「恐怖ノ黒電話」のネタバレあらすじと結末の感想

ホラー映画

恐怖ノ黒電話の紹介:2011年制作のイギリス映画。古い黒電話によって引き起こされる恐怖を描いている。マシュー・パークヒルが監督を務め、ラシェル・ルフェーブル主演で贈る作品。

予告動画

恐怖ノ黒電話の主な出演者

メアリー・キー(ラシェル・ルフェーブル)、ジョン・グイディ(スティーヴン・モイヤー)、ローズ・レイザー(ローナ・レイヴァー)、スティーヴン・キャンベル(エド・クイン)、ジョージ(ルイス・ガスマン)

恐怖ノ黒電話のネタバレあらすじ

【起】- 恐怖ノ黒電話のあらすじ1

メアリーは飼い犬のデクスターとナナフシと一緒に、新しいアパートに引っ越してきます。庭の手入れをしている同じアパートのジョージが荷物運びを手伝ってくれます。
メアリーは暴力夫のスティーヴンと離婚について話し合います。スティーヴンには接近禁止令が出されていて、彼は離婚届をまだ出していませんでした。
自宅に帰ってくると、スティーヴンは命令違反をして離婚届を直に持ってきます。彼は結婚式の時の写真を渡してきます。写真の後ろには、死ぬまで共にと書かれていました。
新しいアパートの部屋には、古い黒電話が備え付けられていました。ローズと名乗る女性が、ボビーはいるかと聞いてきます。越してきたばかりで知らないとメアリーは答えますが、再度電話がかかってきます。
今度はフランクの店で待ってるから伝えてとの内容でした。スティーヴンがやらせてるのかとメアリーは疑います。ローズは窓の外から、ボビーが立っているのを見たと証言してくるので、メアリーは会ったら伝えとくと電話を切ります。
メアリーは大学の講義に出席し、機械工学の数学のクラスに入ってしまいます。講師のジョンはクラスを間違えたのかもと考えて声をかけます。
疲れて電車で寝入ったメアリーは、声をかけてくる男の夢を見てしまい、ハッとなって目を覚まします。
自宅に帰ると、またもやローズから電話がかかってきます。ボビーのことは知らないと再度答え、彼に利用されてるだけだと言うと、ローズは泣き出してしまいます。
同情するけど彼はいないとメアリーが話すと、ローズから名前を聞かれて答えます。ローズはベトナム戦争から帰ってきたボビーに、求婚されたのと嬉しそうに話し出します。
メアリーが年齢を尋ねると、ローズは41歳だと答えます。ベトナム戦争は今から35~40年前のことなので、話がおかしいとメアリーは言います。
意地悪を言うのと、ローズは電話を切ります。電話番号の追跡は不可能で、メアリーは不気味に思います。
次の電話でローズは、1979年の9月4日だと話し、証拠として壁に何か残しておくからと確認して欲しいと言います。
メアリーは壁に何も書かれておらず、ベッドに入ることにします。しかし気になって、壁を剥がすことにします。すると中から赤いバラの絵が見つかります。信じられないメアリーは、次の電話で次の大統領がレーガンであることを話して切ります。
気になったメアリーは、ジョージから前に住んでいた人の話しを聞きます。スペイン人の夫婦がメアリーの部屋に住んでいて、その前の人は忘れたとジョージは答えます。
ローズからの電話がかかってきて、メアリーは話し相手が欲しいだけと言われます。不思議な気分になりながらも、彼女と友達のように話しをすることにします。
そしてメアリーが収納庫に行くと塞がっていました。黒電話が鳴って、ローズからボビーを殺したと聞きます。もう電話をしないでと、メアリーは電話線を抜きます。収納庫の中にボビーが埋まってるかもしれない状況です。

