「封印映像44 寄生虫」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

封印映像44 寄生虫の紹介:2019年製作の日本映画。撮影中に問題が発生し、お蔵入りとなったテレビ番組の映像。マニア向けに販売されるはずだった、盗撮映像。そこには、数々の〈心霊・怪奇・残酷・犯罪・狂気〉が映し出されていた。「封印映像」は、そういった世に出ることのなかった忌まわしい映像を収録した、衝撃の映像集である。

あらすじ動画

封印映像44 寄生虫の主な出演者

監督・鬼塚リュウジン、出演・鬼塚リュウジン

封印映像44 寄生虫のネタバレあらすじ

【起】– 封印映像44 寄生虫のあらすじ1

封印映像44 寄生虫のシーン1

画像引用元:YouTube / 封印映像44 寄生虫トレーラー映像

〝ご紹介する映像は、撮影時の状況や保存状態によって

画面が乱れたりノイズが入ったりすることがあります。

またプライバシーの保護のため、モザイクを入れたり

音声を変えたりしている所があります。

この映像をご覧になった後に生じた心身の不調や

心霊現象に関して、こちらでは責任を負いかねます。

予めご了承ください。〟

「映像文化が成熟した現代。しかしその背後には、人知れず封印された映像が数多く存在している」

(映画タイトル)

【道連れの場所】

映像の投稿者は女子高校生の荒賀さん(仮名)です。授業をサボった荒賀さんは、校舎の最上階の階段のところでリカという同級生が来ないか待ちながら、動画を撮影しています。

階段の上には屋上がありますが、普段は屋上へ出る扉は施錠されていました。しかしこのときは開いたので、荒賀さんは屋上へ出てみます。初めて見る屋上は想像よりも広く、荒賀さんは興奮しながら撮影していました。屋上にはエアコンの室外機や金属のパイプが多くひしめいています。

男子高校生がやってきたので、荒賀さんは驚いて隠れました。しかし撮影は続けています。その男子生徒はハシゴ段を降りてゆっくりと屋上の隅に進むと、ポケットから何か機械のようなものを取り出して覗いていました。そのあと荒賀さんの目の前で、屋上から飛び降ります。

動揺した荒賀さんが男子生徒のいた場所へ走りますが、屋上から見下ろしても下には男子生徒の姿はありませんでした。

(章のタイトル表示)

「封印映像」スタッフの山口という男性は、監督の鬼塚に頼まれた投稿映像を見ていました。同じくスタッフの女性・玉置が質問し、山口は屋上にいた女子高校生の撮影した映像の詳細を語ります。

山口と玉置は早速、投稿者と連絡を取って会います。荒賀さんに話を聞くと、撮影は1か月ほど前のことでした。施錠されているはずの屋上への扉が開いたので撮影していたことを話した荒賀さんは、やってきた男子生徒が飛び降りたことを話しました。顔は見覚えがなく、少なくとも自分の学年の生徒ではないと言います。

山口と玉置が荒賀さんの取材をした後、荒賀さんと連絡が取れなくなりました。そこで2人は荒賀さんの通う学校前で待ちます。やってきた荒賀さんは、まずい状況になっていると話しました。取材に応じたあとで、学校のトイレに自分の名前が書かれており、身の危険を感じたのだそうです。

〔数日後〕

玉置が学校の制服を調達し、山口とともに荒賀さんについて休みの日の学校内に潜入します。

問題の場所は女子トイレなので、荒賀さんと玉置が入りました。玉置が撮影すると、女子トイレの内側の扉に、荒賀さんの実名と「みた しぬ」という文字、文字の下には謎の数字が羅列されていました。それをメモした玉置は何かに気づいたようで、スマホで調べながら山口と合流して問題の階段へ移動します。

玉置は山口と荒賀さんに仮説を話します。荒賀さんの実名の下に書かれていた数字はこの場所の緯度と経度で、男子生徒が持っていた機械は六分儀だと玉置は言いました。

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