「哭悲/THE SADNESS」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

【承】– 哭悲/THE SADNESSのあらすじ2

哭悲/THE SADNESSのシーン2

画像引用元:YouTube / 哭悲/THE SADNESSトレーラー映像

ジュンジョーは驚いて立ちすくみますが、店内にいた男性が「大丈夫か」と老女に声をかけました。すると老女は相手の顔にツバを吐きかけて、店員の横にあるポテトのフライヤーを持って店員の頭に高熱の油をかけると、店員のただれた顔の肉をむしりました。さらにジュンジョーに気づいて「いい男だね」と言います。

ツバを吐きかけられた男性が、連れの男性の首を食器のナイフで何度も刺しました。そのあとも店内で暴れ始めます。

老女に追われてジュンジョーが店から外に出ると、老女は高速でやってきた車に轢かれました。轢いた男性も老女のように黒目がちで異様でした。マンションの上階から落ちてくる人間もあり、店の外も異様な光景が広がっています。

ナイフ男も出てきました。ジュンジョーは3~4人の人間に追われて、ダッシュで走って逃げ出します。異様な形相の者たちも走って追ってきますが、なんとかまいてジュンジョーは帰宅しました。

帰宅したジュンジョーは充電中のスマホを取り上げてカイティンに電話しつつ、テレビをつけます。テレビ放送はしておらず、どの局も静止画で「緊急事態 屋内で指示を待て」という文字が書かれていました。ようやく放送している局を見つけますが、それは変なアニメで黒目がちのオオカミが行進し、並ばせたメスの犬をレイプするものでした。

外でスピーカーの放送が流れたのでジュンジョーは耳をすませます。放送内容は「男性住民は役所へ来い。アソコを切って犬に食わせる。女性は道端で犬に犯させる。これが住民の義務だ」という卑猥で常軌を逸した内容でした。詳細は判らないながら、おかしなことが街に起き始めたことをジュンジョーは気づきます。

カイティンに必死で「街でおおぜいが殺し合っている」と知らせるメールを打ち込んでいると、背後にベランダから入った隣人のリンさんが大きな植木バサミでジュンジョーを襲ってきました。ジュンジョーは右手の中指と薬指を切り落とされます。リンさんは落ちたジュンジョーの指を齧ると、また襲ってきました。ジュンジョーは殴って気絶させると、スマホを持って部屋から逃げ出します。

負傷した右手を押さえながら歩くと、やはり街には異様な光景が広がっていました。複数の人間が男を踏みつけて、腕の骨を折る様子がみられます。

屋台の店へ戻ってバイクを取り戻したジュンジョーですが、エンジンをかけるとその音に反応して異常者たちが追ってきました。ジュンジョーは追っ手をかわして全速力でバイクで逃げます。

ジュンジョーと駅で別れたカイティンは、地下鉄に乗り込んでいました。通勤電車はみんな静かで手元のスマホを見ています。

カイティンが座席に座って本を読んでいると、いつもカイティンを見かけるらしい中年サラリーマン男性が隣に座って話しかけてきました。中年サラリーマンは今時本を読むのは珍しいと話し、何を読んでいるのか、勤め先はどこか、君は美人だなどと言います。

カイティンが嫌がってセクハラだと返すと、中年サラリーマンは「話しかけただけで犯罪か?」と憮然としました。カイティンは席を立って恰幅のよい若い女性に譲ります。

電車が駅に止まり、サングラスの男が入ってきました。サングラスの下から涙が流れます。

その男はナイフを出すと、いきなり乗客に振るいました。頸動脈を刺された人から血しぶきが上がり、車内は血で染まります。男が何人も刺して殺す様子に、車内は騒然となります。

ようやく男は乗客に取り押さえられ、スマホで撮影している人もいました。これで騒動は終わりかと思われたとき、別の男が鍵を武器にして人を襲い始めました。別の女性も周囲の人を噛み始めます。

カイティンが席を譲った女性の目を、中年サラリーマンが傘の先で突きました。女性は左目を負傷します。カイティンはその女性を連れて逃げ出しました。その際にスマホを落とします。

車内に残った中年サラリーマンは、黒目がちの目でした。彼は傘を持つとゆっくり電車から降り、カイティンらを追いかけます。

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