映画:処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ

「処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ」のネタバレあらすじと結末

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビの紹介:「処刑山 デッドスノウ」のトミー・ウィルコラ監督が、前作で生き残った青年を主人公として作り上げた、スプラッタゾンビコメディの続編です。製作されたのは2014年で、日本ではずっと未公開でしたが、2020年1月に「未体験ゾーンの映画たち」というイベントで初上映されました。

あらすじ動画

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処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビの主な出演者

マーティン(ヴェガール・ホール)、ダニエル(マーティン・スター)、モニカ(ジョセリン・デボア)、ブレイク(イングリッド・ハース)、グレン(スティッグ・フロード・ヘンリクセン)

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビのあらすじ1

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビのシーン1 ノルウェーの医学生・マーティンは、恋人のハナや友人たちと一緒に、雪山へ休暇旅行へ出かけ、雪山に潜伏していたナチゾンビの大群に襲われてしまいます。恋人も友人たちも全員死亡し、マーティンも片腕を切断するハメになりますが、執拗なナチゾンビの首領・ヘルツォークの追撃を振り切り、下山して町へとたどり着きます。

気を失って病院に収容されたマーティンですが、病室で目覚めると、なんと右手が「付いて」いました。マーティンが逃亡する際に切り落としたヘルツォークの右腕を、医者が間違えてマーティンに「移植」してしまったのです。更に病室には警察官もいて、雪山で友人たちの無残な死体を発見し、その殺害犯がマーティンだと決めつけていました。

その夜マーティンは、病室に忍び込んできたホラー好きな子供の携帯で、アメリカに「ゾンビスクワッド」というゾンビを研究するチームがいることを知ります。しかしマーティンの右腕は、マーティンの意志に反して勝手に暴れだし、病室にいた警官はおろか、ホラー好きの子供まで突き飛ばして殺してしまいます。

マーティンはそのまま病院を逃げ出し、暴れる右手を抑えつつ、ゾンビスクワッドに連絡を取ります。スクワッドのリーダー・ダニエルも、マーティンから送られてきた右腕の画像を見て、間違いなくゾンビのものだと確信。仲間の女子2人モニカとブレイクと共に、ノルウェーへ渡りマーティンと会う決意をします。しかしゾンビスクワッドは、名前こそ勇ましいものの軍隊のような装備があるわけでもなく、実は本物のゾンビにも会ったことのない「ゾンビおたく」の集まりでした。

【承】- 処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビのあらすじ2

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビのシーン2 その頃ヘルツォークは、ゾンビドクターの手術で新しい右腕を装着、ゾンビ部隊を率いて山を降り、町へと進撃を開始していました。マーティンもヘルツォークのものだった「右腕」の記憶から、ゾンビ部隊の行動を認識します。ゾンビ部隊の目的を知るため、マーティンは町にある第二次大戦博物館を訪ねます。そこでヘルツォークの部隊が、第二次大戦中に近隣にある町を制圧する司令を受けていたことを知ります。

ヘルツォークたちは大戦中、マーティンが行った雪山に近い村で人々を弾圧し略奪の限りをしていたことで、村人たちの復讐にあって惨殺され、その怨念でゾンビ化していました。そして村人の復讐のために「達成出来なかった司令」、町を制圧するミッションを、時を超え実行するため山を降りて来ていたのです。

そしてナチゾンビ軍団は、博物館に保存されている「大戦中に自分たちが使っていた武器」と、町の地図を手に入れるため、マーティンのいる大戦博物館を襲撃。マーティンは博物館の職員・グレンと一緒に隠れて難を逃れましたが、ナチゾンビは見学に来ていた人々を惨殺、何人かをゾンビ化し仲間にして、博物館にあった戦車までを奪って去っていきます。

ノルウェーに到着したゾンビスクワッドは「戦いの素人」ながらも、蓄えたゾンビの知識はオタクだけあってさすがにハンパなく、ゾンビ軍団との戦いに備え、町の工具店でスコップやハンマーなどの「武器」を大量に買い込み、マーティンと合流します。ダニエルは、マーティンの右腕にはヘルツォークと同じく、ゾンビ化した人間を「仲間にする力」があることに気付きます。

【転】- 処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビのあらすじ3

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビのシーン3 ナチゾンビに殺された青年の顔に、マーティンが右手で触れると、青年はゾンビ化し、マーティンの「下僕」となったのです。マーティンの右腕の力を確信したダニエルは、その力を利用して、ナチゾンビに対抗するゾンビ軍隊を結成しようと発案。大戦中、ヘルツォークの部隊に襲撃され全滅し、そのまま近隣の山中に死体を埋められたソビエト軍部隊がいたことを知り、その部隊を蘇らせようという考えでした。

ダニエルはマーティンと、マーティンの「下僕ゾンビ」と共に、ソビエト軍部隊が眠る山へ向かうことになります。ダニエルは町に残るスクワッドの女子2人と、成り行きで行動を共にすることになったグレンに、「ソビエトゾンビ軍団」を蘇らせるまで、なんとかナチゾンビの進軍を食い止めてくれという無茶な注文を出し、出発して行きます。

スクワッドの女子2人とグレンは、お手製の爆弾などを使って、ナチゾンビの行く手を阻もうと奮闘しますが、戦車の砲撃を浴びてしまいます。その頃マーティンたちは、ソビエト部隊が全滅した山へと到着。部隊の死体が眠る地に、マーティンがなんとか自制の効くようになった右腕を突き刺すと、ソビエト兵がゾンビとなって、地中からワラワラと這い出して来ます。そしてソビエトゾンビ部隊の隊長は、忠誠を誓うかのようにマーティンの前に進み出るのでした。

