「寄生獣Z」のネタバレあらすじと結末の感想

ホラー映画

寄生獣Zの紹介:2016年製作のアメリカ映画。ある田舎町に、突如として謎の病気が蔓延。脳に巣食い人間を凶暴化させる寄生虫と、人間との戦いが始まる。新任の保安官・ケリーは恋人の女医・マリアマと共に立ち向かうが、町長が邪魔をして…。

予告動画

寄生獣Zの主な出演者

ケリー保安官(ダニー・ハンセン)、マリアマ女医(シェニク・テイラー)、町長(シャロン・フレデリクソン)、ガス保安官補(ジョナサン・カゼンズ)、ズィーク(フランキー・レイ)、アン・クレイトン(エイミー・ウォーラー)、ベティ(デルドレ・リオンズ)、ナンシー(キャシー・カーペンター)

寄生獣Zのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①閉鎖的な町に保安官として配属したケリー。直後から町になぞの奇病が発生。発症した男性は理性を失い、女性を襲い始める。町長やガス保安官補は、新任のケリーがよくないものを持ちこんだと疑う。 ②感染源は、町長が開いた食堂でふるまわれた肉。違法薬物をドーピングして作られたため、寄生虫が発生し、それが人間の脳に寄生していた。

【起】- 寄生獣Zのあらすじ1

冒頭に、『町民2人 保安官に殺される』の記事が映ります。
(この記事は後に出てくる)

アメリカの片田舎、ゴールデン・トーチ。

カリフォルニア州サンフランシスコから、2か月前にやってきたばかりのケリー保安官は、この片田舎のゴールデン・トーチが苦手でした。
町は曾祖父の代から、その一族の者が代々町長を務めることになっています。現在は初老の女性が、その町を治めていました。まさしく独裁政権です。
ケリー保安官は、町長がスピード違反をしていたので違反切符を切ろうとしますが、町長は「町民を私が団結させた。私のために働きなさい」と言って、ケリーを追い払いました。
そういう田舎町の閉鎖的なところが、都会からきたケリーにとっては、たまらないと思います。

町長は新たな事業を始めました。
『町長のグリル 新装オープン』と銘打ち、食堂を開いたのです。
町にはネットも携帯も通じない辺鄙な場所に位置し、早急に再建が望まれるのですが、女性町長は新しく作った食堂を経営することに夢中でした。
町民たちも呑気に、町長の店で肉とビールを注文します。

食堂で勤務するウエイトレスのベティは、郵便局員の初老男性・マリーに尻を撫でられ、怒りました。それを牧師のピーターがなだめます。
ベティは新任のケリー保安官に迫ったのですが、全く手ごたえがないと言っていました。
ベティの話し相手になっているのは、町で診療所を経営している女医・マリアマです。彼女はケリー保安官と恋仲になっているのですが、水を差すことになるので黙っていました。

ケリー保安官は長いあいだ、風邪っぽい症状に悩まされています。
熱があるわけではなく症状は咳だけなので、ケリー保安官は気にしませんでした。
マリアマの家にアイスクリームがないので、買い出しに近所の雑貨店に行きます。

雑貨店でケリー保安官は、異様な光景を目にしました。
食堂でベティのお尻を触っていたマリーが、怪奇的な動きをするのです。
目は白目になり、皮膚には静脈が浮き出ていました。
雑貨店に買い物に来ていた若い女性・コートニーを、マリーが襲おうとします。
呼びかけにも応じないので、やむなくケリー保安官はマリーを射殺しました。
続いて雑貨店の店主・エディも異常な動きを始め、エディは銃を取り出して自殺します。

襲われたコートニーには異常はなく、コートニーは父親と急いで町を出て行きました。
ケリー保安官は、マリーとエディの顔が歪み、脳の部分の表皮のすぐ下に何か虫のようなものが這っていたのを見て、恋人のマリアマに訴えます。
ところが町長がやってくると、ケリー保安官をクビにしました。保安官という立場と、拳銃を取り上げます。
事件の報告書を出して、監視カメラの映像と一致したら銃を返す(謹慎を解く)と言い、町長は立ち去りました。

【承】- 寄生獣Zのあらすじ2

保安官詰所に、金髪女性ルイーズ・マクリーディが駆け込んできます。
ルイーズは夫のズィークが動かず、話ができないと言いました。最後に残した言葉は「頭に何かいる」というものだったそうです。
ルイーズはスキンヘッドの男性で、昔から町にいる馴染みのガス保安官補に、自宅へ来てもらいたがりましたが、ガス保安官補はまだ出勤していませんでした。
それを聞くと、ルイーズは立ち去ります。

