映画:拷問男

「拷問男」のネタバレあらすじと結末

拷問男の紹介:2012年製作のオーストラリア映画。想像を絶する拷問描写を通して、社会の闇を描いたスプラッターホラー。幼い娘を殺され、復讐を誓ったシングルファーザーのデレクは犯人を見つけ出し、自宅に監禁する。凄惨な拷問で犯人に苦痛を与えていくうちに、デレクの残忍な本性が現れ…。

あらすじ動画

拷問男の主な出演者

ジョージア(ビル・ベイカー)、デレク(マイケル・トムソン)、ステイシー(アリーラ・ジャクエス)、シアン(ホーリー・フィリップス)、コリン(ショーン・ガノン)、タニア(レベッカ・プリント)、トミー(クイスチャン・ラッドフォード)、ハリス刑事(ダレル・プラムリッジ)

拷問男のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①6歳の娘・ジョージアを殺されたデレクは、犯人が弟・トミーだと警察よりも先に知る。デレクは復讐のため、トミーを監禁。 ②デレクは淡々と、地下室でトミーに拷問を加える。やがて警察に知れたデレクは、トミーを殺害せずに出頭した。

【起】- 拷問男のあらすじ1

拷問男のシーン1 オーストラリア。

妻のステイシーが、病室でお産をします。
夫のデレクはハラハラしながら、お産に立ち合っていました。
心配したデレクはステイシーの頭を撫でようとしますが、痛みでそれどころではないステイシーは、「息んでるんだから、触らないで!」と拒否します。

やがて、女児が元気な泣き声をあげながら生まれました。ステイシーも無事です。
デレクはほっとしました。デレクの両親や弟も駆け付けます…。


…6年後。

女児はジョージアと名付けられ、すくすくと育ちました。
ところがデレクとステイシーの結婚生活はうまくいかず、ふたりは離婚しています。

現在は、ジョージアは母・ステイシーのもとで育てられており、ときどきデレクが引き取って、父娘の貴重な時間を過ごしていました。
ジョージアの6歳の誕生日を、デレクは楽しく過ごさせようと思い、ピエロ道化の扮装をしたタニアを呼びます。


現在のデレクはコリンという男性と、サーフィンボード関連の会社を経営しています。
従業員にはデレクの弟・トミーもいました。しかしトミーの勤務態度はよくなく、遅刻ばかりしています。

弟のトミーには、写真家の恋人女性・シアンがいます。
離婚したデレクは、独身のままでした。
たまには女性とデートしたほうがいいと考えたトミーは、デレクの娘・ジョージアをシアンと共に預かり、兄をデートへ行かせます。


週明け、ジョージアを元妻・ステイシーのところへ戻したデレクは、あとでステイシーに注意されます。
ジョージアを預かったシアンから吹き込まれ、ジョージアは父親が女性とベッドインしたことを、発言の意味も知らず口にしていたのです。
ステイシーから聞かされたデレクは、トミーに怒りますが、あとの祭りでした。

またこの日、もうひとつ弟のトミーにとって、つらいことがあります。
トミーは兄・デレクの会社から、クビを言い渡されたのです。
トミーに遅刻が多いことが解雇の理由ですが、トミーは落胆します…。


翌日。
ステイシーの家から、ジョージアがいなくなります。
知らせを受けたデレクは、すぐさま駆け付けました。
すでに通報を受けた警察が、ステイシーの家の中を捜索しています。

ステイシーの家の台所の窓は、壊れていました。
ステイシーはそれを放置したままでいたので、関係者の非難の目を浴びます。

【承】- 拷問男のあらすじ2

拷問男のシーン2 午後10時から明朝4時までのあいだにさらわれたと、犯行の時間帯が絞られました。
ハリス刑事は嵐が近づいていることも告げ、6歳の少女・ジョージアを探してくれと、付近の住民へ告げます。

一般人も加わって、付近の大捜索が始まりました。
警察無線に、該当するような少女が釣り場で見つかったという知らせが入り、デレクはそれを聞きます。
喜んだデレクは、すぐにステイシーに電話をかけて、知らせました。
デレクもステイシーも、笑顔で釣り場へ向かいます。


しかし…ジョージアは変わり果てた姿で発見されていました。
それを知ったデレクは嘆きます。
葬儀の後、デレクは妻のステイシーに、窓を直せと何度も注意したことをあげ、責めました…。


〔6カ月後〕

6歳の娘・ジョージアを亡くした悲しみから、デレクはまだ立ち直れていませんでした。
いちにちじゅう家にこもり、めそめそしています。

共同経営者のコリンは、よき理解者でした。
デレクのところを訪問し、子どもの遺族会へ顔を出せとアドバイスします。

ジョージアを殺した犯人は、まだ捕まっていませんでした。
有力な情報もあがってきておらず、デレクは警察に、落胆の色を隠せずにいます。

ハリス刑事からデレクに電話がありました。有力な目撃情報が入ったのです。
犯人は30代前半の男で、午前3時ごろにステイシーの家に忍び込んでいました。
似顔絵も作成中で、できあがり次第、デレクに渡す…とハリス刑事は言ったのですが、いままで有力な手がかりがなかっただけに、デレクは期待せず、聞き流します。


ジョージアの死後、会っていない弟のトミーのところへ行ったデレクは、トミーの家に隠しカメラがいくつもあると気づきました。
隠し撮りをしている悪趣味に眉をひそめたデレクですが、弟のパソコンをいじっていた際に、デレクはトミーの書いたノートを見つけます。
気になったデレクは、そのノートを家へ持ち帰りました。

