「ヴァチカンのエクソシスト」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

【承】– ヴァチカンのエクソシストのあらすじ2

ヴァチカンのエクソシストのシーン2

画像引用元:YouTube / ヴァチカンのエクソシストトレーラー映像

それに対してアモルトは「あれは祓魔ではなかった」「一時的な精神疾患だったので、暗示で解決した」とごまかしました。呼ばれて対応する案件の大半は、祓魔を必要としないのだと言います。

それでも厳しく糾弾するサリバン枢機卿に対し、ルムンバ司教が「98%は祓魔を必要としなくても、残る2%はどんな科学や医学をもってしても解決できない問題だ」として、アモルトを援護します。

しかしサリバン枢機卿らは悪魔の存在を信じておらず、アモルトの活動をバカげたパフォーマンスの一種ととらえていました。それを察したアモルトは「もし悪が存在しなかったら、教会はなんのためにあるのか」と怒りその場をあとにします。

深夜になにかの物音を聞いたジュリアは、音の正体を探って修道院内を見て回ります。正体が判らないままあきらめたジュリアは、息子のヘンリーの寝顔を見て去りました。ヘンリーが暗闇のなかでカッと目を見開きます。

ヘンリーが覗いていた地下のレンガの剥がれが、作業員たちにも見つかりました。なかを覗こうとたいまつを近づけるとなかのガスに引火し、爆発が起こります。

そこにはガス鉱床ができており、作業員の1人が負傷して救急車で運ばれました。工事は中断します。

その頃ヘンリーが痙攣を起こし、エイミーがジュリアを呼びます。ヘンリーは痙攣しながら実に1年ぶりにことばを発しますが、「ママ、みんな死ぬ」と言うと顔を掻きむしり始めました。ジュリアはヘンリーを連れて病院へ駆け込みます。

地元の病院で検査をしましたが、痙攣していたヘンリーに異常はありませんでした。症状を聞いた医師は精神疾患を疑い、また起きたときのために鎮静剤をジュリアに渡します。

病院から戻ったヘンリーはベッドに寝かされました。上半身を起こしたヘンリーの上半身には傷が浮かび上がり、その傷跡は「嫌悪」という文字になります。

ヘンリーは「司祭を連れて来い」と言いました。ジュリアが呼んでエスキベル神父が駆け付けますが、部屋に入ったエスキベル神父は吹き飛ばされ、「その司祭じゃない」と言われます。

同じ頃、アモルトは病気で体調不良の教皇と会います。教皇はアモルトを買っており、アモルトに「スペインにいる少年を助けてくれ」と言いました。少年がいるカスティーリャのサン・セバスチャン修道院は前にも問題を起こした場所だと言いながら、教皇は「私も調べておくから、スペインへ行き子どもを助けなさい」とアモルトに告げます。

早速現地へ飛んでミニバイクでアモルトがサン・セバスチャン修道院へ行くと、迎えたエスキベル神父は感激します。エスキベル神父はアモルトのことをよく知っており、ジュリアに「教会が専門家を寄越してくれた」と言いました。

病気を疑っているジュリアは、アモルトがなぜ来たのかいぶかしく思います。しかしアモルトが「医者は納得できる説明をしたか。私の見立てを聞くだけでいいから」と言いました。エイミーが横で「やってみたら」と言ったので、ジュリアはその気になりました。

アモルトが部屋へ行くと、ヘンリーの風貌は別人のように変わっていました。アモルトはいつものように相手を挑発し、名乗れと聞きます。

しかし相手の悪魔は名乗らず、「ブタに取り憑くほどバカではない」と言い返しました。悪魔はアモルトの名前を知っており、それどころかアモルトが罪悪感を抱いている内容も知っていてアモルトに幻影を見せました。アモルトは戦争中に仲間の兵士が銃撃されたとき、アモルトは死んだふりをして生き残ったことを見せられます。

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