自宅に戻ったルイーズは、車の外にいる夫のズィークに襲われ始めました。
ルイーズは車のエンジンをかけようとしますが、夫のズィークは窓ガラスを頭突きで割ってルイーズを引きずり出すと、首の骨を折って殺します。

ズィークがあてもなく歩いているのを見つけたガス保安官補が声をかけると、ズィークは「俺が殺した。彼女は死んだ。頭の中に何かがいるんだ。殺してくれ」と訴えました。

謹慎処分を食らったケリー保安官は、保安官詰所で新聞記事を見て憤りを感じます。
記事には『町民2人 保安官に殺される』と書かれています。(映画冒頭の記事)
殺したわけではないし、うち1人の雑貨店店主・エディは自殺したと釈明したのに、それでも新聞記事でこう書かれている…すべて町長の言い分がまかりとおるこの町のことを、ケリーは「おかしい」と思います。
腹が立ったケリーは、その新聞記事を棒に包んで丸め、簡易的な武器を作りました。
そこへガス保安官補から、無線で連絡が入ります。
ガス保安官補は取り乱しており、「マクリーディ家に来てくれ」と訴えました。ケリーは駆け付けます。

ガス保安官補は、ズィークの遺体の前にいました。ケリー保安官はルイーズの遺体を確認します。
ガス保安官補は「あなたが来るまで町は平和だった。あなたが何か災いをもたらしたのでは」と言います。
マリアマから「ベティが死んでいる」という知らせを受けたので、ケリーはそのまま向かいました。

ベティは自宅で、レイプされて死んでいました。レイプの主は、現場に残された聖書から、ピーター牧師だと判明します。
(後に検死からも裏付けられた)
ベティは日曜の昼間から酒を呑んでいたところに、ピーター牧師が「説教の日」として尋ねました。
ところがピーター牧師は聖書を落とすと、ベティにゴルフクラブを持って襲いかかります。
撲殺した後に、ベティを犯していました。

外から物音がしたのでケリーとマリアマが見ると、裏庭でピーター牧師が土に穴を掘っていました。

【転】- 寄生獣Zのあらすじ3

町長の食堂には、国道36号線の増設工事のために、サンフランシスコからグレッグ・クレイトンという設計師が、下見にやってきていました。
グレッグは食堂に入り、食事を注文します。
その後、グレッグは町長の食堂で突如として暴れ始め、店の客だった女性・ナンシーを襲ったので、町長が猟銃で射殺しました。
現場を見に来たケリーは、死んだのがグレッグだと知ります。顔見知りだったのです。
グレッグの妻アン・クレイトンに連絡を取り、夫が死亡したことを告げました。未亡人になったアンは、急いで駆け付けます。

町民たちがみんな理性を失い、暴れ始めるのをおかしいと思ったケリーは、やってきたアンに遺体の検死同意書にサインさせ、解剖の許可をもらいます。
ケリー保安官はかつてアンと恋愛関係にあったのですが、アンはグレッグと結婚しました。そのため、ケリーはグレッグと顔見知りだったのです。
ケリーは元カノのアンのことはふっ切って、現在はマリアマと恋人同士ですが、マリアマはアンがケリーに親しげに接するので、やきもちを焼きました。
アンはグレッグが死んでも嘆いておらず、気にしているのは保険金が手に入るかどうかだけです。

夜、グレッグの遺体を検死するマリアマの診療所にケリーがやってくると、検死を見せてくれと言いますが、マリアマは拒否しました。
検死の結果を知りたいと詰め寄るケリーと、グレッグの妻・アンとの仲を知りたいというマリアマは、平行線です。
マリアマは検死結果を言わず、ただ「この町を出ましょう」とケリーに言いました。サンフランシスコに逃げればよいと思っています。
そこへガス保安官補がやってくると、マリアマを襲い始めました。ケリーが制止します。
(ガス保安官補は死んでいない。後にまた出てくる)

町長の食堂へ行ったマリアマは、食堂で扱っている牛肉の牧場先の、牛の血液と便を提出しろと言います。
町長はそれに対し、「いつからFDA(食品医療品局)になったのか」と言い、マリアマを猟銃で脅しました。
(町長は銃が大好きで、特に撃鉄を上げる時の音が好みなのだそう)

