映画:怪談新耳袋御祓いは効かない編

「怪談新耳袋御祓いは効かない編」のネタバレあらすじと結末

怪談新耳袋 -御祓いは効かない編-の紹介:怪談蒐集家木原浩勝/中山市朗による実話怪談集「現代百物語『新耳袋』」(「新・耳・袋-あなたの隣の怖い話」)を原作としたホラードラマシリーズ。2004年5月に放送された第3シリーズの第2弾。喜多嶋舞主演の「もののけの息」、いとうまいこ主演の「残業1」「残業2」、堀北真希主演の「幽霊屋敷と呼ばれる家」の他、「御祓いは効かない」「毛浪」「黒い男たち」「教えて」の8本を収録。

あらすじ動画

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怪談新耳袋御祓いは効かない編の主な出演者

喜多嶋舞、橘実里、小林宏史、川津春、辻美里、いとうまい子、堀江慶、加藤厚成、佐藤二朗、石坂良磨、坂寄卓士、堀北真希、藤谷祥子、佐藤康恵、末吉宏司、ひふみかおりなど。

怪談新耳袋御祓いは効かない編のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 怪談新耳袋御祓いは効かない編のあらすじ1

1、第70話「もののけの息」
監督/三宅隆太、出演/喜多嶋舞
都内の地下道で若い女性のバラバラ連続殺人事件が頻発する中、東京駅で夫と待ち合わせていた三枝子は、地下駐車場で車を降りますが、馴染みの出入口が開かず上り口を探す羽目に。
ところが駐車場の隅々からは獰猛な唸り声が聞こえ、彼女は柱の背後から現れた怪物を見て逃げ出し、転倒してしまいます。
それは黒い毛むくじゃらの巨大な怪物で、怯えて絶叫する彼女を鋭い爪で殴り倒すと、駐車場の隅へと引きずって行き、獰猛な唸り声と咀嚼音だけが響きます。

2、第44話「御祓いは効かない」
監督/佐々木浩久、出演/橘実里、小林宏史、川津春、江島裕二
映画好きの初音は、撮影の小道具や装具を管理する美術会社で真面目に働く若い女性です。
けれど汚れた倉庫での作業はいわゆる3Kで、中でも先輩社員の美津子は、古株の只野に「持ち道具や衣装には魂が宿ってるから大事に扱え!」と怒鳴られてふて腐れ、退職を考えているようです。
そんな折、初音が磨いていた時代劇の鎧武者の兜を見た美津子は、ゾッとして眉を顰め「それ、仕舞っといた方がいいよ」と言ったきり、辞めてしまいます。
それはどんなに磨いてもこびりついた血のりが取れない問題の兜でした。
またある日、遅くまで残業していた初音は、問題の鎧がある部屋から聞こえる大砲の音を聞いて見に行き、その鎧兜をまとい落ち武者の恰好をした恨みがましい顔をした男を目撃し、悲鳴を上げます。

只野によれば、その男は撮影中の事故で亡くなった若い俳優で、映画業界が斜陽になり大作映画を低予算で撮ろうとした結果、スタッフが次々と抜け、撮影中の仕掛けの最中その鎧が脱げずに死亡事故となったそうです。つまり鎧に着いていたのは血のりではなく死んだ役者の血痕だったと。
当時只野はその装具の担当だったそうですが、「事故の直前に、辞めたせいだ」と後悔し続けていたのです。またその鎧は、御祓いをしても焼き捨てても、いつの間にかその棚に戻ってしまうのだとか。
「装飾品には魂が宿ってる!」…只野はそう漏らすと、初音に今一度仕事を続けるかと聞きますが「私は映画が好きだから何があっても辞めない」と言われ、微笑んでいました。
ほどなくして彼は、深夜その倉庫の外階段から転落し、首の骨を折って亡くなります。
その遺体の傍にあった水溜りには、あの鎧兜をまとった役者の顔が浮かんでいました。

