「悪魔の毒々サーファー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

悪魔の毒々サーファーの紹介:1986年製作のアメリカ映画。無法者のサーファーたちに息子を殺された母親の復讐を描く。製作はロバート・ティネル、監督は本作品がデビューとなるピーター・ジョージ、脚本はジョー・アイル、撮影はロルフ・ケスターマン、音楽はジョン・マッカラムが担当。出演はゲイル・ニーリー、バリー・ブレナーほか。

悪魔の毒々サーファーの主な出演者

ゲイル・ニーリー:ママ・ワシントン バリー・ブレナー:アドルフ ドーン・ワイルドスミス:エヴァ マイケル・ソニー:メンゲレ トム・シェル:スメッグ

悪魔の毒々サーファーのネタバレあらすじ

【起】– 悪魔の毒々サーファーのあらすじ1

【近未来のカリフォルニア】

ビーチにサーフボードを持った若者たちは、みんな鉤十字のマークを身につけていました。その集団はサーフ・ナチスと呼ばれるメンバーで、彼らはビーチで集まっています…。(映画タイトル)

近未来のこと。アメリカ・カリフォルニアを未曾有の大地震が襲いました。マグニチュード8.6の巨大地震で、死者は8万人にものぼります。地震の影響で家屋倒壊や火災が相次ぎ、家を失ったひとがおおぜいいました。日常生活も送れなくなります。(注:映画が作られたのは1986年で、その当時の知識で考える近未来です)

この地で生まれ育ち老女となったエレノアことママ・ワシントンは、自分の家から立ち去りがたく思っていました。しかしインフラが崩壊しているので息子のリロイは「あきらめよう、母さん」と声をかけます。ママ・ワシントンはリロイの車に乗り、リロイは母を連れていきます。ママ・ワシントンもリロイも黒人です。

巨大地震の影響で、西海岸は無法地帯と化していました。警察はその機能を果たせず、海岸ではネオ・ナチスの一団「サーフ・ナチス」がカリフォルニア沿岸を支配するようになっています。彼らは鉤十字のマークを腕に描き、サーフボードを持って海岸で幅を利かせていました。

リーダーはアドルフという男で、ヒトラーに似たスタイルを貫いていました。メンバーはアドルフに心酔する女性・エヴァや、アドルフに反感を持ち始めているメンゲレ、片手が義手のフック、筋肉質なブルータス、まだ若いスメッグ、そのほかにも年端のいかない少年がおおぜいいます。

ママ・ワシントンはリロイに連れられて、スターダスト老人ホームの門を叩きます。リロイは母をそこにいる看護師・ウィザーズに頼みました。老人ホームには白人の老女ばかりでママ・ワシントンは目立ちますが、ママ・ワシントンは他の老女に賭け事を教えて老女らを味方につけます。

息子から小遣いの金を預かったウィザーズは、ママ・ワシントンの部屋に持ってきました。しかしママ・ワシントンの素行を感心せず「賭け事は禁止」と言いますが、ママ・ワシントンは全く聞かずに仲間とギャンブルします。

浜辺ではサーフ・ナチスがやりたい放題していました。老女のバッグを奪って金を巻き上げたあと、アドルフたちは「浜辺に遊びに来る人たちから金を取ろう」と計画します。

夜、サーフ・ナチスたちは焚き火を囲むと、悪だくみの話し合いに終始しました。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「悪魔の毒々サーファー」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×