「マーシー・ブラック」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

マーシー・ブラックの紹介:2020年製作のアメリカ映画。「ハッピー・デス・デイ」などのブラムハウス制作によるホラー。母親の病気を治すため、友人リリーを刺し、指を切った少女マリーナ。それは悪夢を現実化する魔物“マーシー・ブラック”を呼び出す儀式だった。15年後、彼女は新しい人生を始めようとするが……。出演は「ジュラシック・ワールド/炎の王国」のダニエラ・ピネダ、「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」のオースティン・アメリオ。監督は「モンスター・フェスティバル」のオーウェン・エガートン。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田にて開催される『未体験ゾーンの映画たち2022』にて上映。

あらすじ動画

マーシー・ブラックの主な出演者

ダニエラ・ピネダ(マリーナ・ヘス) オースティン・アメリオ(ウィル・ナイランド) エル・ラモント(アリス・ヘス) マイルズ・エモンズ(ブライス・ヘス) ジャニーン・ガロファロ(エッタ・ウォード医師)

マーシー・ブラックのネタバレあらすじ

【起】– マーシー・ブラックのあらすじ1

マーシー・ブラックのシーン1

画像引用元:YouTube / マーシー・ブラックトレーラー映像

〝マーシーを知ってる?

その名前を知ってる?

彼女は痛みを消してくれる

あなたが痛みを差し出す約束をすれば〟

アメリカ・モンタナ州ボウズマン。

3人の少女たちが「小さなクモさん雨どいをのぼって」と歌をうたいながら、草原を歩いていました。彼女たちはやがて森に着きますが、そこでマリーナがリリーを殴ります。

「覚えてる?」と女医エッタ・ウォードに聞かれたマリーナ・ヘスは、「強要されたんでしょ」と聞かれて思いをめぐらせます。ウォード医師はマリーナに、マリーナが「『見えない家』へ行って『読めない本』があった」と話したことを確認します。孤独なときに人間は自分だけにしか見えない友人を作ると話して質問すると、マリーナは「彼女の名はマーシー」と答えました…。(映画タイトル)

【15年後】

マリーナは州立病院の精神科に入院しています。15年が経過して、マリーナはすっかり大人になっていました。ウォード医師にマリーナは「私は統合失調症の前段階で、幻覚に悩まされていた」と自分から話します。その様子を見て医師は、人間がなにかを信じることはあり、必要もあるのだと返しました。そしてマリーナに退院の許可を出します。

病院にはマリーナの姉・アリスが迎えにきました。マリーナはウォード医師に見送られて、病院を去ります。

アリスの車のなかで、マリーナは会話しました。アリスには8歳半の息子・ブライスがいます。ブライスの父親とは別れて疎遠となっており、いまではブライスに誕生カードも送ってこないと言いました。アリスとブライスは死んだ母の家に住み続けていました。

マリーナは15年ぶりに家を見て喜びます。ロルフという飼い犬も家にいました。アリスはブライスの名を呼びながらマリーナを連れて2階へ行くと、マリーナに与える部屋を示しました。日当たりもよく窓を開けて空気の入れ替えをしており、ベッドも清潔で綺麗でシーツもかけられており、マリーナは感謝します。アリスは食事の支度をすると言って、階下に降りました。

マリーナが荷物を解いてクローゼットに入れようとすると、部屋の扉が開きました。クローゼットのなかにはマリーナにとって甥にあたる、アリスの息子・ブライスが隠れていました。ブライスが「脅かしてごめん」と言ってクローゼットから出ると、扉からブライスの友人・サムが入ってきてブライスに声をかけました。1階でアリスがブライスに「今日は友人を呼ぶな」と言い、ブライスはマリーナに「(サムが)押しかけてくるんだ」と言い訳します。

ブライスは父親の写真を手に持っており、父はNASAで極秘任務中なのだと話しました。

風呂の浴槽で湯につかったマリーナは、背後から何かに髪を触られた気がして驚きます。目を閉じてゆっくり5つ数えると、目を開けました。落ち着いて幻覚を見ないようにするための方法で、マリーナはウォード医師にそれを教わっていました。しかし浴槽の縁をつかむ両手が現れて、マリーナは絶叫する…という夢を見ました。マリーナは飛び起きます。

ベッドの横にはブライスが立っており、「うなされてたよ、大丈夫?」と声をかけました。ブライスはマリーナに「ライトを貸すよ」というと、ぬいぐるみの背中から星型の光が洩れる青いライトを貸してくれました。マリーナはお礼を言って受け取ると、ブライスの優しい気持ちを嬉しく思います。

起き出したマリーナが姉・アリスに「求人広告は?」と聞きました。仕事を探そうとします。アリスはパソコンのネットで調べられると答えますが、マリーナはずっと精神病院に入院していたのでパソコンの操作方法を知りませんでした。甥のブライスが教えてくれます。ブライスは「ロンドンの美術学校にはネットがないの?」と聞きました。アリスが急いでやってくると、ブライスに犬の散歩をするよう指示します。

アリスはブライスに、マリーナがイギリスへ留学していたと話していたのでした。受け入れやすいようにだと、アリスは言い訳します。

夕食にアリスの恋人ウィル・ナイランドがやってきます。陽気なウィルは、おしゃべりでマリーナたちを和ませていました。ブライスもウィルになついています。アリスがブライスに寝る時間だと寝かせました。

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