映画:マスターズオブホラー(2018年)

「マスターズオブホラー(2018年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

マスターズ・オブ・ホラー(2018年)の紹介:「グレムリン」のジョー・ダンテ、「スリープウォーカーズ」のミック・ギャリス、「ミッドナイト・ミート・トレイン」の北村龍平、「ハードキャンディ」のデヴィッド・スレイド、「ゾンビ革命 フアン・オブ・ザ・デッド」のアレハンドロ・ブルゲスなど5人の監督によるオムニバス・ホラー。原題は「NIGHTMARE CINEMA」。出演は「レスラー」「シンシティ」のミッキー・ローク、「タワーリング・インフェルノ」のリチャード・チェンバレン、「トワイライト~初恋~」のエリザベス・リーサーなど。日本では「ワイルド・トラウマ・シネマ2019」で公開された。

あらすじ動画

マスターズオブホラー(2018年)の主な出演者

映写技師(ミッキー・ローク)、第1話/サマンサ(サラ・エリザベス・ウィザース)、ジェイソン(ケビン・フォンティーヌ)、フレッド(エリック・ネルセン)など。第2話/アナ(ツァラ・マーラー)、Dr.ミラリ(リチャード・チェンバレン)など。第3話/ベネディクト神父(モーリス・ベナード)、パトリシア(マリエラ・ガリガ)、ダニ(ステファニー・クード)、その母シンディ(ジェイミー・リン・コンセプシオン)など。第4話/ヘレン(エリザベス・リーサー)、Dr.サルバドール(アダム・ゴドリー)など。第5話/ライリー(ファリー・ラコトハバナ)、その母(アナベス・ギッシュ)など。

マスターズオブホラー(2018年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

現代のロサンゼルス、サウスパサデナにある古びた映画館リアルト劇場。そこには強面の映写技師がいて、深夜ぽつりぽつりとやってくる客に、彼ら自身が主人公の映画を見せていく。イマドキの若者サマンサは森で”溶接男”に追い回され、顔の傷跡に悩む女性アナはイケメン彼氏が自分を選んだ本当の理由を知り、情欲に溺れる神父は悪魔にそそのかされ神の名において殺戮し、追い詰められた母親は異世界に堕ち出口を見失う。そして死地を彷徨い特殊能力を得た少年ライリーは、映写技師にその未来を見せられて蒼褪め「僕は死んだの?」と問うが…。

【起】– マスターズオブホラー(2018年)のあらすじ1

マスターズオブホラー(2018年)のシーン1

画像引用元:YouTube / マスターズオブホラー(2018年)トレーラー映像

◆スルーストーリー「THE PROJECTIONIST」(映写技師)

監督/脚本/ミック・ギャリス、出演/映写技師(ミッキーローク)

◆第1話「THE THING IN THE WOODS」(森の中の物体X)

監督/脚本/アレハンドロ・ブルゲス、出演/サマンサ(サラ・エリザベス・ウィザース)、ジェイソン(ケビン・フォンティーヌ)、警官トム(ジャリッド・ガルトナー、マイク(クリス・ウォーレン)、フレッド(エリック・ネルセン)など。

深夜、サウスパサデナの古びた映画館リアルト劇場の前を歩いていたサマンサは、電話に出ない彼氏のジェイソンにムカつき、なぜか彼女自身が主演になっている「森の中の物体X」という看板に目を留め、中に入って行きます。

館内には誰もおらず、銃痕があるチケット売り場の券売機は、待っていたかのようにチケットを吐き出します。そこは古い立派な劇場で、入るなりスポットライトが席を照らし、彼女は見えない何かに突き飛ばされて座り込みます。

主人公はまさしく彼女自身でしたが、晴れた森の中を血だらけの姿で、鉄マスクの溶接工姿をした不気味な男から必死で逃げていました。

彼女は間もなく惨殺死体につまづき追い詰められますが、そこに彼氏のジェイソンが現れ一緒に逃げる事に。どうやら彼らは友人らと一緒に遊びに来たものの、その”溶接男”に襲われ、ほとんどが殺されてしまったようです。

夜になり、2人は通りがかったパトカーに助けを求めますが、乗っていた警官はいじめられっ子だった幼馴染のトムでした。

2人が後部座席に乗り込んだところで、その数m先に溶接男が現れ、トムが銃を構えて近づきますが、男が動いた瞬間、ビビッて撃ってしまいます。

けれど彼は男の顔を見るなり「何の冗談…」と言いながら戻ろうとしますが、男の足につまづいて転び、はずみで自らの頭を撃ち抜き、死亡します。

トムが持っているはずのパトカーのキーは結局見つからず、起き上がった男に追われた2人は、やむなく友だちの別荘に逃げ込みます。

中にいたのは友人のマイクで、血だらけのサマンサを見るなり「ケガしたのか?みんなはどうした?」と聞くのです。

サマンサはまるで失った記憶を取り戻すかのように7人の名前を全て上げ「みんな殺された!これはみんなの血よ!」と言い、庭に現れた溶接男を指差し「あいつが殺したのよ!」と叫びます。

