「戦慄病棟」のネタバレあらすじと結末の感想

ホラー映画

戦慄病棟の紹介:2015年製作のアメリカ映画。悪魔祓いの人体実験などを繰り返し、多くの死者を出した元精神病院に集まり、遊び半分で交霊会を始めたパトリックたちは、本当に悪魔を呼び起こしてしまう…。

予告動画

戦慄病棟の主な出演者

パトリック(ケリー・ブラッツ)、レイン(ブリタニー・カラン)、ブラッド(ブレット・ディーア)、アンバー(ゲイジ・ゴライトリー)、ノウルズ(ニック・ニコテラ)、ドリュー(ニック・ノーデラ)、ロリー(マイケル・オームズビー)、グリア(ケヴィン・チャップマン)、チャールズ・コンウェイ神父(スティーヴン・ラング)

戦慄病棟のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①廃墟と化したエクセター児童院でパーティーをした若者7人が居残り、空中浮遊の儀式を行なったことから悪霊を呼んだ。悪霊はロリーに憑き、病院は閉鎖されてパニックに。 ②メンバーのひとりの女性・レインが黒幕。父である神父を殺すのが目的。パトリックとロリーの兄弟はレインを撃退したが、レインは生きている模様。 ③生き残ったのはパトリックとロリー兄弟(と、悪霊レイン)。死ぬ順番「1.グリア(操られて猟銃自殺)」「2.ドリュー(舌抜かれて下敷き)」「3.アンバー(ハブラシ両目に刺され消火器かけられ酸素ボンベでフルボッコ)」「4.ブラッド(まさかの、自分で転倒ツルハシ刺さる)」「5.ノウルズ(草刈りがまで顔右半分刈られ、トンカチでボッコ)」「6.コンウェイ神父(灯油に火つけられ炎上)」

【起】- 戦慄病棟のあらすじ1

エクセター児童院が設立された当初の目的は、知的障害児や精神障害児を教育し、社会に送り出すというものでした。
1916年の創立以来、入院児童は急激に増加し、それに伴って子どもたちの虐待や放置が蔓延します。まるで刑務所のような状態でした。
子どもが死ぬという悲劇も日常的に起き、児童院では施設内に墓地を作って埋葬し、土地が不足すると火葬場を建てました。
本来救われるために入院したはずの子どもたちが、見捨てられて、殺されていたのです。
ある時その病院で火災が発生し、それがもとで病院の内部事情が外部に洩れます。
重大な人権侵害により、施設は1970年代の後半に閉鎖されましたが、現在でもなお、噂では施設内に子どもたちの幽霊がさまよっているとのことでした。
…今は廃墟と化した元精神病院は、教会のすぐそばにあり、教会のチャールズ・コンウェイ神父が廃墟の管理をしていました。
ボランティアで働く高校生のパトリックは、コンウェイ神父に全幅の信頼を寄せられています。コンウェイ神父はパトリックに、州立大学への受験を勧めましたが、パトリックは進学するつもりはありません。
ある日、パトリックの友人男性・ドリューが「パーティーしようぜ」と言い出しました。最初はドリューは「スリラー映画見ようか」と言っていたのですが、話題が廃墟の精神病院になって、そこでパーティーをしようとドリューが言います。
パトリックは必死で止めたのですが、ドリューがSNSで呼びかけて、その夜、あっという間に廃墟は若者たちでいっぱいになりました。
あちこちでダンスを踊ったり、薬物らしきものを摂取したり、タバコを吸ったり、酒を飲んだり、バカ騒ぎが始まります。
パトリックはハラハラしますが、一夜明けるとパーティーは大きな事件に発展することもなく普通に終わり、残ったのはごく一部の人だけでした。
・パトリック…真面目な青年、コンウェイ神父に気に入られている
・ドリュー…パトリックの悪友、金髪のヒゲ生やした青年
・ロリー…パトリックの弟、10代半ば、華奢な男の子
・ノウルズ…眼鏡をかけたぽっちゃり青年
・ブラッド…男前を気取っている青年
・アンバー…金髪のカールをかけたロングヘアの女性
・レイン…黒髪の美少女
ロリーを除き、みな18歳~19歳ほどの若者です。パトリックは初対面のレインに惹かれました。レインはこの地域に住んでいないのですが、家族に会いにやってきたそうです。
ノウルズが持っていたiPADで、この精神病院についてアップされている動画をチェックしました。
するとニュースで「エクセター児童院では、悪魔祓いまがいの体罰も行なわれていた」「患者は行方不明で、電気ショック療法の痕跡があり」「神父は『ロックと黒魔術』が火事の原因だと述べた」という情報が得られました。いずれもパトリックの知らないことでした。
悪魔祓いについての話から、空中浮遊の話になり、ノウルズが「信念は肉体に宿るから、空中浮遊も不可能ではないかも」と言い出します。
全員で試してみようということになり、パトリックの弟・ロリーが被験体になりました。
空中浮遊の儀式もすべて、ネットに記載されている情報どおりにやってみます。

