映画:怪怪怪怪物!

「怪怪怪怪物!」のネタバレあらすじと結末

怪怪怪怪物!の紹介:学校でいじめられていた真面目な生徒が、自分をいじめていた不良たちと共に、怪物の子供を捕獲。抵抗出来ないように怪物を縛り付けると、怪物への恐ろしい「虐待」の日々が始まるのでした・・・という物語で、怪物への凄惨な虐待描写が痛々しく、人の心の闇を描き出すような作品になっています。

あらすじ動画

怪怪怪怪物!の主な出演者

リン(トン・ユィカイ)、レンホ(ケント・ツァイ)、担任教師(チェン・ペイチー)、大人の怪物(ユージェニー・リウ)

怪怪怪怪物!のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 怪怪怪怪物!のあらすじ1

怪怪怪怪物!のシーン1 成績は優秀だが、内向的で真面目過ぎる性格のため、いじめの対象になっていた高校生・リン。今日もクラスの不良たちに、学級費を盗んだ犯人だと決め付けられ、クラス中の非難を浴びてしまいます。しかも、クラスの担任教師までもが不良に同調し、リンを疑う始末でした。

その後、今は使われていないプールの地下に侵入していく不良たちを、リンは追いかけていきます。学級費を盗んだのが自分ではなく不良たちだということをはっきりさせるつもりでしたが、逆に捕まり脅されてしまいます。それを担任に訴えても、やはり担任はリンの主張を認めてくれません。しかも、不良たちと一緒に奉仕活動をすることを命じられてしまいます。

不良たちは、奉仕活動で向かった老人の施設で、痴呆症などで逆らうことの出来ない老人相手に、やりたい放題の狼藉三昧。その場にいたリンは、老人たちをからかうことを強制されましたが、次第に不良たちと一緒に「自分より弱いもの」をいたぶることに、楽しみを覚えるようになっていきます。

【承】- 怪怪怪怪物!のあらすじ2

怪怪怪怪物!のシーン2 そんな時、不良たちとリンは、老人たちが住むアパートを徘徊していた奇妙な怪物を見つけます。親子のように大人の体型と子供の体型をした2体の生き物は、不良たちを見てアパートから逃げ出し路上へ飛び出しますが、子供の方が車に轢かれてしまいます。不良たちが近寄ると、子供の怪物はまだ生きていて、突然襲い掛かってきました。

反射的に子供の怪物を殴り倒してしまった不良たちは、路上に監視カメラが設置されているのを見つけ、このままでは自分たちがこいつを殺したと疑われると、子供の怪物をプールの地下へ連れて帰ります。子供を地下の柱に縛りつけ、身動き出来ないようにした上で、こいつは何者なのかと、十字架やニンニクを近づけ、その正体を探ろうとします。

この怪物が日の光を怖がることは判明しましたが、その正体まではわかりませんでした。しかし、身動きできない小さな生き物は、不良たちにとって格好の「もてあそぶ対象」でした。こういう奴らはどうせまた生えてくるのさと、怪物の歯を抜き。タバコの火などを押し付けては、痛がる様子を見て不良たちは大笑いするのでした。

【転】- 怪怪怪怪物!のあらすじ3

怪怪怪怪物!のシーン3 リンは、表向き不良たちに同調し、子供の怪物をいたぶることに参加します。しかし夜中に、怪物の「食事」として、密かに自分の血を与えていました。不良たちには逆らえず、酷いことをしているけど、自分は「味方」だとリンは怪物に主張します。

ある日、いつものようにクラスでからかわれていたリンでしたが、不良たちのリーダー・レンホが、からかっていた生徒をぶちのめします。リンは自分を助けてくれたのかと少し感動しますが、レンホにすれば「リンをいじめるのは、自分たちだけの特権だ」ということを主張したいだけでした。レンホはこの件で担任に呼ばれ、さすがに説教されるのですが、担任はレンホの悲惨な家庭環境などを、他の先生方の前で無神経に話し始めます。