たまたまケリー保安官の赴任と時期が重なったため、ガス保安官補や町長は「ケリーが何か災いを持ちこんだ」と思っていますが、真相は全く違っていました。
町長が新規にオープンさせた食堂で振る舞った肉が、原因だったのです。
肉として提供される牛は、早く成長させるために、町長がドーピングをおこなっていました。その薬物が原因で牛が謎の寄生虫に感染し、肉を食べた人間も感染しています。
発症するのは男性だけで、ある特定のにおいにだけ反応していました。生理中の女性の体臭です。
ところが感染が進むと、誰かれかまわず襲うようになるようでした。
マリアマはそれを突き止めます。

【結】- 寄生獣Zのあらすじ4

椅子に拘束したガス保安官補が「何かがいる」とわめくのを聞いたケリーは、マリアマから発症しかけていることを指摘されました。
ケリーは「気持ちが悪く、異様に欲情する。野蛮な気持ちになる」と答えます。
それを聞いたマリアマは、ケリーにガスマスクをつけさせました。先端に緑色の液体を入れており、その匂いを吸っているあいだは正常でいられます。

町長は、ケリーが今回の騒動の主だと思い、ケリーの部屋に入り込むと私物をあさりました。
そこへケリーが戻ってきて、「男には寄生虫がいる」と告げますが、町長は言い分を聞きません。
ケリーにアンが迫ります。アンはケリーを椅子に縛り付けると、無理やりに関係を持とうとしました。そこへマリアマがやってきます。
町長が無線でマリアマを呼んだため、マリアマはケリーを連れて町長の食堂へ行きました。
町長を訪問したマリアマは、ガス保安官補に襲われかけ、殴って車のトランクに入れます。
(ガス保安官補を車のトランクに入れたのを、覚えておいてちょうだい)

ケリーは町長に背後から殴られ、気絶します。
目覚めたケリーは、保安官詰所の檻に入れられていました。
町長は今回の騒動をケリーの仕業と信じており、ケリーを隔離すればいいと思っています。

ガス欠を起こしたアンが、マリアマの車に乗り込みました。アンはガソリンスタンドを探していたのですが、この町に給油所はないとマリアマは答えます。
マリアマは町長の食堂へ行き、死んだベティ(食堂のウエイトレスをしていた)の合い鍵を使って裏口から侵入しました。
肉にはウジ虫のような虫がたくさん湧いており、それを見たアンは絶叫します。
マリアマは物証を確保し、ビンに集めました。

保安官詰所に行ったマリアマは、証拠の資料を提示して「あなたの肉のせいで、町民は死んでいる」という事実を突きつけます。
都合が悪くなった町長は、ケリーのガスマスクと証拠の資料を交換して、証拠を手に入れました。
町長はケリーを殺すつもりでした。ケリーを悪者に仕立て上げれば、あとは自分の町なので、なんとでも尻ぬぐいはできます。
ところが後ろを向いた隙に、ガスマスクがないので豹変したケリーに羽交い絞めにされた町長は、首の骨を折られて死亡しました。

マリアマはアンと協力し、ケリーにガスマスクをつけて診療所へ連れていこうとします。
ところが発症したことを憂えたケリーは、後部座席で拳銃自殺をしました。
嘆いたマリアマは車からケリーをおろすと、蘇生措置を施します。
その間に車を奪ったアンは、マリアマとケリーを見捨てて町を逃げ出そうとしました。
アンは2人を置いて去りますが、トランクから出てきたガス保安官補に襲われて死にました。

(感染源は町長の食堂で出された肉。その肉の中に寄生虫がひそんでおり、人間の脳内に寄生。男性のみが発症するというもの)

みんなの感想

ライターの感想

原題は『On the Brain』=『脳の上に』。まあ、なんか納得だ。
邦画の『寄生獣』とは全く関連なし。確かに寄生されてるけど、ストーリーはまったくちがうなあ。
手作り感満載の作品。というか、もうなんか全体的にしょぼすぎ。
女性の町長がいばりちらしている。こんな町、いまどきあるのかな。
マリアマさんとアンさん以外の女性が、なぜかみんな太めで、しかも露出度高い。
発症した者は噛みつきたいわけでもなく、ただ襲う。うーん。
男性にしか発症しないというのも、微妙だった。ガスマスクの緑の液体がなんなのか、気になる…(笑)。

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