映画:世にも奇妙な物語9vol.4

「世にも奇妙な物語9vol.4」のネタバレあらすじと結末

世にも奇妙な物語vol.4の紹介:2007年10月17日発売の日本オムニバスドラマ。『世にも奇妙な物語』のVHS傑作選をDVDプレスし、再販売。「さよなら6年2組」「悪魔のゲームソフト」「復讐クラブ」「人差し指を当ててください」収録。

あらすじ動画

世にも奇妙な物語9vol.4の主な出演者

ストーリーテラー(タモリ)、久保田玲子(中森明菜)、久保田千恵(小林千登勢)、大野(加賀谷純一)、山本武志(小林大介)、板倉三郎(中山亮)、市川荘吉(徳永浩之)、木下勝江(小島幸子)、白井春子(山崎竹子)、テツオ(高山良)、(長谷川歩)、平野忠雄(橋爪功)、桑原課長(入川保則)、山田(田山涼成)、同僚(ビートきよし、六平直政)

世にも奇妙な物語9vol.4のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 世にも奇妙な物語9vol.4のあらすじ1

世にも奇妙な物語9vol.4のシーン1 〔人差し指を当ててください〕

画面中央に人の手が登場すると、手招きします。
「さあ、もっと近くに来てください」

そしてアナウンスがあります。
「人差し指を、ここに当ててください」
そのことばとともに、画面中央に、黒い丸が表示されます。

しばらくすると、その穴から赤い血がふたすじ、したたり落ちます…。
(指を当てると血が出たというオチ)


〔さよなら6年2組〕

久保田玲子は、小学6年生の担任をしています。
3月で、卒業間近でした。

6年2組の卒業制作は、富士山のパネルを描くというものです。
玲子は担任の生徒たちに、卒業制作をもっと真剣に取り組もうと呼びかけました。
しかし生徒たちは中学受験で忙しく、それどころではないと冷めたことを言います。
玲子は、現代っ子らしい生徒の反応を、淋しく感じていました。


生徒を帰したあと、学校に残って生徒たちの文集のチェックをしていた玲子は、「かごめかごめ」の歌につられて、教室をチェックします。
すると6年2組のところに、子どもの影を見たような気がしました。
照明をつけますが、人影はありません。
玲子は、ノイローゼなのかと思いました。

帰宅した玲子は、母・千恵に話しかけます。
千恵はこの浅草の土地で生まれ育ち、そのまま現在まで暮らしていました。
玲子は、他の土地へ行く気はなかったのかと聞きますが、母は答えません。
母・千恵はいつも折り鶴を折っていました。
玲子は、誰かにあげるのかと質問しますが、これに対しても母は答えません。


翌日。
放課後に教室を見回った玲子は、まだ幼い少年少女を見つけます。
5人の少年少女は、三郎、武志、荘吉、勝江、春子と答えました。小学4年だと言います。
彼らは玲子に、勉強を教えてくれとせがみました。
春子は破れたお手玉を持っており、玲子に直してほしいと言います。
子どもらしい姿に、玲子は嬉しく思いました。
面識のない彼らに、玲子は親切に接します。

その夜、お手玉を繕いなおした玲子は、翌日、持っていきました。
玲子は少年たちと一緒に遊び、勉強を教えます。
しかし玲子は、少年たちがただの子どもではないことに、気づいてもいました。
彼らの身なりは少し古くさく、持ち物も時代遅れのものでした。
荘吉は、「約束した友だちに会いたい」と言い、そのためにいるのだと言います。

サイレンが聞こえ、気を取られていた玲子は、その間に子どもたちを見失いました。
「初等科國語」という古い教科書には、裏に「六年二組 木下勝江」という名前が書かれていました。

