「ホラーマニアvs5人のシリアルキラー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（2件）

ホラーマニアvs5人のシリアルキラー [DVD]

DVD > 外国のコメディ映画
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価格・情報の取得：2021-09-29

画像引用元：YouTube / ホラーマニアvs5人のシリアルキラートレーラー映像

時は1983年、アメリカのミネソタ州で。車に乗った1人の男が、雨の中で訳ありそうに電話ボックスで話しこんでいる若い女性に目を付けます。女性が電話ボックスから出て来たところで、男は「良かったら乗って行きませんか」と声をかけます。女性も「助かったわ」と助手席に乗り込みますが、その途端、ドアがロックされてしまいます。

女性が驚いて運転席の男を見ると、男は「ニヤリ」と笑い、隠し持っていた刃物を取り出そうとします。しかしそれより先に、女性が忍ばせていた刃物を抜き、男の首を切り裂きます。更に女性は刃物を何度も男の腹部に突き立て、念入りに「とどめ」を刺すのでした。

同じ頃、ミネソタ州に住む青年・ジョエルは、「殺人鬼マニア」というホラーマニア向けのマイナー雑誌で記者を務めており、ホラー映画監督のジャックにインタビューをしていました。ジャックの近作を批判するジョエルに、ジャックが「君にはいいアイデアがあるのかね？」と言い返すと、ジョエルは自分が温めていた「殺人鬼アイデア」を語り始めます。

ジョエルのアイデアは、タクシーの運転手が実は冷酷な殺人鬼だったというものでした。運転手は乗せた客を自宅まで送り届けるが、その運転手の顔を覚えている者はほとんどいない。運転手は標的と定めた者の家に、怪しまれずに近づくことが出来るのだ・・・！ジョエルにすれば自信のあったアイデアでしたが、ジャックには「つまらないね」と一蹴されてしまいます。

インタビューを終えたジョエルが自宅に帰ると、ルームシェアをしている若い女性・サラから、帰宅が遅くなるというメッセージが残されていることに気付きます。サラはジョエルのことを「同居人の映画オタク」としか見ていませんでしたが、ジョエルは若くセクシーなサラに惹かれていました。

ジョエルは男の運転する車に乗り、帰宅します。しかし車を降りてすぐに家に入って来るかと思いきや、サラは車の中で男と愛し合っていました。偶然にも「好きな女性の行為」を覗き見てしまい、ジョエルはショックを受けつつも、やっと帰って来たサラには平静を装います。

そしてジョエルは、今夜は女友達と映画を見て過ごしたいのとサラに言われ、やむなく1人で飲みにいくことにします。すると、サラを乗せて来た車がまだ家の前に停まっており、いかにもヤサ男といった風の男が車に乗って去っていきました。ちょうどそこにサラの友人がタクシーに乗ってやって来て、ジョエルはそのタクシーに乗って「サラの彼氏」を追跡し始めます。

サラの彼氏がバーに入ったことを確認し、ジョエルはデイヴという偽名を使って、その男に話しかけます。男は不動産屋を経営しているボブだと名乗り、今夜も若い女性に物件を紹介してきたと語ります。ボブはその女性が物件を探している理由を、映画オタクの同居人が薄気味悪いからではないかと推察していました。

サラが自分について「良くない印象」をボブに語ったらしいと知り、ジョエルは落ち込みます。そしてボブはトイレに行くと言い残すと、飲んでいた酒の勘定を「ジョエルのおごり」だとバーテンダーに勝手に告げて、女性を連れて店を出て行ってしまいます。

ボブの見事なやり口にしてやられ、ジョエルは勢いで次々に酒をあおります。気が付くと店内には、ほとんど客は残っておらず、ジョエルは悪酔いしたままサラに電話をしたあと、出口と間違えて店の奥にあった物置のような小部屋に入ってしまい、そのまま寝込んでしまいます。

目を覚まし、少しも酔いが冷めたジョエルは、店から出ようと入口へ歩いていきますが、店内から話し声が聞こえてきます。どうやら閉店後の店内に数名の男女が集まり、イスに座って何かを話し合っているようでした。わけもわからずジョエルがその男女たちに近づくと、ゴツイ体格の男がジョエルのことを「お前が”フィル”だな？」と決めつけ、彼らと同じように強引にイスに座らされます。

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