3、第74話「毛浪」
監督/荒川栄二、出演/辻美里、井上優里菜、野田よしこ
田舎町で暮らす高校生弓子はその日、帰りたくない衝動に駆られ、一緒に下校した仲良しの麻実子を引き留めますが断られ、しぶしぶ1人で帰宅します。
彼女は玄関で「ただいま」と声を掛けますが、母親の返事は無く、台所で沸騰していたヤカンの火を止め、2階の自室に上がって行きます。
ところが自室の畳には大量の長い髪の塊が蠢いており、彼女が触ろうとした瞬間、押し入れの中に逃げ込んだのです。
弓子は驚いて腰を抜かしますが、やって来た母親に明るく声を掛けられ正気に返ります。
母親は「帰った時は『ただいま』くらい言いなさい。ずっと台所にいたのに」とちぐはぐな事を言い、弓子が怯えて押入れを指差すと、あっさり戸を開けて見せますが、中はいつも通り畳んだ布団があっただけでした。
母親が笑いながら降りて行った後、弓子は改めて押入れの戸を開けますが、墨を流したように真っ暗な隙間から飛び出した大量の髪の毛に捕まり、引きずり込まれます。
階下からは「弓子ちゃーん、お醤油切らしちゃったから買って来てー」と母親の声がしますが、聞く者はいませんでした。

【承】- 怪談新耳袋御祓いは効かない編のあらすじ2

4、第51話「残業1」
監督/平野俊一、出演/いとうまい子、堀江慶、加藤厚成、佐藤二朗など
平成16年2月19日。経理部の若手社員下高井戸は、同僚の伊集院から送られてきた「営業の高田、広報の馬場…締日の20日に残業した奴が失踪したのは本当だ。若い男に狂って焼身自殺した年増OLの霊の噂…君も用心されたし」というメールを読み「くだらねぇ…みんな会社がイヤで辞めた連中ばっかじゃん」とこぼしたところで神田橋部長に呼ばれ、残業を頼まれます。
その日彼は恋人の誕生日デートの予定でしたが、噂を絵に描いたようなベテランOL志麻子には「誕生日より仕事を優先する人が素敵だと思うな」と言われてテれ、部長には「噂の亡霊、志麻子さんだったりして」とからかわれ、逃げ損ないます。
夜10時半。1人で残業をしていた下高井戸は、彼女からのブチ切れたメールにため息をつき「残業なんてキライだぁー」とこぼした瞬間、パソコンがダウンし、”年増OLの霊の噂”のメールが映り、フロア中の電話が一斉に鳴り出し、取ると女の不気味な呻き声が聞こえたため、慌てて逃げ出します。
すると突然フロア中の明かりが消え「熱い…アッツイィ…」という呻き声と共に現れた志麻子に首を絞められ飛び起きます。それはうたた寝していた彼が見た悪夢でした。
時刻は11時35分。気を取り直した彼は慌てて帰り支度をしますが、夢と同じく明かりが消え、エレベーターで志麻子と鉢合わせして、互いに悲鳴を上げます。

5、第55話「残業2」
監督/平野俊一、出演/いとうまい子、堀江慶
やって来たのは、忘れた書類を取りに来た現実の志麻子で「噂の年増OLの霊だと思った?」とからかわれ、一緒にエレベーターに乗る事に。
下高井戸はその状況がまんざらでもなく「昔、年下の彼がいて、楽しかった…若いっていいわね」とこぼす彼女を励ますうち「だったら私みたいなオバサンと恋できる?」と迫られます。
けれどエレベーターは、途中誰もいない階で何度も止まり、7階で止まった際には、志麻子が突然すり寄り「すごい汗。変なコト考えてるでしょ?」「私だって人前でそんな大胆なことできない」と言い出し、驚く彼に「だってさっきの階でたくさん乗って来たじゃない」と言うのです。
箱の中には確かに数人のさざめきだけが聞こえていました。

