「地獄の門」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

1970年代末から80年代にかけて、『サンゲリア』などのインパクト絶大なスプラッター映画を手掛けたルチオ・フルチ監督の、代表作のひとつとされる1980年製作の作品です。地獄の門が開いてしまう物語の舞台は「ダンウィッチ」という町で、HPラブクラフトからの影響を伺わせますが、フルチ監督はその題材を、再び強烈なスプラッター映画に仕上げています。ヒロインを演じるカトリオーナ・マッコールは、1979年に公開された人気漫画の映画化『ベルサイユのばら』でオスカル役に抜擢された女優で、本作以降はフルチ映画の常連となりました。

あらすじ動画

地獄の門の主な出演者

メアリー(カトリオーナ・マッコール)、ピーター(クリストファー・ジョージ)、ジェリー(カルロ・デ・メイヨ)、エミリー(アントネッラ・インテルレンギ)、サンドラ(ジャネット・アグレン)、ボブ(ジョバンニ・ロンバルド・ラディス)、トマス神父(ファブリツィオ・ジョヴィン)

地獄の門のネタバレあらすじ

【起】– 地獄の門のあらすじ1

地獄の門のシーン1

画像引用元:YouTube / 地獄の門トレーラー映像

アメリカの田舎にあるダンウィッチという小さな町で、1人の神父が思いつめたような顔をして、墓地へと入って行きます。そして神父はそのまま、墓地の傍らにあった木の枝にロープをくくりつけ、首を吊って死んでしまいます。

同じ時、ニューヨークの地下室で行われていた降霊会で、1人の若い女性がこの光景を遠視していました。自殺が罪深いものとされている、カトリックの神父が首を吊るという不吉な場面を間近に感じ、女性は悲鳴を上げてその場に倒れこんでしまいます。

メアリーというその若い女性はそのまま息を引き取り、駆けつけた警察はその死因に「不審なものがある」と感じます。降霊会に参加していたのは、麻薬の売買で逮捕歴のある者や、霊媒師として有名なマダム・テレーゼなど、ひと癖ある人物ばかりだったのです。

新聞記者のピーターという男がこの事件を知り、警察に事情を聞きに行きますが、マスコミに話すことはないと門前払いされてしまいます。それでもピーターは死んだ女性のことが気になり、メアリーを埋葬する墓地へと行ってみます。

墓地では今まさに墓守の男2人が、メアリーの棺を地中へと埋めるところでしたが、墓守たちは「5時になった」と言って、棺を完全に埋めないまま作業を終え、帰ってしまいます。呆れながらもピーターはその場を去ろうとしますが、そこで棺の中から物音がするのに気付きます。

「まさか」と思って引き返してみると、棺の中から女性の悲鳴が聞こえてきます。ピーターは傍にあったピッケルで棺のフタを突き破り、ピッケルの先が危うく女性を貫きそうになったものの、なんとか棺から「生き返ったメアリー」を助け出します。

メアリーを救ったピーターは、メアリーと共に霊媒師テレーゼの話を聞くことにします。テレーゼは、4000年以上前に書かれた「エノク書」という書物に、メアリーの復活も記されていたと語ります。そしてメアリーはテレーザに促され、降霊会で見た光景をピーターに語ります。

メアリーが見たのは神父の死だけではなく、町のどこかで「地獄の門」が開き、町全体が死者の町と化していく恐るべき光景でした。しかしメアリーには、墓石に記されていた文字から、その町が「ダンウィッチ」という名前らしいことしかわかりませんでした。

テレーザは、エノク書に記された「死者の夜」とされる「万霊祭」になる前に、地獄の門を閉じなければならないと語ります。その期日は目前に迫っており、ピーターはメアリーと共に、ダンウィッチの町を探すことにします。

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