【承】- 戦慄病棟のあらすじ2

ロリーを中心に残り6人が取り囲み、人差し指と中指をクロスさせて目を閉じ、ロリーの身体に指を差し込んで息をゆっくり吐きます。
全員が念じながら息を吸って吐くと、ロリーは一瞬ですが、本当に浮きました。みんなも吃驚しますが、浮いたロリーがいちばん驚きます。
チビッただろうと指摘され(図星の模様)、ロリーは怒ってその場を立ち去りました。パトリックはレインと一緒に、ロリーを探します。
ロリーはバスルームにいました。しかし目が赤くなり、暴れた直後に痙攣を起こします。瞳孔が開いて白目になりました。額には三日月のマークが浮き出ています。
驚いたパトリックは、ロリーに悪魔が憑いたと思います。レインの助言で悪魔祓いをしてもらおうとコンウェイ神父に電話しますが、留守電なので「廃墟の精神病院に来てくれ」とメッセージを残しました。
そしてロリーをベッドに拘束します。ロリーは気絶したままその場に置かれ、レインとパトリックは他の人たちを呼ぼうと移動しました。
病院の近所に住んでいる中年男性のグリアが、廃墟に人がいると気づき、猟銃を持って乗り込みます。時々廃墟に忍び込んで悪さをする輩がいるので、撃退するつもりで来たようでした。
物音を聞きつけたグリアは2階へ移動し、拘束されたロリーを見つけます。拘束を解こうとしたグリアは、ロリーに首を噛みつかれました。
その後グリアはよろよろと一同の前に現れます。ちょうどパトリックとレインが呼びかけて、残りのメンバーがロリーのところに行く前に出てきたグリアは、猟銃で自分の頭を吹き飛ばしました。
みんなはパニックに陥ります。女性・アンバーとブラッドは車でその場を去ろうとし、留守電を聞いてやってきたコンウェイ神父を轢きました。
コンウェイ神父の遺体を前に、殺人罪で投獄されたくないブラッドは悩みます。
遺体の歯を抜き、全身を細かく切り分けて酸で溶かし、ミキサーでペースト状にして瓶に詰めて、町のごみ箱に捨てれば露見しないかと考えたブラッドは、遺体を倉庫に隠して一度廃墟に戻ります。
ロリーはまだベッドに繋がれたままですが、やっぱり悪魔に憑かれているようで、変な状態でした。
レインは廃墟を捜索し、資料を見つけます。そこには「デヴォン・ライアー」という14歳の少女の資料がありました。パトリックも見ます。
デヴォンは数か所の施設を脱走した後、エクセター児童院に収容されました。とても凶暴で病的虚言者で、反社会的な行動がありました。
デヴォンという少女の写真には、額に三日月のマークがついています。そして、デヴォンの治療に当たったのはコンウェイ神父でした。
ビデオを再生すると「デヴォンは人々を操る能力が非常に優れていて、奇妙な行動や、時に暴力行為をさせていた。椅子が飛んだり、患者が引き飛んだりしていた」「監禁すると、能力が強くなった」と取材に応じた人物が喋っていました。
デヴォンの喋った意味不明の音声を逆再生すると「ここは火事になる」と言っていました。
ビデオを見た次の瞬間、廃墟のすべての扉と窓が閉まり、施錠されます。全員パニックになりました。
出られる場所はないか探した一同は、ロリーがいつのまにか姿を消したことに気づきます。ロリーは天井に張り付いていました。それまで悪魔説を信じなかったブラッドも、悪霊だと信じます。