次にエレベーターは6階で止まり、彼は押し出されたかのように降りてしまいますが、時刻は0時5分、つまり日付は締日の20日になっており、フロアは暗く無人で、エレベーターの明かりも消えてしまいます。
つまりその瞬間、彼は噂通り『締日に残業している若い男性社員』となり、背後に現れた怖ろしい顔をした志麻子に「もう一度聞くわね。ほんとに私みたいなオバサンと恋できる?」と迫られて箱に逃げ込みますが、捕まって首を絞められます。
彼は必死で箱から逃げ出しますが、ネクタイの端を志麻子に掴まれ、首が締まった状態で扉が閉まってしまいます。
志麻子は箱の中で大笑いしながらネクタイをグイグイ絞め続け「さぁ!明日は締日だ!忙しくなるぞぉ!」と呟き、1階のボタンを押します。
箱が降り始めて間もなく、外で必死で暴れていた下高井戸の動きが止まります。

【転】- 怪談新耳袋御祓いは効かない編のあらすじ3

6、第66話「黒い男たち」
監督/豊島圭介、出演/石坂良磨(子役)、坂寄卓士(子役)、雅子、鴨下佳昌、木村肇
小学生の俊彦の友だちみのるは、UFO写真に大ハマりしている小太りメガネの少年で、今日も今日とて自慢の1眼レフにリュックという出で立ちで、UFO写真らしきモノを見せますが、俊彦は「またフリスビーとかじゃないの?」とため息をついただけでした。
するとみのるはドヤ顔で未現像のフィルムを突きつけ「これ、絶対本物!」と言い出したのです。
2人は話の続きをしようとみのるの家に行きますが、帰宅するなりみのるの母親に「あんた一体何をやったの?!黒ずくめの背の高い2人組の男があんたを探しに来た」と怒られますが、聞き流して2階の自室に上がって行きます。
ところが自室の中はメチャクチャで、みのるは母親に文句を言いに駆け降りますが、部屋に残った俊彦は、みのるのリュックから件のフィルムを盗み出します。
みのるは間もなく戻りますが「今、月刊バミューダから電話があって『取材したいから駅前に来い』って言われた!」と浮かれて出掛けたきり、失踪してしまいます。

2日後、みのるの両親は捜索願いを出し、落ち込んでいた俊彦は、土手で見知らぬ黒づくめの2人組の男に捕まり「横山俊彦君ですね。みのる君が待っています。一緒に行きましょう」と言われ、追いかけられます。
彼は必死で公園に逃げますが、男たちはロボットのような動きでしつこく追いかけ、ついには立木に追い詰められ首を締められます。
俊彦はポケットに入れてあった件のフィルムを投げ捨てますが、男たちは彼を離さず、大口を開けて蛇のような威嚇音を発します。
俊彦は、騒ぎに気づいた警官に助けられ、難を逃れますが、男たちは消えてしまいます。
ほどなくしてみのるが帰宅しますが、俊彦が失踪していた時の事を聞いても男たちとの騒動を話しても、ボーっとしているだけでした。
けれど、俊彦がフィルムを盗んだ事を白状して謝まると、突然彼を指差し大口を開けて威嚇音を発し、現れた母親もまた彼を指差し、威嚇音を発します。

