「屍囚獄結ノ篇2完結」のネタバレあらすじと結末の感想

屍囚獄 結ノ篇の紹介:2017年6月3日公開の日本映画。室井まさね原作の人気ホラーコミックを、城定秀夫が映画化した二部作の完結編。過去半世紀にわたって女が生まれていない八坂村を訪れた美琴たちに、男たちが牙をむく。果たして彼女たちは生き残れるのか…?

予告動画

屍囚獄結ノ篇2完結の主な出演者

美琴(片山萌美)、さより(立花あんな)、天野貴彦(和合真一)、比奈(なごみ)、沙霧(藤白レイミ)、香坂助手(福咲れん)、天野村長(森羅万象)、宮司(淺野潤一郎)、葦原教授(稲葉凌一)、伊助(ウンノヨウジ)、天野の妻(忠海蓉子)、ミツハ〔ウズメ〕(杉崎りお)、600年前の女性(和田みさ)

屍囚獄結ノ篇2完結のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①伊助の助けを借りて村から脱出しようとする美琴たちだが、追っ手は村人だけでなく天狗面の男もいた。天狗面は女性ばかりを狙い殺していく。比奈、さより、沙霧が殺され、香坂助手は教授が死んだのを見て自殺。 ②美琴は息子・貴彦の嫁にされかけるが、貴彦に逃がしてもらう。神社へ逃げた美琴は宮司に生贄にされそうになるが、貴彦が殺す。すべて幼女・ウズメの仕業だった。ウズメ以外全滅。

【起】- 屍囚獄結ノ篇2完結のあらすじ1

(オープニングに、『劇場版 屍囚獄 起ノ篇』ダイジェスト映像あり)

・葦原教授…東京にある、比良坂大学の民俗学教授。閉鎖的な八坂村の天野村長と交渉し、若い女性を連れていくことで村へ入れてもらった。村に女狩りの風習が残っていると知り、女子学生らを逃がそうとして、村長に射殺された。
・香坂助手…眼鏡をかけた黒いコートの女性。生徒たちよりは年長。妻帯者の葦原教授と関係があり、葦原教授を愛している。
・美琴…本作品の主人公的存在。ミディアムストレートの女子学生。メンバーの中で唯一、村の異常さを早期に看破し、村に入った時から「気持ち悪さ」を覚えていた。
・沙霧…ショートヘアの女子学生。伊助に助けられたことで、伊助と急速に親しくなる。
・比奈…ピンクの帽子をかぶった童顔の女子学生。さよりとは幼馴染み。天狗面の男に日本刀で殺された。
・さより…眼鏡をかけたロングヘアの女子学生。少し内気。比奈の言いなりなのは、比奈に愛情を注いでいるから(同性愛)。

・天野村長…八坂村の村長。猿田彦神の面を引き継ぐ頭首。息子(次男)・貴彦の嫁が欲しい。長男・伊助の父でもある。
・伊助…頭がよわいという理由で、裏方に徹し、母親の世話を任されている。本当は優しい男性。
・貴彦…村長の息子で、嫁候補を早く決めろと言われている青年。
・幼女…???(真相はラストで)

外界と接点を持たず孤立して生活する八坂村の伝承を調べるため、葦原教授は天野村長と交渉し、「若い女性を連れてくる」ことを条件に村へ入れてもらいます。
葦原教授は同時に、女性の香坂助手、美琴ら4人の女子学生らにフィールドワークのゼミ合宿を切り出しました。
村へ通じる道は一本しかありません。美琴は村に入ると、たとえようのない気持ち悪さを感じます。
葦原教授は、「村長が息子の貴彦の嫁候補を見つくろうために、若い女性を連れてこいと言った」程度に、当初は軽く考えていました。
男性ばかりの村人たちは、宴会の時から美琴らを物色するように眺めます。

民俗学を研究する葦原教授は、八坂村で女児が生まれない理由を突き止めようと考えていました。宇受売(うずめ)神社にある古文書から、真相を知ります。

600年前、村では近親婚が続いて女児の出生率が減ったのに加え、飢餓や疫病で女性が村からいなくなりました。
村にまぎれこんだひと組の夫婦を村人たちが襲い、夫は殺して食い、妻は逃げないよう足を切られてなぐさみものになっていました。
切られた足の傷口に蛆が湧いたので「蛆女(うじめ)」と呼ばれた女は、村人たちの子を何人も産まされますが、みんな男児でした。
以後も村人たちは、外部からやってきた女性を捕らえては足を切断し、みんなで共有するようにしていました。

