「ラプチャー破裂」のネタバレあらすじと結末の感想

ラプチャー -破裂-の紹介:2016年製作のアメリカ映画。「プロメテウス」のノオミ・ラパス主演による異色ホラー。蜘蛛が嫌いなシングルマザーのレネーは、ある日、見知らぬ男たちに拉致され、謎の隔離施設に監禁される。そこでは、被験者にいちばん嫌いなものを与え続けるという拷問のような人体実験が行われていた…。

予告動画

ラプチャー破裂の主な出演者

レネー・マリー・モーガン(ノオミ・ラパス)、スキンヘッドの男(マイケル・チクリス)、テレンス(ピーター・ストーメア)、ダイアン(ケリー・ビシェ)、ドクター・ナイマン(レスリー・マンヴィル)

ラプチャー破裂のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①離婚して息子・エヴァンをひとりで育てる女性・レネーは、エヴァンを元夫に預けた直後、何らかの組織に拉致、監禁される。謎の液体を注入された後、最も苦手なクモを近づけられる。 ②G10-12Xという遺伝子コードを持つ者が恐怖の極限に達するとラプチャー(破裂)し、新人類に生まれ変わる。レネーもラプチャーして変異した。息子・エヴァンも実験予定で、レネーは繁殖に使われる予定。

【起】- ラプチャー破裂のあらすじ1

アメリカ・ミズーリ州カンザスシティ。
レネー・マリー・モーガンは、離婚してひとりで息子・エヴァンを育てています。
レネーはクモが大嫌いでした。
その日の朝、洗面所で小さなクモを見つけて悲鳴をあげたレネーは、息子のエヴァンにクモを追い出してもらいます。
「殺さず、外へ出して」という母の注文どおり、10歳ほどの息子・エヴァンは外へクモを放します。
朝食の支度をしながら、レネーはカッターナイフをポケットに入れました。電球の接触不良をみるためでしたが、時間がなくてそのままにします。
レネーの家には監視カメラが取り付けられており、レネーとエヴァンの様子が監視されていましたが、レネーもエヴァンも全くそれを知りませんでした。

週末は、エヴァンを元夫のところへ預ける日でした。レネーは元夫のところへエヴァンを連れていきます。
レネーの車の左後輪に、スキンヘッドの男性たちが装置を取りつけましたが、レネーは知りません。
レネーはエヴァンに、週末はスカイダイビングをしてくると言いました。写真を送信すると告げて別れます。

その後、車道を走るレネーの後輪がパンクしました。取りつけた装置を爆発させたからなのですが、レネーは知りません。
通りがかったトラックの運転手が手伝ってもらい、パンク修理をしようとしたレネーは、首筋にスタンガンを当てられて麻痺しました。
トラックの荷台部分から初老女性が出てくると、「痺れは15分でおさまるわ」とレネーに説明します。
トラックの運転手と助手席にいた男たちは、手際よくレネーの口に黒いガムテープを張り、さらに顔にもぐるぐる巻きにしました。
尾行していた車のスキンヘッドの男性は、これまた手際よくパンクを修理すると、レネーの車を代理で運転します。
レネーの車、尾行車、レネーを乗せたトラックの3台が、移動を開始しました。手際がよすぎたため、誰も目撃者はいませんでした。

トラックの荷台で両手を手錠で拘束されたレネーは、道中が長くなるとして、排泄はバケツで済ませるよう言い渡されます。
運搬中は、レネーはひとりきりでした。
着用した服にカッターナイフを忍ばせたことを思い出したレネーは、服をたぐりよせてカッターを取り、靴の中に隠します。
途中休憩の時に、初老女性に水を飲まされますが、そこには睡眠薬が入っていました。女性がそう説明しつつ、「長旅になって疲れるから飲みこめ」と言います。
次にレネーが目覚めると、ストレッチャー様のベッドの上に拘束されていました。首まで固定されています。
隣に同じポーズで拘束された黒人青年が「G10-12Xを忘れるな」とレネーに言いました。その青年はアジア系の男性に連れて行かれます。
レネーは忘れないように「G10-12X」と何度も繰り返しました。

レネーが入れられたところは、何かの研究所のような場所です。
奥には洗面所があり、部屋は無機質の家具もない個室でした。実験器具が並んでいます。
部屋にやってきた黒人男性はレネーに、騒ぐなと注意します。「他の実験体が動揺すると困る」という発言から、なんらかの実験施設だと判明しました。

【承】- ラプチャー破裂のあらすじ2

その男性はレネーの口と顔にかかったガムテープを外し、拘束したまま上手に服を着せます。
レネーは人がいない間、拘束された状態で部屋を観察しました。部屋の上部に通風口があります。
靴からカッターを取り出すと、ベッドを揺らして足から少しずつ手に届くよう移動させました。左手で持ちます。

