「ヴァチカンのエクソシスト」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

ヴァチカンのエクソシストの紹介:2023年製作のアメリカ映画。生涯で数万回の悪魔祓いに携わった神父が悪魔との壮絶な戦いを記録した回顧録「エクソシストは語る」を実写映画化。神父から映画化権を獲得したマイケル・パトリック・カツマレクがプロデューサーを務め、『サマリタン』のジュリアス・エイヴァリーがメガホンをとった。主人公のアモルト神父を『グラディエーター』のラッセル・クロウ、アモルト神父の相棒となるトーマス神父を『ドント・ブリーズ』のダニエル・ゾヴァットが演じる。

あらすじ動画

ヴァチカンのエクソシストの主な出演者

ガブリエーレ・アモルト神父:ラッセル・クロウ(楠大典) トマース・エスキベル神父:ダニエル・ゾヴァット(田部圭祐) ジュリア・バスケス:アレックス・エッソー(渡辺明乃) 教皇:フランコ・ネロ(平林剛) ヘンリー:ピーター・デソウザ=フェイオニー エイミー:ローレル・マースデン ルムンバ司教:コーネル・ジョン サリバン枢機卿:ライアン・オグレイディ アスモデウスの声:ラルフ・アイネソン

ヴァチカンのエクソシストのネタバレあらすじ

【起】– ヴァチカンのエクソシストのあらすじ1

ヴァチカンのエクソシストのシーン1

画像引用元:YouTube / ヴァチカンのエクソシストトレーラー映像

〝悪魔の存在を否定する時、悪魔は喜ぶ

    ――ガブリエーレ・アモルト神父

     1986-2016年 主席祓魔師(チーフ・エクソシスト)〟

ガブリエーレ・アモルト神父の乗ったミニバイクが夜道を走り、とある屋敷へ入ります。屋敷の入り口には黒いブタを連れた農夫がおり、アモルトは見事なブタだと褒めます。

【1987年6月4日 イタリア トロペーア】

アモルトを呼んだのは、トロペーアのジャンニ神父でした。事情を聞いたアモルトはリビングにいる幼い妹に「お兄さんのために、主の祈りを繰り返し唱えてくれ」と頼みます。

アモルトが奥の部屋へ行くと、そこには青年がベッドに縛られていました。少年は悪魔に取り憑かれており、少年が知らないはずの英語を流暢にしゃべっています。「俺はレギオン。俺はサタンだ」と聞かれてもいないのに名乗る悪魔のことばを聞いたアモルトは、「地獄はどんなところだ」と十字架のメダイを見せて質問し、「なぜこの青年に取り憑こうと思った」「誰にでも取り憑けるのか。ジャンニ神父にも?」と繰り返しました。

しばらくすると部屋には、農夫に連れられて先ほどの黒ブタが入ってきます。悪魔を挑発したアモルトは、「できるのならば、このブタに取り憑いてみろ」と煽りました。青年に憑いた悪魔は挑発に乗って、青年の身体から出るとブタに取り憑きました。その瞬間に農夫が猟銃の引き金を引いて、ブタを射殺しました。悪魔はいなくなります。

青年から悪魔が去ったのを確認したアモルトは、「神のご加護を」と唱えます。

(映画タイトル)

【1987年7月1日 スペイン カスティーリャ】

ジュリア・バスケスは娘のエイミー、息子のヘンリーを乗せて車を走らせていました。ジュリアたちがやってきたのは山のなかにある年代ものの古めかしい立派な建物、カスティーリャのサン・セバスチャン修道院です。

ジュリアは1年前に夫を交通事故で亡くしました。2人の子どもを抱えたジュリアは生活に困り、夫から受け継いだ遺産を処分しようと考えます。遺産の不動産のうち、お金になりそうな物件がこのサン・セバスチャン修道院でした。修復すれば高く売れそうなので、ジュリアはカルロスという修復作業師を頼んで来てもらっていました。

1年前の夫の交通事故の際、ヘンリーが車に同乗して父親の死を目撃していました。そのショックでヘンリーは事故のあと、口がきけない状態が1年間続いています。娘のエイミーは思春期にさしかかって母親に反抗的で、ジュリアは閉口していました。不動産を売却したらすぐ帰国するからと子どもたちに言いますが、エイミーは田舎の山奥に連れてこられて不満げです。

同じ頃アモルトはイタリアのローマで、自分に好意的なルムンバ司教に声をかけられます。アモルトは先日のトロペーア村でジャンニ神父と共に悪魔祓いを行なったことで、教皇庁に問題視されていました。

ルムンバ司教は「君に加勢する」と言いますが、アモルトは「私の信仰に加勢は要りません」と拒否します。

ジュリアは修道院でカルロスと会うと、トマース・エスキベル神父に引き合わされました。エスキベルは修道院をジュリアが修復してくれることへ礼を述べます。

ヘンリーとエイミーは早速、修道院のなかを歩いて見て回りました。地下へおりたヘンリーは外れたレンガの隙間からなにかを見ます…。

【1987年7月2日 イタリア ローマ】

呼び出しを受けたアモルトは、ミニバイクに乗って公聴会へ行きます。

公聴会は悪魔祓いに懐疑的な見方を持つサリバン枢機卿が仕切っており、「司教の許可なく祓魔(エクソシズム)を行なった」とアモルトを糾弾しました。

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