映画:戦慄収容所

「戦慄収容所」のネタバレあらすじと結末

戦慄収容所の紹介:2014年製作のアメリカ映画。実在の収容所で起こった怪奇事件を映画化したスリラー。車で寝起きするガブリエルは、兄からの知らせで両親の遺品が入った貸倉庫の鍵を受け取る。倉庫は夜になると怪奇現象が起こり、入居者が姿を消していく場所だった。ガブリエルは真相を突き止めようとするが…。

あらすじ動画

戦慄収容所の主な出演者

ガブリエル・ヘインズ(ガブリエル・デ・サンティ)、ルーシー(バイ・リン)、サミラ(ブリー・エスリグ)、イゼベル・ザバラ(チェリー・ジメネズ)、トレース(ブランドン・ラトクリフ)

戦慄収容所のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ロサンゼルスの貸倉庫の鍵を兄からもらった弟・ガブリエル。ガブリエルは自分が里子だと知って情緒不安定になり、車で生活していた。両親の遺品が入った倉庫に行くが、黒い箱のみ開かないうえに、倉庫のオーナーの嫌がらせで閉じ込められる。 ②倉庫には母・イゼベルの悪霊が住みついていた。イゼベルは夫・デイヴィッドに赤ん坊を取り上げられ、殺されていた。倉庫の受付嬢のサミラと共にイゼベラを撃退したガブリエルはアリゾナへ逃げるが、イゼベラは健在で後を追う。

【起】- 戦慄収容所のあらすじ1

〝ロサンゼルスは全米一のホームレス都市である。
2014年の調査によると、約10万人に及ぶと推定されている。
その約5パーセントは、貸倉庫で暮らしている〟

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス。

巨大な貸倉庫にマットレスを搬入している男性が靴紐を結んでいると、裸の女性が近づいてきました。
「助けてほしいの」と言われた男性は、相好を崩して女性に近寄ります。
直後、にぶい音と共に、血しぶきがマットレスに散りました…。

…ガブリエル・ヘインズは車で寝起きする、若い男性です。
ガブリエルは里子でした。育ててもらった両親と血のつながりがないと知ったガブリエルは、情緒不安定となり、精神安定剤を服用しています。
家にも戻らなくなったガブリエルは、車で暮らしていました。

私書箱に兄から郵便物が届いていると気付いたガブリエルは、中にまだ平和だった頃の家族写真と、貸倉庫の鍵を見つけます。
兄に電話すると、「家族の思い出の品だよ」と言われたガブリエルは、倉庫に行くことにしました。

・ガブリエル…本当は車で寝起きしている。倉庫のオーナー男性・アーセンに繰り返し嫌がらせをされ、ついには倉庫に閉じ込められた。

・サミラ…倉庫の従業員の若い女性。赤毛の女性。雇用主であるアーセンには反感を持ちつつも、雇われているので従わざるを得ない。ガブリエルには親切で、好意を持っている。
・アーセン…貸倉庫のオーナー。倉庫は、父の代から受け継いだ。ケチだしうるさい。映画の中盤で、倉庫を施錠して帰る嫌がらせをし、惨劇を起こすのだが、本人にその自覚なし。

・カラ…倉庫の住人。新婚夫婦の妻の方。妊婦。夫はすぐに殺される。臨月間近。
・デヴォン…倉庫の住人の黒人中年女性。ぽっちゃり、水商売風。ハデな色のウィッグをつけており、その色は日ごとに変わる。霊感を持っており、イゼベルの絵を描いていた。
・ルーシー…倉庫の住人のアジア系中年女性。やせぎす、水商売風。デヴォンと親しい。クスリが大好き。
・トレース…倉庫の住人の若者。母と一緒に暮らしている。金を貯めて外で暮らすのが夢の、まだ10代っぽい青年。ガブリエルの力になる。
・老人(デイヴィッド)…ガブリエルの倉庫の近く(隣かも)の住人。口がきけず、タイプライターを打って声の代わりに伝える。実はガブリエルの父。
・イヴェット…倉庫の住人、若い金髪女性。
・ポーリナ…倉庫の住人、若い赤毛女性。イヴェットと仲良し。

・イゼベル・デボラ…!?

倉庫には、契約違反ではあるのですが、複数の住人が住んでいました。
オーナーのアーセンは朝9時に出勤し、倉庫の中で人を見つけると「賃貸契約違反だ」と言い、倉庫の中のものを横取りする人物です。がめついです。
住人はみんなそれを知っており、朝9時のチェックさえかわしていれば、あとは平然としていました。
また事務所は午後6時に、倉庫は午後9時に閉めることとなっていますが、サミラが合い鍵を渡しているため、みんな基本的には倉庫を閉めた後にも、出入りできるようになっています。
(アーセンが嫌がらせで「本締錠」で閉めてしまうまでは)