ベッドを揺らしていたため、隣室に隔離された男性が話しかけてきました。
隣室の男は、ブレイクと名乗ります。
レネーはG10-12Xについて質問しますが、ブレイクは知りませんでした。ブレイクによると、いろいろなことを貯めされているそうです。
話している途中にブレイクの部屋に人が来て、ブレイクは何かされているようです。
レネーはカッターで手首の拘束を切ろうとしました。

レネーの部屋にも医者のような男性と、看護師のような女性がやってきます。
彼らはレネーの問診を始めました。フルネーム、慎重、体重、生年月日などを聞かれるうちに、レネーは政府がやっている秘密実験かと思います。
従うから帰らせてくれと懇願しますが、彼らはひきつづき、視力検査を始めました。拘束しているベッドごと立たせて、遠くに表示されているものを読ませます。
続いて、アレルギーの有無、過去の病歴に並び、苦手なものを聞かれました。
次々に単語を挙げられるのですが、クモを挙げられたときに、一瞬レネーは言葉を詰まらせてしまいます。これがきっかけで、クモ嫌いだとばれました。
レネーは謎の液体を投与されます。

しばらくしてまた別の男性・ラックスレン先生がやってきました。ラックスレンはレネーの顔色がよいと確認し、「興味深い肌だ」と言います。
また液体を注射するので、レネーが「それがG10-12Xなの?」と聞くと、違いました。その薬剤はその力のプロセスを加速させる促進剤だと、隠すこともなく答えます。
やがて別室に移動されたレネーは、右腕のところにカプセルをつけられ、パイプから1匹の大きなクモを落とされます。
恐怖のために悲鳴を上げたレネーですが、実験はやめません。クモが腕の上を這います。
研究者たちはしばらくレネーを観察していましたが、効果がないとみると「駄目ね、やめて」と言いました。クモは吸いだされます。

何のための実験が行なわれているのか分からないまま、レネーはまた部屋に戻されました。
カッターで拘束した手首の皮を切ったレネーは、拘束を解いて部屋を探索し、通風口から移動します。部屋にあったテープを持ち、通気ダクトにマークをつけ、やってきた方向に印をつけました。
別室では上から落とされる実験を繰り返されており、どうやらこの女性被験者は高所恐怖症のようです。
さらに別室では父親を憎んでいるようで、父親らしき写真ばかり並べられていました。
その奥にはラストチャンスと称して、セスという男性が赤い液体(注射しているのもこれ)にひたされていました。

【転】- ラプチャー破裂のあらすじ3

さらに進んでトイレの個室に入り込んだレネーは、窓から外を見ます。
外には駐車場があり、ずらっと車が並んでいました。そこに自分の車も発見します。
車の数からしても、実験の規模はかなり大きそうでした。
職員が用を足しに入ってきたので、レネーは洗面台の下の戸棚に隠れて会話を聞きます。
「ブタペストで新たに破裂(ラプチャー)したらしい。これでボストンも含めて47人」
「女性が24人いるが、全員不妊症」
このような内容を聞いたレネーは、彼らが去った後、さらに下水道のような巨大通風口を見つけ、はしごでのぼります。
屋上に通じていましたが、柵が取りつけられていて、出られませんでした。

戻ったレネーは、隣室のブレイクのところへ行き、ブレイクと共に脱出をしようと考えます。
ところがブレイクは最後の実験の最中でした。白いヘビが部屋に放たれています。
研究者たちがやってきたので、レネーはブレイクのベッドの下に隠れました。白いヘビが自分に近づくので、驚きます。
ブレイクはどうやら失敗したらしく、帰還担当の女性・コレット先生に引き渡されていました。ブレイクのベッドが運ばれていく隙に、レネーも部屋の外に出ます。
(実験が失敗したからといって、殺されるわけではない。本当に帰還するようで、ブレイクは後にテレビに出てくる)

エレベーターで下に行こうとしますが、研究者たちが腕に着けているIDがないと使えないと分かります。
同じフロアの別の部屋をうろうろしたレネーは、そこに「リオ(ブラジル・リオデジャネイロ)」「ブタペスト(ハンガリー)」「マドリード(スペイン)」と並び、カンザスシティにも研究所があると知ります。
部屋に研究者が入ってきたので、レネーは物陰に隠れました。
黒人男性はコンタクトを外します。すると、黒眼が1つの目のなかに3つある「多瞳孔症」でした。
廊下を通って部屋に戻る途中、レネーはセスと思しき男性の遺体を発見しました。
セスはあと一歩のところでラプチャー(破裂)に失敗したらしく、奇妙な皮膚になっていました。