【承】- 恐怖ノ黒電話のあらすじ2

大学の講義で、メアリーはつい寝てしまいます。気づいて帰ることにし、車に向かうと男の姿があって驚きます。
大学に戻り、ジョンがいたので助けを求めます。ジョンが明かりを照らすと、写真に男の顔が映っていました。メアリーは違うと言います。
ジョンの両親はダイナーを経営していて、メアリーを連れて行きます。ジョンはメアリーと少し話しをします。メアリーがここに来た理由や、ジョンが連れてきたよく食べる彼女の話しをしたりします。
少し気が楽になったメアリーをジョンは家に送りとどけます。するとスティーヴンが訪ねてきて中に入ってきます。
警察に通報するかの緊迫した状態で、ジョンが上着を貸したままだったと取りに来ます。今忙しいからとメアリーが言わなかったことから、スティーヴンは帰ることにします。
ある日、ジョンはアパートの近くに寄って、ジョージの芝刈り機を直してあげます。メアリーが帰ってきて、今度どこか出かけようと誘います。
エアコンが壊れていたことから、メアリーは管理人に電話をします。しかし、携帯だと繋がりにくく、仕方なく黒電話を使います。修理に一週間はかかると言われてしまいます。
切った後に、直ぐ黒電話が鳴ります。避けられて怒っているローズからでした。ローズはメアリーと母を教会で見たと言ってきます。何事もないことを祈るようにと脅してきます。メアリーがアルバムをめくると、その写真に誰かが写っているのを発見してしまいます。
メアリーは再度ジョージについて前の住人のことを聞きます。79年のワールドチャンピオンがパイレーツだと、ジョージは覚えていました。それほど記憶力があるのに、前の住人のことを忘れているはずがないと思ったのです。
ジョージはローズという女性が住んでいたことを話します。ローズは暗い女性で、陸軍の男性と付き合っていて喧嘩をしていたそうです。最後は電話線を首に巻きつけ、天井から吊ってローズは死んだのです。
メアリーは福祉局に行きますが、死亡証明書がないこともあって、ローズを探し出せませんでした。ジョンにすべてを話して相談することにします。

【転】- 恐怖ノ黒電話のあらすじ3

ジョンはスティーヴンが仕組んだと初めは考えます。その後、収納庫の話しになって、川の流れに例えて事象を説明し始めます。
今回の事象はメアリーがローズと友達になったことで、別の川の流れができ、未来が変わってしまったと説きます。メアリーは変化が起こる前の過去を見たのです。
また、変化を起こしたメアリーだけが、過去を記憶している唯一の人物となります。収納庫を壊してみれば、死体が埋まっているか分かります。しかし、メアリーは止めておくことにします。
その後、メアリーはジョンと楽しく遊びますが、途中帽子を落としてしまいます。彼と別れて自宅に1人でいると、誰かがノックしてきます。
恐る恐る開けると、少し離れた場所に帽子が落ちていて拾います。家に戻ると、誰かがいる雰囲気がして包丁を持ちます。とりあえず安心したのか鍵を閉めて寝ることにします。外のヤシの木の下には、フードを被った誰かが立っていました。
眠っているメアリーの傍には、スティーヴンがいました。優しく手を頭に置いています。
黒電話が鳴って、メアリーは目を覚まします。ローズはメアリーの母に何かあったら困るでしょと脅してきて、メアリーはジョンの名前を教えてしまいます。
メアリーはローズと療養所であったと嘘をつきます。心を病んでいて、無口だったと説明します。ローズはからかってるのだと言い、メアリーは老人をからかって何が楽しいのと怒って切ります。
次の日、再度黒電話が鳴ります。メアリーは昨日の電話で、今日もローズに会いに行くと言ってました。ローズは何か変わった様子は無かったか聞きます。変わってないとメアリーが答えると、ローズは嘘であることが分かります。
そしてヤシの木の下を掘り返すように指示します。メアリーは躍起になって掘り返すと、一つの瓶がありました。中には手紙と、ローズのと思われる指が入ってました。
ジョンに相談すると、本物じゃないと言われます。黒電話がかかってきて、ジョンが出ることにします。ローズは自分のことをメアリーに喋ったジョージを見つけたと言います。メアリーは以前、ジョージから聞いたことを彼女に話していました。
そしてジョージの部屋を訪ねると、別の女性が赤ん坊と出てきます。前から住んでいて、ジョージのことなど知りませんでした。芝刈り機を直したジョンも忘れていて、メアリーだけが覚えていました。
心配するジョンは、メアリーに引っ越すべきとアドバイスします。今日は自分の家に泊まるように勧めます。ジョンがソファで寝ていると、メアリーは彼に近寄ります。そして2人は結ばれます。

