督は前作同様女流監督メアリー・ランバートが努め、前作に不足していたアクション&ゴアシーンがふんだんに盛り込まれ、当時「ターミネーター2」で大人気沸騰中だった美少年エドワード・ファーロングを起用、やんちゃな中学生ライフと大人びた怪しい魅力を十二分に醸し出す一方、ガスには悪役で定評のあるクランシー・ブラウンを配した、涙ぐましい努力が見受けられる作品かと。
ちなみにパパ=チェイス役のアンソニー・エドワーズはその後「ER 緊急救命室」のマーク役で知られる事に。
「IT」同様「ペット・セメタリー」も良さが認められるまでに時間が掛かり過ぎたと思います。本作は公式の続編なので未見の方はぜひ。
(※動物の残酷シーンも多用されているので、苦手な方はご注意ください)

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