【承】- 戦慄収容所のあらすじ2

その倉庫には、住人以外にもこの世ならざる者が住みついていました。
美しい容貌で男性をひきずりこんでは殺す(冒頭のように)、イゼベル・デボラという女性です。
イゼベルは昔、お腹の子・ガブリエルを夫・デイヴィッドに盗まれ、殺害された過去がありました。
死にきれないイゼベルは、長い爪に黒い肌をして(黒人というわけではない、風呂に入っておらずよごれた感じ)、倉庫の中を徘徊します。

新婚夫婦の住む倉庫を襲ったイゼベルは、夫を殺害し、妻・カラを拘束していました。カラの大きなお腹を撫でては、ブードゥー教の儀式をします。

ガブリエルは貸倉庫に行き、案内してくれと言いました。
オーナーのアーセンはガブリエルの身なりを見て、倉庫の鍵を盗んできたのではないかと疑います。
倉庫を調べると、5年分前払いされており、問題がないことが発覚しました。ガブリエルも、兄からもらったと告げます。
644番の倉庫まで案内したアーセンは、中身が両親の遺品だと知ると「買ってやってもいいぜ」と言いました。ガブリエルはむっとします。
受付嬢のサミラは「あとで錠前を替えて渡す」と言いました。オーナーのアーセンがやりたい放題するので、錠前を替えておく必要があるのだそうです。
倉庫の見回りをしたアーセンは、149A(新婚夫婦)で歯を見つけるのですが、そのままガレージを閉めて、歯は自分のコレクションに加えました。
(アーセンは倉庫内で起きていることを、ある程度知っているっぽい。しかし何も行なわない)

ガブリエルは遺品を資源買取センターに持ち込み、一部を換金します。
ところが倉庫内には黒い箱があり、その箱は持ち出し不能でした。錠前もなく、開けられません。
小さなノコギリを調達して戻ったガブリエルは、箱を開けようとしますが、小さなノコギリだったので無理でした。
合い鍵を渡してくれたサミラには、あとでお礼のメモを残します。

閉店後も残ったガブリエルは、倉庫の中を歩き回りました。そこで、意外にも倉庫の住人が多いことを知ります。
老人が廊下でタイプライターを叩いていました。ガブリエルが話しかけると、老人は「出ていけ」という文字を示します。
倉庫に戻ったガブリエルは、そのまま朝を迎えました。起きると、8時46分です。
トレースという青年が「朝9時までには起きろよ」と警告したのですが、ガブリエルはそのまま姿を見せてしまい、オーナーのアーセンに見咎められました。
賃貸契約違反と言われ、錠前を取り替えろと、アーセンは従業員の女性・サミラに命令します。

サミラはしぶしぶ錠前を交換したついでに、倉庫に入って黒い箱を見つけました。
箱に錠がかかっているのを見つけ、持っていたペンチで開けます。
中を開くと、古い新聞記事がありました。『妊婦が行方不明、赤ん坊は発見』という記事です。
別の錠前を倉庫のガレージにつけたサミラですが、あとでガブリエルに協力することにします。

倉庫の住人のデヴォンとルーシーは、新たに倉庫の住人が加わった話題をしていました。ガブリエルのことです。

【転】- 戦慄収容所のあらすじ3

最近、新婚夫婦の姿を見ないという話をしていましたが、特に詮索はしませんでした。詮索しないことが、倉庫内での暗黙のルールであり、お互いに適度な距離を保つエチケットです。

大きいノコギリを持って倉庫に現れたガブリエルは、錠前が付け替えられていることを知り、落胆しました。
青年・トレースが「この倉庫は天井が金網でできている」とアドバイスします。つまり、脚立でのぼれば天井から行き来が可能なのです。
トレースが脚立も手配してくれました。ガブリエルはお礼に2ドル渡します。
倉庫の中に入ったガブリエルは、黒い箱が開いているのに気付きました(サミラが開けた)。
中を見て、新聞記事に目を通します。

錠前を変えたのにまだガブリエルがいることを知ったアーセンは、嫌がらせでわざとガブリエルを倉庫に入れたまま、本締錠で施錠しました。
本締錠で施錠したので、中から外へは誰も出られなくなります。
このことが惨劇を招くのですが、アーセンは何も知りません。

倉庫の中では、イヴェットとポーリナの女性コンビが、話をしていました。生理が1か月来ないとイヴェットが言い、ポーリナは妊娠を疑って検査薬を買いに行きます。
(ポーリナは施錠時に外へ出たので、トラブルに巻き込まれず)

デヴォンとルーシーはクスリにふけっていましたが、ルーシーがトイレに行きたがります。本締錠がかかっているのを知り、ルーシーは用を足せないと困りました。

…ガブリエルは、自分の本当の両親のことを知ります。
母イゼベル・ザバラはメキシコに住む、ブードゥー教徒でした。女性は子どもを生んで初めて完璧になると思っており、アメリカ人男性・デイヴィッドとの間に子を儲けます。
イゼベルは子どもだけ欲しかったのです。だから妊娠しただけで満足でした。
ところがイゼベルをアメリカに連れ帰りたがった夫・デイヴィッドは、イゼベルが別れたがっていることを知ると、湯船につかるイゼベルの頭を殴って気絶させ、赤ん坊を自分で取り上げると、ドライヤーを湯船に放ってイゼベルを殺害していました。
デイヴィッドもその後、行方不明になります。
赤ん坊だけ発見されたので、ガブリエルという名で里子に出され、ガブリエルは育ての両親の元で育ちました…。