これに腹を立てたレンホは、怪物の血を担任の持っていた水筒に混ぜてしまいます。どうなるかは見てのお楽しみと、その後の担任の様子を伺っていると。担任は他の生徒や教師の前でドス黒い反吐を吐き、そして日光にさらされると、全身に火が付いたように燃え上がってしまいます。担任が焼け死ぬ様を、レンホは高笑いしながらスマホで撮影するのでした。

一方、「相棒」を失った大人の怪物は、相棒の子供を探して町中を探索し始めます。そして、担任が燃え上がった「事件」がテレビで報道されているのを見つけ、この学校に「相棒」がいると考え、学校の生徒を襲い始めます。最初は1人1人、そして更には生徒たちが大勢乗ったスクールバスを襲撃する怪物。バスの中で犠牲になった生徒の中には、レンホの恋人もいました。

【結】- 怪怪怪怪物!のあらすじ4

怪怪怪怪物!のシーン2 レンホは、恋人の敵を取るため、大人の怪物に復讐する計画を立てます。子供の怪物の血を路上に蒔き、悲鳴を録音した再生機を使って、子供がいるプールの地下におびき寄せ。そこに閉じ込め、ガソリンをまいて火をつけようという計画でした。

計画実行の日、予定通り大人の怪物はプールへとやって来ます。そこで、怪物が地下に入ったところで地下への扉を閉め、怪物を閉じ込める役割だったリンは、自分が地下へ入り、中からカギをかけます。逃げ場を失った不良たちは、レンホも含め、次々に怪物の餌食になっていきます。そして怪物は、扉を打ち破ってリンのいる地下へも侵入してきます。

リンは、いざとなったら子供の怪物だけでも逃げられるように、あらかじめ地下の窓を壊していました。しかし大人の怪物に追い詰められ、リンは子供に「ごめん」と謝りながら、窓を開けます。窓から差し込んだ日差しが縛られている子供に当たり、大人の怪物は自分の身を呈して子供を守ろうとします。やがて日差しが2匹の怪物を包み込み、怪物たちは燃え上がって息絶えていくのでした。

全てが終わり、再び登校したリンを、不良たちとは別の生徒がからかっていきます。リンはそれに反応することなく立ち去ると、持ちこんだ怪物の血を、密かに給食のスープに混ぜます。そしてリンは自らも、そのスープを飲み干します。

給食が終わり、日光を浴びて次々と燃え上がる生徒たち。その様子を見ながら、リンは教室の外へ出ると、絶叫しながら火に包まれていくのでした。

みんなの感想

ライターの感想

モンスター・ホラーというよりは、「鬼畜小説化」として名高いジャック・ケッチャムの2つの作品、少女を監禁して虐待し続ける「隣の家の少女」プラス、食人一家の女首領を捕らえて「調教」と称して虐待しぬく「ザ・ウーマン」といった内容の、凄惨極まりない「いじめ描写」が心に残る作品です。

作品中では「良心的立場」にいる主人公のリンですが、老人たちをいじめる際に一緒に面白がっていたり、リンもまた、自分より強いものには逆らえないという「言い訳」のもと、自分より弱いものを虐待することに密かに「快感」を覚えていたことは間違いないでしょう。

子供の怪物に血を与え「自分は味方だ」と主張していながら(実際、子供はリンには懐いているような描写もあるのですが)、最終的に大人の怪物(怪物2匹は「親子」ではなく「姉妹」だったことが途中で判明します)もろとも殺してしまうリン。自分の主張が「偽善的」であることを、認識したのではないかと思います。それが、ラストで「自分も怪物の血の混ざったスープを飲み干す」行為に繋がったのでしょう。

教室の外で授業を受けている、いじめられているリンの唯一の「味方」をしてくれたデブな女の子の、「そうなるまでのいきさつ」がチラリとでも描かれてると良かったなと思ったり、逆に何度か登場する雑貨屋の精神薄弱な男のエピソードなどは、少し蛇足だったかなとも思います。

あとは、かなり低予算での製作だったらしいので仕方ないかもですけど、スクールバスの惨劇はもっと「凄惨な現場」を映してくれると良かったなあ・・・など、細かな不満もありますが。低予算ながら、なかなか「グっとくる」青春ホラーでした!

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「怪怪怪怪物!」の商品はこちら