【結】- 怪談新耳袋御祓いは効かない編のあらすじ4

7、第41話「幽霊屋敷と呼ばれる家」
監督/佐々木浩久、出演/堀北真希、藤谷祥子、三浦愛
高校の放送研究会のメンバー美鈴は、学園祭での発表を”幽霊屋敷探索”に決めます。それは東京郊外を走る私鉄沿線の学園前駅近くの”幽霊屋敷”と呼ばれる廃屋で、美鈴はビデオカメラを用意し、ビビる雅恵と飄々とした玲子と共にその家を訪ねます。
そこは住宅街にある庭付き2階建ての廃屋で、美鈴は早速ハンディカメラを構え、庭から家の外観を撮影し始めます。
その撮影中、雅恵は「誰か見てる」「中に女の人がいた」と怯えますが、玲子は「いいから入ろう」と率先して入って行き、入るなり「2階は止めた方がいいよ。私は居間に行く」と言い、別行動となります。
美鈴は雅子と共に階段を撮影し始めますが、画面にノイズが入って不調になり、雅恵を置いて1人で庭にバッテリーを取りに行きます。
その瞬間、美鈴はえもいわれぬ怖気を感じますが、玲子から「2階はダメ」という電話が入り、2階の窓を横切る人影を目撃、「玲子?2階にいるの?」と聞きますが切れてしまいます。
屋内では雅恵が悲鳴を上げてパニックになっており、「2階から誰か降りてくる!」と怯え、鍵が掛かった勝手口から出ようともがいていました。
美鈴はなんとか彼女を落ち着かせ、玲子を探しに居間に行きますが、テーブルにはなぜか淹れたてのコーヒーが2つ並んでいました。

その間、美鈴は何度も玲子の名を口にしますが、雅恵はそのたび不思議そうに聞き返し、ついには「玲子も一緒に来たじゃない」と言い出した美鈴に「ウソ!…だって玲子は…」と言葉に詰まります。
美鈴はそれでも「玲子もいた」と言い張り、撮影したビデオを再生して見せますが、そこには雅恵と、2階の窓に浮かぶ不気味な顔が映っていました。
美鈴はようやく、2週間前、玲子が自宅で首を吊って亡くなった事を思い出しますが、鳴りだした黒電話に手を伸ばします。
玲子の霊がなぜそこに2人を呼んだのか、美鈴がなぜ「玲子がいる」と思い込んでいたのかは謎のままでした。

8、第49話「教えて」
監督/豊島圭介、出演/佐藤康恵、末吉宏司、ひふみかおり
怖いモノが苦手な美香は、恋人の信樹と後輩の留美と共に住宅街にある件の”幽霊屋敷”に行きますが、留美に「信樹さんと2人っきりになっていいんですかぁ?」とからかわれても、ビビッて一人車の中に残る事に。
2人は軽い調子で家の中へと入って行きますが、留美がカーステレオに音楽CDを差して間もなく、2人は青い顔で戻り、無言で車を出したのです。
留美は「ねぇ!どうしたの?なにを見たの?!教えて!」と聞きますが、2人共ひどく怯えるだけで、なんとかその廃屋から離れようと必死でした。
その間、ステレオからは軽快な音楽が流れていましたが、突然廃屋に入って行く2人の会話が流れ「信樹さん、美香さんのどこが好きなの?…キスしちゃおっか」という色っぽい会話へと変わって行きます。
美香は「どういうこと?なに? 2人で何を見たの?ねぇ教えて!」と憤慨しますが、2人の会話に何かがぶつかる音が入って2人がビビり、確かめに行く展開に。
音声は2人が何かを見て、悲鳴を上げて逃げ出すところで途切れますが、車はなぜか幽霊屋敷の前に戻っていました。
2人はパニックになりますが、美香にどんなにしつこく聞かれても、怯えるばかりで答えません。
なぜなら2人が見たのは、廃屋の2階で、2人がシーツで包んだ美香を棒切れでボコ殴りにし、ぐったりした美香が突然絶叫して血を吐くという恐ろしい光景だったからです。

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みんなの感想

ライターの感想

「残業」のキュートで訳知り顔の年増OL役いとうまい子と若手社員役堀江慶の軽妙でブラックなやり取りは絶妙で、「幽霊屋敷と呼ばれる家」のフレッシュな堀北真希は要チェックだと思います。
また「新耳袋」では珍しいヒトコワ系の「教えて」のオチは、見るたびゾッとさせられます。
「黒い男たち」は原作の一つのカテゴリーであるUFO・宇宙人系の逸話で「怪談新耳袋スペシャル」(2007年)にも登場するソレ系好きにはかなりツボる作品かと。

※本作は「怪談新耳袋 百物語 DVD BOX」にも収録されています。
(シリーズ第1話~第99話までを収めたDVD-BOX)

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