【承】- 世にも奇妙な物語9vol.4のあらすじ2

教科書を持って家に帰ると、母・千恵が顔色を変えます。
彼らは母の同級生でした。


千恵たちは戦争が激化したために、ばらばらに疎開していました。
しかし卒業式は一緒に行なおうと、みんな東京へその日だけ集まります。
しかし母・千恵だけは、熱が出てしまい、東京に戻れませんでした。
その日、東京大空襲に遭い、彼ら5人は亡くなってしまったのです…。


荘吉たちが言う「約束」とは、千羽鶴を持ち寄り、卒業式でいっしょにまとめるというものでした。
母の千恵は、そのためにずっと折り鶴を折っていたのです。

46年前の今夜が東京大空襲だと気づいた玲子と千恵は、学校へ行きます。

千恵は、少年のままの彼らと涙の再会を果たしました。
互いの折り鶴を、ひとつにまとめます。
玲子のはからいで、46年越しに、千恵と少年たちは卒業式をしました。

その後、少年たちは去っていきますが、春子はお手玉を玲子にくれます。
千恵と玲子は、いつまでも少年たちを見守っていました。


週明け。
生徒たちの卒業制作の富士山の横に、折り鶴が5羽くわわっているのを見て、玲子は笑顔になりました。


〔悪魔のゲームソフト〕

小学高学年のテツオはずっと、パソコンゲームをしていました。
外に父親の部下と思しき人たちが訪問して、「おはようございます部長、牧村部長」と呼びかけていますが、テツオは相手にしません。
部下は家に、人の気配がしないと言っていました。
部下のひとりが、犬小屋から鳴き声はするのに姿がないと言います。
テツオは、それでも知らんぷりをしていました。
手元のパソコンゲームの「(犬)ポンタ」は、ゲームオーバーになっています。


学校では、テツオの担任のよしこ先生が行方不明になっており、警察がやってくる事態となっていました。
少年(注:名前が出てこなかった)は放課後、テツオのところへ遊びに行きたいと言います。
少年の家では、少年がファミコンで遊びすぎるからという理由で、母が勝手にゲームを壊したのです。

少年が持っていたゲームソフトを見つけ、中学生の不良たちが絡んできました。
不良たちは少年からゲームを取り上げます。
反抗したテツオに、不良中学生は暴力を振るいました。
少年は、警察へ届け出ようと言いますが、テツオは不良中学生の学生手帳を手に入れます。

【転】- 世にも奇妙な物語9vol.4のあらすじ3

家に少年を招いたテツオは、パソコンゲームを見せました。
「ファイヤーモンスター」というゲームを見せます。
先ほど拾った不良中学生・中山強の学生手帳をスキャナで取り込むと、彼はゲームの世界に入り込みました。
火を吐く恐竜が、中山を追いかけます。


実はこのようにして、テツオは両親や飼い犬をゲームに登場させ、殺していたのですが、少年は知りません。
テツオがゲームをして遊ぶのを見て、単なるゲームだと、最初は思います。

テツオが飼っている九官鳥に指をつつかれて怒り、九官鳥をスキャナに取り込んでゲームをするのを見た少年は、九官鳥の鳥かごが透明になっていると知りました。
スキャナで取り込むと、異次元にワープし、ゲーム上で死ぬと本当に死ぬのだということを、少年はやっと理解します。

担任のよしこ先生が行方不明の事件と、テツオが関係あるのかと少年は質問しました。
テツオは、そうだと答えます。


よしこ先生は、テツオの成績が下がったことを、家に言いつけにきたのです。
それが不満で、テツオはゲームの世界によしこ先生を送り込んだのでした。
うるさい両親も、ほえてうるさい犬も取り込んで殺していました。

先ほどの不良も、ゲームで殺されたのだと知った少年は、テツオの目を盗み、警察へ電話をかけようとします。
しかしテツオは、少年が通報すると見抜いていました。
こっそり撮影していた少年の写真を出すと、テツオはスキャナにかけます。