【転】- 戦慄病棟のあらすじ3

除霊をしろと言い、大騒ぎです。誰かが「心臓に杭を打て」と言って別の者に「それは吸血鬼」と指摘されました。
「悪魔祓いだ、『エクソシスト』のメリン神父だ」といい、悪魔祓いの方法をノウルズがネットで調べます。
やたら能天気なサイトに、悪魔祓いの方法が記されていました。マシュマロを食べさせろと書いています。
ほかにも聖水が必要だと知った一同は「普通の水道水じゃ駄目なのか」と言います。ブラッドは「コンウェイ神父なら持っているかもしれない」と考え、遺体を隠した倉庫に戻りました。
コンウェイ神父の遺体は消えていました。しかしバッグは残っており、聖水が発見されます。
ノウルズが悪魔祓いの方法を読みあげながら、あとのメンバーでロリーを押さえつけ、見よう見まねで悪魔祓いの儀式をします。
館全体が揺れ、ロリーはえびぞり状態になり、ろうそくは消えますが、悪魔祓いは成功したのかロリーはおとなしくなりました。
ドリューが馬乗りになってビンタをし、ロリーを起こします。ロリーは目を覚ましますがまだ悪魔は憑いており、ノウルズがスプーンで刺され、兄・パトリックも襲われそうになりました。
ロリーはやっぱり拘束されたままになりました。ロリーが唸ると、地下のパソコンからロックの曲が流れ、天井に血文字で「私に聞け」と出てきます。
悪魔ではなく、悪霊なのではないかとレインが言い、今度は降霊術を始めます。
アルファベットを手書きで書き、コップを使ってウィジャボード(洋風こっくりさん)をしてみると、名前はデヴォンと名乗りました。
ここで何かあったかと聞くと「イエス」と答えます。
どこなのかと聞くと「箱」と答えました。あとは「見つけて」「助けて」という文字がなぞられます。
ベッドが動きロリーが空中浮遊をした後、正気に戻りましたが、今度はアンバーが乗り移られたらしく、襲って来て暴れて噛みまくります。ノウルズはまた脇腹を刺されました(太っちょなのでさほどダメージ受けてない)。
パトリックが洗剤をかけて撃退しますが、ドリューが舌を抜かれて下敷きになり、死にます。
ブラッドが姿を消しました。ノウルズとロリーが部屋に残り、パトリックとレインがブラッドと箱を探しました。アンバーは四つん這いでシャーッと言いながら館を歩いています。
ロッカーに隠れてアンバーをやりすごしたパトリックとレインは、ロッカーをどかすとそこに謎の扉を見つけました。開けてみると秘密の部屋があり、デヴォンと三日月マークが描かれています。
部屋に箱は1つしかなく、十字架のかかった箱の十字架部分に、パトリックと神父のツーショット、女性と神父のツーショット写真がありました。
デヴォンはコンウェイ神父の隠し子ではないかとレインが言いますが、パトリックは否定します。というのも、もしそれが教区民に知れると神父は信頼を失いますから、仮に子どもだったとしても引き取る意味がないからです。
女性とコンウェイ神父のツーショット写真の裏には「ここに助けを求めて来た。私の血は神父様のもの。もうイジメないで、コンウェイ神父様」と書かれていました。パトリックは否定しましたが、デヴォンが神父の子ども説が濃厚になります。
アンバーはブリッジしながら移動していました。ロリーは知らぬ間に連れ去られ、ノウルズは斧を持って移動します。