【承】- 屍囚獄結ノ篇2完結のあらすじ2

蛆女の祟りだと考えた村人たちは「宇受売(うずめ)神社」を作って祀りますが、それでも女児は生まれておらず、現在も女狩りの風習が続いていました。
それを知った葦原教授は美琴たちを逃がし、猟銃に撃たれます。
村長宅の屋根裏では、赤い着物を着た女児がひっそりと生かされていました(映画『劇場版 屍囚獄 起ノ篇』参照)…。

天野村長は重傷の葦原教授を縛り、女性たちの行方を聞きました。
葦原教授は答えず、「神が村を作ったのではなく、この村が神を作りだした」と指摘し、「あなたが呪いを断ちきらなければならない」と言い、村長に殺されます。
屋根裏部屋では、天狗面の男と赤い着物の女児が遊んでいました。

美琴たちは伊助だけが知る秘密の小屋で、一夜を明かします。
美琴が目覚めると、伊助と沙霧がそばの川で魚を捕っていました。
同じ頃、母であり天野村長の妻である女性のところへ、息子の貴彦が食事を運びます。
伊助の行方を聞いた母は、昨晩から伊助が帰ってきていないと知ると、喜びました。
ウズメの面をつけた男が村人を襲っていると言い、貴彦は「母さんがさせているのだろう」と言います。
伊助も貴彦も優しい心の持ち主なので、早く村を出ていけと、母は言いました。
貴彦は母に対し、もうすでに呪われているから村から出られないと答えます。

焼いた川魚の朝食を食べた後、伊助を先頭にして香坂助手、美琴、沙霧、さよりは移動を開始します。
しかしさよりは、比奈のことが心配でした。
比奈の幻影を見たさよりは他の者とはぐれ、比奈を探しに行きます。
川のほとりで比奈の遺体を見つけたさよりは、現実を受け入れたくなくて、また幻影を見ました。
…幼馴染みの比奈が好きなさよりは、中学時代に思い切って比奈にラブレターを書きます。
それを読んだ比奈は、さよりのことを拒否することもなく、翻弄します。
それでもさよりは比奈と一緒にいられることで、満足していました。
比奈の幻影を見た直後、さよりは天狗面の男に日本刀で首を斬られます。
刎ねられた首は、川に落ちました。

さよりがいなくなったのを知り、沙霧と伊助が探しに行きます。
その途中、伊助を見つけた村人がボウガンで伊助を撃ちました。しかしボウガンの矢は沙霧の肩に当たります。
伊助が村人に逆襲しますが、とどめをさすのを沙霧は制止しました。
伊助は沙霧を小屋に連れて帰り、手当てします。その最中に伊助のお腹が鳴り、2人は笑いました。
伊助が魚を捕りに行った隙に、天狗面の男が日本刀で沙霧を斬って殺します。
伊助は背後に天狗面の男がいるのを見て、嫌な予感がしました。天狗面は伊助には何もせず、そのまま去ります。

【転】- 屍囚獄結ノ篇2完結のあらすじ3

沙霧の遺体を見て、伊助は嘆きました。
その後、伊助は村人を斧で一掃しようと、村のあちこちに出没して復讐の権化と化します。

美琴と香坂助手が村人たちに捕らえられました。
村人たちは村長に、嫁候補を早く決めろと言います。
天野村長はひとめ見た瞬間から、嫁候補は美琴に決めていたと答えました。香坂助手を村人たちに引き渡します。
美琴を奥の部屋に連れて行った天野村長は、美琴に脱げと言いました。大事な嫁の身体に傷がないか確認するために、美琴は下着姿にされます。
その後、美琴は赤い着物を着せられ、足を鎖で繋がれました。寝床に拘束されます。

村人たちに連行された香坂助手は、山小屋に葦原教授の遺体を見つけ、呆然自失になりました。そのままレイプされます。
その小屋に伊助が現れると、村人たちを斧で攻撃して倒しました。そのまま立ち去ります。
香坂助手は小屋に戻ると、葦原教授の横で首を吊り、自殺しました。
天狗面の男が現れ、香坂助手が死んでいるのを確認すると去ります。

天野村長のもとに「伊助が村人を襲っている」という知らせが入りました。
そんな頃、ふらりと貴彦が戻ってきます。
天野村長は貴彦に早く嫁取りをさせようとしました。一緒に食事をします。
「伊助が村人と女たちを殺している」と父・村長が言いますが、貴彦は「女を殺したのは、伊助さんではありません。父さん、もう終わりにしましょう」と言うと、酒瓶で殴りました。
天野村長は気絶します。

美琴の部屋へやってきた貴彦は、鎖を解いて解放します。
宇受売神社ならば助けてくれるだろうから、そこへ行けと指示すると、貴彦は美琴にお守りを渡しました。
美琴を見送った貴彦のところへ幼女が現れると、天狗面をかぶせようとします。
貴彦は「もう無理だ」と言いますが、幼女が面をかぶせて「お嫁さんは、私だけよ」と言うと、貴彦は操られるように動き始めました。