閉店後にガブリエルの倉庫を訪れたサミラは、合い鍵を渡し、もうバレないようにと注意します。
ホームムービーを見つけたサミラは、見たがりました。
ガブリエルが再生すると、父・デイヴィッドが妊婦の母・イゼベルに容赦ない暴力を振るうシーンが出てきます。
停止ボタンを押し、気分の悪くなる映像を見せて申し訳ないと、ガブリエルはサミラに謝りました。

妊婦のカラは拘束を解き、逃げ始めました。
これがイゼベルの怒りを買います。イゼベルは以後、倉庫内にいる者を手当たり次第に殺し始めます。

【結】- 戦慄収容所のあらすじ4

ガブリエル、サミラのところへ、青年・トレースがやってきました。母がいないので探してくれと言われ、ガブリエルとサミラはトレースと一緒に、倉庫内を探し始めます。
デヴォンの部屋に行ったガブリエルは、デヴォンから「あの女を知っているか」と聞かれました。イゼベルという女性だと聞き、ガブリエルは自分の母だと気付きます。
デヴォンは紙に絵を描いており、それは映像で見た母そっくりでした。
出口が開かないと知ったガブリエルは、最上階から「トレースの母と出口」を探して行こうと提案します。サミラとトレースと共に、移動しました。

イゼベルは逃亡した妊婦を殺害し、さらに水商売の女性・ルーシーを殺害します。
トレースの母も殺されていました。
ガブリエルがトレースの母の遺体を見つけ、トレースに見せまいとしますが、トレースは見て嘆きます。
デヴォンがルーシーを探しに行き、血だまりを見つけました。血だまりの中にある服の端切れから、血がルーシーのものだとデヴォンは知ります。

ガブリエルは老人と会い、老人が首からさげているネックレスを見て問い詰めました。
その時に停電が起き、イゼベルの襲撃を受けます。
ガブリエルは気絶し、サミラとトレースは連れ去られました。
老人は部屋でガブリエルにペンダントを割り、ガブリエルに握らせます。
その瞬間、ガブリエルの頭の中に映像が広がりました。
両親の死の真相(夫・デイヴィッドが妊婦の妻・イゼベルを殴り、麻酔を打ってメスで切開して赤ん坊を取り上げたこと、その後、イゼベルはドライヤーで感電死したこと)を知ります。
目の前にいる老人こそが、父親・デイヴィッドだと知ったガブリエルは、「父親じゃない」と否定しました。
デイヴィッドは、イゼベルがお腹の子どもを探し続けていることをタイプライターで示し、「地下の通路を見つけろ」というヒントを与えます。
ガブリエルが立ち去った後、自分で首を切り裂いて自殺します。

デヴォンがイゼベルに会い、首を咬まれて死にました。
ガブリエルは合流した女性・イヴェットと共にサミラを探します。
地下室に移動したガブリエルは、セミラを見つけました。トレースは拉致されてすぐに、殺されています。
地下室なので、逃げ場はありません。

考えたガブリエルは、「ママ」と呼びかけました。
繰り返し呼びかけると、美しい姿の女性・イゼベルが現れます。
「私の子」と呼びかけたイゼベルは、ガブリエルの頭に十字を書き、幸福な家庭だったという記憶を植え付けようとしました。
そこを背後からサミラが襲い、イゼベルを感電させます。

…翌朝。
やってきた警察に対し、オーナーのアーセンは「ホームレスの仕業だろう」ととぼけていました。
ガブリエルとサミラは無事に逃げ、アリゾナ州へ向かうつもりです。ガブリエルが寝起きに使っていた車で、移動を始めました。
美しい姿になったイゼベルは、ヒッチハイクで車を止め、アリゾナ州へ向かい始めます…。

(メキシコで殺されたはずの両親が、なぜこの貸倉庫に住みついているのかは謎のまま。
どうやらイゼベルは悪霊なのだということは理解できるが、感電で撃退できたのも謎。
細部にわたっての詰めがないストーリー)

みんなの感想

ライターの感想

うーん。いろんな意味で微妙~な作品。ノコギリ関係ないんか~!
まず登場人物の名前が判らない。アメリカサイトで確認した。
けっこう人が出てくる割には、たいした活躍もせずイゼベルにやられっぱなし。
こんだけの惨劇が起きたのに、貸倉庫に現れた警察官はあせる感じもなく、アーセンも同様。
遺品とともにイゼベルは貸倉庫に住みついた?
なぜ老人デイヴィッドはここに住みついてるの?
謎なものが謎なまま終わってしまった。

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