【結】- 戦慄病棟のあらすじ4

パトリックとレインは病室に移動しました。レインは通風口に入って出口を探します。出口はありましたが、格子で塞がれていました。ねじまわしが必要です。
パトリックは部屋の見回りをしていて、バスタブが大量にある部屋を見つけました。そこでアンバーに襲われますが、レインに助けられたパトリックは、ハブラシをアンバーの両目に刺し、消火器の泡をかけ、それでもまだアンバーが襲ってくるので、酸素ボンベでボコボコに殴ります。アンバーは死にました。
ブラッドはその頃、配電盤エリアにいました。轢いたはずのコンウェイ神父と会い、動揺したブラッドは転倒し、ツルハシが腹に刺さって死にました。
ノウルズは三日月マークが「召喚のサイン」だとネットで調べて知りますが、ノウルズも何かに憑かれます。
パトリックを襲ったノウルズは草刈りがまで顔の右半分を削り取られますが、それでもまだ生きていました。落ちた方の顔の目も、ぎょろっと動きます。
トンカチと斧で撃退し、ノウルズは死にます。
パトリックとレインは草刈りがまを持ってロリーを探しました。ある部屋で大きな箱がかすかに動いており、開くとずだ袋に入れられたロリーが見つかりました。
ロリーは「コンウェイ神父が『守るためだ』と言って箱に入れた」と言います。
コンウェイ神父は黙示録や再臨の話をしていたと、ロリーは言いました。虐待された人々の霊が呼び起こされて、恨みを晴らしていた…つまりは生きている人間が裏で手引きをしていたのだ…そういったことを神父は言っていたとロリーは告げます。
デヴォンは死んでいないのだと、パトリックは勘付きました。と同時に、コンウェイ神父も何らかの形で関与していると思います。
制御室に行ったパトリック、レイン、ロリーは、ロックを解除しました。これで建物の外に出られます。
しかしコンウェイ神父が現れ、レインが捕まりました。レインは神父の股間を蹴り、逃げます。パトリックは弟・ロリーを先に逃がしました。
コンウェイ神父はレインを追いかけ、ナイフで足を刺します。レインは逃げながら神父に灯油をかけました。鉄パイプで格子越しに神父に腹を刺され、レインは死にます。
自分がずっと尊敬していたコンウェイ神父がレインを殺したのを見て、パトリックはショックを受けました。神父は「君を守るためにしたんだ」と言うと、祈りを捧げます。
パトリックはライターを出し、コンウェイ神父に火をつけました。神父は火だるまになり、息絶えます。
レインの死体に近づいたパトリックは、レインが落とした数珠から、デヴォンという名だと知ります。
デヴォンの父はコンウェイ神父でした。神父に捨てられた母は自殺し、デヴォン(レイン)は13歳の時に児童院に来ましたが、神父は監禁します。レインは生き延びて虐待された人の霊を呼び起こしました。
自分が殺すよりも、可愛がっているパトリックに殺された方が精神的ダメージが大きいだろうと考えたレインは、パトリックに殺させたのです。
レインは巨大ばさみでパトリックを襲いますが、外からロリーが「うそつき」と言って気がそれ、その隙にパトリックがナイフでレインの首を切ります。
さらにパトリックは耕耘機をレインに当てました。ロリーが駆け付けて巨大ばさみをレインの腹に刺し、2人がかりで箱にレインを詰めて鎖を巻き、逃げます。
廃墟の病院は炎に包まれました。
(エンド後)警察の実況見分。箱は開いている。

みんなの感想

ライターの感想

パッケージの「退院したい! 退院したぁぁぁぁい!!」が、なんかB級っぽいかおり。
確かに…うーん、サービス精神はあるんだが、見終わってけっきょくレインことデヴォンが生きてたのかが謎。
劇中では「生きた者の仕業」と言われているんだけど、そうすると年齢が合わないんだよね。やっぱレインは死んでるんだろうか。このへんは謎のまま。
いちばんインパクトがあったのは、ノウルズの「顔半分、鎌でざくっとやられたのに、まだ生きてる」「落ちたほうの顔の目もぎょろっ」。
次は…あ、ブラッドね。まさか自滅するとは…。
サービス精神は旺盛、しかもけっこうスプラッタ。ただ、突き詰めるとアラが多い作品。

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