「哭悲/THE SADNESS」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

【結】– 哭悲/THE SADNESSのあらすじ4

哭悲/THE SADNESSのシーン4

画像引用元:YouTube / 哭悲/THE SADNESSトレーラー映像

警備員はストレッチャーから出ておそるおそる逃げようとします。リーシンの後ろ姿を見つけて近寄ると、感染したリーシンは死体を食べていました。警備員は逃げようとしますが、周囲の感染者に捕まります。リーシンが電ノコを持ってゆっくり近づくと、警備員を襲います。

カイティンは非常階段で隠れていましたが、感染者が来たので逃げました。途中の廊下で中年サラリーマンに見つかります。カイティンは反撃し、相手に消火器をかけました。さらにそれで殴りつけます。「お前も私と同じ。凶暴で変態だよ」と中年サラリーマンに言われ、カイティンは狂ったようにサラリーマンの頭に消火器を振り下ろして潰しました。

ほかの感染者が近づいてきて絶体絶命のカイティンでしたが、そこに突然目の前の自動ドアが開きました。カイティンは入ります。

その研究室のなかには、全身を防護服に固めた男性がいました。カイティンに銃を向けると、「自分で手錠をかけて、シャワーを浴びろ」と命令します。感染者でないという確証がないからだと言われ、カイティンはシャワーの横にある手錠を自分でつけると、消毒液のシャワーを浴び血の付いた服を捨てて手術着に着替えます。

防護服の男性は、アルヴィンウイルスの変異に警鐘を鳴らしていたウォン博士でした。ウォン博士はカイティンがウイルスの抗体を持っているのだろうと指摘します。

変異したウイルスに感染すると脳の辺縁系が影響を受け、強烈な欲望を抑えきれなくなるのだそうです。攻撃性、性欲、食欲が刺激され、欲求どおりに動かされるのです。

感染者はサディストのような行動を起こすけれども、大脳部分も機能しているため自分でしていることを感染者は自覚しておりそれゆえに涙を流す…と博士は説明しました。

ジュンジョーが病院へ着くと、カイティンに連絡しました。カイティンはジュンジョーにメールで、8階の産婦人科にいることと銃を持った男がいることを告げます。

ウイルスについて説明したウォン博士は、カイティンにいきなり注射しました。注射はアルヴィンウイルスで、カイティンが抗体を持っているかどうか確認するためだと博士は言いました。5分後に無事ならば自分といっしょに屋上のヘリポートへ行き、ここから助け出すと話します。ヘリポートに助けが来るそうです。

カイティンが抗体を持っていれば、その血でワクチンを作ればよいとウォン博士は話します。

待つあいだカイティンは血のついた服をゴミに捨てますが、ゴミ箱から物音がします。見るとそこには乳児が泣いていました。黒い目になっています。

ウォン博士は産婦人科へ逃げ込んだところ乳児が8人いて、どうせ死ぬのだからとウイルスを注射した(人体実験した)と話しました。そう言いながら乳児の首を絞めて殺します。

カイティンが発症しないので抗体を持つと結論づけたウォン博士は、カイティンを連れてヘリポートへ行こうとします。廊下には感染者が斧を持っており、ウォン博士の足に振るいました。ウォン博士は銃で返り討ちにしますが、傷口に感染者の吐瀉物がかかり感染は免れません。

ウォン博士に「私がいないとヘリに乗れない」と言われたカイティンは、肩を貸して連れていきます。その前方にジュンジョーが現われました。しかしその様子を見てカイティンは、ジュンジョーが感染しているとすぐ気づきます。

ウォン博士はジュンジョーを銃撃しますが、銃が暴発しました。ジュンジョーは博士を殺害します。そのあいだに屋上へ繋がる廊下に逃げて扉を閉めたカイティンに、ジュンジョーは「やっと会えた」と言い、これからカイティンを少しずついたぶって殺害していく欲望を話します。それを聞きながらカイティンは、泣きながら笑います。

扉の反対側では、同じように満面の笑顔でジュンジョーがいます。

ヘリコプターの回転翼の音がしたあと、銃の音が響きました。全身血まみれでウォン博士なしに現れたカイティンは、感染者とみなされて射殺されたようです。

その銃声を聞いたジュンジョーは、笑顔のままでした。

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