電話機のところにいた少年の姿は消え、テツオは少年でゲームを開始します…。


〔復讐クラブ〕

平野忠雄は、上司の桑原課長にいつも怒られていました。
会社でミスが続いていると言われ、むっとします。

不満を抱えた平野の楽しみは、いちにちの終わり、家で「今日の遺恨対象」をノートに書き出してみることでした。
それだけで、平野の気持ちはずいぶんすっきりします。


週末。
ノートを持った平野は、「復讐クラブ」へ出かけて行きます。
平野が入っている「復讐クラブ」とは、メンバー制のところでした。

復讐したい相手を「復讐依頼書」に書くと、誰かが代わりに復讐してくれるというものです。
その復讐内容は些細なものですが、想像するだけで愉快な気持ちになれました。
「復讐報告書」を読むと、平野はいつも笑みをこぼさずにいられません。

【結】- 世にも奇妙な物語9vol.4のあらすじ4

世にも奇妙な物語9vol.4のシーン2 目下のところ、平野が毎回書いているのは、桑原課長でした。
在庫不足で桑原課長が部長に怒られたと知り、平野はにんまりします。


もちろん、誰かの代わりに復讐を代行することもあります。
平野の家に電話で指令が下り、平野は、近所の何者かの窓ガラスを割って去りました。
このように、まったく面識のない者の復讐を代行することで、クラブは成り立っています。

同僚の大川の書類をシュレッダーにかけた平野は、意外に思いました。
平野にとって大川は、まじめないい奴でした。
そんな人でも、別の人にとっては恨みの対象になるのだと、今更ですが不思議な気持ちです。

復讐クラブに入ってから、平野は毎日生活するのが楽しくなりました。

あるとき、玄関の電球を交換していた平野は、脚立を持つはずの妻が途中で去り、脚立から転げたのを不愉快に思います。
見ていた主婦が陰で笑っているのも、腹立たしい思いでした。

遺恨対象の数を増やしたいと言った平野は、復讐代行義務も増えると言われますが、受け入れました。
さらに、桑原課長の「特別アフターサービス」も頼みます。
このサービスは、復讐をした一部始終を録画して見せてくれるというものです。


映像を見に行った平野は、自分が窓ガラスを割ったときの映像が、撮影されていたと知ります。
桑原課長の復讐は、課長が脚立から転がるというものでした。
ひとしきり笑ったものの、すごくよく似た経験を、自分がつい先日、味わったことを平野は思い出します…。

そしてある日。
平野に復讐代行義務が下ります。
相手はなんと、桑原課長に、でした。
驚いた平野はクラブに訊き返しますが、「一番疑われない相手だから」と言われ、そうかと納得します。

依頼内容は、桑原課長をひとけのないところへ連れ出し、後頭部を棒で殴れというものでした。
平野は悩みますが、そのとき、桑原課長が自分を呑みに誘います。
平野はいそいそとついていきました。


その頃、クラブでは手違いが発覚します。
ターゲット同志に同じ復讐指令を出してしまい、撤回したいと考えています。
しかしその頃すでに、平野と桑原課長は戦っていました。
平野は、桑原課長も復讐クラブに所属していたことを知ります。

満身創痍の平野と桑原課長は、思った以上に周辺の人物が、クラブに所属していたのだと気づきますが、意識が遠のきました。
撮影した一部始終を見て、平野の同僚や妻が手を打って喜んでいます…。

みんなの感想

ライターの感想

〔人差し指を当ててください〕まあ、ありがちな…。
〔さよなら6年2組〕最初のシーンから、少年たちの衣装が古くさいので、オチはある程度読める。
それでも最後までいいと思いながら見られた。じーんとくるいい話。
〔悪魔のゲームソフト〕このゲームソフトをどうやって手に入れたかなど、どうでもよい。
オチもあってなきがごとし。昭和のころと較べると、時代が変わったなと思う作品。
〔復讐クラブ〕これもかなりブラックな内容。人を呪わば穴二つ…といったところか。
めぐりめぐって自分に返ってくると気づいたときには、もう遅い。

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