「恋するけだもの」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

恋するけだもの

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田中俊介（出演）,宇野祥平（出演）,上のしおり（出演）,木村知貴（出演）,細川佳央（出演）,白石晃士（Writer）,白石晃士（監督）,丸田順悟（プロデュー…

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価格・情報の取得：2022-12-29

画像引用元：YouTube / 恋するけだものトレーラー映像

2019年12月。栃木県足利市。

町はずれの廃材置き場のところに、猫の死骸があります。その死骸に向けて若い女性・尾神栞が小用を足していました。用を足したあと、唾も吐きかけます。

中年男性の「社長」が栞に、そんなところで用を足すなと声をかけました。栞はトイレが遠いからと言い返します。その場にはほかに、若い男・風見風太と中田宙也がいました。4人は仕事が終わって休憩をしています。

宙也は社長と栞、風太といっしょに働いていました。しかし新参者ということで、3人からいじめられています。このときも宙也は3人が話している横で、無言でパンを水で口に流し込んでいました。栞は風太と恋人同士です。

風太が社長や栞に、都市伝説の話を始めます。足利市で女装した男が出没するという話題が、いま取沙汰されていました。女装した男はひとけのない場所で、男性に声をかけるそうです。「電話を貸してくれまへんか」と関西弁で話しかけてきて、しつこく付きまとうのだそうです。相手から電話を取り上げて返そうとせず、相手の男性に付き合ってくれと交際を申し込み、断られると相手を殺すとのことでした。社長が風太に「告白にオッケーしたらどうなるのか」と質問しますが、風太はその場合のことを知りませんでした。面白そうだと社長は言います。

社長が「宙也も会ってみたいよな」と話を振りますが、宙也は「怖いので、会いたくないです」と答えました。「怖い」という単語に反応した社長は、自分たちと女装男、合計4人に怖い順で順位をつけろと言います。宙也はごまかそうとしますが、栞が宙也を蹴って答えろと強要します。

栞に加えて社長や風太も暴力を振るい始めたので、宙也は仕方なく順位をつけます。3位は風太、2位は女装の男、1位は社長だと言うと、社長は満足そうな笑みを浮かべました。対照的に最下位になった栞は「じゃ、私は怖くないのか」と言って宙也に暴力を振るいます。

宙也が栞に一方的に暴力を振るわれているのを見た風太が、「やり返せ」と命令しました。しかし宙也は「殴れません」と拒否します。栞に限らず他者に暴力は振るえないと宙也が言うので、社長は風太に「小便を飲ませろ」と命じました。風太も乗り気になって宙也に小便をかけますが、それでも宙也は無抵抗でした。宙也をいじめた3人は、満足してその場から去ろうとします。

3人が去ったあと小便をかけられて俯いた姿勢の宙也が、カクカクと妙な動きをしながら唸り始めます。宙也は二重人格でした。怒りを覚えると人格が変わって、「けだもの」の人格が表に出そうになりますが、そこへ栞が引き返してきたので宙也は元の人格に戻ります。

栞は宙也に暴力を振るったことを謝り、持っていたペットボトルの水を差しだして口をゆすげと言います。栞は風太や社長に合わせて宙也に暴力を振るっていると断り、このままだと社長たちに宙也が殺されそうだから、いっしょに逃げようと誘いました。宙也は栞の誘いを断りますが、栞は「くぼちか」というスナックで3時半に荷物を持って集合しようと一方的に言ってその場を去りました…。（映画タイトル）

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