帰宅してデレクが読むと、トミーのノートには、トミーが過去に殺害した少年少女の記録が、克明に綴られていました。
ベンという少年をはじめ、複数の少年少女を、お仕置きと称していたぶっていたことが、書かれています。

【転】- 拷問男のあらすじ3

拷問男のシーン3 そのなかに、娘のジョージアのことが記載されているのを知ったデレクは、犯人が弟のトミーだったと知り、憤ります。
同時に、トミーを同じ目に遭わせようと復讐を誓いました。


1週間ほど仕事を休むと宣言し、デレクは自宅の地下室を、拷問部屋に作り変えます。
歯科医のもとへ行き、人間がどれほど痛みに耐えられるか、気絶したときにどうするかなど、訊きました。
徹底的な研究をしたあと、トミーのもとを訪問したデレクは、トミーに薬を盛って眠らせて拉致します。

目覚めたトミーは、デレクの地下室のビリヤード台に、あおむけで固定されていると知ります。
両手両足は刃物で台にピン止めされ、気管を切開してストローが刺されていました。
気管切開は、大きな声が出ないようにするという、デレクの目的がありました。ストローをふさぐと、声が聞こえるようになります。

デレクはトミーに罪を白状するか聞き、手始めに胸横に傷を作りました。
直後に、止血だと言って傷跡をバーナーであぶります。

トミーはジョージア殺害を認めました。
殺害の動機は「兄のデレクが、自分をクビにしたから」という単純なものです。
兄のデレクがかばってくれることなく、共同経営者のコリンといっしょになってクビを言い渡したことに腹を立て、トミーは幼い姪・ジョージアを腹いせに殺害していました。

トミーは犯行を自供しますが、デレクは解放しませんでした。
ジョージアが6歳で死んだので、6日間、徹底的に拷問をすると言います…。


トミーの額に万力(まんりき 固定して締め付ける道具)をつけたデレクは、額を締め付けました。
死なない、殺さない、痛みを与えるというのが、デレクの目的です。
また拷問をしたあと、デレクはわざとトミーを放置しておきました。

デレクはトミーのノートを読み、過去に行なわれた拷問と同じことを、再現しようとします。
左手の指を2本切断し、止血のためのワックスをかけているときに、デレクは母親からの電話を受けました。
両親が会いにきたときも、デレクは地下室にトミーを監禁していることを漏らさず、平静を装います。

【結】- 拷問男のあらすじ4

拷問男のシーン2 12年前にアリソン・カーニーという女性を殺した犯人が、刑務所でされた拷問方法を、デレクはトミーに試みました。
それは、鉄パイプを尻の穴に入れ、有刺鉄線をパイプから突っ込むというものです。
鉄パイプを抜けば、腸に有刺鉄線が突き刺さる…というものでした。
デレクは容赦なく、トミーに拷問を加えます。


デレクのところへハリス刑事が訪問しますが、デレクは居留守を使いました。
ハリス刑事はコリンのところへ行き、似顔絵を見せます。
似顔絵は、デレクの弟・トミーそっくりでした。
ハリス刑事も確信していましたが、コリンも同意します。

膝を砕く膝分裂器をトミーに使ったデレクは、中座した時にそれでもトミーが逃げようとしたと知り、あきれます。
右手を切断してやろうと言い、実行しかけた時に、ハリス刑事たちがやってきました。
拷問を中断し、デレクは応対します。
似顔絵を見せられたデレクは、弟の行方を聞かれても分からないと答えます。


刑事たちを帰したデレクは、トミーのノートに書かれていた殺人事件のうち、遺体が見つかっていないものを警察に知らせようと考えました。
拷問して遺体を隠した場所を聞き出したデレクは、警察に通報します。
「ケルシー・テイラーの遺体は、ブルース・ハイウェイ沿いの古いサトウキビ畑の小屋の裏の、鉄くずの下に埋められている」
匿名で通報し、デレクは知らせました。

口に木片を噛ませ、トミーの歯を抜いていったデレクは、右手も切断し、切断面をバーナーで止血します。
コリンがやってきたので、デレクは地下室へ案内し、トミーを見せました。
おどろいたコリンは、ハリス刑事に連絡を入れ、トミーがデレクの家の地下室に監禁されていることを知らせます。


デレクはそのあいだ、植木ばさみを振りかざしますが、けっきょくトミーを殺すことはありませんでした。
「殺人犯はひとりで充分だ」
トミーを殺害してしまうと、トミーと同じ殺人犯になりさがると気づいたデレクは、拷問をやめてハリス刑事に素直に捕まります。
デレクは逮捕され、トミーは生きたまま地下室から収容されました。
(トミーは回復後、改めて逮捕されるだろう)

ハリス刑事に付き添われ、パトカーに乗り込もうとしたデレクは、娘・ジョージアの幻影を見た気がします。
娘の復讐をしても、デレクの気持ちは全く晴れませんでした。

みんなの感想

ライターの感想

DVDのジャケットは、なんだか『ムカデ人間』のパロディみたいな感じ。
映画のタイトルも、すごくおおざっぱなもの。
しかし映画の中身は本当に、社会風刺に満ちたもの。
拷問シーンは描写が悪趣味。グロに耐性があったとしても、正直、気分が悪かった。
相当なものなので、楽しめるひとしか見られないと思う(私は正視に耐えられず)。
復讐せず敢えて生かしたまま…というラストは、グッド。この終わり方はよかった。
  • 癒兎~ゆう~さんの感想

    痛みを与えて、与えずづけて、死なせない。
    趣味の悪いサイコパスが考えそうな拷問方法ですね…
    最後まで見たけど、非常に気分が悪かったです。
    パッケージの雑さからは想像できないような恐ろしい内容にとてもびっくりしました。

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