【結】- 恐怖ノ黒電話のあらすじ4

メアリーは寝ていると、廊下で鳴る黒電話の夢を見ます。電話を取ろうとしても取れず、目から血を流してる女性と、自分の名を呼ぶ声がして目を覚まします。
そしてデクスターの散歩をした後、メアリーは荷物をまとめて実家に帰ることを考えつきます。散歩中にスティーヴンと出くわし、首を掴まれるハプニングに襲われます。その後、ジョンから大学で会おうと電話がきて向かいます。
しかし、いくらまっても彼はやってきませんでした。ダイナーに向かって、両親にジョンと話がしたいと言うと、墓地にいると説明されます。
ジョンのお墓には、1979年11月21日にここに眠ると書かれていました。メアリーは愕然と泣き出してしまいます。隣にお墓参りにきた老婆から、ジョンが行方不明だと聞かされます。
メアリーは自宅の収納庫を壊していきます。中からは殺されてミイラ化した遺体がありました。ジョージ、前の住人の夫婦、そして幼いジョンです。
ローズから電話がきて、今友達がいると言われます。その友達は幼いメアリーでした。丁度フライドチキンを作っていて、熱々の油が近くにあります。
メアリーは謝りますが、ローズは子供のメアリーに油をかけていきます。現在のメアリーは右半身の皮膚が爛れていきます。
それからメアリーは、ローズと仲の良いフリを続けることにします。ローズは上機嫌となります。
メアリーは過去の事件を探し、ボウリング場の火災事故を見つけます。パーティーがあると偽って、ローズをボウリング場に誘い出します。
これで死んだと思いますが、ローズから電話がかかってきます。ローズはバスに乗り遅れたらしく、運が良かったと言ってきます。近くには子供のメアリーの声が聞こえてきて、現在のメアリーは逃げるように伝えます。
ローズはお客が来るはずだよと言うと、窓を割って現在のローズが家に押し入ってきます。メアリーは冷蔵庫で扉を開かないようにして時間を稼ぎ、包丁を手に握ります。
つまづいてしまって、現在のメアリーは足に包丁が刺さります。自分で引き抜きますが、足をひこずっています。
現在のメアリーは、子供のメアリーに扉の窓を割って破片を拾うように指示します。そして襲ってくる過去のローズを刺すように指示します。
現在のローズが、現在のメアリーに襲い掛かってくると消えてしまいます。子供のメアリーが床に倒れてると泣きながら話してきます。お家に帰りなさいと、メアリーは子供の自分に言います。
メアリーがシャワーを浴びた後、スティーヴンが家に入ってきます。出ていくように言うとぶたれてしまいます。
メアリーの手には、ローズを殺した時と思われる傷が残っていました。メアリーは、スティーヴンに最後の警告をします。そして犯行が終わったのか、収納庫のレンガを積み上げていきます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画はタイムトラベルを取り入れたホラーです。その設定が他の作品との違いを明確にしていて、記憶に残りやすい映画となっています。
過去と未来を織り交ぜた作品であり、劇中で起きている内容が複雑で難解な印象も持ち合わせています。それだけに思考能力を問われる映画で、難しくも面白く仕上がっています。
難解な点の一つに、現在のメアリーを襲ってきたのは、タイムスリップしてきたローズか、それとも現在のローズなのかがあります。ローズが出てくる時間が短いので、よく見ると老婆でした。
41歳のローズがここまで老婆とは考えにくいことから、現在の死亡証明書の出てないローズかと思われます。もしくはボビーとの関係で、そこまで老け込んだのかもと考えられます。
気になるのは、ヤシの木の下に立っていたのが誰かです。ローズがタイムスリップしてないのなら、一体誰なのかと話になります。スティーヴンが盗聴でもしていたのかと混乱をしてきます。
あと難解なのは、最後にメアリーが病んでしまったかのような描写です。元から病んでいたのなら、未来が変わっていくのは不思議に思えてきます。それすらも妄想だったのなら話しは別ですが、確かなことが分かりません。
全体を通して、暗い雰囲気がホラーとミステリー要素を高めていて楽しめました。恋愛の面もちらほら見えて、何よりもメアリー役のラシェル・ルフェーブルの美しさに満足できた映画です。

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