「哭悲/THE SADNESS」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

【転】– 哭悲/THE SADNESSのあらすじ3

哭悲/THE SADNESSのシーン3

画像引用元:YouTube / 哭悲/THE SADNESSトレーラー映像

目を負傷した小太りの女性はシェン・リーシンと名乗り、自分にかまわず逃げてくれとカイティンに言います。カイティンは駅の改札を出たところに病院があるからと、連れていこうとします。そんな2人を、傘を持った中年サラリーマンが追いかけてきます。

曲がり角でぶつかった男性に助けを求めますが、中年サラリーマンはその男の鼻を噛むと、壁に置かれた消火斧を手に入れて相手に振るいます。そのあいだにカイティンとリーシンは出口へ逃げます。

出口に警備員の男がいました。カイティンは助けを呼びますが、警備員はシャッターを下ろします。シャッターが閉まり切る前に2人はかろうじて外へ出ると、カイティンは相手の顔面を殴りました。助けてくれなかったことを責めると、警備員は「警察の命令で閉めた」と言います。

カイティンは出口のそばにある台湾大学病院にリーシンを連れていき、警備員もついていきます。

ジュンジョーはバイクで移動しています。市街区のあちこちで暴動が起きていることを、異常でない人物が無線で訴えていました。異常な人間は黒目がちで、凶暴なだけでなく誰でもおかまいなしにレイプもしていました。

スキンヘッドの男に見つかったジュンジョーは、またバイクで逃げます。

ひとけのない場所でバイクを止めて指を手当てすると、ジュンジョーはスマホをチェックしました。カイティンからの連絡は入っていません。

草むらでナタを手に入れたジュンジョーは、近くの空き地で異常者の学生が1人の男をいじめているのを見つけました。ジュンジョーはそれを止めてバットで追い払いますが、いじめられていた者も異常化していました。

別の学生らに追われてジュンジョーはバイクで逃げます。

カイティンはリーシン、警備員と病院へ行きます。入れてもらったものの、病院は暴徒で占拠されて救命室は封鎖中で、満足な治療ができないとリーシンは言われます。それでも検査のためにリーシンは連れられました。

ジュンジョーに連絡を取ろうとしてスマホがないと気づいたカイティンは、警備員にスマホを借りてメールします。

待合室のテレビは「緊急事態 屋内で指示を待て」の静止画でしたが、急に放送が始まりました。台湾の陸軍司令官が「総統が国民に演説を行なう」と話します。

司令官に促されて現れたシエ・グオロン総統が、台湾の市民に向けてメッセージを告げます。

今回の事態の全貌も原因も把握できていないものの、テロではなく新型ウイルス(アルヴィンウイルス)である可能性は否定できないと言います。ウイルスは正常な人間を残虐な殺人鬼に変えてしまうそうで、しかも感染者は国民の15~20%に及ぶとされました。つまり450万人が感染している計算です。

総統に続いて発言していた司令官の目が、黒目がちになりました。司令官は手榴弾を手に取るとピンを抜き、総統の口に入れました。テレビの前で総統の頭が吹き飛び、画面はまた「緊急事態」の静止画になります。

待合室に緊迫した空気がみなぎります。警官が銃を取り出して警戒しようとしますが、その背後のガラス越しにあの中年サラリーマンが斧を持って迫っていました。カイティンは警備員のスマホを持ったままその場を逃げ出し、隣の部屋に立てこもります。

中年サラリーマンは斧でガラスを割って入り込み、あっという間に待合室を地獄絵図にしました。感染した者たちも互いを攻撃します。

中年サラリーマンはリーシンを見つけると、目に局部を入れました。その様子を警備員はストレッチャーの下に隠れて、耳を押さえて聞かないようにします。

ジュンジョーはようやくカイティンから連絡を得て、電話をかけます。カイティンは着信音に慌てながら電話に出ました。カイティンが台湾大学病院にいることを知り、ジュンジョーは助けに行くから隠れて待っていろと指示します。

ラインで状況を知らせろなどと説明するジュンジョーは、話しながら川に浮かぶマネキンを見て攻撃的な衝動を感じ、感染を自覚します。それでも助けに行くと約束しました。

高台から台北市を望むと、街のあちこちからおびただしい量の煙がたちのぼっていました。

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