男は3人に向かってハンマーを投げ、腹に喰らったマイクは「アバラが折れた!」と呻き、ジェイソンがサマンサにドアを押えさせ、壁に掛かっていたライフルを手に取ります。

男は激しくドアを叩く間、マイクがそのライフルを取り上げゴタクを並べるうち、ドアを破って侵入した溶接男にツルハシで腹を刺され、表に引きずり出されます。

ジェイソンは慌ててライフルを撃ちますが、マイクが盾となりその頭を吹き飛ばしただけで結局侵入され、バトルになります。

サマンサはその隙に地下室への入口を見つけて降りて行きますが、殺害された友人たちの死体を見て悲鳴を上げます。一方、部屋ではジェイソンが包丁で壁に磔にされ、ガスバーナーで燃やされていました。

彼の末期の叫びを聞いた彼女は、死体が縛られていた鎖や斧で武装して部屋に戻り、男を「私が欲しいなら、かかってきなよ!」と怒鳴りつけます。

2人は激しいバトルになりますが、そのはずみでマスクが吹っ飛んだ途端、男は別人のように言い訳を始めます。

「止めてくれサミー!俺だ!フレッドだ!幼馴染のご近所さんのフレッドだよ!覚えてる?よく一緒に遊んだろ?君がお姫様で俺が召使いだった」…

フレッドは軟弱そうなメガネ男子で、「一緒にここに来たじゃないか。休みの最後に、みんなでうちの別荘に来ることになっただろ?」と言うのです。

サマンサはようやく全ての始まりを思い出します。

夏休みの最後に彼女とジェイソン、他に仲良しの4組のカップルがこのフレッドの別荘にやって来た事を。また彼だけには彼女がおらず、サマンサに想いを寄せていたのですが、ジェイソンには小バカにされいた事を。そして皆がバーベキューで盛り上がっていた時、森に隕石が落下し、全員で見物しに行った事を…。言いだしっぺはジェイソンで、フレッドは科学者に任せろと止めたのに。

隕石は30㎝ほどの黒い塊で、ジェイソンが手を伸ばした途端、無数のクモのような生物となって散り、全員に襲い掛かり口から体内へと潜り込んだのです。

フレッドもその1匹にしつこく追われますが、逃げ込んだ物置小屋にあった溶接用の鉄マスクや工具で武装して叩き潰し、逃げ切ったのです。

「(クモに乗っ取られた)奴らはもう友だちじゃない。追跡して殺すしかなかった。奴らが町に行き、侵略を始める前に…」…ジェイソンがそう話し終える頃、サマンサは急に苦しみ出し、絶叫と同時にその頭がメリメリと割れ、脳に棲みついたクモ型生物が姿を現します。

けれどすぐその頭は閉じて元通りになり、サマンサは苦しげに「殺して!」と呻いて頭を差し出し、フレッドはその脳天に向かってハンマーを振り下ろします。

彼は泣きながら外に出て行きますが、周囲に潜んでいた無数のクモに襲われます。

翌朝、彼はクモの死骸だらけの庭を通って車に乗り、町へと走り出しますが、その額の皮膚の下ではクモ型生物が這い回っていました。

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みんなの感想(1件)

ライターの感想

分厚いレザーコートに足を引きずりながら歩くまさしく魔界の住人=映写技師役ミッキー・ロークが強烈なインパクトを残すオムニバス・ホラーです。舞台となる劇場はあの大ヒット映画「ラ・ラ・ランド」にも登場した世界的名所リアルト劇場。SF、フリークス、悪魔祓い、異世界、霊視等々と個性的な作品揃いでどれも面白く飽きずに楽しめます。「ゾンビ革命-ファン・オブ・ザ・デッド」のアレハンドロ・ブルゲス監督の「THE THING IN THE WOODS」はテンポのいいSFオチの作品で、「ミッドナイト・ミート・トレイン」の北村監督の「MASHIT」はいかにも彼らしいざっくりした剣劇ものでなぜそうなった?!となることウケ合いです。また「30デイズ・ナイト」のデイヴィッド・スレイド監督によるモノクロ作品「THIS WAY TO EGRESS」の悪夢のような異世界観も最高でした。
ちなみに13人の名監督による2006年のTVドラマシリーズ:原題「Masters of Horror」の第1期「マスターズ・オブ・ホラー」、第2期「13 thirteen」(邦題)とは別物なのでご注意を。

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