脱出の機会を待つことにして、レネーは自分の部屋に戻り、拘束をつけます。
やってきた研究者2名は、レネーがあと一歩のところまで来ていると言います。どうやら肌の感じで、一定程度分かるそうです。
(運び込まれた当初に医師から「興味深い肌だ」と、レネーは言われている)
その女性・ダイアンは、レネーに「抵抗しなければ楽なのに。死の間際まで恐怖を感じてほしくないの」と言いました。
そして、レネーの知りたがっている「G10-12X」が、DNAの遺伝子コードだと教えます。
G10-12Xをラプチャー(破裂)させる方法は「恐怖が骨まで到達する」ことで、そうすることで変異が果たせます。
ダイアンはラプチャーした姿を、レネーに見せました。ダイアンがコンタクトを外すと、先ほど見た黒人男性と同様に瞳孔が3つ横に並び、さらに顔も変形します。
(この顔の変形はどう表現すればよいのか筆舌に尽くしがたい。目が拡大、縮小して隆起したり陥没したりと、ぐにゃぐにゃの顔になる)

【結】- ラプチャー破裂のあらすじ4

ダイアンが説明している隙に注射器を持ったレネーは、ダイアンの首に刺して逃亡を開始しました。ダイアンは気絶したので、拘束を解いたレネーは、ダイアンをストレッチャーの上に乗せて移動します(手首につけたIDが必要だから)。
別の部屋に行くと、DNAのサンプルが並んでいました。空白の場所にはレネーのものが収まる予定です。
研究室に入ってきた研究者たちは、レネーの卵子は他の女性のものと異なり、人間の精子は破れないそうです。つまり期待大だということでした。
身をひそめていたレネーですが、気配で気付かれて地下室へ逃げますが、ゆきどまりの場所でガスを噴霧され、気を失います。

捕まったレネーは、1日半眠っていたそうです。ブドウ糖液を点滴されていました。
反射的に点滴を外しますが、それは本当に単なる点滴でした。
レネーは研究者たちに、実験の目的を教わります。
研究者たちは病院などにつてがあり、病院などの検査のカルテで、G10-12Xの遺伝子コードを持つ者ばかりを集めていました。
それをラプチャー(破裂)すると新たな生物に進化し、失敗すると肌が腐り、崩壊します(廊下で死んでいたセスは失敗例)。全く目覚めない者もおり、その人たちは帰還します。
研究者たちはみんな、人間からより高みの人類に進化した者たちで、仲間を増やそうとしていました。
確かにレネーは、最初に薬剤を投入された時から、視力、聴力ともにアップしていました。
レネーは不妊症ではない女性であることで、特に期待されています。
進化した者たちは感情が淡白で、地上に秩序を取り戻せると信じていました(平和な世の中になるということ)。

最後の実験ということで顔にマスクをかぶせられたレネーは、その中に大量の小さなクモを入れられ、悲鳴を上げます。
半狂乱になったレネーは暴れまわりますが、やがてぴたっと動きが止まりました。
レネーの顔が変形したのを見て、研究者たちはレネーがラプチャー(破裂)したと喜びます。

元の世界に戻ったレネーは、化粧も濃くなり、できる女性のようになっていました。
テレビでは、ブレイクが「UFOに拉致されて、変な実験をされた」という体験談を話しています。
レネーは新しい出会いがあったと息子のエヴァンに話し、「数日だけだから実験に参加してみて」と勧めながらも、メールでは「危険よ、逃げて」と送信しました。
まだレネーには人間性が残っており、息子を巻き添えにしたくないという気持ちが働いているのです。
エヴァンは2階の窓から降りて自転車で逃げますが、研究者たちが追っていきます。
研究者の医師は、レネーにまだ人間の心が残っていることに気付いていました。
最初はそう簡単に感情を捨てきれないと言い、しかし徐々に感情をなくしていくから大丈夫だと手を握ります。
「君は新世代の母になる」とレネーは告げられました。どうやら、レネーは新たな種の子どもを産むために、利用されるようです。
(エヴァンは逃げたが、早晩捕まって実験を受けさせられそう。
またレネーも新人類の発展のため、引き続き研究所で繁殖に利用させられそう)

みんなの感想

ライターの感想

パッケージから「大嫌いなクモを克服するための治療なのかな」と勝手に想像していたが、まるきり違った。
主人公・レネーがたまたまクモ嫌いだったために、実験にクモが使われただけでした。他のバージョンもあるというのは、劇中でも見せられる。
なんといってもみどころは「1つの目のなかに黒眼が横に3つ」「顔の変形(ぐにゃぐにゃ)」…特に後者は、ほんとに説明しづらい。
もっともらしいんだけど、なんか大きなアナがある。人間らしい感情を捨てて新人類だけで繁栄しよう…むー。ちょっと考えが古くさいような。
とはいうものの、サスペンスはじまり、ホラー風味、まさかのSFへの展開は、面白かった。
期待せずに見ると、よいかも。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「ラプチャー破裂」の商品はこちら