ヘルツォーク率いるナチゾンビ軍団は、制圧の目的地である町へと到着します。しかしその前に、マーティン率いるソビエトゾンビ軍団が到着しており、町の人々を避難させ、ナチゾンビ軍団を待ち構えていました。こうして、第二次大戦中からの「遺恨の間柄」である、ナチゾンビ対ソビエトゾンビの壮絶な戦いが始まります。

【結】- 処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビのあらすじ4

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビのシーン2 マーティンやダニエルもソビエトゾンビ軍団に加勢し戦いますが、ナチゾンビ軍団はゾンビドクターがやられた兵士を蘇らせるなど豊富な戦力で圧倒し、ソビエトゾンビ軍は徐々に劣勢に追い込まれます。砲撃にやられたかと思ったスクワッド女子2人とグレンも合流、戦いに参加しますが、グレンは殺され、ソビエトゾンビ兵も次々に倒されていきます。

マーティンは、ナチゾンビを蘇らせたヘルツォークを倒せば、ゾンビたちも戦闘能力を失うはずだと考え、ヘルツォークとの対決に挑みます。マーティンがヘルツォークに追い詰められそうになった時、ナチゾンビの戦車に乗り込んだダニエルが、ヘルツォークの頭に向かって砲撃。頭部を吹き飛ばされたヘルツォークはバッタリと倒れ、それに伴いナチゾンビたちもバタバタと倒れていくのでした。

ナチゾンビとソビエトゾンビの死闘は終結し、マーティンはゾンビスクワッドに別れを告げます。その後マーティンは1人、雪山で死んだ恋人の墓へと向かいます。「右腕」の力を使って、恋人をゾンビとして蘇らせようと考えたのです。そしてめでたく恋人は蘇り、ゾンビ化した恋人と抱き合うマーティン。そんなマーティンの元へ、ナチゾンビの戦車に轢かれてペチャンコになったかと思っていた「下僕ゾンビ」が、ボロボロになりながらマーティンを慕って近付いて来ていたのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

雪山を真っ赤な鮮血と肉片で染め上げる大バカゾンビ映画「処刑山 デッドスノウ」のトミー・ウィルコラ監督が、前作で生き残った青年を主役に据えて再び放つ、前作のラストからお話が始まる「正統なる続編バカゾンビ映画」です。冒頭の数分で、前作の簡単なあらすじと、前作のスプラッタシーンハイライトを見せてくれるのも嬉しいですね!

前作も、登場人物の1人がTシャツのデザインとして着ていたスーパースプラッタ映画「ブレインデッド」に敬意を表するがごとく、何かにつけ腸をズルズルと引っ張り出して弄ぶ描写が特徴でしたが、今回もあらすじが終わってものの数分で「これでもか!」と腸を引きずり出すという、期待通りの展開になっています。相手の首を閉めるのにいちいち腸を引っ張り出してそれで閉めるとかね、腸ってそんなに頑丈なのかと思ったりしますけど。

その後もゾンビの右腕をくっつけちゃうという「ありえへんやろ!」な設定から始まり、いたいけなゾンビ好きの子供を心臓マッサージしようとして胸をブチ抜いて殺しちゃったり、ゾンビスクワッドの女子はなぜかスターウォーズマニアだし、下僕になった青年ゾンビが「くぅ~ん」とかなついてきてなんだか捨てられた子犬みたいで可愛いんだけど平気でゲロ吐いたり、あげく泥にハマったタイヤの下敷きにされて顔面擦り切れてるのにもう一度ゾンビ化させられて「死なせてやれよ!」とか思ったり、まあ下らない小ネタを盛りだくさんに詰め込んでいて、楽しい限りです。クライマックスの戦闘での「ゾンビ野戦病院」には、声出して笑っちゃいました。

あらすじには書いてないんですが、実はマーティンを追う地元警察もゾンビ対決に絡んでくるんですけど、実際しょーもない警察で本編での扱いもしょーもないので、涙を飲んで割愛させて頂きました。キャラとしては非常に楽しいんですけどね、婦警さんはめっちゃキュートだし。でも、検死官が来るまで意味なく雰囲気で防護服みたいなのを着て現場検証してる警官とかね、ほんとに意味がない(笑)。

ラストは「ブレインデッド」のピーター・ジャクソン監督(今やアカデミー賞監督ですけどね!)が「腸が飛び出る描写」をライバル視したという、名作エロバカゾンビ映画「ゾンバイオ/死霊のしたたり」のラストにオマージュを捧げたのかな・・・と、何か感慨深げになったところで。まさに「捨てられた子犬が飼い主を探して長い旅をしてきた」かのような、ボロボロの下僕ゾンビ君登場!ですからね~、ほんとに映画見てこんなに大笑いしたの、久しぶりじゃないかと思うくらい。

グリム童話をモチーフにした戦闘ファンタジックアクション「ヘンゼル&グレーテル」や、ノウミ・ラパスが1人7役を演じる近未来SF「セブン・シスターズ」もいいんですけど、やっぱりウィルコラ監督は、こういう大バカゾンビ映画こそ本領発揮出来るんじゃないか?と思ったりもしました。これ、撮影してる間、監督自身も絶対楽しかっただろうなあと。とにかく、ゾンビ映画好き、悪趣味映画好きには「最高の贈り物」と言える、大バカスプラッタの傑作でした!あと、エンドクレジットの最後に「オマケ」がありますので、お見逃しなく!

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