映画:怪談新耳袋 劇場版 幽霊マンション

「怪談新耳袋 劇場版 幽霊マンション」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

怪談新耳袋 劇場版 幽霊マンションの紹介:怪談蒐集家木原浩勝/中山市朗による実話怪談集「現代百物語『新耳袋』」(「新・耳・袋-あなたの隣の怖い話」)を原作としたホラードラマシリーズで、2005年公開の劇場版第2弾で初の長編作品。原作は実在する幽霊マンションの怪異を描いた「新耳袋 第6夜」収録の「居にまつわる二十の話」。ドラマ版でもお馴染みの吉田秋生監督と黒川芽衣が主演を務める他、主題歌も担当した。脚本は「ケータイ刑事 銭形シリーズ」の渡邉睦月。

怪談新耳袋 劇場版 幽霊マンションの主な出演者

301号室/大和愛実(あいみ/黒川芽以)、その父充(吹越満)、オーナーの娘=愛(前田綾花)、201号室/出雲高志(細田よしひこ)、母典子(伊佐山ひろ子)、父夕一(清水審大)、302号室/大黒真理子(滝沢涼子)、203号室/寿アケミ(根岸季衣)、ショウ(曽根英樹)、101号室:管理人/恵比寿(谷津勲)、妻シズ(安田洋子)、103号室/布袋(酒井健太郎)、妻雅美(英由佳)、向いの家の老婆(佐々木すみ江)など。

怪談新耳袋 劇場版 幽霊マンションのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①女子高生愛実と父親充が入居したマンションには午前0時の門限と30年前失踪したオーナーの娘『愛』の名を口にすると呪われ、一旦入居すれば新規入居者が無い限り解放されない決まり事があった。また充は、母親が死んで以来ライターという仕事への意欲を失い、家を失い酒に溺れ、愛実は度々愛の亡霊を目にする事に。②愛実親子と入れ違いで解放された大黒一家は廃人のようになり、管理人夫妻は愛の亡霊が呼び寄せた悪霊に苦悩していた。②布袋夫妻は呪いを恐れて失職して極貧となり、出雲一家の息子高志は愛実に想いを寄せるが父親が転勤に踏み切り呪殺される。④アケミが禁を侵して死にかけた事で、充は怪事を記事にしようと奮起するが、公表を恐れた住民たちは暴徒化し愛実親子に襲い掛かる…。

【起】– 怪談新耳袋 劇場版 幽霊マンションのあらすじ1

高校2年の大和愛実は、売れないフリーライターの父親充と2人暮らしで、それまで住んでいた家を手放し、帝王線貝塚駅近くのマンションの内見に行きます。

そのマンションは古くひどく老朽化していましたが、住み込みの老管理人恵比寿に泣きつかれ、入居する事に。ただその入口には境界線のようにロープが張られ、愛実は3階から見下ろす女子高生を目撃します。

入居の日。住民たちは総出で2人を大歓迎しますが、充はお節介だと文句を言い「俺に甲斐性が無いから」などとこぼして仕事もせず、酒を飲み始めます。

彼はかつて敏腕の雑誌記者で受賞経験もありますが、2年前に愛実の母親が交通事故死して以来、意欲を失い、家も手放す事となり、酒浸りの毎日を送っているのです。

一方住民はと言えば。

彼らと入れ違いで引っ越す大黒一家は、両親と幼い兄妹の4人家族でしたが、両親は暗く無口で子供は老人のように老け込み、去り際、母親の真理子は「私たちのせいじゃないから」と言い捨てます。

愛実は通路で拾った子供たちの人形を返しそびれてしまいます。

101号室の管理人恵比寿は、病弱な妻シズと2人暮らしで、愛実にそのマンションの決まり事、午前0時までに入口のロープの内側=マンションの敷地内に戻らなければならないと話します。また住民たちはみな「愛」という言葉や文字に異常に怯え、一切口にするなと言うのです。

充はそのどちらもくだらないと聞き流し、興味も無いようでした。

201号室の出雲一家は、両親と高校生の息子高志の3人家族で、高志は優しい好青年ですが、愛実が女子高生の事を聞いても、そんな住民はいないと言われます。

愛実はその後、同じ3階の端の部屋にその女子高生が入るのを見て挨拶に行きますが、返事は無く妙な空気を感じただけで終わります。

103号室の布袋は30代の夫婦で、203号室の寿アケミは水商売の年増女で、若い遊び人風のショウと同棲しています。

またマンションの向かいの家には老婆がいて、いつも猫を抱いてベランダで日向ぼっこをしています。

数日後。愛実は、転居した元住人大黒真理子と子供たちに人形を届けに行き、マンションでの奇妙な規則やあの女子高生の事を聞きます。

3人は愛実の学校近くの公園にいましたが、子供たちはただ手を繋いでブランコに座っているだけで、真理子はそれをぼんやりと見つめていたのです。

女子高生と聞いた真理子は途端に顔色を変え「あのマンション、呪われてるの」と呟き、ようやく全てを打ち明けます。

彼女は入居して間もなく当時の管理人山本から、門限の件に加え「お宅の娘の名はオーナーの娘と同じだから呼ぶな」と言われたのだとか。

また彼女も女子高生を見るようになり、深夜、息子の巧が見えないナニモノかに引きずられる怪現象が起き、早々に転居を考え始めた矢先、つい娘の愛の名を呼んでしまう事に。すると巧が豹変し、愛の首を絞め始めたのです。

巧は凄まじい力で愛の首を絞め、動揺した真理子が包丁で巧の腕を切り落とそうとした瞬間にようやく倒れ、気絶していた愛が白目を剥いて起き上がり、不気味な声で「2度と私の名を呼ぶな」と呟いたそうです。

「あそこは幽霊マンション…。オーナーの娘の霊が取り憑いてるの…」…

その娘こそが件の女子高生で、30年ほど前、帰宅途中に失踪したままなのだとか。彼女は寂しがり屋で様々な霊を呼び、午前0時の門限も戻らない住民に裏切られたと感じて取り殺すためで、事件後30年間に13家族が亡くなったそうです。

またその呪いから逃れる方法はただ一つ、新入居者が来るたび、古い順から解放されるというのです。

彼らが入居したのは十数年前で、真理子は最後に「…愛!」と娘の名を呼び、「あの子たち、もう中学生なのよ」と呟きます。

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