(「ウズメの面、女面をかぶっているのは伊助」「サルタヒコノカミ、天狗面をかぶっているのは貴彦」「貴彦を操っているのは幼女」とここで判明。尤も、面をかぶったところでたたずまいから、早期の段階で誰かというのは分かる)

村人に襲われそうになった美琴を、伊助が倒します。伊助はそのまま村へ去っていきました。
美琴は神社へ駆け込むと、助けを呼びます。
事情に気付いた宮司は、美琴を神社にかくまいました。
村人たちが神社にもやってきますが、宮司は「ここは神聖な場所だ」と言って、村人たちを追い返します。
追い返した後、宮司は酒を美琴に振る舞いながら、村の事情を話しました。女性は貴重な存在だから危険で、だから村から出ていけと警告したはずだと言います。
天野村長宅に女児がいることを美琴が話すと、宮司は知っていました。
美琴は宮司から、幼女のことを聞きます。

【結】- 屍囚獄結ノ篇2完結のあらすじ4

…今から10年前、山菜をとりにきた家族がクマに襲われました。
女児・ミツハはその夫婦の娘で、唯一の生き残りでした。
天野村長は当初、成人したら息子・貴彦の嫁にしようと考えて、引き取ります。
ところが何年育てても、ミツハは年をとりませんでした。本当であれば、現在は美琴くらいの年齢になっていてもおかしくない、そう宮司は言います。
不気味に思った村長が屋根裏部屋に隠し、以来ミツハは屋根裏部屋で育てられていました…。

宮司の酒に睡眠薬が盛られており、美琴は眠ってしまいます。

その頃、意識を取り戻した天野村長は、村で暴れる伊助を見つけました。
村長は銃を構えて「親を殺す気か」と言いますが、伊助は斧を振りおろします。
村長は斧に倒れ、伊助も銃弾で重傷を負いました。
伊助は母の元へ行くと、村人たちを殺したことを報告し、亡くなります。
その報告を聞いた母は、障子にマッチで火をつけました。母も火事で死にます。
ミツハは天狗面をつけた貴彦と共に、森を移動して神社へ向かいました。

目を覚ました美琴は、自分が神社の樹木に縛られていることに気付きます。
宮司が、ウズメに生贄を差し出す必要があると言いました。生贄は清らかな乙女でないとならないそうです。
宮司は美琴を斬ろうとしますが、その時、幼女・ミツハが現れます。
ミツハは「もう遅い。私がウズメだもん」と言いました。ミツハがウズメで、貴彦がサルタヒコノカミだと告げます。
貴彦が宮司と戦い、宮司を斬りました。

美琴はミツハことウズメに縄を解かれ、鬼ごっこだと言われます。
他の女性がみんな死んだことを告げられ、逃げないと殺されると言われた美琴は、急いで逃げました。しかし貴彦に追いつかれます。
日本刀を大上段に構えた貴彦に美琴が呼びかけると、貴彦が我に返りました。美琴はその間に、貴彦の面を取ります。
他の女性をみんな殺したと美琴が指摘すると、貴彦は「違う」と否定したがりました。
あとずさった貴彦は転倒し、胸に日本刀が刺さって死にます。
(貴彦はウズメに操られていた。貴彦は美琴に惹かれており、それが原因で美琴の前で洗脳が解けた)

美琴は貴彦からもらったお守りを捨てると、森の中に去っていきます。
それを見送ったウズメは「森のくまさん」の歌を口ずさみます。
森へ入った美琴は、冬眠しているはずのクマに遭遇しました。助かりそうにありません。

村人は伊助に殺され、女たちは貴彦に殺されました。
天野村長宅に放った火が燃え移り、村は炎に巻かれます。
それを山の上の神社で見ながら、ウズメは満足そうに「キレイ」と呟きました。
(なんと、登場人物すべて全滅。唯一ウズメのみが生き残りだが、ウズメが人間かどうかは謎。年を取らないらしいので、人間でない可能性大)

みんなの感想

ライターの感想

『起ノ篇』からすでに見た目で「ウズメの面は伊助、天狗面は貴彦」とバレバレなのだが、それはよしとして。
貴彦が幼女・ウズメに指示されていたというのは、びっくりだった。
ウズメことミツハは10年以上ずっと年をとらず、幼女のまま(だいたい小学校低学年くらい)だとのこと。
…ということは、人外の存在なのかな。そうとらえていいのかな。
原作のコミックがあるが、私は未読。なので比較はできません、すみません。
しっかりとストーリーが作られており、感心しながら拝見した。

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