「ルチオ・フルチのクロック」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

「サンゲリア」「ビヨンド」などの作品に於ける、インパクト絶大なスプラッタ描写で知られるルチオ・フルチ監督が手掛けた、1989年製作のホラー映画です。数多くの時計が屋内にズラリと並ぶ、人里離れたお屋敷に強盗に入った若者たちが体験する惨劇を描いた作品で、屋敷内を埋め尽くす時計が物語の重要なキーを握る内容になっています。

あらすじ動画

ルチオ・フルチのクロックの主な出演者

トニー(キース・ヴァン・ホーベン)、サンドラ(カリーナ・ハフ)、ポール(ピーター・ハインツ)、ヴィットリオ(パオロ・パオローニ)、サラ(ベティーネ・ミルネ)

ルチオ・フルチのクロックのネタバレあらすじ

【起】– ルチオ・フルチのクロックのあらすじ1

ルチオ・フルチのクロックのシーン1

画像引用元:YouTube / ルチオ・フルチのクロックトレーラー映像

イタリアの人里離れた郊外に建つ、古いお屋敷で。屋敷の中は柱時計のような大きなものから小さな懐中時計、そして砂時計に至るまで、様々な時計が廊下や部屋の中を埋め尽くし、カチカチと正確に時を刻んでいました。そんな中、屋敷のメイドであるマリアは、南京錠で閉ざされた屋敷内の一室に、強引にカギを開けて忍び込みます。

そこは屋敷内にある礼拝堂で、マリアはその中に横たわっている若い男女の死体を見つけます。死体はそれぞれ結婚式のような衣装を着ており、首には釘が突き刺さっていて、何者かに殺されたのだと思われました。マリアはそれを確認すると、そっと礼拝堂を後にします。

屋敷にはヴィットリオとサラという老夫婦が住んでおり、屋敷を埋め尽くす時計は家主であるヴィットリオの趣味で、自分の子供のように「時計たち」を可愛がっていました。ヴィットリオは一見優しそうな顔つきや言葉遣いをしていましたが、窓際に止まった小鳥を見つけると、エサを与えるフリをして、持っていた杖の先で小鳥を叩き潰してしまいます。

そしてヴィットリオは妻のサラと共に、礼拝堂へ向かいます。礼拝堂の死体はヴィットリオ夫妻の甥にあたる若い夫婦で、結婚してから屋敷に同居していたものの、甥っ子夫婦の目当てはヴィットリオの財産でした。ヴィットリオは目ざとくそれに気付き、甥っ子夫婦を殺害していたのです。

サラは、腐りかけた死体の顔に化粧を施すと、マリアが最近詮索しすぎだとヴィットリオに訴えます。マリアは老夫婦より甥っ子夫婦と仲がよく、屋敷を出たという老夫婦の言い分が信じられなかったのです。マリアは温室にマリアを呼び出すと、メイドを辞めたいと言うマリアの腹部に、先の尖った木の杭を突き刺します。マリアはそのまま息絶え、庭師のピエロが掘った穴に埋められます。

場面は変わり、トニーと恋人のサンドラ、2人の友人のポールという3人の若者が、車に乗って郊外に向かっていました。3人は途中でスーパーに立ち寄ると、サンドラが店員の気を引いているうちに、トニーとポールが店内の食べ物などを服の中に隠し、万引きして店を立ち去ります。

スーパーに立ち寄ってる間に入り込んだのか、3人が車に戻ると車内に一匹の猫がいました。後部座席に座っていたポールは猫を見つけると、面白がってビニール袋に詰め、袋の口を縛って息が出来ないようにしてしまいます。苦しみもがく猫を見て、ポールは「もっと楽しませろよ」と笑い、さすがにサンドラも嫌な顔をしますが、猫を助けようとはしませんでした。

3人が向かったのは、ヴィットリオ夫妻の屋敷でした。トニーは以前屋敷でメイドをしていた女と知り合い、屋敷には老夫婦とメイドしかいないと聞いていたのです。多くの時計をコレクションしていることから、資産家と思われる屋敷に忍び込み、金目のものを盗む計画でした。

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